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2009-12-03

鷲津中毒者の夜は明けるのか?

ちゅう‐どく【中毒】

1 生体内に入った薬物・毒物や生体内の代謝産物によっ て病態や機能障害が生じること。経過から慢性と急性とに分けられる。どくあたり。「食い合わせで―する」「ガス―」

2  置かれた状況になれて特に変わったことだとは感じなくなること。また、あるものへの依存が強く、ちょっとでも不足すると非常に強い飢餓感をもつこと「活字―」「仕事―」

     出典:大辞泉(小学館)

私は重症の鷲津中毒者である。
(『ハゲタカ』ファンではない方には、何のことやら意味不明であろうが、ブログのサブタイトルをご覧いただければ、お分かりいただけると思う。)
私の「中毒」は、上記に引用した『大辞泉』によると、赤字部分にあたるが、鷲津は毒性も強いsweat02ので、「どくあたり」というのも、当てはまる。

「鷲津の毒に当たって眩暈が…」……おお、けっこうハマる言い回し。
でも、触るとかぶれたりしそうでもあるなぁ…それはイヤだ。

先日、「ワレ剱岳登頂ニ成功セリ。」と題する記事に書いたように、池袋・新文芸坐にて『ハゲタカ』を久々に観る事ができた。
本当は2回…いや、3回も4回も観たかったけれど、世の中というものは、そうそう自分の思い通りになるものではない。

いろいろとネゴしたり、ゴネたりして、もぎ取った大事な1回の鑑賞のチャンス。
だから、少しでも良い条件で観たくて、失礼ながら自分のストライクゾーンから外れていた『劔岳 点の記』も合わせて鑑賞した。
そして、鑑賞してみて、愚直に努力を重ねた過程と成果が、メッセージとして、きちんと伝わる労作だと感じ入ったりもした。
『ハゲタカ』に嵌らなければ、恐らく劇場では観なかったであろうこの映画との出会いも無かった、というわけだ。

このように、『ハゲタカ』を観るという目的以外にも収穫があって、有意義な池袋での鑑賞であったのだが、問題はその後だ。
恐ろしい急性鷲津中毒の再発である。

思い返せば、急性中毒の症状は過去、2回経験している。

一回目は初見直後から9月下旬まで続いた。
約3ヶ月かけて、急性から緩やかに慢性化していった。
2回目は9月下旬の深谷での鑑賞後。

私は、6月に映画『ハゲタカ』を観るまでは鷲津を知らなかった。
鷲津中毒者の中でも、非常に稀なケースだろうと思う。
初見でグラッと来て、後は坂を転がり落ちるように作品そのものと、鷲津に一気に溺れてしまい、現在に至るまで、脳内鷲津祭を絶賛開催中た。
ドラマから嵌った方々は、少しずつ耐性が出来ていったろうけれど、私のような激しい急性鷲津中毒者は、症状の現れ方も激しくつらい。
空っぽだった器に、一気に水を注いだ感じで、いったんは満たされるのだが、どんどん器自体に水か吸収されて、すぐにまた空っぽになってしまうような感じだった。
あまりに急に満たし続けたので、器が割れてしまうのではないか、と心配になったけれど、そんなことは無く、どんどん吸収し続けてしまったのだ。
だから、欲しいままに、日々、ドラマDVDとネット動画等で鷲津を補給したが、すぐに足りなくなって、カラカラ乾いてしまう。
ひどい飢餓感に耐え切れず、時間のやりくりをして、滅多にいかない都会の映画館に仕事帰りに観にいって、大量に鷲津チャージをして乗り越えた。
しかし、上映終了後は、それもできず、ひたすらにネット放浪して情報と画像と動画を漁り続けた。
ドラマDVDも、全身に染み付くくらい繰り返し観続けた。
家人に叱られても止められず、一時はまさに家庭人として機能不全に陥りかけの「廃人」状態だった。
初見から1ヶ月で、そんなことになり、結局、ブログ再建(笑)をして、自分の妄言を吐き出して楽になろうとしたが、鷲津中毒の禁断症状は治まりはしなかった。

そんな狂おしい日々を過ごし、深谷で一息ついても、かえって飢餓感が増してしまい、また振り出しに。
最初とほぼ同じ症状がぶり返し、ようやく2ヶ月で落ち着いて来たのだが、また池袋で鷲津チャージをしてしまった。

今回の池袋での鑑賞で、なんとか1月15日のDVD/BD発売まで保つかもしれないと思っていたのだが。
甘かった。
自分の中の鷲津がまた鮮明になってしまったので、かえって渇きが酷くなっている。
そんなこともあって、東京駅に行った時に、突然にロケ地をこっそり覗き見なんかやらかしてしまったのだ。

だが、これまでの急性中毒ピークと違う点がある。
ドラマDVDに手を出していないのだ。
なんとか、ネット動画でしのげている。
…というか、せっかく鮮明さを取り戻した映画の鷲津の姿を、ドラマを観ることで薄めたくない、という気持ちになっているのだ。
これは、いままでになかったことだ。
もちろん、映画の鷲津と同じにドラマの鷲津を愛しているし、観たくてたまらない気持ちは、今までの急性中毒の時と変わらない。
だが、今のところ、我慢できているのだ。
自分でも、何故だかわからない。

禁断症状が軽くなったり、我慢強くなったのではない。
通りすがりレベルとはいえ、一人でロケ地を見に行くほどに、病膏肓に入っているのだ。
ちょっと異常じゃないのか?

今更、そんな心配をしても遅いのだが…

しかし、衝動的に欲求を満たす行動をしてしまうほどの渇望を抱えながらも、DVDお預けが続いているのは、やはり不思議だ。
中毒症状の次の段階ではないのか、と戦々恐々としている。
……いったい、いつこの飢餓感から解放されるのか。
2010年1月15日まで続くのか?

でも、その日が来て、BDと特典DVDに惑溺しきった後はどうなるのか?
鷲津への愛が醒め、病は癒えるのか?

……本当の気持ちを言ってしまおう。

この状態は、とても辛い。
いっそ鷲津に興味が無くなってしまって、早く楽になりたいと思うことだってある。

だけど、辛くても、このままの状態をもう少し、続けたい気持ちもあるのだ。
いつまでも、このままの状態であるはずがないのは、分かっている。
でも、この祭のような高揚感を伴う飢餓感が終息して、夢から醒めたように、心の中が平らになってしまうのが、寂しいのだ。

…ちょっと待てよ。
冒頭の「大辞泉」からの語義の引用。
あれの2の1行目になんて書いてあった?

「置かれた状況になれて特に変わったことだとは感じなくなること。」

つまり、異常が常態なっている、ということだ。
それって、鷲津祭が終わるのを恐れている私の心境と通じている。

やはり、完全に「中毒」しているのである。
「大辞泉」の太鼓判つきだpunch。(威張るな)

ま、ぐるぐる心配しちゃったが、映画BDが手に入るまで1ヶ月以上あるし、映画の鷲津が我が家にやって来た後も、きっと相当に長く、飽く事なく堪能してしまうだろうから、ちょっとやそっとでは、私の平穏な日々は戻ってこなさそうだ。

「……狂ってるな。」 (by 西野治)

重症の鷲津中毒者である私の狂おしく長い夜は、まだまだ明けそうもない。

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ハゲタカ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは♪
辛いですよね、本当に。

お書きになっていること、すべてと言いたいくらいよ~~~くわかります。
私は深谷はいけなかったので、先日の池袋まで沈静化しておりました。
(って、ロケ地めぐりしておいてよく言うよ!)

>…というか、せっかく鮮明さを取り戻した映画の鷲津の姿を、ドラマを観ることで薄めたくない、という気持ちになっているのだ。

いや~ん、全く一緒です。
ドラマも好きでしたが、鷲津病にはかかっていなかったので、鷲津病発症後にドラマDVDを買ったのですが、結局2~3回しか見ていません。
あんまり欲していないっていうか、まさに「薄めたくない」んですよね。
ドラマの鷲津はまだ若いし(笑)

でも、こうして同じ病の方のお気持ちを拝読したしますと、救われる気がいたします(笑)

nanakoさん
コメントありがとうございます。

ビョーキ告白(笑)の自虐的な記事で、お恥ずかしいですわ。coldsweats01

映画で鷲津中毒者になったのですが、私は悪鷲津(笑)が大好きなので、ドラマの鷲津にも萌え萌えで、観てしまうと映画の面影が、かなり薄まってしまう恐れが。

>>ドラマの鷲津はまだ若いし(笑)

ドラマ第1回では、鷲津政彦29歳ですもんね~。老けてるけど。(ヒドイ)
そして、映画では、4年間で随分と外見・内面ともにオヤジ化が進行していて、オヤジスキーな私には、更に魅力たっぷりなのです。
ドラマと映画の両方で鷲津を堪能できるという、貪欲な鷲津オールラウンダー(?)な私。
これでは、なかなか中毒が治まりません。

美冬さん こんばんは~♪

このお題では参上しないわけにはまいりません(‐_‐)
ス、スミマセン・・何回も吹き出してしまいましたhappy02

ご存知の通り、わたくしも2年前にハゲタカ中毒に陥った重症患者sweat02

heart
pouch
wobblyheart04

「同病相憐れむ」と言いますが、自分の姿を客観的に見せられてるみたいで面白い^^;
ひゃ~症状が酷似だわ~dash

ただ、この中毒患者、患者本人に直す気がさらさらない。。。
さらに重症化するように次回作キボウ~heart04
ダメだ、こりゃcoldsweats01

アンさん

いらっしゃいませhappy01

>>ひゃ~症状が酷似だわ

鷲津中毒者の先輩(笑)アンさんと症状が酷似しているということは、時間が経過しても症状は軽くならないということですね。恐るべし、鷲津毒。think

>>ただ、この中毒患者、患者本人に直す気がさらさらない。。。

さすがアンさん! 鋭いご指摘です!
その通り!(笑)
映画BD/DVDが発売されたら、当分は本編と特典映像に依存しまくり、そして次回作を待つことになりそうです。

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