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2009-09-27

新潮社「yomyom」12号の『十二国記』新作

もぉ欣喜雀躍です。
新潮社「yomyom」12号(9月26日発売)、昨日さっそくget!

小野不由美さん作 「十二国記」 の新作「落照の獄」が掲載されると各所で目にしてから、指折り数えて待っていました。

         ↓

http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/info.html


さすがでございます。
ああ、待った甲斐があったというものです。

前作「丕緒の鳥」に対する私の勝手なイメージは “曙光”でした。
で、今度は “落照” と聞いた時には、いったいどこの国を舞台に?いつの時代?と楽しみでした。

貪るように読みたいのを我慢して、昨日ゆっくり味わうように読みました。
小野さんの文章は、美しく静かでありながら、胸の奥にドンと楔を打込まれるようです。
しばらくは自分の中で反芻したい…。
たぶん、半年くらいは反芻するかも?
小野主上、是非、長編もお願いいたします…。

このシリーズに出会って、10年以上経ちます。
緻密で骨太な世界観(そして恋愛要素がほぼゼロ←私にはココもツボだった)と厚みのある登場人物の造形、硬質な美しさを持つ文章など、本当に魅力的で、一時はディープにハマッていました。
今は細く長く穏やかに愛しています。
(鷲津のことも、そう言える日が来るのでしょうか。)

薄っぺらで生っちょろい昨今の小説モドキにはウンザリだ!とお嘆きの方に是非ともお奨めしたい!
オトナの男性読者からの熱いリクエストに応えてイラスト無しver.が講談社文庫からも出ていますので、通勤にも持ち易いかと。
(でも、山田画伯の美麗イラストが魅力大!ですけどね。美男美女ざっくざくだし。)
古代中国の演義もの(三国志や水滸伝)に慣れた方には、特に馴染みやすいと思います。
腹にガツンと来る深くて極太なストーリー、格好いい男女が目白押しの異世界が待っています。

もともとはティーン向けのライトノベルとして書かれたそうなのですが、決してライトじゃない…むしろ容赦なくヘヴィでビター。
あ、ほのぼの、爽やか、らぶりぃ、もあり。
確かに、このシリーズを十代で読んだら、絶対に糧になるはず。
(私は相当オトナになって出会いましたが。)
色々な要素がいっぱい詰まっているけれど、自分で立つこと、そして他者と共に立つこと、自分を貫くこととそれに伴う責任と覚悟、が通底していると思います。

中学生の劉一華に読ませてあげたかったbearing…(夢見すぎ…)

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