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2009-10-03

映画「ハゲタカ」感想(願望含有率高し)④ A chainless soul

願望率が高いぼんやり感想、これで一区切りのつもりです。
願望濃度MAX、夢を見過ぎです。
もはや感想ではなく妄想、捏造一歩手前な域に達しています。
私の偏った鷲津像がベースとなっていますが、鷲津ラブが高じての妄言ですので、お見逃しくださいませ。

なお、記事タイトルの“A chainless soul”は、「ハゲタカ」エンディングテーマの歌詞にもなっているEmily Bronte の詩
 “Riches I hold in light esteem” から借りました。

ネタバレ全開です。
そして、例によって無駄に長く、特に目新しいことは書いてありません。

ネタバレOKでモノズキな方のみ、続きをどうぞ。

いよいよ、大本命、鷲津の明日はどっちだ!?
私の願望・妄想が大暴走です。


【鷲津の決意表明】

鷲津は、古谷に「自分は経営者ではない。ファンドマネージャーに過ぎない。」と語った。
その言葉を聞いて、鷲津はこの先、ファンドマネージャーとして、別にやるべきことがあると考えているのだと思った。
そのために、資本主義の焼け野原を見にいくと言ったのでろう、と。
この「資本主義の焼け野原」も、毎回、「どこなんだよ、それは!」と頭をかきむしりたくなる。
最初は、ウォール街や中国など、具体的な場所を指しているのかと思った。
次に「ファンドビジネスの現場ってこと?」と思ったが、既に現役復帰しているし…。
今は、資本主義の論理に焼き尽くされた劉の過去と、彼か抱いた夢や希望を引き取って、ウォール街の金融焦土を実地調査した上で、世界を股に掛けてファンドビジネスの道を行く…ということにしている。(笑)
そう、ラーメンなどで言う「全部乗っけ」ってヤツですよ。(笑)
ところで、芝野は「おまえらしいな」と答えていたけれど、鷲津の言葉の意味が分かっていたのか?
はっきり分からなくても、なんとなく意思が疎通しあっている?
私は、「それが何処であろうと、自分の目で確かめないと済まないのはお前らしいな。」ということかと解釈している。
鷲津は「芝野先輩は相変わらずク○真面目で、天然だなぁ」と内心、思っていたかもしれないが。

劉の生家を訪れ、幼い劉が描き残した赤い自動車の絵を間近に自分の目で見ることで、劉がファンドビジネスの道を歩む動機となった「金の無い悲劇」と、その中で劉が持ち続けた夢と希望を体感し、それを引き取る。
それは決して、センチメンタリズムからではない。
一度は失望して身を退こうとしたファンドビジネスの世界へ改めて戻る覚悟をした鷲津は、この仕事をする意義を自問し続けるだろう。
その答えを見つける旅の道標を探すために、劉の描いた赤い車と向き合い、劉の原点と一緒に、自分の原点も確認する。
それが鷲津がファンドビジネスの世界に本格的に戻るという決意表明でもあるのだ。



【鷲津のこれから】


鷲津はこれからどうするのか。
これは続編を待ちましょう。(笑)
というのが本音だが、自分の願望(笑)を書いて、この駄文を終わりにする。

資本の論理の下で強くなることを自らに課し続けた鷲津が拠って来た価値観やルールが崩れようとしている今こそ、彼がファンドマネージャーとして次のステージに進む時なのだ。
パンフレットに書かれていたように、鷲津は自分たちが持ち込んだ経済・金融のグローバル・スタンダード(というかUSAローカル・スタンダード)のもたらした価値観が崩壊寸前になるのを目の前で見た。
人々の欲望の暴走が、マネーを実体を超えて膨張させ、制御不能な怪物にしてしまった。
その歪に耐えかね、マーケットが崩れ落ちた。
鷲津も、その破壊に意図的に加担したのだ。
破壊の後に新たに生れ出るものを創るために。

以前、NHKスペシャルの雑感に寄せて、少し書いたので重複するけれど、もう少し映画の内容に寄せて、、鷲津のこれからについて書いてみようと思う。
ドラマに宗教的モチーフがちりばめられてあったところから想起して、そういう言葉を使っているが、思想的な背景・意味があるわけでなく、単純な比喩として使用していることをお断りしておく。

鷲津はウォール街で、マネー資本主義という絶対神の教義を徹底的に学んだ。
その教えの下では、単純に言えば、儲けること、富を得ること勝利であり、勝利することが正しいとされてきた。
勝者・強者のみが生き残り、敗者・弱者は淘汰されて滅ぶのみ。
強くなるためにアメリカに渡った鷲津は、マネー絶対神のルールに従って勝ち進み、階を上ってきた。
マネー資本主義の価値観の下で勝ち進んで来たきた人だから、この絶対神の影響下にあり、その強さを知り尽くしているが、それに飲み込まれてはいない。
そう、彼はマネー資本主義の絶対神にひれ伏し帰依した者ではないのだ。
彼は、日本の悪しき慣例、馴れ合い、現実から目を背ける甘えの構造が生む無駄を排除しようとはしたが、金だけが世の中の全てではないと知っている。
人の志や誇り、個が集まって生まれる力も知っているし信じてもいる。
彼は、単一の価値観の上に立つ人ではないのだ。

アメリカから離れ、日本のマーケットからも一時身を引いて、マーケットを俯瞰していた鷲津だから見えていることがあるはず。
マネーの絶対神から与えられた価値観から自ら離脱し自由になろうとしている鷲津でなければ出来ないことが、新たに生まれる価値観やルールに則ったマーケットに、きっとあるはずだ。

芝野がアンカー(anchor)ならば、鷲津は「漂泊の人」というイメージを私は持っている。
彼が内外のマーケットに安息の地を見つける日まで、漂泊は続く。
その日は遠いかもしれない。
けれど、その日が必ず来る、と私は信じている。
かつて彼は「自分にファンドビジネスを止めろというのは死ねということだ。」というようなことを言っていた。(ドラマ最終話)
ファンドマネージャーは彼の天職。
自分の仕事をしていく意義を自らに問いながら、ファンドビジネスの険しい一本道を行くのが、彼の定め。

フアンドマネージャーの道は一本道にございます。

さだめに背き、引き返すは、恥にございます……。

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【後記:とりあえず、①~④を書き終えて自己満足】

結局、感想というより自分の願望と妄想の垂れ流しになってしまいました。
茫洋とした記憶を頼りに書いたので、台詞など、違っているところがあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
ちゃんと整理できないまま、思いつくままにキーボードを叩いていたら、あっちへ行ったりこっちに行ったり、支離滅裂でやたらと長くなってしまったので、結局、下書きて書いた分量の半分くらいは捨てました。

実は、③と④は一つの記事として下書きを用意してあったのですが、あまりに長すぎるので、急遽、芝野編と鷲津編に分けました。

単なる自己満足のために、時間と労力を消費して、馬鹿だなぁ…と思いますが、これぞ鷲津愛heart02のなせる技?

書いている最中は、早く楽になりたい一心でしたが、書きながら、改めて、鷲津・劉・芝野の3人それぞれの人物像が自分の中で(偏っているけれど)、書く前よりも、輪郭線がハッキリしたような気がしています。

たぶん、私のようなビギナーが、そんなことを言うのは100年早いのでしょうけれどね。

ご覧になっているモノズキな方は、おいでにならないと思いますが、もしもいらっしゃったら、長くて読みにくい駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
まだまだ「ハゲタカ」愛、鷲津愛は燃え盛っていますが、これで少しは積もった想いを吐き出せて、楽になれるかな?

ちょっと孤独な鷲津祭、これからも一人で盛り上がって「ハゲタカ」と「鷲津」に関する記事を書いて行きます。

今回、触れられなかった人たちについても、いつか鷲津とのセット方式で、考えをまとめられるといいのですが…難しそうです。
特に、守山と三島由香については、まだ腑に落ちていなことも多々あるのですが、DVDを観たら、またぐるぐるしちゃいそうです。

改めて、お付き合いいただき、ありがとうございました。

これに懲りず、思い出していだだけたら、お立ち寄りいただければ幸いです。

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