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2009-11-23

映画『笑う警官』鑑賞で?がいっぱい【注意書あり】 (改稿)

先日の記事で触れた通り、『笑う警官』を観て来ました。

今回は、初めての映画館で観ました。
ある片田舎の大型ショッビングモール内シネコンです。

新しいので、とても綺麗で清潔で、シートは大きめでクッションが良いし、列間も広くて、のびのび。
セルフサービスで借りられるブランケットも用意されていました。
(深谷シネマにもありしまたっけ…)
音響もよろしい。
設備の良い新しいところならではの快適さを満喫。
鑑賞中はあまり飲食しないのですが、ちょっと喉が渇いていたので、ホットティーを買ったら加糖だったのが、唯一のガッカリ、くらいかな。
鑑賞環境、たいへん結構。happy01
(は、を強調)

カウンターで、『笑う警官』のチケットを買っている人が何人がおられたので、チラ見したら、皆さん女性の2~3人連れ。年代は様々。
南朋さんファンの方々でしょうか。
だとしたら、リピーターなのかな?
リピートするくらい、どこか私のツボに合うと嬉しいけど。
なんて思いながら会場へ。
…はっきり言いまして、ガラガラでした。
あまりにガラガラだったので、どこで見たかは内緒。sweat02

さて、以下は、かなり雑駁な鑑賞後の思いです。

※本稿を11/22の晩に投稿してから一晩経って、いろいろと問題点アリ、と思い、この先を改稿しました。
私が映画等の感想を書くときには、肯定的なことは、「感動した」「カッコイイ」「良かった」「面白かった」というだけでも良い、と勝手に思っているのですが、逆の場合は、どこが残念だったか、何が問題と感じて評価しないのか、を具体的に述べるべきだ、と考えています。
この記事では、十分にそれを出来ていなかったにも関わらず、勢いにまかせてアップしてしまったことに布団に入ってから気づきました。bearing (送信する前に気づけ、ですが…。)
なので、抽象的に書いた部分を削除し、自分の意図が伝わるように少し加筆しました。

【注意書】
若干、批判的な表現がありますし、ネタバレもありますので、それらが大丈夫な方で御興味がある方は先をどうぞ。
ただし、『笑う警官』についての肯定的でない記事に不快感を持たれる方は、ここで引き返してくださいますようお願い申し上げます。
この注意書きをお読み頂いた上で、それでも、拙い感想を読んでみようという奇特な方は、どうぞお進み下さいませ。

鑑賞した感想。
一番、印象深かったのは、本編前の予告編で流れた、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演作t『4th kind』の映像が超超超怖かったこと。
怖い映画は苦手だけど、ドキュメンタリータッチで、ちょっと興味をひかれました。
でも、怖そうだから、絶対に観ないと思うけど。(弱虫)

あれ、『笑う警官』の感想のはずだけど…。
ええと、別にボケたりウケ狙いじゃないです。
そうです。
お察しの通り、本編が私の中に残したものが、薄くて少なかった、ということです。

肝心の作品の感想は……。
えっとですね…。

正直、感想として纏まらないです。
ちゃんとした感想文が書けないのは、いつものことですが、いつもは、自分の中に作品が残したもの、観たことによって自分の中に生れた何かを拾い集めながら、作品に対して自分が反応したポイント、触発されたこと…など改めて確認できるので、書くのは苦手な人間なりに、楽しい作業なのです。
しかし、『笑う警官』は、それが出来ない。
キーボードに向かっても、なかなか言葉が出ない。
感動が溢れて書けないとか、逆に怒り爆発でむかむかして書けないとかじゃないのです。
難しすぎて理解できなかった、というのでもないし。

どういうことかというと、何も心に残っていないからです。
この作品のことを思い返しても、残った何かが見つからないし、強い感情も湧いてこない。

たとえ、ムカムカして、インドだったら靴をスクーンに投げるところだぞ、オラー!!、くらいの感情の高まりが生れるなら、何かが残った、ということです。

だけど、今の私の中に残っているのは、sign02 がほとんどです。

そこで、開き直って、!?ポンイトを列挙してみます。

BGMの意味って何だっけsign02

途中、何度も「あれ、なんだかBGMが邪魔なんですけど…」と思いました。 
別にデスメタル(笑)を使用しているわけじゃなく、渋いスローテンポのジャズですよ。
なんでかな~?と観ながら考えました。
場面に合わんのですよ、BGMが。
だから、映像とBGMが乖離してしまって、ウルサイものになってしまっているのだと気づきました。
普通、映画でもドラマでもBGMは映像と一体化していて、観るものの感情を揺さぶったり鎮めたりして、映画の作品世界に更に強く誘引するものでしょう?
それが、もう本作では、バラバラ。
主人公・佐伯がジャズとサックスを愛する男だから、ジャジーなムードを盛り込みたいのは分かりますが、場面によりけりなはずです。
ジャズを使えば渋くてオシャレになる、ということではないですし、アップテンポの曲、焦燥感や不安感を高める曲を選曲すべきではないか?というシーンで、紫煙で霞むジャズバーのカウンターでシングルモルト・ウイスキーのロックを片手に座る佐伯の図(←原作未読なので適当な妄想/笑)…ならベストマッチだろうと想像されるゆったりとした曲が流れると、違和感増大…。
サスペンスとジャズが合体した名作映画「死刑台のエレベーター」(ルイ・マル監督のオリジナル版)を持ち出すのは、いくらなんでも気の毒ですけど、BGMが映画に果たす役割について改めて考える機会をくれた、ということてば『笑う警官』は『死刑台…』に迫るものがあるのかも?

友情を超えた男同士の絆って何sign02

佐伯と津久井は、壮絶な潜入捜査の末に、戦友として友情を超えた絆で結ばれたそうだが、ここが、今ひとつ私のような鈍感人間には伝わらなかった。
別に、そこを詳細に説明しろよ、というんではないのです。
熱い男の友情でも、傷の舐めあいから生れた一体感でも、アニキと舎弟でも、同性愛でも、定義はどうだっていいのですけど、数カットであっても、その絆が伝わるやり方があったと思うのだけど…。
演技力には折り紙つきのお2人なのですから、目の演技、微妙な表情の掬い取り方だけでも、伝わるはず。


リラックス・サスペンス
sign02

この手の作品は、誰が犯人か、誰が裏切り者か、次はどうなる、と緊迫した場面が続いて、前のめりになって見たり、お腹に力が入ったり、気づかぬうちに息をつめていたり…と心身の緊張があるものです。
しかし、この作品では、映画に入りこめず、どんどんスクリーンと自分の距離が次第に遠く離れて行ってしまった感じで、終始まったりと、そしてリラックスして鑑賞してしまいました。
あー、シートが良かったからかしら?

coldsweats01結局のところ、老婆心

だらだら書いてしまいましたが、決して『金返せ!』という低レベルな作品ではないと思います。
南朋さんの素敵な声は堪能できたし(私は南朋さんの声、好きです。)、春樹監督らしい人海戦術(笑)が嵌まっているシーンもあるし、気楽に楽しめる娯楽サスペンス映画だと思います。

だけど、私には、諸々の取捨選択がズレて、雑味が多くなってしまったように思えて、残念でした。
力を入れる箇所、力を入れる方向がもう少し違っていたら、乾いた街を舞台にしたスタイリッシュ・サスペンスにしたい、という監督の思いに近い作品に仕上がったのじゃないかと思います。
すみません、生意気なこと言って。

だから、『THIS IS IT』でMJが繰り返していた「シンプルに。」という指示出しを思い出してしまいましたよ…。
作品創りって、どんな分野でも、足していくことより、削いで磨いていくことが、重要だし難しいのではないかしら、と思わせられた作品でした。

この記事を書いてみて、改めて本作全体を思い出して、ボンヤリ鑑賞者ながら、思い浮かんだのは、隔靴掻痒、という言葉。
とにかく、諸々、もどかしい感じ。
私は映画経験値が低いし、技術的にどうこう、と言える知識も熱さもありませんが、それでも、本作には、諸々の惜しさともどかしさを感じました。

リピートするか、と問われれば、私はNo.です。
その時間とお金かあるのなら、『THIS IS IT』をもう1回観ますよ。

……あら、何も感じない、とか言って書き出したら、長々と連ねてしまいました。

けっこう熱くなっちゃった、てこと?
じゃないはずですけど…。
観た映画の全ての感想を書いているわけではありません。
良かったけれど時間的余裕が無くてかけていないものが沢山ありますし、うっかり(?)自分とほぼ同じことを感じておられた方のレビューを拝見して、満足して書かなかったものもありますし、自分の好みに合わなかったので書かなかったものもあります。
この作品について、自分の時間をそれなりに割いて感想を書いたのは、やはり期待とか関心があったが故のことです。
せっかく素晴らしい役者さんを知ったのだから、その方の演技力や素敵さを存分に観たいと思って、ついつい余計なお世話心とか老婆心が出てしまった、ということです。
だから、残念、惜しい、…という想いを記事に書いているうちに、長くなってしまいました。

それが、やはり春樹マジックだろうか。(笑)

 

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コメント

一言で言うと、残念、なのです。。。
やはり、感じるところは同じようになるのだと、納得させていただきました。
私はじっくり分析する気力と筆力がないので、美冬さんのように書けませんでしたし南朋さんファンに対しては是非劇場でご確認を、としか言えませんでした。

ファンの方に口頭で感想を求められた際に、とっさに出てきたのが素材も、レシピもいいんだけど、調理人が私の好みじゃなかった、と。
ある程度予測されたお料理の味とは方向が違うものが出されてしまって、食べてみたらやっぱり自分の許容範囲とは違っていたという感じでした。
あの素材とレシピなら・・・と思うのは一観客として許されるかな、という感じです。。、

nanakoさん

コメントありがとうございます。

>>一言で言うと、残念、なのです。。。

他に言いようがないですよね。
本当に、せっかくの素材とレシピがねぇ…。
なんだか、佐伯さんが主人公のはずなのに、女性刑事・小島さんのほうが存在感が強かった気もしちゃって。

まあ、こういうこともありますよね。
映画って前評判とは関係なく、実際に自分で観るまで好みに合うか分からないところもありますし。
…と自分を納得させるしかないです…。

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