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2009年12月

2009-12-30

『ハゲタカ』に始まり『ハゲタカ』に終わる2009年。

年末のお忙しい中、御来訪いただき、ありがとうございます。
日頃の御愛読に感謝して、御挨拶かわりに来年の干支のまんじゅうをご用意いたしました。

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ちょっとピンボケなのは、御愛嬌ということで…。
寅というより、完全に猫ですね。happy02

今年の6月に映画『ハゲタカ』を観て以来、怒涛の勢いで『ハゲタカ』と鷲津政彦にのめりこみ、8月には溢れる思いを自分の中に収めきれなくなってしまって、休止していたブログを“再生”して、電能世界の片隅で愛を叫ぶ場としてしまいました。

有益な情報は皆無、冷静で深い考察も皆無で、『ハゲタカ』に関する私の前のめりな妄想と、ゆるゆるな日常を材料にした雑記しかない当ブログにも関わらず、予想以上のご訪問を賜り、驚くと同時に、馬鹿馬鹿しい妄言にお付き合いいただいた皆様には感謝の気持ちで一杯です。

さて、再開以来、どのようなことを求めて御来訪いただいていたのか、当ブログにおける8月以降の検索ワード・ランキングをチェックしてみました。

 1位  ハゲタカ

 2位  大森南朋

 3位  堺雅人

 4位  鷲津政彦

 5位  外事警察

という、ベスト5。
それにしても、NHK濃度が高すぎ。(笑)
堺さんも、朝ドラと大河で人気が上昇した方ですしね。

『ハゲタカ』に無関係な話題でも、いつも強引に『ハゲタカ』が介入してくる記事なってしまったこともあり、『ハゲタカ』がトップというのは当然でしょう。
2位以下も、当ブログで取り上げている内容からすると当然の結果ですが、意外だったのが、『外事警察』の人気(?)の高さ。
このドラマの感想というか雑感をアップする度に、アクセス数が激増して、毎回、とても驚いていました。
女性陣全員が、それぞれに違う強さを持っていて格好良かったのも、私が『外事警察』に惹きつけられた要因だったのですが、いつも勢いに任せて書いていたので、記事では、そのことについて殆ど触れられませんでした。
大人の女の格好良さ、強さ、というものを、ただ表面的にファッショナブルさだけと勘違いしている女性捜査官ドラマなどとは、比べ物にならなかったと思います。
ま、この話はこのへんで止めておこう。
機会を見て、冷静に『外事警察』の女性キャラ達の魅力について書きたいと思っているうちに年末になってしまいました。

もうひとつ意外だったのが、「当ブログのタイトル×ハゲタカ」とか、私がここで使用しているニックネームで検索して来られていた方が少なくなかったことです。
恐らく、同名の別のブログ、別のブロガーさんを捜していたのだと思いますが、“ご指名”を受けたみたいな勘違いをしそうです。bleah

ブログを再開してからは、ますます『ハゲタカ』と鷲津への愛情が熱くなっています。
同好の方々の御意見を読むだけでも自分の中に燃えている火に油が注がれるのですが、自分の思いを綴った拙い文を読んでくださる方が、どこかにいらっしゃるということが、更に高カロリーな燃料となって、日々、私の妄想まみれの雑文が乱造されていったわけです。

コメントを頂戴した皆様、そして、御来訪下さった皆様、どうもありがとうございました。

どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ。

また、来年お会いいたしましょうね。happy01

2009-12-29

『サラリーマンNEO ウィンタースペシャル2009』の地味で豪華なゲスト陣に悶絶

我がお気に入りTV番組のひとつ、『サラリーマンNEO』の年末特番が放送されたので、もちろん、ガッツリ観ましたとも。
今回は、私好みの、豪華だが地味な(失礼に聞こえるかもしれないが、私としては褒め言葉なのだ)ゲストが出演されていたので、嬉しくて仕方なかった。

早速に元旦に再放送があるので、見逃したNEOファンの方々は要チェックですぞ!

『サラリーマンNEO ウィンタースペシャル2009』 再放送
NHK総合
1月1日 深夜1:00 (1月2日  午前1:00)

詳細 ⇒ http://www.nhk.or.jp/neo/

コント番組の内容を説明するくらい、愚の骨頂は無いのだが、私のツボだったゲストについてだけでも書きたくて仕方なかったので、番組をご覧になった方で、くだらない話OKな方のみ、先にお進み下さいませ。
ま、くだらない話っていうのは、いつものことなんだが。

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2009-12-27

りんごの赤ワイン煮

クリスマス・イヴに開けた赤ワインを飲みきれず、どうしようかと思っていたところ、翌25日に、職場あてに、以前勤務されていた長野在住の方から沢山のりんごが送られてきて、お裾分けを頂戴しました。
ちょっと重かったけれど、家に持ち帰って、赤ワインを使ったコンポートを作ってみました。
参考レシピは こちら 。 

レーズンやシナモンスティックを加えるレシピもありますが、今回は、急に思い立って作ったので、シンプルなレシピです。

使ったりんごが酸味が強い種類ではなかったので、私は、少し砂糖を減らして作りました。

25日の晩に作って、一晩、冷やしながら味を含ませて、バニラアイスを添えていただきました。

見た目が黒っぽく映ってしまい、アイスが溶けそうなので慌てて盛り付けて慌てて撮影したので、見栄えが悪いですが、とても簡単に出来てワインも使いきれたし、お味も大人のデザートという感じで上々…。

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今夜はヨーグルトを添えていただきましたが、これも美味しかったです。
りんごは、そのまま食べるのが一番好きなのですが、たまにはこういういただき方も良いものです。

2009-12-26

買収の結果、大胆なリストラを決行 (掃除の話)

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これが我が家のダイニング&リビングです。

と、いうのは大嘘である。smile

本日、私は一人で我が家のリビング・ダイニングにおいて、情を捨てて大胆なリストラを断行しなければならなかった。
拠所ない事情があって、明日(12/27)の朝までに、今や一部が腐海と化しているリビングを片付けなければならなかったのだ。

拠所ない事情とは、過日、有明で2時間近くも歩き回った用事と関わりがある。
その用事とは、新しいソファのデューデリおよび買収であった。
家具アドバイザー氏の巧みな誘導により、予算を大きくオーバーするソファを購入した。
冒頭の写真は、その際にショールームでコッソリと撮影したもの。
残念ながら、私達が購入しソファは映っていない。

買い替えなので、今あるソフアを引き取ってもらわなければならないため、配送・設置の担当業者が搬入・搬出と設置のために室内に居る時間は短くないだろうから、現在のリビングの惨状をなんとかしなければならない。
生憎、夫は本日は休日出勤。

部屋の隅に積まれた本や消耗品のストック、いくつものトートバッグに突っ込まれたままの雑多なもの等々。
壁際に置いたスツールの上には、クローゼットから溢れた衣類も摩天楼のごとく高く積みあがっている。
いつも綺麗にしてあるわけではないが、12月に入ってから、何かとバタバタしていて、いつも以上に家事の手抜きが酷かったのは確かで、よくもここまで放置してきたものだと我ながらあきれ返ってしまった。

オフィスのデスクはキッチリと整頓していて、まるで鷲津のデスクのようだというのに、自宅の荒れようはいったいどうしたことか。
たまに外圧がかからないと、真剣に片付けないのではあるが、そもそも普段からきちんと整理整頓をしておけば、このようなことにはならないのに…と今まで何十回も繰り返して来た自分への恨み事を呟きつつ、作業スタート。

溢れた衣類やバッグは、あるべき場所に移さなければならない。
無論、行き先のクローゼット等がいっぱいだから溢れているので、まずはそちらで不要なもの処分しなければ。
勿体無いという気持ちを封じて、それなりに使い込んだけれど型が古くなったり、くたびれてしまった衣服やバッグを処分することにした。
手に取ると、思い出が蘇ったりもするが、今は思い出より現実だ。

「情を捨てなさい。」(by 五十嵐彩音 『外事警察』)

と自分を奮い立たせ、次々と片付けを進めていく。
だんだん、捨てる快感が生れてきて、躊躇なく、衣類の他にも、景品や雑誌の付録だったポーチ等も処分。
いろいろと無駄をしていた自分を反省しつつも、捨てる手は止まらない。

途中、一人でお茶を飲んで休んでいるうちに、誘惑に負けてネット放浪をしてみたり…とダラダラもしつつ、夕方には綺麗レベルまでは行かずとも、ましな状態に復帰。
後は掃除機をかけたりフローリングを拭き清めたり。

まあ、こんなもんでいいか…と甘めの採点をして、おおよそ終了。

これで、新しいソファに座って、braviaさんで映画『ハゲタカ』ブルーレイを鑑賞できるのだ。
もともと予定していた買い物ではあったが、結果、我が家に映画の鷲津政彦を迎えるための装置がまた一つ、用意されたわけだ。
Braviaさんを抜いて、最高価格。
ソファもBrsviaさんも鷲津関連支出だと強引に考えると、私が鷲津に貢いだ金額は結構なもんだ。
さすが、鷲津代表。
金を呼び込む力が尋常じゃない。(笑)

さて、リビングの片付けは終わったが、他の部屋は全然手がついて無いし、窓拭きや水周りという最強の敵も待っている。
それらは、私の仕事納めの12/28を過ぎてから…。
あー年賀状もまだだった!shock

ブログネタ: 大掃除シーズン到来! あなたはモノを捨てられる?参加数

2009-12-25

赤い服に白い髭のお爺さんの思い出

xmas皆様、楽しいクリスマス・イヴそしてクリスマスをお過ごしでしょうか。

今年のクリスマス・イヴの食卓は結婚以来、最も質素だった。
例年、ささやかながらも、ちょっとした御馳走と簡単なケーキを作って、シャンパンを抜栓して…ということをしていたのだが、今年は全部無し。
私が鷲津のことで頭がいっぱいだったから…ではない。

夫が数日前、奥歯を抜いて完全にdownだったからである。
では、御馳走は別の機会に作りましょう…と言いつつ、楽ができてほくそ笑む私。
2人ともクリスチャンでてはないし、若いheart04カップルでもないし、質素上等!である。

とはいえ、何も無いのも寂しいので、ケーキくらい買って帰ろうと思っていたのだが、予定より帰りが遅くなってしまった為、最寄りの駅ビル内のケーキ店は全て行列しているか、完売御礼。
仕方なく、滅多に行かない駅から少し離れた小さなケーキ店を覗いてみた。
辛うじて残っていたブッシュ・ド・ノエルの切り落とし風(?)のチョコレートケーキを購入。

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サンタの手下みたいな妖精のお爺さんが斧でイチゴに襲い掛かっている(たぶん違う)という、ちょっとシュールな飾りつけ。

このお店では店内の工房で職人さんたちが作っていて、味も姿も昔風のケーキが揃っている。
中はチョコレートスポンジとチョコレートムースとストロベリームースの3層で、周りはチョコレートバタークリーム。
(断面の写真は撮り忘れsweat01)
バタークリームって、久々に食べた…。
時間が経っても味が変わりにくいように、バタークリームを使っているのだろう。
全体にどっしり重く濃く、やっぱり昔風な味だった。
職人さんは若い女性が多いのに、ちょっと不思議…。
決して不味いわけではないけれど、軽さや繊細で複雑な味と食感のハーモニーを愛でるような最先端のケーキとは、或る意味対極にあるケーキだ。
古くからある町のケーキ屋さんのケーキって、こんな感じだったなぁ…というお味。
たま~には、こういうタイプのケーキを食べて、子供の頃を懐かしむのも一興かもよ?と、スイーツ大好きな夫に言ってみたが、寄る年波でへヴィなものは苦手になって来た彼は、同意してくれなかった。coldsweats01

そんな今年のクリスマスケーキで、思い出したことがある。
結婚して最初の数年間は都内に住んでいたのだが、近所に、わりと有名なケーキ店があり、そこでクリスマスケーキを予約して買っていた。

ある年、ブッシュ・ド・ノエルを買ったところ、上の写真のと似た姿の赤い服を着た白い髭の小さいお爺さんが数人載っていた。
それぞれが斧や鋸を手にして、チョコレートクリームで表現された木を切ろうと構えているのだが、どうしたことか、お爺さん全員が恐ろしく凶悪な顔をしていたのだ。
聖夜に相応しからぬ、刃物を手にした凶悪な赤い服の髭男の集団にしか見えない。
ことに、斧を振り上げている妖精爺さんは、映画『シャイニング』のジャック・ニコルソンを思い出させるような目つきであった。
見れば見るほど恐ろしくて、思わず全員を退場させてしまった。

そんなことを思い出して、昨夜もケーキの上で斧を振り上げている赤い服の妖精爺さんを見てみたが、それほど人相が悪くなかったので、

「(略) お顔を拝見して、ほっといたしました。」 (by 中延五郎)
   ↑
 いつも以上に強引な引用ですみません。sweat02

2009-12-24

我が家の小さな小さなクリスマス

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遠い北の国からはるばると

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我が家にもサンタクロースがやって来ました。

サンタさんは、とても素敵なお客様を一緒に連れてきてくれました。
それは、あなた。

ようこそ、いらっしゃいませ。
長旅お疲れさまでした。
よろしかったら、ここで少し休んでいってくださいね。

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当ブログ管理人と一緒に、素敵なお客様をお迎えするのはスノーマン。
ツリーの飾りつけをしてお待ちしていましたよ。

御来訪いただけて、私もスノーマンも幸せ気分で胸いっぱい。
皆様の中にも、素敵な気分が膨らんでいますように…。

bell Merry Christmas! bell

2009-12-23

「第33回日本アカデミー賞優秀賞発表!」に乙女心は千々に乱れ…。

ちょっと出遅れてしまったので、既に御承知の方々も多いであろうし、多くのハゲタカ廃人様の御宅でお見かけした話題なので、今更、辺境の地にある拙宅で取り上げるまでもないことなのだが、私の場合、ちょっと複雑(?)な心境から、例によってバカな妄想に発展してしまったので、あえて書いてみた。

第33回日本アカデミー賞優秀賞発表!
  (シネマ・トゥディ映画ニュース より)
http://www.cinematoday.jp/page/N0021119

我らが『ハゲタカ』からは、以下2部門で受賞された。
大森南朋さん、玉山鉄二さん、関係者各位、そしてお2人のファンの皆様、おめでとうございます。shine

●優秀主演男優賞
浅野忠信『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』
浅野忠信『劔岳 点の記』
大森南朋『ハゲタカ』
笑福亭鶴瓶『ディア・ドクター』
渡辺謙『沈まぬ太陽』

●優秀助演男優賞
瑛太『ディア・ドクター』
香川照之『劔岳 点の記』
堺雅人『ジェネラル・ルージュの凱旋』
玉山鉄二『ハゲタカ』
三浦友和『沈まぬ太陽』

ううーん、作品賞部門に『ハゲタカ』が入ってなかった…。
これは口惜しい。

この中で、私が観た作品は、『ハゲタカ』以外では、『劔岳 点の記』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』だけなので、あくまでも軟弱な『ハゲタカ』ファンとしての思いを言えば、もちろん、大森南朋さんと玉山鉄二さんに最優秀賞crownを!と心から願っている。
完全ハゲタカ脳な私にとっては、『ハゲタカ』でのお2人は、南朋さんというより鷲津、玉山さんというより劉、としか思えないのだが。coldsweats01

特に、玉山さんの劉一華は、作品における意味と登場場面の多さと重さを思えば、鷲津政彦と並ぶ主役だと言えると思うので、主演男優賞部門でもいいくらいだ。(なぜか上から目線)
そして、南朋さんと最優秀賞を分け合ったらいいのに……って、すでに妄想に入っちゃってますけど(苦笑)。
いや、この妄想というか願望には、それなりの理由がある。
それは後ほど。


面倒くさがりの私が、何回も同じ映画を観た…それも片道2時間かけて出かけたり、平日に休んだり早退したりして観にいったほどのめりこみ、初見から半年たっても、まだどっぷりと、その世界に浸かっているのは、もちろん作品の素晴らしさありき、なのだが、お2人の出色の演技によって作品世界に強く誘引されたからに他ならない。
なのに、鷲津と劉には、濃密な思い入れと思い込みsweat02かあり、愛着(鷲津に対しては愛情と執着だが/笑)があるにも関わらず、役を離れたお二人には「素敵な役者さん」程度の想いしかないのである。

さて、なぜに私が複雑な思いなのかといえば、それは優秀助演男優賞を、我がお気に入りの堺雅人さんが受賞されたからだ。
もちろん、めでたい!嬉しい!のだが(昨年度も、「クライマーズ・ハイ」で奇しくもドラマ版で南朋さんが演じた佐山記者役で優秀助演男優賞を受賞。)、ここで乙女心は千千に乱れぬ…なのである。

ひとつは、受賞対象の『ジェネラル…』を私は作品として、あまり好きになれなかったこと。
敏腕救急救命医役の堺さんの素晴らしい演技が、なんたか勿体無かったというか…。
冷徹なヒールのように見えて、内に強く熱い使命感を滾らせている人物造形は、本当に素晴らしかった。
ドクターヘリが来たときの、あの目…台詞なしで、静かに熱い想いが溢れるのが伝わって、思い出すだけでゾクゾクする。
…なのに、私のもう一人のお気に入りの阿部寛が全然活かされてなかった気がしたのだ。
単なる笑いを取る係にされていて、白鳥の変人で切れ者なところが全然見えないですよ、あれじゃ。pout
病院経営の問題、特に救急救命の現場の問題をエンタテインメント作品で提示するという意気は良いのだけれど、いろいろと盛り込み過ぎてしまって、見た目は豪華幕の内弁当が、一つのおかず以外は、あまり美味くなく、全体ではイマイチだった…という感じだった。
殺人事件もちょっと無理やりな気もしたし

『ジェネラル…』じゃなくて、堺さんが新境地を切り開いた『クヒオ大佐』での優秀主演男優受賞だったら、私個人は、もっと嬉しかったかな。
あ、それだと南朋さんの鷲津と競合するから、ちょっとマズイな。(,←私だけの事情coldsweats01)

堺雅人さんは、阿部ちゃんのように、居るだけで際立った存在感を放つような濃さもないし、南朋さんのように作品や役に溶け込んで著しく変容するタイプでもない。
様々なインタビューや『情熱大陸』を見たところでは、外見の印象どおりに知的で端正な方で、作品や役柄のことを自分なりにきちんと腑に落ちるよう分析しつつアプローチされていると感じた。
だけど、ヘンに頭で役を作りこんだりはせず、監督(舞台では演出家)の要求に応えるべく全身の感覚を研ぎ澄まして最大限に努力しながら役と一体化していく、という感じ。
しかも、本当はその努力は人に見せたくない、というタイプとお見受けした。
お芝居のことには無知な私なりの印象では、職人タイプかな。
なので、ちょっと地味。(褒め言葉です。)

それだけに、ぜひとも、華やかな場で最優秀助演男優賞を受賞する堺さんのお姿を!と思うのだ。
堺さんは来年、『ゴールデン・スランバー』『武士の家計簿』など、主演作が続くし、景気づけにも、是非とも…。

玉山さんの劉は本当に素晴らしかったけれど、やはり応援してきた年数が違うからねえ。(笑)
『新撰組!』での山南さん切腹の回は泣いたもん。crying

で、前述の「玉山さんも主演男優部門で…」につながる。

まあ、それはムリなんで、最優秀助演男優賞を堺さんと玉山さんが同時受賞で、どうだ。(誰に言っているのか。)

そうなれば、『ハゲタカ』ファンしては万々歳だし、堺ファンの端くれとしてもハッピーだ。
欲張りな私。

2009-12-22

平均的なネット依存症予備軍

12/20(日)から12/21(月)の20時頃まで、当家ではインターネットに接続できなくなった。


ネットに繋がらないとなると、突如としてブログの更新をしたくなったり、テレビ番組で紹介していたケーキのレシピを調べたくなったりと、不条理な衝動が突き上げてきた。(笑)

まあ、このブログが更新されなくても誰も落胆しないし、ケーキのレシピもその時に必要だったわけではないので、その時は困ることはなかった。
だが、短時間で復旧しなければ、何かと不便だし困ることも多々ある。
何よりも、今の私にとって重大な問題は、「ハゲタカ」関連の情報収集が滞ることと、動く鷲津'(特に映画の特報やTVスポット)が観られなくなることなのだ!
ルータ等の故障で接続できないのだとしたら、何日くらいネットから離れていなければならないのだろうか。
長くなるようなら、禁断症状がどえりゃあこと(どこの人なんだ?)になる…。
私は目の前が真っ暗になる思いで、ぐったりとしていた。
だが、夫はケロッとしている。
そんなに困らない、というのである。
「でも馬券を家で買えないわよ。」
「あ、それは困るなぁ。まあ、どうしても買いたいなら直接、府中に行けばいいし。あはは。happy01そんなに気を揉むと体に悪いよ。」

このオヤジ(←彼とはやや年が離れている)の、こういう泰然自若、春風駘蕩といったところが、自分には無いと思って伴侶になったはずだが、そこが忌々しく感じてしまうことがあるのは、もちろん私の器が小さいからだ。
だが、分っていても、いつも温和で落ち着いていられると、自分の精神的未熟さを思い知らされて、やはり癪に障る。bearing

話がそれたが、住んでいる集合住宅の一部で同様の不具合が起きたため、通信事業者による設備点検が行われ、約1日で復旧して、無事にネットライフ復帰となり、愛しい鷲津と何日も離れ離れにならず済んだのである。(笑)


復旧するまでの間、イライラしていた自分に比べて、全く動じない夫を見て、私はちょっと反省した。
ネットが無ければ耐えられないかも…という気分になってしまった私は、病んでいる…。
私の場合はネット依存症というより鷲津中毒に起因する渇望と不安感だと思うが、それでも、私のハゲタカ脳と鷲津中毒を伸展させた要因として、ネットに入り浸って、ハゲタカと鷲津のことで頭をいっぱいにする材料を補給し続けていることも大きい。
ちょっとだけ…のつもりでPC部屋に入ったが最後、篭りっきりになることもしばしばだ。
(もちろん、ハゲタカ関連以外に巡回先が多数あるからだが。)

ちと心配になり、こんなものをやってみた。

ネット依存度チェック
http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c023

ちなこに私の診断結果は

あなたのネット依存度は【45%】です。

ややネット依存の傾向があるあなた。
ちょっとヤバイところもありますが、まあ、セーフです。
日本全体が電脳傾向に流れつつある昨今、メールで連絡を取り合ったり、ネットで買い物したりするのは、やがて国民の常識となるでしょう。
天気のいい日には、PCよりも外へ出たい、と感じられる内が花です。
上手にネットと現実を両立させてくださいね。

あなたにふさわしい称号
平均的日本人

うーん、そんなところだろうなぁ。
でも、「平均的日本人」てのは、あまり嬉しくない気がするのは、どうしてだろうか。(笑)
自分は特別だとまでは思えないが、少しくらいはユニークなことろがあると思いたいのだ。
そんなところが、やっぱり「平均的日本人」な私だ。bearing

2009-12-21

耳のツボに耳の保養。

耳の経絡秘孔(←北斗の拳か!?)の話題ではないので悪しからず。
先日の記事での、「大森南朋さんの声がツボらしい。」という記述にまつわる小ネタ。

先日、近所のドラッグストアに買い物に行った時のこと。

必要なものを買い物かごに入れた後、コスメコーナーを自動操縦(笑)でぶらっと回り始めると、背後から聞き覚えのある声が、なにやらボソボソと喋っている。
他にも色々とアナウンスが流れている店内では、聞き取りにくい声と話し方なのだが、なぜか私の耳にひっかかって振り返ると、
「世界はひとつずつ変えることが…」と言うところだけが聞き取れた。
その瞬間、私は我知らず、「あっ」と小さく叫んでしまい、慌てて手で口を押さえて周囲を見回したのだった。
幸い、誰もいない。

声のする棚に近づくと、某社の化粧品が陳列してあり、テレビでよく見かけるCMを小さなモニタで流している。
大物女性アーティスト二人が共演するCMが数ヴァージョン流れた後、私を引き寄せた声が再び聞こえた。

しばらく、そこに立って、繰り返し流れるCM映像を眺めナレーションを聞いていたが、他のお客さんがやって来て商品を検分し始めたので、私も美容液を手にとって見つめたりしつつ、まだ、「……世界はひとつずつ変えることができる。」を聞いているのだった。
(動画・音声は こちら からどうぞ。)

鷲津の声ではないので、うっとりと惚けたように聞いたりはしていなかった(と思う)のだが、自然と声に惹き寄せられるとは、やはり南朋さんの声質は、私の耳のツボを刺激するらしい。

今更だが、映画「ハゲタカ」は声の佳い殿方たちが揃い踏みだ。
泣く子も黙る飯島さんを筆頭に、鷲津・中延・村田の鷲津ファンド・ゴールデン・トリオ、ライバル日産のCMにまで声の出演をする(違)アカマ自動車の古谷社長、ライオンソース裁判の車窓から裁判長も含め、佳い声オールスターズと言っても過言ではない。
あ、東洋テレビの野中Pの声も佳いな…。

劉を忘れてないか?というお叱りもあろうが、上記の殿方の声に比べて私の耳ツボにフィット感が足りない(笑)だけなので、皆様それぞれのお好みで、ハゲタカ佳い声リストを心の中で作成して下され。(笑)

「映画ハゲタカ 佳い声の名台詞集」みたいなCDが発売されたら、私は迷わず買いますよ♪

映画「ハゲタカ」の女子リピーターが多いのは、佳い声が腰のあたりにズシンと響くheart04から……。
……かもれないぞ。wink

2009-12-19

最期?最後?『外事警察 第6回 その男に騙されるな』~心の叫び速報版

NHK土曜ドラマ『外事警察』の最終回。
それなりの長さの文章にするのは未だ無理なので、とにかく心の叫びだけ放出。

ラストシーン。

ちょっ…えっ?…おいっ…これってまるで…!!!

と、叫びながら、私は髪を掻きむしっていた。

同じような叫びが多くのハゲタカ・ファンの口からも発せられたであろうと推察される。

ころっと騙され続けていた私だが、住本の運命は、ある程度は予測していた。
ただし、まさか、あれ(ラストシーンのこと)とは…。

でも、あれが「最期」だと決まったわけじゃないし。

黒幕やらタヌキとキツネやらが化かし合い。
国益は正義より人命より重いのか?、なんて言葉は、性善説の幻想の中に生きている平和ボケしている人種の寝言だというのか?
では、何より尊いはずのものより優先されるという国益とか威信とは、そもそも何なのだ?

誰も何も信じられない世界で生きている住本が、「騙されても人は信じようとする。信じ抜かなければ救われない。(←不正確です。)」と問わず語りのように言う。
誰も何も信じていないように見える住本が。
彼は、信じていたのか?
彼は、信じたかったのか?
なぜか、胸が、苦しくなった。

最終回サブタイトルであり、番組の惹句でもある

“その男に騙されるな”

の “その男”

は誰のことを指すのか。

或いは、誰たちを指すのか。

難しいことを考えると眠くなる私には、わからないことだらけ。

唯一の光明は、愛子の「おはよう。」。

強烈な毒と闇を孕んだドラマだけれど、誘引力も同じく強烈だった。

2009-12-18

Braviaさんがシブイ働き~大森南朋さんナレーション作品

TVCMで矢沢さんや篠原さんが感嘆しておられるとおり、Braviaさんは「アッタマいい!」のである。

我が家のBraviaさんも、アッタマが緩いとか温いとか悪いとか…な主夫妻よりも、ずーっとしっかりしているのだ。

昨夜、HDDの中を整理した後、放置していた「おまかせ予約」のリストを久々に確認してみたところ、さすがの働きをしてくれていたのである。

Braviaさんの「おまかせ録画予約」に私がキーワード登録してある人名は「堺雅人」と「大森南朋」のお二人。
(我がお気に入り、阿部寛を登録したら、録画予約件数が大変なことになったので、断腸の思いで登録抹消した。crying)
で、このような番組を録画予約してくれていたのだ!

『きみのおうちへ (LOST AND FOUND)』
NHK BS-2
12月23日(水) 10:40~11:04

で、Braviaさんのデータを見ると【語り: 大森南朋】とある。

NHKのHPで確認してみると、「冬のBSアニメ特選」の枠で放映される短編アニメとのこと。
(詳細は こちら )

続いて、《apa blo.》 をチェック。
南朋さんファンの方は、先にこっちを見るんだろうねぇ…。
っていうか、毎日チェックしていて、このアニメのことは、とっくにご存知なはず。
と、苦笑しつつ、行ってみると……もちろん、情報が掲載されていた。
NHKのHPよりも、更に詳しく作品のことが紹介されている。

 《apa blo.》 の記事 → http://apache2001.jugem.jp/?cid=11

なにしろ、ファンではないので、オフィシャルブログもファンの方々のブログも

「ノーマークでしたね。」 (by 三島由香)


なので、Braviaさんが予約してくれなければ、知らずに通り過ぎていただろう。
黙って確実に良い仕事をするBraviaさん、『深夜食堂』のマスターのように渋い。lovely
登録どおりに番組を拾ってきているだけだというツッコミは、無しでヨロシク(笑)

ファンでもないのに、なぜこんなに反応するのか?

理由は以下の3つ。

① ストップモーションアニメが好きだ
② ペンギンが好きだ
③ 大森南朋さんの声がツボらしい

以上の3点については、後日、ネタが無いときにでも、書こうと思っている。

以上、報告まで。

2009-12-17

MADAM XENLON ARIAKE

先日、ゆりかもめに乗って出かけた先での、ランチ・レポートです。

東京国際展示場(ビッグサイト)の近くで、2時間も歩き通しrunの用事が済み、時計を見ると13時過ぎ。
お腹ペコペコだぁ~~昼食はどうしよう?
午前中の用事がどれくらい時間がかかるものか予測できなかったので、終わった時間によって適当に決めようと思い、事前に特に考えていませんでした。

この日は、眺望の良いお店で、ゆっくりと食事したかったので、お台場か汐留に移動しようか…と思ったものの、空腹に耐えかねて、目の前にそびえる東京ベイ有明ワシントンホテルへ入ってみることにしました。
朝は曇っていたけれど、すっかり晴れたので、眺めが良さそうな20階のレストランへ行ってみました。

MADAM XENLON ARIAKE
東京都江東区有明3-7-11
東京ベイ有明ワシントンホテル 20F

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エントランスにクリスマスツリーが飾ってありました。

新宿サザンタワーの「XENLON TOKYO」は、テレビ番組で紹介されているのを何回か見たことがありますが、利用したことはありません。
そして、有明のこのお店は、初めて知りました。
XENLON TOKYOみたいに大きいドラゴンがいたりするのかなぁ~とビクビクcoldsweats02 (なぜ?)しながら店内へ。
入っていくと、重厚とか高級という雰囲気ではなく、明るくて、若々しいムード。
あ。
ドラゴンいないんだ。down
なぜかガッカリしたりして。(笑)

この日はビッグサイトでのイベントも無かったようだし、平日の昼過ぎで、入っていくときにサッと見たところ、窓際席だけ6割程度埋まっている感じ。
いかにもお仕事な会食ビジネスマングループから、マダムのグループ、観光客まで、幅広い客層。

広く取った窓からの眺めが、遠くまでスコーンと抜けた感じの殺風景というか近未来的と言うか…な景色。
夜は夜景が綺麗だろうなぁ。

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担々麺やチャーハンなどの単品やセットメニューも美味しそうでしたが、今回はコースを頼むことに。

コースは2種類あり、連れと相談して爽健美コース(¥3,990)をお願いしました。

前菜は冷菜4種。

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トマト入卵焼きスープ

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薄焼き卵と小松菜、トマトが入ったスープ。
フレッシュトマトの酸味が程よく、小松菜がサクサクしていて、なかなか美味しかったです。

車海老のドラゴン巻揚げ

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海老に薄衣をつけて春巻の皮の細切を巻きつけて揚げてあり、チリソースをかけていただく。
見た目はアヴァンギャルド(?)ですが、皮がサクサクパリパリ、海老の身はプリプリで、王道の味と食感です。

蒸点心3種類

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3つとも、もちもち、むっちり。
色合いも綺麗だし、こうやって違う色・味のものを一つずつ食べるのって、楽しい。

若鶏のカシューナッツ・スパイス炒め

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メニューに辛口と書いてありましたが、さほど辛くはありませんでした。
ほどほどのスパイシーさ。
辛いものが好きな方には物足りないかしら。

蓮の葉のちまき
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spa状態で運ばれて来て、テーブルに置かれたとたんに、蓮の甘い香りが鼻腔をくすぐり、ロータスティーが好きな私は、しばしウットリ(笑)
中のおこわやや甘めの味付けで、鰻も入っていました。

杏仁豆腐&シェンロンプレミアムティー

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杏仁豆腐は懐かしい固めのツルンとしたタイプ。
標準レベルのお味。
シェンロンプレミアムティーは、色といい、香りといい、桂花茶ベースのブレンドティーらしい…レモングラスかなにか入っている?と思ったのですが、なにせ味覚オンチなので自信なし。

お料理は全体的に、サッパリしていて尖ったところが無い味つけで、好みや年齢層を選ばないと思いますので、家族連れにも良いですね。
どの料理も、きちんと作ってあり熱々の出来立てが運ばれて来て、美味しくいただけました。

眺めも良いし、肩肘はらずに、グループでも一人でも入りやすい、使い勝手の良さそうなお店だと思いました。

ご馳走様でした。happy02

2009-12-16

謎のMr.Hui~NHKスペシャル「チャイナ・パワー 第3回」

NHK総合で12月13日に放送された
NHKスペシャル『チャイナパワー 第3回 膨張する中国マネー』を観た。

中国の投資銀行に密着取材…と聞いて、ハゲタカ廃人の血が騒がないわけがない。

ハゲタカに侵されてしまった脳、いわゆるハゲタカ脳で観たので、まっとうな感想ではない。
全てハゲタカ・フィルターを通して観たら、こんな感じ…という雑感を簡単に書いてみた。

世界第一位の外貨準備高を保有し、国家戦略として海外投資と企業の海外進出を推し進める中国。
去年1年間で、海外投資額が倍増したという。
その中国に、次々に誕生している投資銀行。
その中でも、海外投資戦略に貢献したとして政府に表彰されるほどの海外投資実績を上げている「漢能投資集団」が密着取材の対象だ。
CEOはアメリカ帰りの投資ビジネスのプロ・陳氏。
北京の最先端の高層ビルに立派なオフィスを構え、欧米で長期間を過ごした後に帰国したスタッフが大半を占めている。
業務内容は、中国と海外の間の投資マネーの橋渡しと、海外での中国企業による企業買収の代理人。
取引実績7千億円以上、常時50件の案件を抱える。

番組では、国策であるエネルギー確保を目的とする石油・天然ガス田開発への公的資金の対外投資案件と、海外進出を目論む中国企業が米国で経営資源を得るためのM&A案件を追う。

中国は急速な経済成長に伴い、各エネルギー源の需要が急増。
もちろん、原油も足りない。
ここ数年、海外の油田採掘の権益確保のため、海外石油企業へ積極的に巨額の投資をしている。
世界的不況で油田開発資金不足の各国企業が、その中国の潤沢な投資マネーに群がってくる。
いまや、世界の覇者だったはずのアメリカの大企業が続々と中国詣でだ。

陳氏が手がける国家プロジェクト案件でも、国家開発銀行の融資担当幹部を米国の石油会社代理人に引き会わせて、莫大な資金の源が政府であることを強烈にアピール。
目の前にいる国家開発銀行の投資部門幹部が一人で年間に取り扱う投資金額が3兆元(40兆円)と聞いて、米国側は一瞬、桁違いの金額に目が点になりながらも、涎が垂れそうになっている。
なんせ、資金源は国家だ。

「まともに闘って勝てる相手じゃないな。」(by 鷲津政彦)

陳氏は言う。
「アメリカ人はお金を必要としている。彼らは中国人が金持ちだと知っているから、中国にやってくる。でも、投資を受けられるかどうかは、アメリカ企業の努力次第。」
ちょっと憎らしいくらいの、この自信。
おっしゃるとおりで、グウの音も出ない。

その後、漢能アメリカ支社の担当者は、中国側にとって更に良い条件の投資先を求めて、米国で石油開発業界の有力者と次々と簡単にアポを取る。
中国政府の意を受けているということで、普通ならば開かない扉が軽々と開いていくのだ。

さて、この番組で私が最も気になったのは、漢能投資が取り扱った米国でのM&A案件に買収合戦のライバルとして登場したMr.Huiなる謎の中国人ビジネスマンだ。
中国生まれで、現在は米国で投資ビジネスを営み成功しているMr. Huiは、赤字経営で疲弊している企業を買い叩き、徹底した合理主義Iにより短期間で黒字転換させ企業価値を高めて、高額で転売して、巨額の利益を得て成功している超やり手だという。
そう、まさに、

「目標はただ一つ。安く買って高く売ること。」(by 鷲津政彦)

なのだ。
結局、この買収合戦は、漢能側が政府の融資審査を待っていた僅かな間に、Mr. Huiに素早く「出し抜かれ」て、漢能は買収に失敗する。

しかし、漢能も在米中国人ネットワークを活用して、今度はMr. Huiから目的の米国企業を買おうとうと粘るのだが、Mr. Huiは買収した米国企業を短期間で黒字転換間近まで建て直していて、売値を3倍の価格に吊り上げてくる。
憎憎しいほどに鮮やかなMr. Huiiの手腕に、鷲津政彦を思い出さずにはいられない。
(失礼ながら、見た目は似ても似つかない。sweat02

陳氏は、幹部ミーティングで、Mr.Huiのつけた金額を聞き、案件担当者に「ありえない金額だ。提示金額を出さなければヤツが自分のオモチャにするってことだろう。」と言い捨て、いつものクールさはどこへやら、かなり御立腹の御様子。
同じ中国人にやられたのが、よほど悔しかったのだろう。
だが、これでこの案件がストップしたわけではなかった。
漢能投資は、Mr.Huiとの交渉を続けつつ、したたかに他の買収先を探していた。
その候補に、不採算部門を売却したがっている日本企業2社が上がっているというのだ。

米国的な合理主義と“Time is money.”なビジネスが、スタイリッシュなオフィスで繰り広げられていく一方、人脈を活用して泥臭く粘り腰で挑み続けるところが興味深かった。
そして、そんな漢能投資・北京オフィスでの幹部ミーティングで、誰もミネラルウォーターなど飲まず、お馴染み(?)の蓋付きの大きなマグカップ(もちろん中身は中国のお茶だろう)を各自が持ってきているのを見て、なぜかホッとしたりして、相変わらず、反応するポイントがずれている私なのだ。smile

中国政府は、国家戦略として公的資金を対外投資するのみならず、個別企業の海外進出と、それに必要な経営資源確保のためのM&Aも、大々的にバックアップしている。
外貨交換限度額を撤廃し、M&A資金が必要な企業に対しての低金利の優遇ローンを銀行に用意させた。
中国の企業が国際的な販路や、特許や技術力、各種ノウハウを手っ取り早く手に入れて、一流のブランドを持つためには、海外でのM&Aは最も有効な手段だからだ。


映画『ハゲタカ』で取り上げられたようなことは、近いうちに起きそうなことでなく、実際に起きているわけだ。
もちろん、友好的買収がほとんどだし、美形の若きファンドマネージャーがやってきて派手に動くわけでないが…。wink

ラストで、陳氏は語る。

「中国は大きい国だ。大きい国は大きい国らしく小さいことにこだわらず大きな儲けを狙っていく。」

これが、巨大社会主義国家・中国流の資本の論理の真髄かも?
ううむ…では、小さい日本は、小さい点に着目して、小さい儲けをコツコツと積み重ねていくのが、身の丈に合っているということなのかも。delicious

2009-12-15

「ゆりかもめ」の車窓から。

車窓と言えば、石丸謙二郎さん。
石丸さんと言えば映画『ハゲタカ』BD/DVDの特典映像「ライオンソース裁判」の裁判長役。
……という連想をしてしまう私は、完全にハゲタカ脳だ。

ハゲタカと無関係な(当然だ)用事があって、数ヶ月ぶりに「ゆりかもめ」に乗った。
平日の昼間は乗客も少なく、車内から景色をパチリcamera

Shasou

用を済ませた後、「ヴィーナスフォート」にアウトレットが出来たんだっけ…と思い出し、何も買うつもりは無かったが、ヤジ馬根性が出て、ちょっと足を伸ばしてみた。

青海駅で「ゆりかもめ」を降りて、ヴィーナスフォート入っていくと、どこから湧いて出たのか?と思うくらいの人・人・人…。
平日の午後早い時間なのに…。

「仕事は、いいのか?」(by 鷲津政彦)


と、自分は棚に上げて、ここに集う老若男女に心の中で問いかけた私だった。
12月11日に3階がアウトレットとしてリニューアルしたとのことで、狭く曲がりくねった通路が人で溢れ、ベビーカーにひかれそうになりながら、キョロキョロするものの、特に見たいショップも目に入らず…というか混雑しすぎて、歩くだけで疲れてしまった。
ちょっとだけイルミネーションを見物。

Vf1  Vf2

2階(ここは通常のショップ)に行って見たが、こちらもひどい混雑。
もともと、目的無く来たのだから、見る気も急降下。

結局、ヴィーナスフォートに来るたびに(と言っても超久々)、買い物をしてしまうハチミツ専門店「La Maison du Miel  Namiki」にて、
ユーカリハチミツのジンジャーハニーと柚子はちみつマーマレード(各 90g ¥988)を購入。

Hony

ジンジャーハニーは、風邪予防も兼ねて、湯で割ったり紅茶に入れて飲もうと思って購入。

ここで力尽きて(笑)、帰路についたのだが、あとでリーフレットを見たら、私のツボな「イルムス」のアウトレットも入っていたと知り、そこだけでも見ておきたかったと後悔。
ま、ほとぼりが冷めたら行ってみてもいいんだしね。

それにしても、お客さんに中国の方が随分と多く見受けられた。
(喋っている言葉で推察)
どこのショッピングスポットに出かけても、今や中国の方がじゃんじゃん買い物をしておられる姿を見かけるし、中国人ビジネスマンが視察(もしかしてM&Aのためのデューデリかもしれない)している姿も見かける。
まだまだ衰えを知らぬチャイナ・パワーなのである。

2009-12-14

怪傑が解決してくれたのか?

beautyのカテゴリに入れるのもどーよ?な記事ですが、ま、大目に見てやってください。

「つづく」 と書いたのに、何時までたっても続きが書けなかったが、やっと続きをアップ。

現実と向き合い、劉一華のように涙目になって帰った(12/8 「目下、目を背けたい現実」)私であったが、目の下のクマちゃんをどうにかしないと、悪鷲津より極悪顔で、枯鷲津より老け顔のままになってしまう。
……って鷲津ラブな人間の言うことか。(苦笑)

自宅の最寄駅前の大型ドラッグストアに寄り、クマ退治に何かよさそうなものはないか物色することにした。
不摂生や夜更かしが原因なので、外側から対処しても付け焼刃なのは承知しているが、正直、すぐに生活を改善できるとも思えない。
なんと不真面目な大人だろうか。
まあ、とにかく、パックのような即効性のありそうなものはないかね?…とコスメコーナーを回ってみる。
すると、棚の端にぶら下がりで陳列してある商品が目に入った。
『店長のオススメ!』とPOPが添えてある。
うん?これは…オヤジギャグ…?

「怪傑シロくまくん」

Kuma

パッケージ裏面を見ると、デュポン社と共同開発した新素材による遠赤外線の効果で血流を改善するシートらしい。
値段は2枚組で500円弱。
(ネット通販各社でも取り扱っている。)
何回か繰り返し使える…とある。
パッケージ上部にある、「疲れ」「寝不足」「不摂生」「夜更かし」って全部ワタクシにあてはまるじゃないの。
あまり期待せず、ものは試しと買ってみることにした。

【形状】
長さ約5cmの勾玉型、やや厚手のシールタイプのシートが2枚。

【使用方法】
パッケージの使用説明によると、洗顔後に化粧水で肌を整えた後、下まぶたに貼り、そのまま就寝する、とある。
その他に、目が疲れたときなど、いつでも好きなときに使えるとのとこと。

【使用感】
繰り返し使用できるとあるので、粘着力が強いかも…と思い、用心のため、いつもどおりに化粧水の後に美容液とアイクリームをつけた後、それらが吸収されるまで、しばし時間をおいてから、下まぶたにシールシートを貼付。
大きさは、私には問題なし。
そのまま、就寝。
目の下にシートが貼ってあることが最初はちょっと気になったけれど、特にかゆみや違和感はなかった。

初回使用後に間を2日あけて、もう1回、計2回使用したが、2回とも寝ている間に取れてしまうことはなかった。
粘着力が強いため、翌朝、はがす時に少し皮膚が引っ張られる感じがしたが、赤みや痛みはないものの、やはり、目の周囲の皮膚は薄いので、用心のためにクリーム等を使っておいて正解だったかも。
ただし、クリーム等を付けてから使用すると、粘着性が落ちるのは必至。
また、説明書には、抗菌加工してあり、丈夫な素材なので、繰り返し使用ができ、吸水しないので水洗いもOKとある。
遠赤外線効果は半永久とのこと、
私は、クリームをつけて貼ったので、衛生面を考慮して、使用後に軽く水洗いもしたので、次の3回目の使用が、粘着力の限界かも?

粘着性は、標準で3~4回くらいまで持続するらしいが、粘着力がなくなっても、クリーム等でくっつけて使用することも可能だと、説明書に書いてある。
ただし、その場合は、就寝中に剥がれてしまうのではないかと思うので、就寝中ではなく短時間のパック的な使用方法ということだろう。

【効果は?】
肝心のクマ退治効果だが、驚くほどの効果、というわけにはいかなかったが、確かに、下まぶたの青黒さが少し薄れてきたと感じる。
しかし、私の場合、前述のとおり、美容液とクリームを塗った上に貼って一晩おいたわけだから、美容液とクリームの成分が、シールされたうえに遠赤効果で、じっくりと十二分に浸透したせいかもしれない。
まあ、根本的に生活を立て直さないと良くならないことなので、こんなものだろう。

血流アップ、ということならば、ホットタオルを使ったり、マッサージをする、という方法もある。
しかし、ホットタオルだと温度調整が難しく、すぐに冷めてしまうし、目の周囲のマッサージは難しい。
せいぜい軽くタッピングするくらいだろう。
疲れ目用の温熱シートなどは、意外と有効かもしれないが、これも10分程度の使用時時間が限度。
就寝時間中に、じわじわと遠赤外線の効果で血流を良くする、というところが、この商品ののセールスポイントのようだ。
リーズナブル価格で、手軽なクマ対策として、ダメモトで試してみるのも一興かもしれない。confident

ただし、皮膚が薄い方、弱い方には、あまりお薦めしない。

2009-12-13

『外事警察 第5回 突入』にハゲタカ脳が刺激されまくり

既に御承知とは思いますが。

『外事警察』 一挙アンコール放送
NHK BS hi  2010年1月10日 12:00~  

『ハゲタカ』 一挙アンコール放送
NHK BS hi  2010年1月9日 12:00~

BS hiのお正月企画「一挙放送!シリーズドラマ」なんですね。 
http://www.nhk.or.jp/bs/programdl/osusume_hi.pdf 
(このp.3&9 参照)

Braviaさんを我が家にお迎えしてハイビジョン見られるようにした甲斐がありましたわ。
『外事警察』は、めでたい年明けにわざわざ一挙に観て、暴飲暴食で痛んだ内臓を更に痛めつけなくてもいいので、観ないと思うのだが、『ハゲタカ』は絶対に観なくちゃだわ。
DVD持ってるけど、ハイビジョンの鷲津様をBraviaさんのHDDにお迎えしたいし…ね、むふふっnotes 
そして、1月15日の映画BD到着を待つのだ!

さて『外事警察』の第5回。
いよいよ佳境。
相変わらず、リアルタイム一本勝負(誰と闘ってるのか?)で観る。
なんだか、録画したのを、いろいろと確認しながら観るのは、このドラマに関しては、私には違和感があるのだ。
たぶん、単なる思い込みだけど。(笑)
“その男に騙されるな”が番組の惹句だが、今回は“そのドラマに騙されるな”状態だった。
しかし、ある程度は予想していたのではあるが、ピュアな私(えっ)は、どんだけ簡単に騙されてたんだ、ホント。
今までの感想が恥ずかしくてたまらん。
あまりにも、いろいろ起きたり覆されたりしすぎて、ぐらぐら揺さぶられすぎて、酔ったような感じだっので、感想は放棄。
今回は今まで以上に『ハゲタカ』脳を刺激されすぎて、ハゲタカフィルターが掛かりっぱなしだったので、そのへんのポイントを中心に雑感メモ。

pencil 「まともに闘って勝てる相手じゃないな。」
真の敵の正体を知って、住本が外事4課の部屋で部下達に言った台詞。
これって鷲津が敵がCLICだと知った時に、鷲津フアンドのミーティングルームで言った言葉と同じ気が。

pencil デイヴとクラリスの陰謀?
映画『ハゲタカ』のスタンリーブラザーズ証券のデイヴが、株価チャートを見てほくそ笑んでる!
スタンリーは破綻したんじゃなかったの?
いやいや、世界的警備会社スペイダー社の日本支社長ですよ。
そして、彼の計画に一枚噛んでいる…いや、彼を官房長官に引き合わせているんだから、黒幕かも?なCIA極東担当のクラリス、じゃなくてコンラッドがクラリスで…?。
あ~、ハゲタカ脳が混乱する。
すべては金のためなのか?
アメリカにいいようにされているのか?
というところに帰結するとなると、ベタすぎるけど…どうなるんだろうか。
どうせ、また騙すんでしょ?(悪い男に言ってるみたいだ)
しかし、強かで切れ者のはずの官房長官が、分かり易く野心をくすぐられただけで、簡単にエサに飛びつき、ミスディレクションにやられるとは、架空の話とはいえ、日本の政治家にはありそうなことだと思えるのが、ちょっと哀しい。

嶋田久作さんの登場シーンが第4回以上に多かったり、いろいろとハゲタカ脳を刺激する点があったけれど、割愛。(笑)

pencil照らし、引き上げてくれたから、なのか。
愛子の暴走は、ニケと同じ動機だったのだ。
なんとシンプルな動機だろうか。
だけど、シンプルだからこそ、強く揺るぎ無いのだ。
一重ならば、そこに打算も疑いも入り込む隙間はないのだから。
住本とニケ、住本と愛子は、互いを真に必要としていた。
闇を抱え闇と見詰め合って生きてきた住本だから、2人の心を闇から救い上げることができたのだし、同ものを心に飼っている者同士だから響きあったのだろう。
自分を救ってくれた人のために役立てることは強い悦びをもたらすだろうし、そうすることで自分が照らされ続けていると感じられもするだろうが、同時に、何と不幸な響きあいなんだろうか。
ニケが妻を通じて住本に贈ったプレゼントと最期の情報を見たとき、そう思った。


とりあえず、ここまで。
他にも見ているときには色々と感じたり、気づいた気になっているのだが、見ながらメモをとる能力がないので、これぐらいか限界。
最終回のサブタイトルは「その男に騙されるな」
きっと、あの予告編はミスディレクションだらけだろうし、どうなるのか、予測不可能。
ただ、度肝を抜かれるくらい騙されてカタルシスを得る…という最終回ではないことは予測できる。

スッキリできないドラマだものね。

2009-12-12

『ハゲタカ』関連ヅラ2連発に撃沈~土曜スタバオパーク&「オトコマエ!」

記事タイトルにハゲしく危険な匂いを感じないでもないが、それは気のせいでしょう、たぶん。

本日のNHK土曜スタジオパークに『ハゲタカ』の話題が取り上げられると小耳に挟み、録画予約して外出。
帰宅して、夕食を食べながら観てみました。

ゲストは草刈正雄さん。
NHK教育『美の壷』正月特番の紹介のためのご出演。
ビデオメッセージに、親交のある夏八木勲さんが登場されて、男っぽくて渋くてカッコイイ!heart04と大騒ぎしてしまいました。
草刈さんのお若い頃の美しい姿も紹介されていましたが、ダンディだけれど、飄々としつつ軽薄ではない、大人の魅力あふれる現在のほうが、私好みだわぁ~。
…どんだけオヤジスキーなんだ。

さて、本命ですよ!!

NHKオンデマンドのサービス開始から1年間の人気番組ベスト10を発表。
特選ライブラリ部門第一位は、我らが『ハゲタカ』ですよっ!
NスペやプロジェクトX、マイケル・ジャクソンを押さえて、堂々の第1位!
作品紹介の映像で、「買い叩く!」×3をはじめとする素敵な鷲津が次々と登場し、卒倒しそうになりながら、無意識のうちに立ち上がってBraviaさんの前に近づく私…sweat01
うおー、近くで観るとますますカッコイイ…いや~ん、素敵~ぃっ。
数え切れないほど目にしてきたはずのドラマの鷲津なのに、なんでしょうか、このハイテンション。
自分でも怖い…。

そして、MC青井アナが表彰&喜びの声を「買い叩き」(←青井くん、これは如何なものか?)に、『龍馬伝』撮影中の大森南朋さんのもとへ。
南朋さんの半平太さん、短い映像では拝見してましたが、こんなにじっくりと観たの初めて。
随分と半平太さんと馴染んで来たということかしら?なんだか、前に拝見したグループインタビューのときより、ずうっとサマになってますねえ。
そして、青井アナからトロフィーを受け取った後のはにかんだ笑顔がカワイイじゃありませんか。
青井アナから「大森さんも、(ハゲタカを)もう1回観て下さい。」と言われたときの、ドキッとした表情→「もう一回観て、反省します」がナイスでした。
これくらい、鷲津要素が低い南朋さんだと、心静かに微笑ましく観られるんですけどね…。
でも、声だけ聞くと、鷲津含有率がやや高めに感じられたので、そこは、ドキッといたしまたしが。

なにはともあれ、『ハゲタカ』続編に向けて、良い材料となったのではないのでしょうか。期待しちゃいます。

土曜スタジオパーク 12月12日放送内容はこちら

さて、土曜スタパの再生を終わって、テレビに切り替えると、なんと!さっき『ハゲタカ』の紹介映像で、鷲津に「あなたが私を変えたんだ。」という爆弾発言(?)を投げつけらていた芝野さんが、鷲津と似た声でしゃべっていた武市半平太と同じく侍のお姿で映っておられるじゃありませんかっ!
しかも、なーんか、軽い感じ…。
いや、芝野さんじゃなくて、 『オトコマエ!2』の遠山金四郎を演じていらっしゃる柴田恭兵さんでした…。
う~わ~、鷲津と芝野先輩って、やっぱり運命の2人?(大違)
あまりのタイミングの良さに、驚くやら嬉しいやら。

この後、『外事警察』に騙されてボロボロになることを、この時は知る由も無く、幸せな土曜の晩のひとときでした…。

言ってみたい!

夕べ投稿し忘れていた小ネタを。

昨日の昼休み、ランチ仲間のM嬢とS嬢と3人で、いつもどおりにくだらない話に花を咲かせていた時のこと。

不景気だというのに、ちょっと景気の良い勧誘の電話が職場に度々かかってくるのて困っているのだ…とM嬢がぼやくのだ。
どういう勧誘なのか聞いてみると、

M「資産運用をしませんか?っていうのよね。何回断っても電話をかけてくるから、いやんなっちゃうangry
S「悪名高い会社だってwikiにも載っているくらい勧誘しまくりの評判悪い会社なんですって。」

M嬢と同部署のS嬢が補足してくれた。
M嬢のみならず、同部署の多くの人々に、その会社から、しょっちゅう勧誘の電話が架かって来るので、忙しいのに妨げられてイライラする!と2人は目を吊り上げてpoutいる。

M「でもね。私は住まいだって賃貸だし、資産なんて無いから運用するものなんてないのよね…。今度、そう言ってもう二度とかけるな!って切ってやりたいわ。」
私「おお、Mさんの大好きなエンケンみたいに怖い顔して言ってやりなさいよ。」
M「……電話じゃ顔は見えないじゃん。(苦笑)」

あっそっかあ~happy02 なんて笑っている私に、S嬢が声を掛けた。

S「美冬さんの場合は、鷲津に貢いでるから資産はありませんって断るのはどうですか?」
私「確かに貢いでるけどね…。悪い男に貢いでます…って?」
(鷲津ファンとも思えぬ発言。)

客観的に見れば、いいトシをした女たち(S嬢は若い)が、女子中学生のような会話で盛り上がっている寒い場面だが、本人達は楽しくて、暫く笑いが止まらなかった。
やっと笑いが収まったところで、M嬢が追い討ちをかけた。

M「Sちゃん、それじゃパンチが足りないわ。美冬さんは、
“私の資産の運用は鷲津ファンドに任せておりますの。”って言わなくちゃ!。ほら、言ってみてよ!」

え~やだぁ~、とか言いつつ、実はノリノリな私は、セレブマダムをイメージした声(ってどんなだ)で


「私の資産は鷲津ファンドに運用させておりますのよ。」

と、微妙なアレンジを加えて演じてみせた。

S「きゃー、サイコー!」
M「よっ、女優!」

という2人の賞賛を浴び、やりきった感で満足な私。
むふふ、一度くらい電話で言ってみたい。
だが、M嬢が、急に真面目な顔になった。

M「でも、ドバイ・ショックで、鷲津フアンドも王子も大変なんじゃないの?」

みるみる私の顔が強張る。

すると、『ハゲタカ』を見ていないが、私達から余計な情報だけはたっぷりと仕入れているハゲタカ耳年増のS嬢が冷静に言った。

S「大丈夫ですよ、埼玉だから

あー、それ言っちゃ、ダメだってばっっ!!sweat01sweat01

2009-12-11

中濃ソースに犬と獅子~予習復習のための備忘録

生来のぼんやり屋なうえに、最近は記憶力の減退が著しい。
なんせ、結婚記念日すら忘れるくらいなのだ。
まあ、長く生きていると、あちこちガタがくるものだ。gawk
よって、備忘録を兼ねた記事を投稿しておく。

数日前から、中濃ソースを切らしていた。
私自身は薄味ライフを送っているし、リーペリン・ソースだってあるので、無くてもさほど困らないのだが、我が家のソースダイスキー王shadowがぶつぶつ言うので、やっと昨日、帰宅前に立ち寄った地元スーパーでソースの棚へ。
いつもは、駅の反対側にある品揃えが豊富なもっと大きいスーパーで調味料を買うのだが、昨日は時間がなくて妥協してしまった。
するとやはり、我が家で長年愛用しているタカハシソースの「オーガニックカントリーハーヴェスト」を置いていない。
ソース愛が薄い私は、他のブランドでもいいや、と考えて、とりあえず国産野菜使用という点が、カントリーハーヴェストと共通している商品を見つけ、それを買って帰った。
 

Item0106_4  ブルドック 特級 中濃ソース 

タカハシソース一辺倒だったので、久々のブルドックだ。
公式サイトを見て気がついたのだが、「ブルドッグ」でなく「ブルドック」が正式表記なのね。
英語表記は「Bull-Dog」なのに、何でだ?
なんてことは置いといて。coldsweats01
帰宅して、「ふーん、こういうシリーズも出しているんだねえ。」などと呟きつつ、ラベルを改めて読んだりして、賢い主婦とは言えない消費行動なのであった。

この後すぐに夕食の準備に取り掛かるべきところを、キッチンを出て、PC部屋に移動してしまったのは、ハゲタカ脳のせいである。

ブルドックソースといえば、2007年にスティールパートナーズにTOBを仕掛けられたことに端を発する、いわゆる「ブルドックソース事件」を思い出す。
新米ハゲタカ廃人の私でも、ブルドックソース事件を下敷きにしたという噂のある、映画『ハゲタカ』でまるまるカットされてしまったが、映画BD/DVDの特典DVDに収録される未公開映像「ライオンソース裁判」に考えが及ぶのは当然のことだ。

この裁判の結果に落胆し、「資本主義のルールすら守れない日本」に絶望した鷲津は、日本に嫌気がさして南の島で飲んだくれたり、不摂生が祟って体重を増やしたりsweat02していたわけだ。
買収に失敗したのだから、ヤンチャモードannoyになったり、落胆downするのは当然だが、なぜ、そこまで絶望し、ぐれて(笑)しまったのか、彼が言う「資本主義のルール」とは何を指すのか?
これらが、映画初見時から気になっていたものの、鷲津heart01に急速に夢中になってしまい、面倒なことは棚上げにして、ろくに調べも考えもしなかったダメな私である。
が、せっかく(?)、何年かぶりにブルドックソースが我が家にやって来たので、ライオンソース裁判の予習をしておこうかね…と、珍しく殊勝なことを思い立ったのだ。

私は、ドラマ『ハゲタカ』を観ていなかったし、企業買収にもブルドックソース社にも特別な関心は無かった。
そして、ものすごく経済オンチだった(それは今も変わらない。)
だが、当時、この件について、どういうことが起きて何が問題なのか、ポイズン・ピルって何?とか、この件について好悪で物事を判断するようなムードがメデイアで大勢を占めているがそれでいいのか?…と、わからないことばかりだった。
なので、無知な人間でもわかりやすく解説してある記事はないか、とネットでウロウロした記憶がある。
身も蓋も無い言い方をすれば、興味本位で、ちょこっと関連情報を探してみた、ということだ。
で、用語や事実関係を整理した記事や「傍聴マニア」」的な人のブログやサイトなどが沢山あり、勉強になったし興味本位の人間としては面白くもあったけれど、大半は今や忘却の彼方だ。sad
判決後に読んだ幾つかの記事で、明快で理解しやすく腑に落ちたものをクリッピングしてPC内に保管してあったことを思い出して、夕飯の準備そっちのけで、ファイルを探してみた。
当時、配属されていた前部署ではエコノミストに囲まれていたので、勉強のために、テーマに関わらず読んで参考になったと思う記事をクリッピングするなんて、マジメ(と自分で思いたいがため)なことをやっていたのだ。
今はもうしていないが…。bearing
古いファイルなので捨てちゃったかな…と探したが、なにぶん、家族共用のPCなので、深いところに諸々の秘密のモノがしまってあり(笑)、すぐには見つからなかった。
なんでも、とり合えず突っ込んどいて、後で整理しよう、という甘い考えが後で時間の浪費に繋がることは、重々承知しているのだが…。
PCの奥深く、しかも意味不明なファイル名をつけて放置していたのを、

「やっと、見つけた…。」(by 芝野健夫)

この台詞、抜書きすると、姿を消した恋人を探し当てた男の台詞としか思えない…もぉ~芝野先輩ったら…sweat01

クリッピングしてあった記事のうち、鷲津の激昂と落胆の源について考える参考になりそうなものを、備忘録代わりに貼っておく。
マジメなお勉強用ではなく、あくまでも私個人の想像の焚き付け用dashに選んだので、その点をお含みおき頂きたい。

大前研一 ニュースの視点
http://www.ohmae.biz/koblog/viewpoint/909.php

「産業突然死の時代の人生論」 第93回 (筆者:大前研一 氏)
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/96/

奇しくも、大前研一氏のコラム2連発coldsweats01になってしまったが、別に氏のファンでも信奉者でもない。
ライオンソース裁判判決後の鷲津の心境を想像するため(私のレベルでは理解なんてできない)の参考として、とりあえず、このコラムをピックアップしてみただけのことだ。

もちろん、改めて探せば、たくさん参考になる記事がみつかるはずだし。

判決と官僚等の反応に批判的な論調ではあるが、大前氏の個人的見解を記したこのコラムを、鷲津の激昂や絶望の理由を代弁するものとして読むつもりはない。
鷲津が、日本の政財官が腐りきっていて、国民は愚かだと吐き捨てるまでに日本に絶望してしまう心境に到達する理由を、少しだけでも想像したいという、実に不純な動機での予習の予習を思い立ったわけだが、ライオンソース裁判とブルドック事件が別のものだし、上記コラムは、様々な意見のうちのひとつだと理解する分別は辛うじて(苦笑)残っているから。


不純な動機で予習し、裁判シーンを観た後で、復習すれば、なお楽しめるかも。
とはいえ、冒頭に述べたとおり、忘れっぽい今日この頃でアバウトな私なので、本編を繰り返し観まくった後に特典映像を観た頃には、参考記事のことも忘れていそうだ。
と、いうことで、ここにメモしておくことにしたが、恐らく、復習編はないであろう。(笑)

なんだか、よくわからないことを繰り返し記している記事になっしまったが、メモの代わりなので、ご容赦いただきたい。

それにしても、今からこんなことを考えているとは、鬼が爆笑するだろうな。happy02

2009-12-09

『外事警察』雑感~第4回を中心に

ハード&ダーク度が右肩上がりなNHK土曜ドラマ『外事警察』。
観るたびに、腹筋に力が入りっぱなしだし、肩が凝るし、ドキドキとかドッキリとかゾクゾクとかで心中穏やかならず、不安と緊張が60分持続するから、見終わった後の心身の疲労感がひどいったらありゃしない。
しかも、強い毒素が体内に残留し、エグ味が口中に残る感じ。
なのに、毎週いそいそと見てしまう、恐るべきドラマなのだ。

毒素を貯めないために、感想を吐き出しておこうと思いつつ、どんどん凄いことになってきて、私の消化吸収力を超えてしまい、書きあぐねているうちに、もう第4回が放送されてしまった。
録画しておいたのを感想を書くために見直す気力もないし、私の感想の書き方と違う気がするし。
ちなみに、映画でもドラマでも、感想は、一発撮りならぬ一発書きで、メモは一切とらず(正確には、とれない)、おぼろげな記憶を頼りにゆる~く書くのが私のスタイル。(スタイルというほど立派なものではなjく、雑なだけ。)
自分のために書いているので、そんな適当なやり方なのだ。

ということで、まとまらないものを放出するために、第4回を中心に、雑感というか、下らない小ネタを書いておく。

pencilハゲタカ人事

ついつい、『ハゲタカ』方面に妄想が膨らむようなキャスティング。
CIA極東担当のコンラッド役にはクラリスでお馴染みのイアン・ムーアさん。
そして、スタンリー・ブラザーズのデイヴに続いて、嶋田久作さんが登場しした日にゃ、ハゲタカ廃人の妄想を爆裂させようというPとDの陰謀(?)すら疑ってしまうほどだ。
ここでは、そのへんの妄想を掘り下げないようにしておく。(笑)
ハゲタカ・フィルターを外して観なくては……sweat02

嶋田久作さんのブログは、猫が可愛いし、嶋田さんのお仕事ぶりがのぞけて楽しいので、時々読みに行っている。
映画でもドラマでも、あまり事前に情報を入れずに観るのだが、嶋田さんのブログに『外事警察』関連の記事が投稿されていて、ついつい読んでしまった。→ http://9saku.blog102.fc2.com/blog-entry-283.html

堀切園Dも役者さんも、徹底的に細部までこだわって、より完成度の高い作品を目指しているのがよくわかる。さすが。
しかし、やっぱりNHKのドラマ班の方々は仕事熱心だね。

pencil省電力ドラマ?

とにかく、暗い。
いや、テーマが暗いだけじゃなく、画面が暗いのだ。
『外事警察』を観ている同僚や友人と話していても、皆、同じことを言う。
夜のシーンや室内のシーン、監視カメラの粗い映像が多いせいもあるだろうが…。
警視庁のオフィスってあんなに暗いのか?(笑)と突っ込みたくなるくらい、外事4課住本班の部屋が暗い。
官庁は省エネルギーに努めているので、夜間照明の制限が厳しいのかも?(たぶん違う。coldsweats01
倉田理事官の部屋も、夜は真っ暗だ。
あんなに暗い部屋で書類を読んだりPCモニタを見たりしていたら目に悪いじゃん!とか突っ込んではならない。公安にマークされるぞ。(嘘)
暗めの部屋にいる倉田の怖い(失礼だ)顔面に、弱い光が複雑な陰影を与え、倉田の野望とか組織内の暗闘とかが滲み出ている。(ように思えてくる。)

第4話で、酔って帰宅した愛子が、暗い部屋に潜んでいた住本に気づき、驚く場面があった。(あれは怖すぎるcoldsweats02
私だったら、帰宅して、まず部屋の電気をつけるけど…なぜ、暗いまま?coldsweats01
もちろん、リアルにオフィスや下村家に煌々と明かりがついた部屋で、この話をやっちゃ台無しなのであるが。
暗さが、不安感や陰謀感(ていう日本語はないだろうが)を高め、闇に潜む魔性や秘匿や隠匿といったことを象徴しているんだろうと思う。
それが、演出ということだものね。
深読みしすぎ?
でも、困ったことに、目が悪い私には、けっこう見づらい…(泣)。
それに、あんなに照明が少ないのは、どんなに美しい女優さんでも、なんだか可哀想…。

pencilこの台詞って…

陽菜「彼が関わる人は、みんな不幸になる。」

倉田「住本を出し抜いたな。」

(うろ覚えなので、正確ではない。)

ハゲタカ・ファンならば「おっ?」と思う台詞。
いかん、雑念を捨て去らねば…sweat01

pencil闇に潜み蠢くもの

愛子が、住本の思惑を超えて暴走していく姿は、魔性の覚醒を見るようで、かなり怖い。
闇は闇を引き寄せ、喰らうものだ。
愛子は、住本と関わることで、自分の暗部と向き合い、それを吐き出したが、闇を払拭したわけではなかった。
危険な任務を実行することで、もっと深い闇に引き寄せられて、死と隣り合わせの高揚感と甘美な戦慄に身を浸して、闇に喰われたくなったのかもしれない。
あるいは、まだ自分に罰を課しているのか…。
彼女の動機と行いは、私の想像の範囲を超えている。
そう感じつつ、愛子の動機が分らないようで、あれは愛子だけに潜んでいるものではなく、自分の奥深くにも、魔性の種が埋まっていることも私は知っているのだ。
だから、尚更に怖い。
こんなふうに、観る側のことまで、突き刺して抉ってくるドラマなんだなぁ。
危ない、危ない。

愛子を、楚々とした石田ゆり子が演じることで、一層、凄みが出ている。
艶然と微笑みながら、住本に「あなた、私が怖いんでしょ。」とズバリ核心をつくシーンなんか、ゾクゾクしてしまった。

pencil魔物を動かすものとは

利用されているのではない、自分が利用しているのだ、と思い、ジュリオは自分の手中に落ちていると思っていた愛子だったが、実は、自分が踊らされ泳がされていた。
第4回ラストで、住本が、それを叫ぶまでの息もつかせぬ展開。
ドキドキして、どっちに転ぶか、どこまで覆されるのか、一瞬たりとも気を抜けなかった
住本を「出し抜いた」陽菜もまた、倉田と有賀の暗闘に、その上で蠢く官房長官の野望に、更にそれを利用しようとするアメリカに、踊らされているだけなのか。
陽菜が度々、問い、叫ぶ、国益とは正義とは何だ?という方向にテーマが収束していくのかもしれない。

力を手に入れるためのゲームに役立たないと判断されれば斬り捨てられる脅威への備え。
権力者たちの危機意識の希薄さに、住本は、どれだけ歯噛みをし、苛立ってきたのだろう。
国益と権力者たちを守るために身を捧げた者たちの、決して報われず闇に葬られて来た思いは、無駄ではなかったと言える時が来るのか?
答えが出ない問いだとは思うが、もしかしたら、住本を立たせ、動かしてきたものは、その問いの答えを求める心なのかもしれない。

あと2回で、どんな答えが出るのか、或いは答えは出ないのか。
また土曜日の晩にドキドキしながらテレビ前に座ることになるのだ。

昨日は結婚記念日

超私的雑記にハゲタカ妄想を混ぜ込んで書いている当ブログですが、今回は特に私的なことなので、スルーしていただいて結構ですよsweat02

12月8日は私たち夫婦の結婚記念日でした。
(昨日のうちに記事を投稿できなかった。)

そして、非情にマズイことに、私はすっかり忘れておりました。
夫がケーキを買って帰ってきてくれたので、「わぁ~い。どうしたの?」などという失言をしてしまい、彼をとても落胆させてしまいました。
こういうのを悪妻っていうんですかねsweat01
申し訳ない…shock

工場で大量生産しているお店のケーキだったけど(贅沢言うな!)、仕事帰りにデパ地下に寄って買ってきてくれました。
どうもありがとうheart04

普通は、逆ですよね。
女性は記念日を覚えていて、男性は忘れがちっていうパターンが多いのではないかしら。

今を去ること10年+secret年前、12月8日が結婚式+披露宴だったので、『トラ・トラ・トラ』とか「John Lennonよ永遠に。』等の祝電が届き、めでたくは無いけど多くの人の記憶に残る日だから忘れなくて良かったね…なんて話していたのに、とうとう今年は忘れちまったよ、オレ。weep
昨日は覚えてたのになぁ。
『ハゲタカ』関連で記憶容量の多くを使用してしまっているから、他のことが漏れ出てしまっている、ということだろうか?

ちなみに、こちらが夫が買ってきてくれたロールケーキ。
「クイーンアリス」のものでした。
ここのケーキは久々に食べた気がする……。
御馳走さまでしたconfident

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2009-12-08

目下、目を背けたい現実

「現実から目を背けるな。」(by 劉一華)

現実から目を背けていた君に言われなくないよ。
とか、エラソーに言い返したいがsweat01目を背けるどころか、最初から無かったことにしてしまうことが多いダメな私だ。

午前中、私の部署を統括する専務との面談があった。
冬季ボーナスの査定結果の告知(笑)だ。
何も問題なく、査定の話はすぐに終わり、形式だけではあるが、「困っていることはないか、要望はないか」等々を聞かれている最中に、専務が私の顔をじっと見詰めてこう言った。
「体調のほうはどうですか?ちょっと疲れてませんか?顔色が優れないみたいだけど。」
えっっ。
ヤバイ、夕べも結局、鷲津動画三昧で3時間睡眠だった…。
しかし、専務、面と向かってそういうことをおっしゃるのは、如何なものか。

専務は私の様子から、自分の失言にやっと気づき、あわててフォローした。
「無理しないように。健康第一ですからね。」
そして、面談は終了した。

うううむ、メイクが手抜きなのがイカンのだろうか。
化粧室に寄って鏡を見たが、うちのオフィスの化粧室の照明は暗くて、顔色がよくわからん。
でも、確かに肌荒れがバレバレで、内臓大丈夫か?な雰囲気が漂っているなぁ。寝不足なうえに、寝酒にワインwineを一人で飲んだりしたので目も腫れぼったいし…。
ま、今夜こそちゃんと寝れば大丈夫だよね。

と、自分に言い聞かせて、適当に化粧直しをするのであった。

午後は半休して、定期的に通院している大学病院で検査と診察。
昨夏の入退院以来、ずっと悪くない結果だったのに、今回、初めて肝機能に乱れが…トホホ…。
主治医から、生活習慣が乱れているのではないか、と強く注意されてしまった。
食事と適度な運動はもちろん、睡眠と休息、ストレス解消も大切…とわかりきったことなれど、ついつい守れないことを改めて注意された。
そして、私の顔を観察して、眉をひそめた。
「肌が荒れているし、顔色が悪くて目の下のクマが濃いですね。血行が悪くなっているんじゃないですか?体を暖めて良く休むように…」と言った後、尋ねたのだった。
「お仕事、お忙しいんですか?あまりムリをすると、また入院ということになりかねませんから、上司の方とよく相談してくださいね。」
はあ…と力なく薄笑いを浮かべて、私は辞去した。

先生、私の肌が荒れているのは、仕事のせいではなく、鷲津のせいです…とは言えるはずもなかった。

上司と医師から顔色が悪いと連続で指摘されれば、鈍重な私でも凹む。
そんなに酷いですかね?と、病院の外来センターの化粧室に寄ってみた。
ここは外光も入るし照明も明るくて鏡も大きい。
この2週間ほど、顔のパーツのチェックをするだけで、いろいろと見たくないものから目を背けていた私は、久しぶりに自分の顔をじっくりと見た。

……うわっっsweat01こりゃひどい…。
肌が荒れているのは分かっていたが、こんなに目の下のクマが青黒くなっているとは…。
目も相変わらず腫れぼったい。
う~~む。
ライオンソース裁判の時の鷲津が老けてるとか人相悪いとか喜んで(笑)言っている場合ではないぞ。
私のほうが、よっぽど老けてて極悪な顔になっておる…。
ショックのあまり、私は丸の内鍛冶橋駐車場で鷲津に「誰なんだ」連射を受けて涙目になった劉のように、黒塗りのハイヤーに逃げ込みたかったが、そのように結構な乗物は待たせていなかったので、地下鉄で帰路についたのだった。

まさに“Face to the real”。

つづく。

2009-12-07

映画『築城せよ!』DVD鑑賞

『外事警察』第3回の感想を書きあぐねているうちに、あっと言う間に第4回。
ますます、緊迫感が高まり、誰も信じられない展開。
相変わらず、心身の疲労を伴う強烈なエグ味のあるドラマだ。
体内に残る、その毒素を排出したくて、後味の良さそうな作品を借りてきた。

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「築城せよ!」

内容紹介

戦国時代の武将たちが、段ボールで城を建てる?!
痛快、築城エンタテインメント!!

【ストーリー】
2009年、過疎化がすすむ町・猿投(さなげ)に突如として現れた3人の戦国武将。彼らは400年前、分の城を完成できずに無念の死を遂げた侍の霊だった。
殿様の「築城せよ!」という号令の下、町おこしを願う住民達を巻き込んで、壮大かつ無謀なプロジェクトが立ち上がる。素材は段ボール!残された時間はあと3日。意味不明の号令と傍若無人な振る舞いに、住民たちの間で不協和音が流れる!!やがて、ひたむきに築城に打ち込む殿様の姿に、大学生・ナツキを中心にして、いつしか住民たちの心も一つにまとまっていく。
しかし、もともと築城現場に工場を建てようとしていた町長一派は、段ボール城を撤去しようと、秘策を練っていた。そして完成まであと一歩と迫った夜、宴会で盛り上がる段ボール城を、町長が組織した一団が静かに包囲する。
果たして、城は無事完成するのか。それとも、ひとたまりもなく壊れてしまうのか!!築城に秘められた真意とは!?

【監督】  古波津陽
【キャスト】
片岡愛之助 海老瀬はな/江守徹
阿藤快 藤田朋子 津村鷹志 木津誠之 ふせえり ほか

(amazon.co.jp より)

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気になっていて、上映中に観たかったのだが、不運にも(笑)、『ハゲタカ』と公開時期が重なっていたため、結局、観そびれた作品。
レンタル店の新作コーナーに出ているのを発見し、早速、1泊2日で借りて、家事を一通り済ませた日曜の午後にのんびりと鑑賞。
うん、『外事警察』の毒素を出すにはピッタリ。
デトックス映画?happy01

以下、いつもどおりの天然系ゆるゆる感想。
ゆるいながらも、がっつりとネタバレを含んでおりますので、OKな方のみ、先にお進みくださいませ。

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2009-12-05

映画『ハゲタカ』DVD&Blu-lay 「ライオンソース裁判」映像情報が公式サイトにUP

毎晩の日課になっている『ハゲタカ』動画巡礼に出て、最初の訪問地である映画公式サイトに行ったら、なんと!

DVD&ブルーレイの映像特典の情報がアップされていました。

既に、複数のファンの皆様のお宅で情報がアップされていますが、寝る前に見てしまって興奮冷めやらないので、片隅の拙宅にも投稿しておきます。

公式サイト 『NEWS』のページに詳細な案内が出ています。

one 「ライオンソース裁判」シーンの一部シナリオ掲載
   (DVD&Blu-lay特典ページ)

two ”DVD&Blu-lay 告知映像”を公開
  大森南朋さんと玉山鉄二さんが告知ナレーション。
  「ライオンソース裁判」シーンの映像を含む特典映像を一部公開
   (『TRAILERS』ページ)

楽しみですね~~heart04

裁判シーンの鷲津が、もう、もうっっ!
鷲津ファンの方、是非ご覧になって悶絶・絶叫を心ゆくまでどうぞsign03

 

2009-12-04

確かに「バカ」だ。

いつも財布がパンパンに膨らんでいる。
残念ながら、福澤諭吉先生が大集合しているからではない。
色々な店のポイントカードと小銭で膨れているのだ。
主婦には良くあることだと思うが……アレ?私だけですか?sweat01

仕事帰りに夕飯の材料を買って帰ることが多いのだが、ちょうどレジが大行列している時間帯。
支払い金額に、8円とか9円の端数が出た時に、目が悪くて手先が不器用で小心者の私は、鷲津みたいに“パチンパチン”と小銭をキッチリ置く…とはいかない。

たいてい、うまい具合に小銭を出せなくて、結局、大きい札を出して釣銭をたんまりと貰うことになる。
しかも、後ろに行列が続いているので、釣銭を適当に財布の小銭入に突っ込んでしまうのだ。
結果、私の財布は、西乃屋のcatなみにぷっくりしてしまうのである。

なので、夜、翌日の支度をするときに、財布の中を整理して、お札や小銭を取り出しやすいようにしておくのが、習慣となっている。
と、書くと、なんだか几帳面な人のようだが、几帳面ではないので、常々、財布の中が乱れていて、“小銭キッチリ”ができないのだ。

夕べも、夕食後にリビングのソファに座って、テレビをザッピングしている夫の隣で、財布の中をチマチマと整理しようとしていた。
1円玉と10円玉が大漁(笑)だ。
ちゃんとテーブルにでも並べればいいものを、ものぐさな私は、両腿の上に通販カタログなんぞを置いて、その上に硬貨ごとに並べて整理しよとした。
厚手の冊子ならまだしも、薄くてフニャフニャと頼りない冊子の上に沢山の硬貨を並べるのは、かなり強引な作業方法だと分っていたのに、強行してしまうところが、雑な人間の哀しさ。
絶対に鷲津ファンドには採用されないタイプ。

カタログの表紙が硬貨で埋め尽くされそうになったところで、夫が何か話しかけてきたので、ついうっかり、硬貨が整列しているカタログを乗せた腿を動かしてしまった。

とたんに、硬貨がバラバラと床に散らばり、四方八方に転がっていった。

「あーあ」
一瞬、がっくりと固まっていると、夫が突然に立ち上がって叫んだ。

「拾え!」

「……え?」

大声を出したり命令口調になることがない冷静沈着な夫が、突然に語気荒く叫んだので、私は目を見張った。
彼は床に跪くと、散乱した硬貨を両手でブルドーザーのように掻き集めながら、続けて叫んだ。

「拾うんだよ、守山!」

……あ、そういうことね…。

私は脱力しながら、自分の足元の1円玉を拾った。

……あのー、アナタ劉ですか。
ずいぶんとトウのたった劉一華だよ。
共通点はメガネ男子という点だけ。
だいたい、我が家の質素な狭いリビングで小銭を拾いながら言う台詞かね。
400枚の万札をマンダリンのスイートで鬼気迫る形相でグチャグチャと掴むのとは雲泥の差だ。
そりゃ、万札も1円玉も大切なお金であることには変わりないが…。

内心、脱力気味のツッコミを入れながら、私は10円玉をつまみあげていた。一方、床に這いつくばってソファの下を覗き込みながら、彼は北島マヤが乗り移ったような熱演を続けていた。

「拾わなくちゃいけないんだよ!」

……言われなくてもわかっとるわい。sweat01

なんとか、硬貨を拾い集め、いちおう夫に「ありがとう」と礼を言う。
親しき仲にも礼儀あり、が我が家のルールだ。

夫は満足そうにうなづいた。
「楽しかった?ハゲタカごっこ」

いや、私がお礼を言ったのはね、そっちじゃなくて、拾ってくれたことなんだけどね…。

「う~ん、万札だったら、もっと楽しかったね。」

冗談めかして言ってみると、彼は「ああ、そうだね」と微笑んだ。

「そっか、小銭を拾うのは、劉が刺された後だったよね。さすがに、あれはボクはできないなぁ。ごめんね。」

私は「うん、いいよ、そこまでやらなくても…」と作り笑顔を浮かべながら、心の中では(誰も頼んでないよ!gawk)とブーイングしていたのだった。

当ブログで何回か書いたが、そもそも、私が映画『ハゲタカ』を観たのは夫に誘われたからだ。

彼は原作小説も全部読んでいるし、映画もドラマも3回ずつ観ている。
NHKスペシャルの経済モノを欠かさずチェックしているし、経済小説を好んで読んでいるので、『ハゲタカ』も硬派で面白い作品、として好みに合ったらしい。
だが、『ハゲタカ』好きではあるが、ファンというのでもなく、ましてや鷲津heart02でも廃人見習い候補でもない。
男性の『ハゲタカ』好きの方々に多く見受けられるように、彼は芝野派だ。
大きな組織に属して働く人、特に中年男性には、一番感情移入しやすい登場人物だものね。

そんなわけで、印象深い台詞は覚えていて、時々、こうした“口撃”を仕掛けてくる。
たぶん、私が喜ぶと思ってやってくれているのだろうし、彼自身も、こういう遊びが大好きなので、楽しんでいるのだ。
結構なことではあるが、正直、ちょっとイラッbearingとする。
今回のように劉の台詞の場合はまだ良いのだが、鷲津の台詞を言われる(それもポーズ付だったりすると尚更)、イラッどころか、ムカッとする。
今まで何回も、「鷲津の似ていないモノマネは腹が立つから絶対にやめて。」とハッキリ言ったのだが、まったく通じない。
文句を言っている私に、背中越しに「伝わらない愛情もありますよ。」などとぬかしやがる(あら、私としたことが…ごめんあそばせsmile)のである。

annoyキイィィィーーッdash(大憤慨中)

……ということを、今日の昼休みにランチ仲間のM嬢に訴えた。
すると彼女は、『深夜食堂』の小林薫のように腕組みをしてじっと私の話を聞いてくれた後、一言。

「バカップル。」

2009-12-03

鷲津中毒者の夜は明けるのか?

ちゅう‐どく【中毒】

1 生体内に入った薬物・毒物や生体内の代謝産物によっ て病態や機能障害が生じること。経過から慢性と急性とに分けられる。どくあたり。「食い合わせで―する」「ガス―」

2  置かれた状況になれて特に変わったことだとは感じなくなること。また、あるものへの依存が強く、ちょっとでも不足すると非常に強い飢餓感をもつこと「活字―」「仕事―」

     出典:大辞泉(小学館)

私は重症の鷲津中毒者である。
(『ハゲタカ』ファンではない方には、何のことやら意味不明であろうが、ブログのサブタイトルをご覧いただければ、お分かりいただけると思う。)
私の「中毒」は、上記に引用した『大辞泉』によると、赤字部分にあたるが、鷲津は毒性も強いsweat02ので、「どくあたり」というのも、当てはまる。

「鷲津の毒に当たって眩暈が…」……おお、けっこうハマる言い回し。
でも、触るとかぶれたりしそうでもあるなぁ…それはイヤだ。

先日、「ワレ剱岳登頂ニ成功セリ。」と題する記事に書いたように、池袋・新文芸坐にて『ハゲタカ』を久々に観る事ができた。
本当は2回…いや、3回も4回も観たかったけれど、世の中というものは、そうそう自分の思い通りになるものではない。

いろいろとネゴしたり、ゴネたりして、もぎ取った大事な1回の鑑賞のチャンス。
だから、少しでも良い条件で観たくて、失礼ながら自分のストライクゾーンから外れていた『劔岳 点の記』も合わせて鑑賞した。
そして、鑑賞してみて、愚直に努力を重ねた過程と成果が、メッセージとして、きちんと伝わる労作だと感じ入ったりもした。
『ハゲタカ』に嵌らなければ、恐らく劇場では観なかったであろうこの映画との出会いも無かった、というわけだ。

このように、『ハゲタカ』を観るという目的以外にも収穫があって、有意義な池袋での鑑賞であったのだが、問題はその後だ。
恐ろしい急性鷲津中毒の再発である。

思い返せば、急性中毒の症状は過去、2回経験している。

一回目は初見直後から9月下旬まで続いた。
約3ヶ月かけて、急性から緩やかに慢性化していった。
2回目は9月下旬の深谷での鑑賞後。

私は、6月に映画『ハゲタカ』を観るまでは鷲津を知らなかった。
鷲津中毒者の中でも、非常に稀なケースだろうと思う。
初見でグラッと来て、後は坂を転がり落ちるように作品そのものと、鷲津に一気に溺れてしまい、現在に至るまで、脳内鷲津祭を絶賛開催中た。
ドラマから嵌った方々は、少しずつ耐性が出来ていったろうけれど、私のような激しい急性鷲津中毒者は、症状の現れ方も激しくつらい。
空っぽだった器に、一気に水を注いだ感じで、いったんは満たされるのだが、どんどん器自体に水か吸収されて、すぐにまた空っぽになってしまうような感じだった。
あまりに急に満たし続けたので、器が割れてしまうのではないか、と心配になったけれど、そんなことは無く、どんどん吸収し続けてしまったのだ。
だから、欲しいままに、日々、ドラマDVDとネット動画等で鷲津を補給したが、すぐに足りなくなって、カラカラ乾いてしまう。
ひどい飢餓感に耐え切れず、時間のやりくりをして、滅多にいかない都会の映画館に仕事帰りに観にいって、大量に鷲津チャージをして乗り越えた。
しかし、上映終了後は、それもできず、ひたすらにネット放浪して情報と画像と動画を漁り続けた。
ドラマDVDも、全身に染み付くくらい繰り返し観続けた。
家人に叱られても止められず、一時はまさに家庭人として機能不全に陥りかけの「廃人」状態だった。
初見から1ヶ月で、そんなことになり、結局、ブログ再建(笑)をして、自分の妄言を吐き出して楽になろうとしたが、鷲津中毒の禁断症状は治まりはしなかった。

そんな狂おしい日々を過ごし、深谷で一息ついても、かえって飢餓感が増してしまい、また振り出しに。
最初とほぼ同じ症状がぶり返し、ようやく2ヶ月で落ち着いて来たのだが、また池袋で鷲津チャージをしてしまった。

今回の池袋での鑑賞で、なんとか1月15日のDVD/BD発売まで保つかもしれないと思っていたのだが。
甘かった。
自分の中の鷲津がまた鮮明になってしまったので、かえって渇きが酷くなっている。
そんなこともあって、東京駅に行った時に、突然にロケ地をこっそり覗き見なんかやらかしてしまったのだ。

だが、これまでの急性中毒ピークと違う点がある。
ドラマDVDに手を出していないのだ。
なんとか、ネット動画でしのげている。
…というか、せっかく鮮明さを取り戻した映画の鷲津の姿を、ドラマを観ることで薄めたくない、という気持ちになっているのだ。
これは、いままでになかったことだ。
もちろん、映画の鷲津と同じにドラマの鷲津を愛しているし、観たくてたまらない気持ちは、今までの急性中毒の時と変わらない。
だが、今のところ、我慢できているのだ。
自分でも、何故だかわからない。

禁断症状が軽くなったり、我慢強くなったのではない。
通りすがりレベルとはいえ、一人でロケ地を見に行くほどに、病膏肓に入っているのだ。
ちょっと異常じゃないのか?

今更、そんな心配をしても遅いのだが…

しかし、衝動的に欲求を満たす行動をしてしまうほどの渇望を抱えながらも、DVDお預けが続いているのは、やはり不思議だ。
中毒症状の次の段階ではないのか、と戦々恐々としている。
……いったい、いつこの飢餓感から解放されるのか。
2010年1月15日まで続くのか?

でも、その日が来て、BDと特典DVDに惑溺しきった後はどうなるのか?
鷲津への愛が醒め、病は癒えるのか?

……本当の気持ちを言ってしまおう。

この状態は、とても辛い。
いっそ鷲津に興味が無くなってしまって、早く楽になりたいと思うことだってある。

だけど、辛くても、このままの状態をもう少し、続けたい気持ちもあるのだ。
いつまでも、このままの状態であるはずがないのは、分かっている。
でも、この祭のような高揚感を伴う飢餓感が終息して、夢から醒めたように、心の中が平らになってしまうのが、寂しいのだ。

…ちょっと待てよ。
冒頭の「大辞泉」からの語義の引用。
あれの2の1行目になんて書いてあった?

「置かれた状況になれて特に変わったことだとは感じなくなること。」

つまり、異常が常態なっている、ということだ。
それって、鷲津祭が終わるのを恐れている私の心境と通じている。

やはり、完全に「中毒」しているのである。
「大辞泉」の太鼓判つきだpunch。(威張るな)

ま、ぐるぐる心配しちゃったが、映画BDが手に入るまで1ヶ月以上あるし、映画の鷲津が我が家にやって来た後も、きっと相当に長く、飽く事なく堪能してしまうだろうから、ちょっとやそっとでは、私の平穏な日々は戻ってこなさそうだ。

「……狂ってるな。」 (by 西野治)

重症の鷲津中毒者である私の狂おしく長い夜は、まだまだ明けそうもない。

2009-12-01

突撃!“となり”の駐車場!(追記あり)

楽しくランチを終えた後は、今年オープンした「丸の内ブリックスクエア」を覗いて、美味しいチョコレートとか焼き菓子をお土産に買って、お茶でも…なんて思っていたのですが、東御苑で予定より時間を取ってしまい、ランチも話に花が咲いて、長引いて、残念ながら今回は見送り。
丸ビルの地下の明治屋で買い物をしたいというA子さんに同行。
お料理好きなA子さんは、色々と輸入食材を買い込んでいましたが、私は晩酌用に、生ハムとか、焼鯖寿司とか、大粒和栗の渋皮付むき栗とか、地元でも買えそうな物ばかり衝動買いして荷物を増やしてしまいました。bearing
その後、ちょっと座ってお話しているうちに、A子さんの帰りの新幹線の発車時刻が迫り、JR東京駅改札前までお見送り。

さて、かさばる紙袋を提げて、自分も地下鉄で帰ろう…と考えているはずなのに、なぜか私の両足は、勝手に八重洲口への通路へ向かうのでした。

あれあれ~変だなぁ~?おかしいなぁ。
足が勝手に動くなんて、怖いな怖いな。
な~んて、稲川●二の怪談shockみたいなことを心の中で呟いていると…。

たどり着いた先は、ここ。

Hotel
フォーシーズンズホテル丸の内。
映画「ハゲタカ」で主人公・鷲津政彦が宿泊していた、とされているホテル。
ここには、公私両方で来たことがあるので、別にわざわざ検分(?)するつもりもなかったはずでしたが、鷲津が宿泊していた場所の近くに居ると思うと、不思議と気分がup
鷲津に導かれて(←アイタタタ…sweat02)フラフラとやって来てしまいましたが、さすがにそこから中に進む勇気は無かったので、エントランス前を覘いただけです。
恐らく、ホテルの監視カメラの映像をチェックしていた警備員さんには、挙動不審者と映っていたに違いない…。
これだけじゃ、ちと寂しいので、ホテルが入っているパシフィックセンチュリープレイス丸の内のロビーに入り、いちおう、ホテルと同じビルに居ることで良しとすることに。coldsweats01
オフィスや商業施設が入っている複合ビルだから無問題。
ロビーで睨みを効かせている警備員さんの前で、サンタさんを撮影してごまかす。(何も悪いことはしていないのですが…。)

Tree2

……で、こまで来たら、例の場所にも行かないと、ね。
予定外だっので、地図は持っていなかったけれど、八重洲富士屋ホテルの」向いだったはず…と、以前、見た地図を思い出し、直進。
八重洲ブックセンターの隣くらいに、守山が眺めていた旧・新光証券株価ボードがあるということですが、すっかり失念。
愛情の薄さゆえだろうな…。gawk
で……すぐ到着しちゃいましたよ。

Pool
丸の内鍛冶橋駐車場。
鷲津が劉を泣かせちゃった場所ですね。

この時、両者は車でここに来ていたのですが…。
鷲津の宿泊先であるフォーシーズンズ丸の内とは、道路一本隔てたほどの距離。
いわば、“お隣”みたいなもんでしょ、ココ。
う~ん、鷲津さん、古傷が痛んで歩くのがお辛かったのでしょうか?
或いは、鷲津さんが自分のところの車みたいな顔をして前に立っていたあの車、実は他人が止めていた車だったりして…?(笑)
……って、クヒオ大佐かい!(←観た人にしかわからない。)

ホテルから来たわけじゃなく、鷲津ファンドのオフィスなり外出先なりから、ここに来た、と考えるのが妥当でしょうか。
つまり、単に自分のオフィスにもホテルにも近くて、人目が無いから、ってことだろうとは思うのですが、妄想まみれの推測をしてしまう体質になっている私としては、それじゃ収まらない。
私の妄想では、鷲津が劉のことを慮って、周囲に人が居ないこの場所に呼び出した…ということになっているのでsweat01、自分の領域のボーダーラインぎりぎり外側のこの場所を選んだ…ってことにしました。(バカな願望丸出し…笑)
もはや推測でなく、完全に妄想の世界に達しております。

映画の撮影に使用されていたのは、この有料駐車場ではなく、柵で区切られた東京消防庁の駐車場だそうですが、かなりハードな訓練に使用中で、近づきづらい感じ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆※

撮影に使用されたのは、有料駐車場の方である可能性あり、とのコメントを、ハゲタカ廃人の先達お二人から頂戴いたしました。
情報を、ありがとうこざいました。 m(_ _)m)

夜のシーンだからというだけではなく、観察力がないのと、鑑賞回数が少ないこともあり、どうしても鷲津にばかり目が行って、背景の位置関係など、私には見えていませんでした。やれやれ。

「おまえには何も見えていない。」 (by 鷲津政彦)

                                                                  (12/2  追記)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

せっかく(?)来たんだし、せめて外からでも見たいけど…と、有料駐車場入り口から中を伺うと、手前にはバイク、奥に観光バスが何台かと、普通車がちらほら止まっているだけでガランしていおり、係員の姿も見えません。

どうしようかな…今、この有料駐車場は立入禁止じゃないけど、でも、駐車してない人間が入ってもいいのかな?…と小心者の私が入り口前で迷っていると、視界の下隅に黒い物が動きました。
ん?と下を見ると、黒猫が有料駐車場に入っていくところ。

Cat1

つられて(猫のせいにするな)私もずんずん入って行きました。
奥の観光バスの間で、バスの運転士さんとらしき制服姿の人と駐車場の係員らしい人が立ち話をしていましたが、私を見咎める様子もありません。
素早く、JRの高架方面を撮影。
昼間だし、あのーンと位置も違うけど、記念(?)に一枚ってことで。

Pool2

すると、あの黒猫が今度は近づいてきたので、南朋さんの真似をして猫の人生(猫生?)に介入してみようと、話しかけてしまいました。

「おまえは、誰なんだ?」

そっと囁くと、黒猫は立ち止まって一瞬だけ、こちらを見上げて金の瞳を私の視線に合わせた後、ふいっ、と顔を逸らすと、くるりと踵を返して去っていきました。

Cat3

なんだか、立ちすくんでいた私を、駐車場の中に連れて来てくれたみたいな不思議な黒猫でした。
劉一華の化身かしら?
なんちって。(きゃっ何て乙女なのbleah

傍目から見れば、大きい紙袋を提げて、猫に話しかけている怪しい女…。
ここで憑き物が落ちたように、ハッと我に還り、駐車場を出て東京駅に戻ったのでした。
ということで、突発的デューデリもどき終了。
うううむ、慢性鷲津中毒のせいか、どんどん壊れている…。
と、苦笑しつつも、いつか、夜に来てみよう…なんて思う私。
夜も黒猫が居たら、ちょっと怖いかな?

マンダリンオリエンタル東京周辺は、いずれ、食事やお茶とセットでロケ地を見てみたい…と考えていたのですが、今回通った(行ったというほどではないので)2箇所には、わざわざ行くつもりはありませんでした。
何かのついでに、あのあたりに行くことがあれば…と頭の片隅で考えたことがあったので、今回、突発的に足が向いたのでしょう。
でも、行ったことがある場所であっても、映画のシーンを脳内リプレイしながら実際に歩いて、そして見てみると、その場所が登場するシーンと、今、自分が立って目にしている場所が重なって、その時の鷲津の気持ちはどうだったのだろうか…なんてどんどん空想(正しくは妄想/笑)が膨らんでしまいました。
なんとなく、『ハゲタカ』ワールドとの距離が少しだけ近くなったような気分です。
チラ見した程度で喜んでいる私は、やはり、まだまだ廃人見習いですな…。
ま、単独行動では、これくらい控えめでも仕方ないかな。catface

と、いうことで、いろいろと充実した週末の半日でした。

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