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2009-10-06

名刺交換はビジネスマナーの基本です。

当ブログに書いた 映画「ハゲタカ」感想・劉の巻(っていうタイトルじゃないけど)の中に余談として、我が同僚M嬢は、マンダリンオリエンタル東京で鷲津と劉が緊迫した会話をした直後に、携帯電話番号の交換をしたのではないか?と推測している、と書きました。

鷲津のブリザードのような目つきと全身から発する冷気、そりゃ~劉の手も震えるよね…という場面の後で、二人が
「赤(セキ)っちゃうheart04?」
と言い合いながら肩を寄せ合って赤外線通信をしたかも…なんて、想像するだけでも怖いし、想像しちゃった外道な自分を殴りたくなるわけですよ。

で、この余談に、実は後日談みたいなオマケがあるのです。
ブログを再開する以前の事でしたし、記事にするなら映画の感想を書いてから…と思っていたので、ひっぱり出してきました。
(たいしたことではないですが。)


M嬢と私が昼休みにパンを齧りながら、そんなアホらしい会話をしたのが、6月下旬。
私が1回目の「ハゲタカ」鑑賞をした直後でした。
その少し後、私は2回目の鑑賞をした直後、゙業務命令を受けて異業種交流のパーティに参加しました。
私が現在所属している部署は、外に出て行く業務ではないのですが、組織外の方とインフォーマル・ネットワークを作っておくと思わぬ時に助かる業務でもあるので(それはどこにも共通ですが)、異動して日が浅い私を、上司が連れて行ってくれることになったのでした。

小規模な会で、参加者は自分と近い年頃か、少し上の年代の女性が多く、顔見知りの方も何人かいらしたので、仕事で立食パーティに出るのが苦手な私も、上司に引き回されながら初対面の方々と名刺交換なぞしては、その合間にお話し相手になって下さお嬢様やお姉様方と一緒に、ワイン片手にローストビーフやらシーフードピラフやらを胃袋に詰め込んでいたわけです。
そろそろお腹が膨れてきて(食べに来たのか)、一人で別腹=スイーツ方面に進んで行った時に、初対面の男性から声を掛けられました。
私より少し年下かな?という感じで、いかにも優秀そうな草食系男子に見える彼(仮にX氏とする)と名刺交換して互いに自己紹介。
Xさんは某政策金融機関の調査部門に籍を置いている方でした。
なんですと? 金融機関の人?
さっさと話を切り上げて、目をつけていたマンゴープリンをゲットしたいという欲望を隠していた私でしたが、とたんに彼と熱心に話し始めました。

「Xさんのお仕事へのリーマンショックの影響ってどうですかぁ?」とか、頭の悪さ丸出しな質問をしたり、凋落したドバイとそれを支えるアブダビのオイルマネーについて教えていただいたりして、強引に「ハゲタカ」方面に話を持っていこうと頑張り、なんとか「最近、ハゲタカっていう映画を観たんですけど…」と切り出すと、ラッキー! なんと彼は試写会と自腹の計2回「ハゲタカ」を観たというではないですか!
心の中で朝青龍のようなガッツポーズgoodを決め、早速に映画の話題を振りました。
鷲津しか眼中に入らなかった2回目鑑賞後の私には、全く別の視点でご覧になっているX氏の解釈や解説はとても興味深く勉強にもなりましたが、次第に、株価操作とかインサイダー取引とかの話に深く入り込んで行きそうなことになり…焦りました。
私が話したいのは、そんなこと(私の頭では理解できないので、内容は忘れたsweat01)じゃないのよ~もっと鷲津の格好いいシーンとか鷲津の気持ちとかを語りたいんだ~!
この人が女性なら、鷲津や劉の素敵なシーンのお話ができるかもしれないのにぃ~~。
(いや、男性でも萌えシーンを語ってくれる方もいらつしゃるだろうけど、それはディープ過ぎる…上級者向けですよ…。)
あわてて、一般女子な私の関心事で、男性に聞いても問題なさそうな話題を強引に割り込ませました。

「あの~、鷲津と劉はお互いの携帯電話の番号を知っていたみたいじゃないですか?」
非常に唐突、かつ説明不足な私の質問だかなんたが分からない問いに、さすがにクレバーな彼は即座に反応してくれました。
「ああ、そういえば、最後にタマテツが(と言っていた)鷲津に電話架けて来てましたね。あそこはウルッと来ましたよ…」
やや遠い目をするX氏。
ここで盛り上がりたいところですが、初対面の殿方が話相手では、そうもいかず、X氏の脳内スクリーンで再生されているであろう劉の留守電を聞く鷲津に詫びながら(笑)、直球で聞いてしまいました。

「あれって、いつ、どうやって番号を知ったんでしょうか?」
すると彼は一瞬、キョトンとした顔をした後に、明解に答えてくれたのです。

「マンダリンで会った時に名刺交換したんでしょ?」

私は、その時、たいそうマヌケな顔をしていたに違いありません。

「えっsign02 あんなに妙な(?)会い方でも、席に着いて、まずは名刺交換したんですか?」

「そりゃそうですよ。いくら敵対関係でも、二人ともちゃんとしたビジネスマンですよ。今の肩書きになって初めて直接に会ったわけでしょう?仕事用の携帯番号が印刷してある名刺を交換したか、手書きでプライベートの携帯番号を書いて渡したか分からないですけど。」

「…そういうことですか…。」

脱力気味につぶやく私を不思議そうに眺めながら、彼は尋ねました。
「もしかして、それがずっと気になっていたんですか?」
「実は、そうなんです…変ですよね…」
ガラにもなく身を縮めている私に、彼はクスクス笑って
「変じゃないですよ。面白い方なんですねえ」
とフォローしてくれました。 
面と向かって変だとは言えないから、面白いと言い換えるところは、なかなかスマートな対応と言えるでしょう。

この後で、「じゃあ、一緒にもう一回『ハゲタカ』を観に行きませんか?」という誘いがあって、ラブ方面に発展…なんてことは、もちろん1ミリも無く、その後、私はマンゴープリンに向かってダッシュして無事にゲット、彼は今の無駄な時間を取り戻すために有益な相手と名刺交換をしようと会場内を移動していったのでした。

翌日の昼休み、私がM嬢にX氏の意見を伝えたのは言うまでもない。
M嬢は「え~~それじゃつまんないじゃん!」と口を尖らせました。
腐れ度が高いM嬢の妄想にはついて行けないので、私は、どう『つまんない』のか、それ以上は聞かないことにしました。

この、「当たり前に最初に名刺交換」説を、《感想・劉の巻》に入れなかったのは、迷走気味の文章が更に分かりにくくなるのと、実はこれが定説なのに自分が知らないだけかも…という気がしてしまったからです。
正解は提示されていませんが、私の中では『名刺交換説』 、最有力候補でございます。shine

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コメント

こんばんは。
鷲津と劉君の携帯番号の件はあちこちでいろんな見解があるようですが、名刺交換説は初めてかも。
私は、情報戦争中の二人だからそれくらい簡単に入手しているだろうと全く気にしていなかったという雑な鑑賞者(笑)

言われてみると確かに、劉君は名刺すぐ出しそうだしな・・・あのシーンは、食事中の会話も気になるところです。。。

nanakoさん

コメントありがとうございます。
名刺交換説は、あまりにも当たり前で、言われてみれば…でした。
確かに劉君はサッと名刺出しそうですよね。出されりゃ鷲津も仕方なくか条件反射かで、出すでしょうし。(笑)
あの前にどういう会話があったか、気になりますよね~。
鷲津は液体しか口にしていないようなので、歯が退化しないか心配ですし。(笑)

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