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2009-12-23

「第33回日本アカデミー賞優秀賞発表!」に乙女心は千々に乱れ…。

ちょっと出遅れてしまったので、既に御承知の方々も多いであろうし、多くのハゲタカ廃人様の御宅でお見かけした話題なので、今更、辺境の地にある拙宅で取り上げるまでもないことなのだが、私の場合、ちょっと複雑(?)な心境から、例によってバカな妄想に発展してしまったので、あえて書いてみた。

第33回日本アカデミー賞優秀賞発表!
  (シネマ・トゥディ映画ニュース より)
http://www.cinematoday.jp/page/N0021119

我らが『ハゲタカ』からは、以下2部門で受賞された。
大森南朋さん、玉山鉄二さん、関係者各位、そしてお2人のファンの皆様、おめでとうございます。shine

●優秀主演男優賞
浅野忠信『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』
浅野忠信『劔岳 点の記』
大森南朋『ハゲタカ』
笑福亭鶴瓶『ディア・ドクター』
渡辺謙『沈まぬ太陽』

●優秀助演男優賞
瑛太『ディア・ドクター』
香川照之『劔岳 点の記』
堺雅人『ジェネラル・ルージュの凱旋』
玉山鉄二『ハゲタカ』
三浦友和『沈まぬ太陽』

ううーん、作品賞部門に『ハゲタカ』が入ってなかった…。
これは口惜しい。

この中で、私が観た作品は、『ハゲタカ』以外では、『劔岳 点の記』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』だけなので、あくまでも軟弱な『ハゲタカ』ファンとしての思いを言えば、もちろん、大森南朋さんと玉山鉄二さんに最優秀賞crownを!と心から願っている。
完全ハゲタカ脳な私にとっては、『ハゲタカ』でのお2人は、南朋さんというより鷲津、玉山さんというより劉、としか思えないのだが。coldsweats01

特に、玉山さんの劉一華は、作品における意味と登場場面の多さと重さを思えば、鷲津政彦と並ぶ主役だと言えると思うので、主演男優賞部門でもいいくらいだ。(なぜか上から目線)
そして、南朋さんと最優秀賞を分け合ったらいいのに……って、すでに妄想に入っちゃってますけど(苦笑)。
いや、この妄想というか願望には、それなりの理由がある。
それは後ほど。


面倒くさがりの私が、何回も同じ映画を観た…それも片道2時間かけて出かけたり、平日に休んだり早退したりして観にいったほどのめりこみ、初見から半年たっても、まだどっぷりと、その世界に浸かっているのは、もちろん作品の素晴らしさありき、なのだが、お2人の出色の演技によって作品世界に強く誘引されたからに他ならない。
なのに、鷲津と劉には、濃密な思い入れと思い込みsweat02かあり、愛着(鷲津に対しては愛情と執着だが/笑)があるにも関わらず、役を離れたお二人には「素敵な役者さん」程度の想いしかないのである。

さて、なぜに私が複雑な思いなのかといえば、それは優秀助演男優賞を、我がお気に入りの堺雅人さんが受賞されたからだ。
もちろん、めでたい!嬉しい!のだが(昨年度も、「クライマーズ・ハイ」で奇しくもドラマ版で南朋さんが演じた佐山記者役で優秀助演男優賞を受賞。)、ここで乙女心は千千に乱れぬ…なのである。

ひとつは、受賞対象の『ジェネラル…』を私は作品として、あまり好きになれなかったこと。
敏腕救急救命医役の堺さんの素晴らしい演技が、なんたか勿体無かったというか…。
冷徹なヒールのように見えて、内に強く熱い使命感を滾らせている人物造形は、本当に素晴らしかった。
ドクターヘリが来たときの、あの目…台詞なしで、静かに熱い想いが溢れるのが伝わって、思い出すだけでゾクゾクする。
…なのに、私のもう一人のお気に入りの阿部寛が全然活かされてなかった気がしたのだ。
単なる笑いを取る係にされていて、白鳥の変人で切れ者なところが全然見えないですよ、あれじゃ。pout
病院経営の問題、特に救急救命の現場の問題をエンタテインメント作品で提示するという意気は良いのだけれど、いろいろと盛り込み過ぎてしまって、見た目は豪華幕の内弁当が、一つのおかず以外は、あまり美味くなく、全体ではイマイチだった…という感じだった。
殺人事件もちょっと無理やりな気もしたし

『ジェネラル…』じゃなくて、堺さんが新境地を切り開いた『クヒオ大佐』での優秀主演男優受賞だったら、私個人は、もっと嬉しかったかな。
あ、それだと南朋さんの鷲津と競合するから、ちょっとマズイな。(,←私だけの事情coldsweats01)

堺雅人さんは、阿部ちゃんのように、居るだけで際立った存在感を放つような濃さもないし、南朋さんのように作品や役に溶け込んで著しく変容するタイプでもない。
様々なインタビューや『情熱大陸』を見たところでは、外見の印象どおりに知的で端正な方で、作品や役柄のことを自分なりにきちんと腑に落ちるよう分析しつつアプローチされていると感じた。
だけど、ヘンに頭で役を作りこんだりはせず、監督(舞台では演出家)の要求に応えるべく全身の感覚を研ぎ澄まして最大限に努力しながら役と一体化していく、という感じ。
しかも、本当はその努力は人に見せたくない、というタイプとお見受けした。
お芝居のことには無知な私なりの印象では、職人タイプかな。
なので、ちょっと地味。(褒め言葉です。)

それだけに、ぜひとも、華やかな場で最優秀助演男優賞を受賞する堺さんのお姿を!と思うのだ。
堺さんは来年、『ゴールデン・スランバー』『武士の家計簿』など、主演作が続くし、景気づけにも、是非とも…。

玉山さんの劉は本当に素晴らしかったけれど、やはり応援してきた年数が違うからねえ。(笑)
『新撰組!』での山南さん切腹の回は泣いたもん。crying

で、前述の「玉山さんも主演男優部門で…」につながる。

まあ、それはムリなんで、最優秀助演男優賞を堺さんと玉山さんが同時受賞で、どうだ。(誰に言っているのか。)

そうなれば、『ハゲタカ』ファンしては万々歳だし、堺ファンの端くれとしてもハッピーだ。
欲張りな私。

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