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2010年1月

2010-01-31

ランチ@松本楼

Pap_0000_2

あわててケータイのカメラで撮影したせいか、ヒンボケsweat01
先週の某日のランチです。
正確には、松本楼が某大学病院内で経営するレストラン。

《冬のおすすめ ヘメシーメニュー》みたいな殺し文句が記されていたので、珍しく健康に気をつけているふりをして(それじゃダメじゃん)オーダーしてみました。

手前右は、薩摩シャモと根菜の和風ポトフ。
鶏肉はさっぱりしたムネ肉だけれど、ムネ肉にありがちなパサパサ感はなく、臭みも感じられず歯ごたえがあってなかなか美味しくいただけました。
野菜は、大根、人参、ゴボウ、白菜、シイタケ、シメジ、長ネギ…とたつっぷり。チキンベースのスープは薄味で、とても食べ易かったです。
手前左は蟹せいろご飯。蟹がたっぷり乗っていて贅沢heart01
これにフルーツがついて、¥1300ぐらいだったかな?

ここには、1ヶ月おきくらに来るのだけれど、昼時はいつも行列しています。
場所が場所だけに、長居するお客さんもいないので、回転が速くて一人だと15分くらい待てば、大きな窓に向いているカウンター席に案内してもらえるので、良く使っています。

たいていは、午後2時~3時台の診察予約なので、午前中は仕事をして、昼食抜きで病院に直行して、採血などを済ませると診察まで1時間強あるので、こちらでランチをいただくのが、楽しみhappy02
和洋の定番メニューの他に季節に応じて、様々なオススメのメニューが登場するので、いつも楽しみにしているのです。

たまに、朝早くに画像検査がある時には、朝食抜きで検査を受けて、10時すぎにレストランでモーニングセットをいただくのも嬉しいheart04
厚切りバタートーストに、とろとろオムレツ…あー幸せ…なんて思いながら、大き窓から見える空と雲を眺めつついただくブランチ…。
いや、病院で食べているのを忘れそうなのですよ。

最近の病院の外来棟に良く見かけるように、大きく吹き抜けがとってあり、ガラスを多用してあるから、開放感があって明るいし、通路や休憩スペースも広いから、窮屈な感じもしないように作ってある建物。

その中にあるこのレストランも、壁の一面が大きな窓になっていて、明るくて爽やかだし、ホールスタッフの方の接客も丁寧で細かい気遣いをして下さる。
病院という場所だけに、とうしても緊張感や不安感が胸の中にある状態で居ることがほとんどだから、美味しいものを明るく気持ちの良い場所でいただいている間だけでも、少しリラックスしたり、ちょっとだけ嬉しくなったりできる場所だから、ついつい、私にしては珍しく並んでも利用してしまうのです。
ずっと気になっていて、まだトライしていないホットケーキ、次回はオーダーできるかしら。

2010-01-30

映画『メゾン・ド・ヒミコ』DVD鑑賞

いよいよ明日(1月31日)、『龍馬伝』に吉田東洋として田中泯さんがご登場!というタイミングで観なくでも良かろう…という作品を観てしまった。
いや、良作だと思うので、いつでも観たい時に観れば良いのだが、この作品での田中泯さん演じる役のインパクトの強さたるや、ドラマ『ハゲタカ』の加藤さんを凌ぐかもしれないので、ヘタをすると吉田東洋が掻き消えてしまうかもしれない、という危険性を冒して観てしまったのだ。
田中泯さん、という優れた表現者の側面の一つを改めて確認したかったから。

Himiko

 『メゾン・ド・ヒミコ』

【概要】
 監督 犬童一心/脚本 渡辺あや
 出演 オダギリジョー、柴崎コウ、田中泯

【あらすじ】
ゲイである父親(田中泯)を嫌い、その存在を否定して生きてきた沙織(柴崎コウ)は、春彦(オダギリジョー)という若い男から父がガンで余命いくばくもないことを知らされる。春彦は父が営むゲイのための老人ホームで働く、父親の恋人だった。
 シネマトゥデイ より)

この先は、いつもどおりのぼんやり&ゆるい感想です。
ゆるいながらもネタバレを含んでいますので、問題無い方で、ヘボな感想を読んでやってもいいという奇特な方は、先にお進み下さいませ。

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2010-01-29

寒月

寒月や石塔の影杉の影 (正岡子規)

Moon

相変わらず、夜更かしして、鷲津と密会。(笑)
つい1時間余り前、29日になったばかりの頃。
取り込み忘れていた洗濯物を思い出して、ベランダに出たら、天頂に白く輝く丸い月。
明日30日は、満月ですね。

2010-01-27

堺雅人さんon 『徹子の部屋』

またまた「あったまイイ」Braviaさんが、ちゃんと予約してくれていたのである。

『徹子の部屋』に我がお気に入り俳優の堺雅人さんがゲスト出演されていたのだ。 (1月25日放送)
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/100125.html

ファンなら事前にチェック済みだろうって?
ええ、だから私はファンと自称していないのですよん。gawk
全てのメディア露出をチェックし、テレビ局や舞台挨拶の入り待ち・出待ちをしたり…をしているような方々がいらっしゃるというのに、私のような超ゆるゆるレベルの者が、「ファンですぅ~heart02」なんて、おこがましいことは決して言えないのよ。

前回は、『篤姫』放映終了後のタイミングで御出演されたかと記憶している。
もちろん、前回の御出演も拝見して、破壊力絶大なトークモンスター・徹子さんを相手に、冷静沈着に対応されて、品性と知性溢れる話術と端正な佇まいで、徹子さんを虜(やや誇大表現)にしておられるのを観て、嬉しく思ったものだ。
今回は、映画『ゴールデンスランバー』の宣伝を兼ねての御出演。
「ゴールデンスランバー公HP」→ http://www.golden-slumber.jp/

ますます破壊力を増している徹子さんを向こうに回し、頑張っておられた。
背筋を伸ばして腰掛け、両手をきちんと膝に置いて静かな笑みを絶やさず(というお顔がデフォルト気味なのだが)、落ち着いてお話する端然とした姿から、親御さんにきちんと躾られたことが伺える。

堺さんの、真面目で聡明だけれど堅苦しくない魅力が伝わる軽妙なエピソードに加え、結婚に関する爆弾発言(?)を引き出す徹子さんは、やはり流石というべきか。

冒頭で、前回ご出演時と同様に、徹子さんから「浮世絵のようなお顔ねheart01」と言われ、やや困惑しつつ照れる堺さん。かわゆいcatface
そして、微笑をたたえているようなお顔について、ご本人は「若い頃は“ヘラヘラすんな!”って怒られました。」と述懐。
まあ、あの微笑みフェイスが嫌いだと仰る向きもあるし、好みは人それぞれだから、仕方ない。
また、小学生の頃、少年野球のチームに在籍していたが、必死の素振りの成果なく、万年補欠でチームに貢献できず、人の役に立てない辛さを味わったので、現在、俳優として人に喜ばれる仕事ができて嬉しい…と語り、その高潔なお人柄に、ますますheart04up

どの話題も楽しかったけれど、特に印象に残ったエピソードは、こんな感じ。

初めての役は「カベムシ」
堺さんLOVEの方には御馴染みのエピソード。
前回出演時に披露されたのだが、徹子さんのたっての希望で再演(笑)。
他のトーク番組でも話していらっしゃいましたね。
幼稚園のお遊戯会の寸劇『みなしごハッチ』において、堺さんは「カベムシ」という役を与えられた。
早速、自宅の図鑑で調べたが、そのような虫は見つからない。
堺さんは役作りのために(!)、先生に聞いたが回答を得られず、結局、面倒になった先生から「クモに役を変更してはどうか」と打診された。
だが、既にカベムシに気持ちが入ってしまった堺さんは拒否。
結局、扮装はクモだが、役名はカベムシ…ということで決着したとか。
園児の頃から、理論派であったのだ。
(理屈っぽい面倒くさい幼稚園児だけどね。)

怒りの神経伝達が遅い?
いつも穏やかな堺さんは、怒りの神経伝達が遅いらしく(?)、夜、入浴中に、昼に言われたことを思い出してムカッとすることがあるという。
また、ご自分で怒っていることに気づかず、「なんか不機嫌だな」と思っていたら、どうやら怒っていたらしいと気づくことがあるそうだ。
理屈っぽい(失礼)堺さんの、意外と天然な側面が可愛いわheart01

嫌いな食べ物
カレイがお嫌いだそうで。
理由は、ペラペラの形状、邪悪な目、歪んだ口…全てが許せないんですって。
じゃ、ヒラメはどうなんだろうか。
徹子さんが「私もカレイの煮付け大嫌い」と同調して、徹子さんのみ盛り上がっていた。(笑)

仙台で油揚げに大ハマリ
映画『ゴールデンスランバー』はオール仙台ロケ。
撮影の合間に出かけた仙台郊外の定義山の三角油揚げの美味しさに大感激されたとか。
それ以来、油揚げを積極的に召し上がっているそうだ。
堺さんは、それまで油揚げがどういうものかを全く意識したことがなくて、何から出来ていて、どうやって作るのかもご存知なかったというから、ちょっと驚き。
それだけ、油揚げに無関心な人生を送ってきたということね。(笑)
ここからの徹子さんとの、微妙に噛みあわない会話が可笑しかった。
どうやら、徹子さんは、写真に映っている三角油揚げが大きいので、厚揚げと混同してしまったようなのだが、「釈迦に説法ですが…」と、根気良く優しく説明する堺さんが、とっても素敵でしたわheart01
しかし、この「三角油揚げ」、初めて聞いたけど、そんなに美味しいのか…。
堺さんのご説明では、揚げたてアツアツをいただけるそうで、仙台のデートスポットにもなっているとか…。
仙台の親戚を訪ねる時に、定義山に連れて行ってもらおうかしら。

爆弾発言?
徹子さんは、どんなゲストにも容赦ない。
独身の堺さんに、「結婚はどうなっているのか」と真っ向から攻め入っていく。
いつも冷静な堺さんも、一瞬、たじろいで「ご縁があれば是非…」的な(笑)返しでスルーしようとしたが、徹子さんは許さない。
いろいろ突っ込まれているうちにワケが分らなくなったのか、堺さんは「結婚したら奥さんと一緒に『徹子の部屋』に出演する。」という意味不明な宣言をしてしまった。
おいおい…sweat02
ん?もしかして、現在の恋人は芸能人なのかしら?
とか、勘ぐってしまった。
更に、エンディングで、読書家だけれど、小説はほとんど読まないのは、様々な小説の世界に身を任せるのは、次々と違うに身を任せるみたいだから…という、非常に誤解を招く(笑)発言が。

もちろん、『ゴールデンスランバー』の紹介もされていて、映像が流れたのだが、やっぱり面白そう。
巧者と曲者ぞろいの豪華キャストの中でも、私は伊東四朗さんが気になる~。
堺さんが、同世代の役者で唯一気になる存在だという大森南朋さんもご出演されている。
(『GyaO Magagine』2010年2月号掲載インタビューでの発言)

お2人が絡むシーンは無さそうだが、お気に入り堺さんと気になる南朋さんが同じ映画で観られるのは楽しみだ。
そして、香川照之さん、ここにも出演ですよ!
うーん、世界一忙しい俳優なのでは…?
いろいろと楽しみな映画。
初日はムリだけど、なるべく早めに観に行きたいな。

と、いうわけで、また堺さんの魅力に心を掴まれてlovelyしまったのだった。

2010-01-26

梅が香

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心あらばとはましものを梅が香にたが里よりかにほひ来つらん
   (源俊頼  新古今和歌集)

週末、買い物帰りに近所の梅林の前を通ったら、仄かに甘い香りが風に運ばれてきました。
見れば、もう紅梅が咲き初めています。
鷲津に耽溺しているうちに、春の兆しが近くにまでやって来ていたのですね。

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『維新土佐勤皇史』に記されている武市半平太評には

「一枝の寒梅が春に先駆けて咲き香る趣があった。」

と、あるとか。

さて、大河ドラマ『龍馬伝』の武市半平太さんは、身を切るような寒風の下で凛と咲き、清らかに香る寒梅の趣きが出てくるでしょうか。
楽しみです。

2010-01-25

良き匙加減になってきた?~『龍馬伝』第4回

なんだかんだ言って、第4回まで観てますよ。
先日、友人から、武市半平太に対する私の門戸の開け具合は、「もう手遅れ」との指摘を受けてしまったのだが、私しゃ、まだ白旗あげてないよ。(誰?)

今回は、「男の裸祭」的サービスショット(笑)が満載で、第4回を担当した大友Dも、武市半平太に負けず劣らずのマーケティング戦略を打ち出してきたようだ。(笑)
私は元々、筋肉にドキドキするほうでもないので、特にサービスを受けた感じはしなかったのだが。confident

昨今のドラマでは、男の上半身を露出して筋肉を見せ付けると、視聴率が確実にupするそうなのである。
これは、正月にNHKで放送していた「新春TV放談2010」において、放送作家の鈴木おさむ氏が明言していたことだ。
この番組、業界を熟知するパネリスト達が、NHK・民放問わず、テレビ番組全体について、忌憚のない意見や展望を気楽に(←ここが重要)語るというもので、なかなか面白かった。
再放送も予定されているので、ご興味のある方は是非。
 (2月14日 深夜0:10~  NHK総合)

映画『ハゲタカ』の制作時も、“熱心なハゲタカ・ファン”を意識しておられた大友さんゆえ、更に広い視聴者層に向けて発信する大河では、老若女子のハートをグッと掴むために筋肉露出の大判振る舞いをしたに違いない。(そうなのか?)

さて、いよいよ龍馬が江戸に出てきて、新たな登場人物が次々と紹介され、土佐の人々の出番が若干、少なかったせいなのか、見終わった直後は、なんだか気分が盛り上がらなかった。

弥太郎の、あの暑苦しさに馴染みそうになっていて、彼の出番が減って、サッパリして物足りないような気分になったのかとも思ったが、よーく考えてみれば、大河は1年近くの長丁場。
あの質量が続けば、途中で、見るほうも演るほうも、胃もたれしたり息切れしたりする危険性大なので、これくらいで丁度いいのだろうと思い直した。

今回は、全般的に、良い匙加減に感じた。
長丁場だし、登場人物も多いので、超特濃の回と、スッキリ爽やか(?)な回の両方がないと、急坂を駆け上がるときに助走できなかったり、瞬発力やスタミナが不足になってしまうし、視聴者もついていけないし。
緩急やメリハリは、1回の中でも必要だけど、1年を通しても必要だと思うし。
というところなんだろうなあ。

うーん、こういうことを考えて観るのは、邪道なんだが、『ハゲタカ』コメンタリでの大友Dの愛され(?)キャラが脳裏に染み込んでしまい、「この子(おい)も色々と考えて頑張ってやってるんですから、皆さん、暖かく見守ってあげてください…」みたいな母の心境に近くなってしまうのよ。
やれやれ。

今回の脇役陣が皆さん、とても魅力的だった。
個性がありながら、決して突出して「舞台荒らし」(笑)にはならず、良い感じ。さすがのキャスティング。

good葉佐那(貫地谷しほり)

私だけの印象かもしれないが、貫地谷さんは、役ごとにずいぶんと纏う雰囲気が変わる。
顔つきすら変わるような気がするくらいなのは、ヘアメイクのせいでもあろうが、ご本人はアクの少ないニュートラルな感じなのに、役がスッと染み込むと変貌するからなのか?
だとすれば、大森南朋さんと同じタイプの役者さん?
たどたどしさがなく、かといって「私うまいでしょ」みたいなわざとらしさもなく、安心感がある。

最初は表情も堅く、無彩色のようだった佐那が、自然に笑顔になったときは、堅いつぼみが綻んだように、パアッと一瞬で鮮やかに色づくような変容を見せた。
「あなたが私を変えたんだ!」(by 鷲津政彦)
だとすると、龍馬は芝野かい?
とか、間違った方向に妄想は厳禁。

佐那さんは、千葉道場のブランドを背負うプレッシャーや、男社会で男と伍すまでで留まらず、男を凌いでいかなければならず、肩肘張って来た生き方を、それが自分の役割であり、自分の存在意義だと思って、疑問も不満も持たずに進んできたのだろう。
それが、今まで自分が接してきた他の誰とも違う龍馬によって、自分の矜持や価値を破壊されたような気がしたけれど、その龍馬が、(日本男児としては稀有なことに)ハッキリと言葉で、自分の特別な魅力を認めてくれたのだ。
これはもう、ロマンスものの定番ですよ。
(恋愛ものを見たり読んだりしないから、イメージだけで言ってるけど、そういう感じではないかと…sweat02
そりゃ、おなごは、惚れます。たぶん。(←他人事モード)
と、いうことで、龍馬の人たらしで、おなごに好かれる愛されキャラに、完全にやられた佐那さん。
モテモテ龍馬さんを巡って、他のおなごとのバトルもあるのか?
それも楽しみ…かも…うふふ。(←悪い笑い)

good溝渕広之丞(ピエール滝)

前回では、結構な堅物かと思っていたが、剣術修行一本やりになっている龍馬に、「了見の狭いつまらない人間になってしまう」、という大義名分で(笑)、悪い遊びに誘ったりするところは、なかなかオトナ。
おかげで、龍馬は新たな知己も得られて世界が広がりそうだ。
こういうふうに硬軟を自在に行き来できる、ちょっとオトナな先輩が傍に居て、良き理解者となっていってくれれば、龍馬の成長も期待できる。
ピエール滝さんの、軽妙洒脱だけど奥深いかも?と思わせるようなイメージが生きてると思う。

good桂小五郎(谷原章介)

『新撰組!』を毎回観ていた私にとって、大河+谷原章介=伊東甲子太郎のまんまなので、うまく桂小五郎として上書きできるかしらん…と心配半分、期待半分だった。
そして、『新撰組!』の桂小五郎(石黒賢)と佐久間象山(石坂浩二)の嫌味なインテリ師弟っぷりが超ナイスだったので、今回はどんな桂さんかと待っていたら、お~、こう来ましたか。
軽い遊び人に見せて実は…な金さん風(違)で行くのか?
まだ顔見せだけだったので、次回登場が楽しみ♪

good千葉重太郎(渡辺いっけい)

福山ファンならば、『ガリレオ』の湯川センセイと助手の栗林さんだぁ~と心が騒ぐのでしょうなあ。(他人事モード/笑)
こう言ってはなんだが、この回で、この人に目が行った私は、相当に地味スキーというか、マイノリティだな…。
初対面の龍馬のユニークなアイディアをすぐに受け入れたりして、なかなか頭の柔らかい人だし、父が妹を作品として心血注いで育て上げたことに対して反抗心も無く、逆に妹の幸せを影から願っているような温厚篤実で出来た人。
人の何倍もの努力を惜しまない姿勢と大きく伸びる資質を龍馬からキッチリと感じ取って、惜しみなく示唆を与える大きさもある人。
だけど、ツマラナイ人じゃなさそう。
なんて、こっそり龍馬と妹の2ショットを覗いているシーンを見ながら想像を膨らませてしまった。
これも、いっけいさんがかもし出す魅力ゆえ?
あー、録画して未見の『行列48時間』を見なくちゃだわ…。

happy02黒くなれなれ、半平太

さて、自称・黒半平太推進委員(笑)としては、今回の武市先生、ますます宜しゅうございました。

「武市半平太にも嫉妬いうものがあったかえ。」
わーお、弥太郎ったら、喪黒福造ばりに、thunderドーンsign03
(その弥太郎を無自覚に惑わせる加尾ちゃん!アンタ悪魔だ!)
武市さんの、あの表情…。
うひょ~、来た来た!
向き合っちゃったかな? 己のダークサイドと。
この先、どんどん深く暗くなっていく自身内部の深淵を見つめながら、
「私は自分が正しいと思っていることをやっているだけです。」(by 鷲津政彦)
と、戻れないところまで突き進んでいってしまう、黒い半平太の種が、またじわ~っと、膨らんで芽吹きそうになってるわぁ~。
いや、もう芽吹いてる?
楽しみ、楽しみ♪
今回も、悪い横顔か、たまりませんでした。
…これでも降参していないと言い張る私…。ううむ…

さあて、来週の『龍馬伝』は!
いよいよ、『ハゲタカ』ファン待望の吉田東洋(田中泯)が登場!

予告映像に一瞬だけの登場なのに、さすがに凄い存在感。
いや~、ワクワクheart04ですよ。
でもって、東洋に迫る(違)、殿(近藤正臣)が、これまた極濃オーラを充満させていて、次回は迫力ありそう。

ほーら、だから第4回は、サッパリ味で丁度良いのよ。(本当?)

2010-01-24

そうだ、京都行こう?

ハゲタカ・ファンは、とっくに御承知の情報であろうが、現在、京都の祇園会館にて映画『ハゲタカ』を上映中である。(1月16日~2月5日)

ブルーレイで鑑賞できるようになっても、いや、だからこそ、なのだが、自宅の液晶テレビで観ると、やっぱり大スクリーンで観たいという欲求がムラムラと湧いて来てしまう。
それに、ちっくと生意気に聞こえるかもしれないが、自宅で鑑賞すると、どうしても、映画館で『ハゲタカ』を観ていた時に私が感じた、揺さぶられて酔ってしまいそうな感覚が薄れてしまう。
まあ、そのほうが冷静に観られて細かいところにまで目が行くのだが。
私は、『ハゲタカ』を情緒的に観すぎているところがあって、冷静に深く考察しておられる先達の皆様のレヴューを拝読するたびに、自分以外のハゲタカ・ファンは全員、頭脳明晰・冷静沈着なんだなぁ…自分みたいな天然ボケ人間が『ハゲタカ』のことを好きとか鷲津LOVEとか言ってていいのか!?ホントすみません…という感じでハゲしく落ち込んでしまう。
ま、すぐに復活するところも天然ボケなんだが。

って、暗い方向にそれてしまったので、話を京都歩面に戻す。
金曜日の朝、ランチ仲間のS嬢が、仕事の用で私のデスクにやって来た。
そして、用件が済んだ後で、周囲に人が居ないのを確認してから、近々、京都に遊びに行くにあたり、現地情報を収集するために京都在住ブロガーさんのところをあちこち見ていたら、京都で『ハゲタカ』上映中、という情報があったと、教えてくれたのだ。

BD/DVD発売時期になっても、仕事のスケジュール調整をしてまで三軒茶屋まで出向き、過酷なシートで腰を痛めてまで『ハゲタカ』を鑑賞した私の話を、生暖かく聞いていたS嬢だけに、私の病の重さを心配して(?)、教えてくれたらしい。
「じゃあ、京都で『ハゲタカ』、是非、観てきてよ」
と、『ハゲタカ』耳年増だが未見のS嬢に勧めたが
「DVDをレンタルするからいいです。祇園に行ったら買い物とかカフェとか、いろいろ行くところがあって、『ハゲタカ』どころじゃないんですからねっ」 
と、怒られてしまった。
「えー、私だったら『ハゲタカ』も観て、観光もして、買い物もして、美味しいものも食べてのフルコースだけどなぁ…」と呟いていると、
「2月5日まで上映中ですよ」
と言って、S嬢は仕事に戻っていった。

…いや、いくらなんでも新幹線に乗ってまでは観にいかないけど…。

さて、すっかり忘れていたが、今朝そのことを思い出して祇園会館のHPをチェックしてみた。
そこで、思いがけないところで、「なぬ!?そこかい?」というリアクションをしてしまったのである。
http://www.gionkaikan.jp/schedule.index.html

内容紹介の文をお読みになって、ひっかかりましたでしょう?

劉一華

って、そこで切るんですか!?

2010-01-23

鈴木建設会長が私の脳内に呼び寄せた男~映画『釣りバカ日誌20』

夫が入浴中に、また鷲津と逢引しちゃおう…と思ったのだが、ふと思いついて、PCの前に座り、ブログのメンテナンスでもするかい…と管理画面を開いて眺めていたら、半月以上前に書いて下書きのまま忘れていた記事を発見。
書いているうちに、どうまとめていいか自分でも分からなくなってしまって、そのままにしてあったのだが、今更、手を入れるのも難しいし…と、いうことで、とりあえずそのまま投稿。

正月に映画館で観た映画の感想もどきなので、マヌケ度がいつも以上に強いが、御海容くださいませ。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

暮れに夫の身内にアクシデントが起きたため、年末年始の我が家の予定は、総崩れとなってしまった。
年末は実家に日参していた夫も、正月3が日は静かに家で過ごせる運びとなったので、気晴らしに出かけようか…ということになった。
もともとは、都心で展覧会を観て、美味しいものを食べて、買い物をして…と1日遊ぶつもりでいたのだけれど、計画を大幅に縮小。
夫が「理屈抜きに気楽な映画を観たい。」と言って希望したのが
『釣りバカ日誌 20』 だった。

三国連太郎は素敵だけれど、このシリーズは私の嗜好とイマイチ合致しない。
テレビで放映していると、ついつい、家事をしなが観してしまうが、劇場で観るのは初めて。
夫は釣りバカでもなければ、釣りバカ・ファンでもないのだが、突然に観たくなったという。
心が疲れているときには、やっぱり日本人のDNAが、こういう安心感のある映画を求めるのだろうか?

沿線のシネコンでお正月の9時前開演の回だったのに、かなりお客さんが入っていた。
しかも、平均年齢が相当に高い。
私達が最年少クラスだったのではないかと思われた。珍しい。(笑)

実際に観た感想としては、安定感のある良心的な作品。
脚本・山田洋二だし、主演の西田俊行と三国連太郎は言うに及ばず、実力者、巧者の俳優たちが、楽しく余裕をもって誠実に仕事をしているから、本当に安心して観られた。
ファイナルということで、ゲストも豪華。
メインゲストの松坂慶子を始め、岸部一徳、六坂直政、平田満などなど、クセモノの実力者が贅沢に登場。
もちろん、レギュラーの笹野高史や中村梅雀も、きちんと活躍。

でも、私はやっぱり三国さんが一番素敵だった思う。
あら、オヤジスキーどころかジジスキー?
こういってはなんだが、私は御子息より三国さんのほうが好きなのだ。
今や上品な好好爺といった雰囲気だが、お若い頃の出演作を拝見すると、フェロモン大洪水。(笑)
そんな時代を奥に潜ませての、渋さなのである。
今回はスーツ姿の時間が長くて、スリーピース姿がとってもダンディかつセクシーに決まっていらっしゃった。
こんなところなまでスーツ萌えな私である。
三国さん演じるスーさんは、ハマちゃんと共に、楽しくて暖かい人情劇を演じながら、一方で、大会社の会長として、そして一人の人間として、自分の信念・理念を通す終幕の下し方を一人で考えていく。
一人で沈思する表情や姿が、なんとも気高く、切なくもあり、やはり格の高い俳優さんだと改めて感服した。

北海道の美しく雄大な景色も楽しめるし、スリルもサスぺンスもないので、時々、意識を別に飛ばしして「ランチはどこに行こうか」とか「あの店でケーキを買いたい」とか、考えたりしても、大丈夫、ちゃんとストーリーに戻れる。(すみません…)

詳しい感想は書ないが、ラスト部分にだけ、私のハゲタカ脳に刺激があった。
ラストて、スーさんこと鈴木建設会長・鈴木一之助が勇退を決意し、社内の講堂で社員を前に退任挨拶をする。
三国連太郎とスーさんが完全に同化して、ふたりの大きさと品格が如実に出ていて、さすがだった。
この演説内容は、いわば企業の理念や日本的経営の理想型を語ったものであり、こんなふうだったら、日本でも世界でも、働く人もその家族も、どんなに幸せだろうか…というものだ。

スーさんは言う。
「会社は経営者のものでも、株主のものでもない。会社は社員のものなのです。」

これ以上その内容を詳しく書かないが、スーさんの退任挨拶は、現在の経済状況や組織と個人両方のモラルの崩壊などを思えば、美しすぎるファンタジーに過ぎないかもしれない。
だけど、だからこそ、胸を打った。
スーさんは、鈴木建設の歩くcore valuesみたいな経営者だった。
一代で築き上げ大きくした鈴木建設を、とても大切に思っていて、頑固一徹、自らの理念から外れたプロジェクトには、どんなに巨額の利益が見込まれても決してOKを出さなかったり、逆に社会貢献の意義が高いプロジェクトには利益が薄くても前向きだったし、本業一本で多角化もしなかった。
決して肩書きで人を判断したりせず、ハマちゃんやその家族・友人達とも、対等な関係を保っていた。
こういう人が経営し、周囲を固める役員も社員も、会社を愛し、自分の仕事に誇りを持っている鈴木建設ならば、赤でも黄でも(笑)ハゲタカに狙われたりするようなことにならないのだろうな。

そう思っているうちにスーさんの演説か終わり、こうあって欲しい…という夢物語の最後は、虚構と現実とか一体となって、幕が下されるという演出だった。

鷲津は、スーさんの退任挨拶を聞いたら、どう思っただろうか。

『釣りバカ日誌20』を見終わって、そんなことを思う人間は私くらいだろうな。
まあ、この2人は全く違う時空に居るので、絶対にまみえることはないのだろうが。

内心、苦笑しながら劇場のロビーでコートを着ている時、横で夫が
「スーさんは会社は社員のもの、って言ってたけど、鷲津はどう思うかな。おおぞら電気の株主総会の時の鷲津と、ドラマのラストの鷲津と映画ラストの鷲津で、見解が違ってるかもね。」と言ったので、ニヤニヤしてしまった。

少なくとも、ここにもう一人、釣りバカ→ハゲタカという、風変わりな思考経路を辿っていた人間がいたわけだ。

2010-01-22

CACAO SAMPAKA

Cacao

ある夜の『ハゲ供』。

ハゲ供とは、頭髪が寂しいflairお供=中延五郎 のことではない。
映画『ハゲタカ』BD&特典DVDの鑑賞のお供、ということである。

この、黒かりんとうに見えなくもない謎の物体の正体は、オレンジピールとレモンピールのチョコレート。
長さは5センチくらい。
決してフォトジェニックなお菓子ではないが、まろやかなチョコレートの下に、キリリと爽やかな香りと仄かな苦味を潜ませていて、ブラックコーヒーと一緒にゆっくり味わうのにピッタリ。

美味しいおやつをいただきながら、『ハゲタカ』&鷲津三昧。
幸せ~♪

前の記事で登場した友人Bちゃんと行った丸の内ブリックスクエア内で買ったのだ。

CACAO SAMPAKA
丸の内ブリックスクエア 1F

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スペイン王室御用達のチョコレート専門店の日本出店第1号店。

二人とも、隣のエシレ・メゾン・デュ・ブールで買い物をしたかったのだが、ざっと見て30人くらい行列していたため、根性の無い我々は、今回はあきらめて、こちらへ。

かなり狭い店内は高級宝飾店のようで、チョコレートが並べてあるショーケースの向こう側に美しい販売員さんが3人も待ち構えていて、冷やかしは決して許されない空気が充満 sweat02
買う気満々のBちゃんと違い、私はバレンタインのためのデューデリのつもりで気楽についてきたのだが、なんとなく、何か買わないといけない気分になってしまった。(小心者)

何種類かの試食を薦められ、口どけと香りにウットリしつつ、ケース内に並ぶボンボンの値段をチラ見。
だいたい、1粒で400円前後だったかな。
高級チョコレートは、1粒がケーキ1カットと変わらないか、それ以上の値段がするのは承知しているから、想定の範囲だが(本当か?)、うーん、どうしようか…4粒入のアソートを試しに買うかなぁ…などと逡巡している間に、潤沢な資金源がバックにある(笑)Bちゃんは、さっと、お高いアソートボックスを数個お買い上げすることを決めてしまった。
そこで、その隙に(笑)、しがない庶民の私は、もっとお安いチョコレート菓子を選んだ。

レモンピールをミルクチョコでコーティングした「ティラ・デ・リモン」
オレンジピールをダークチョコでコーティングした「ティラ・デ・ナランハ」の2種類を購入。
それぞれ、10本入で ¥1260。

店内には、小さいイートインカウンターがあり、チョコレートのソフトクリームをいただけるのだが、ここも満席だったので、我慢我慢。

試食したチョコレートも美味しかったし、やはり、今年の夫へのバレンタインプレゼントは、ここのチョコレートにしようかな。
もちろん、半分は私が自分で食べるに決まっている。bleah

2010-01-21

2004年&2010年の半平太の話@丸の内ブリックスクエア

「あれから何年になりますかね…。」 (by 劉一華)

過日、丸ビルでランチをご一緒したBちゃんとは、数年前にネット上で知り合った。
2004年に放送された大河ドラマ『新撰組!』で堺雅人さんが演じる山南敬助にすっかり参ってしまった私が、昔からのネット友・A子さんに誘われて、同じ症状のBちゃん主催の少数精鋭(?)山南LOVEな人チャットに参加したのが始まり。

その後も細く長く、お付き合いは続いたが、互いの居所が相当に遠いこともあって、直接お目にかかる機会はなかった。
だが、双方と面識があるA子さんが、今春から数年間、日本を離れることになったので、11月に3人で会う決意(おおげさ)をし、A子さんが我々を引きあわせてくれる予定だったが、結局、Bちゃんは参加できなくなってしまったのだ。
3人の居所がとても離れているので、次はいつ会えるか分らない。
そこで、年明けにこちらに来るというBちゃんへのA子さんからのプレゼントを託されたので、二人で会う運びとなったのだ。
ずいぶん前から知っているようなつもりになっているが、考えてみれば初対面。
私は恐ろしく人見知りなうえに、Bちゃんがネット上の私を慕ってくれているので、リアルな私に会ったら、きっとガッカリさせちゃうな…と、かなり緊張して、待ち合わせ場所に行った。
が、Bちゃんは人懐こい人で、抱きつかんばかりに迎えてくれ、あっという間に彼女のペース。
すぐにタメ口会話になり(笑)、昔からの友人のように馴染んで、並んでランチを食べながら堺雅人さんの主演映画の話で盛り上がったのだ。

その後、Bちゃんも『龍馬伝』を観ている、というので調子付いて(笑)、同ビル1階の大河ドラマの展示を見に行って写真を取り捲り、Bちゃんをビビらせてしまったが、彼女とは、昔、散々、萌え話をネット上でしたり、バカな遊び(いきなり次回予告) を一緒にした仲なので、私のバカっぷりも承知している。

「あー、また病気ね、美冬さん」(←Bちゃんたちとは別の源氏名(笑)で付き合っているが、分かりにくいのでここでは統一)
と、生暖かい視線をよこすBちゃんに、
「いや、病気だけど、『龍馬伝』じゃなくて別の作品で中毒、しかも急性中毒が…」

と『ハゲタカ』と鷲津にハマッていることをカミングアウトしているうちに、次の目的地・丸の内ブリックスクエアに着いたのだった。

Bちゃんは、『ハゲタカ』のことは、タイトルしか知らなかったが、人間が出来ている懐の深い人なので、真面目に、でもツッコミながら聞いてくれて、映画とドラマのDVDをレンタルして観るからね、と言ってくれた。

ここで小さい買い物をした後、Bちゃんの丸の内お買い物ツアーに、女官のように付き従い、あれでもない、これがいい、と無責任に薦めてて自分は何も買わず(金の無い悲劇)…な間も、互いに自分のハマリモノ談義を続けた。
ひと段落したところで、ブリックスクエアに戻って中のポケットパーク「一号館広場」のベンチで一休み。

花壇に咲いていた薔薇。

Rose

4月に美術館としてオープンする三菱一号館。

Mitsub_2

コーヒーショップで買った暖かい飲み物を手にベンチに座り、煉瓦づくりの三菱一号館を見上げながら、三菱→岩崎弥太郎→武市半平太…と話題が『龍馬伝』に戻る。
…あら、そういえば、龍馬さんの話題はほとんど出なかった…sweat02

そんな感じで、私と同様にjマイノリティ傾向のあるBちゃんが、
「『新撰組!』の時の武市半平太って誰だったか覚えてる?」
と尋ねた。
「えーっ、覚えてないなぁ~。そもそも、武市半平太が出てきたっけ?江口洋介が龍馬だったのは覚えてるけど。」
と、首を傾げていると、
Bちゃんに 「『新撰組!』愛が足りないわね」 と怒られてしまった。
「だって新撰組だけでも大人数なんだから、出番が少ない土佐勤王党まで覚えてないし…観ていた時点で、眼中になかったもん…。」
と私が弁解すると、Bちゃんは「実は私も忘れた」と白状した。
そこで、その件はそれぞれの宿題としして持ち帰ることに。coldsweats01
(…検索すればすぐ分かることだが、正解はデビッド伊東だった。
しかし、正解が分かっても、武市半平太が出ていたシーンは思い出せない。日々進行している記憶力の減退のせいだけでなく、よほど無関心だったのね…。)

次いで、Bちゃんは
「武市半平太って切腹するのよね?」
と真剣な表情で聞いてきた。
「なんか、もの凄い切腹らしいねえ。」←私の知識はこんな程度
「大森さんの腹筋の準備は大丈夫かしら」
「えっ??」
私が目を瞬いていると、Bちゃんは
「ほら~堺さんの山南さんが切腹したとき…」
「あー、そうか!」
ここで、私はポンと手を打った。

そうなのだ。
堺=山南さんの切腹シーンでは、堺さんが腹筋を露出して、御腹を召されたのだった。
『新撰組!』終了後のインタビューかトークだかで、堺さんは、『新撰組!』クランクイン前にディレクターから、切腹の時には腹を出してもらうから、準備しておくように…と厳命され、小野派一刀流の免許皆伝で、北辰一刀流の達人でもある剣士らしい腹筋を作るべく、土方歳三役の山本耕史さんからトレーニンググッズを借りて、割れた腹筋を作って準備したと仰っていた。
いやはや、俳優さんて大変ね…とその時は思っていたが。

なるほど、武市半平太も剣術道場の主だったわけだし、やはり、説得力のある腹筋が必要ではないか…とBちゃんは心配(?)しているのだ。

「1回目で、腹切らせろ~って騒いでたときにはどうだったっけ?」
腹筋方面に強い関心が無く、ましてや大森氏の腹には全く興味がない私達は、よく覚えてないけど、おなかは露出してなかったんじゃないか? と首を傾げ合った。
「プロだもの、ちゃんと役柄に合わせて体作りしてるはずよ。Bちゃんが心配することないって」
と言うと、Bちゃんは「心配なんかしてない!」と、ちょっと怒ったような顔をした。
…ほお? ここにも半平太に掴まれかけている女子がいるのか?
と何故か嬉しくなり、
「武市半平太の切腹はずっと先だし、堺さんの時みたいにお腹を出すかどうかわからないじゃないの。なのに、そんな心配しちゃって、もしかして半平太が気に入った?」
とからかい気味に聞いてみたが、
「龍馬よりひっかかる感じがして気になるけど、気に入ってなんかいないもん。顔だって全然タイプじゃないし。」
と冷たい返答。

「でも私も、顔はタイプじゃないけど、どんどん陣地に入りこまれてる感じなのよ。あなたも気をつけたほうがいいわよ。」
Bちゃんは、私の余計なお世話を笑って受け流し、
「美冬さんこそ、山南さんが切腹した後に、悲劇的な運命を辿ることがわかっている男に惚れると精神状態がガタガタになるから、もうコリゴリ…って言ってたじゃない。また同じ轍を踏まないように半平太に心を許さないほうがいいわよ~」
と、的を得た助言をしてくれた。

そうなのだ。
岐路ごとに、わざわざ悲劇的な最期に向かう道を選択していくようなやっかいな男に惚れてしまうと、その非業の死への道程を見守り、終焉を見届けるという、なんともキツイことになってしまうのだ。
だけど、そういう道を歩むと分かっている人だから、尚更に惹かれるのよね…。
また、ああいう思いをするのは、かなりキツイ。

「気を強く持って、これ以上は入り込まれないようにするわ…」
と、ひきつりながら答えたが、Bちゃんはニヤリとしてトドメを刺した。

「もう手遅れね。」

2010-01-19

やっぱり黒が好き

映画『ハゲタカ』BDが届いたとき、喜び大爆発happy02の中で、一点だけ不満なことがあった。
それは、ボックスとブックレットの表紙の色である。

Bd


照明の加減で光っちゃいました。

ボックスは朱がかった赤地にゴールドがあしらわれている。
中華街で良く目にするカラーコーディネイトだ。
恐らく、中国をイメージしているんだろう。(勝手な推測)
ゴージャスで目出度い感じではあるが、私の中の、クールでスタイリッシュな『ハゲタカ』のイメージと違うのよ!

事前に公式HP http://www.hagetaka-movie.jp/dvd/index.html で外観の画像を見ていたので、もちろん、知ってはいたのだ。

そして、画像を見るたびに「ブルーレイもいボックスにしてくれればいいのに…」と、呟き、ドラマ第2話ラストの鷲津の真似をして、一瞬、口を尖らせた後、窓ガラスを叩いたりして気を紛らわせてもみた。
(もちろん、音は控えめに。)

とは言っても、パッケージの色がどうだこうだ言うよりも、映画の鷲津がやって来る期待と幸福のほうが遥かに大きいので、発売日が近づくにつれ、そんなことは忘れていたのである。

そして、1月14日の晩に届いたamazonの箱を開けてみて、分っていたのに、「えー、が良かったのにいぃぃぃannoy」と贅沢な不満を漏らしてしまったのだ。
ブックレットだって、映画のパンフレットと同じく、地に赤い文字のほうが絶対にいい。

もちろん、好みは人それぞれだから、こっちの色が好き、というご意見もあるだろう。
だが、私の中の『ハゲタカ』のイメージは、ドラマも映画もなのだ。
そして、もちろん、鷲津のイメージカラーも
映画のパンフレットにだって、鷲津のテーマカラーはとゴールドと書いてあったから、がオフィシャルテーマカラーということで、間違いないんですからねっdash(←誰に言っているのか?)

15日に、ハゲタカ・ファンの方々のブログを巡回してみると、DVD購入者の皆さんが、『届きました』と喜びの声とDVDの写真を披露していらっしゃる。
くうぅぅ~~、やっぱりはカッコエエなぁ~。
ボックスは地にシルバーで、クールで渋い…鷲津っぽいなぁ。bearing
ブックレットの配色も、映画パンフと一緒だしぃ~いいなぁ~。
龍馬を見る弥太郎の視線にも負けないくらい、強烈に羨望を含んだ眼差しで、DVDのボックスとブックレットの写真を睨んでおりましたよ。

まあ、中身は一緒なんだからいいけどさ…。

外装だけでなく、特典DVDの未公開シーンのセレクトについても、「もっと鷲津中心にして欲しかった…。」等、少しばかり思うところもあるが、色々とオトナの事情があってのことだろうし、今は映画の鷲津と一緒に暮らせるだけで大満足なので、とりあえず、パッケージに関する小さな不満をぶちまけてしまった。(笑)

『龍馬伝』の黒い武市半平太(の意味が違うcoldsweats01)といい、に惹かれる私なのさっ。
そういえば、丸の内鍛冶橋駐車場でも、黒猫に会ったし、やっぱり黒だわ。(関係ないけど。)

……大丈夫、のために、DVDも買うなんてこと、しませんから。
(自分に言い聞かせている。)

2010-01-18

黒い種の萌芽を待て~『龍馬伝』第3回だらだら雑感

映画『ハゲタカ』に惑溺し、心の中は鷲津で占められていた中でも、『龍馬伝』第3回は、録画したのを夕食をとりながら視聴。
なんとなく、日曜の夜の習慣となりつつある。
でも、まだハマっているというところまでは行っていない。

確かに、武市半平太には強く惹きつけられていて、彼の内面が黒く発酵していく(ウーロン茶か?)過程が楽しみだし、橋の欄干を叩いて一瞬、感情を爆発させたシーンには多くの鷲津ファン同様に反応してしまった。(笑)
また、相変わらずテレビの画面から出てきそうな勢いの香川弥太郎には、いやおうなく耳目を奪われて、「うへぇ~濃過ぎる」とか、ピエール・信長(←東京ガスのCMが流れていない地域の方には意味不明)・広之丞と同じく「こういうガサツなヤツは好かん」と思っているのに、気づけば応援してたりする。(そこも信長…じゃなかった広之丞と一緒だ。)
巧者・香川マジックというべきか(笑)。
そして、龍馬のパパと弥太郎の父の、表出の仕方は反対でも、同じ゙く深い父の愛にグッと来たし、オヤジスキーのツボを押す児玉清と蟹江敬三の両親父さんが、さすがに渋かったり可愛かったりする。

しかしですね。
まだ作品そのものに、ハマれていないのだ。
まだまだ3回目だから、展開に沿って少しずつ自分の中で盛り上がっていくかもしれないし、ある瞬間にカチッとハマるのかもしれないが、今のところ、「良いんじゃない?」くらいな感じ。
(なんか偉そうでスミマセン。)
まあ、昨年の「天地人」は、阿部ちゃんの超カッコイイ謙信公がお隠れになった途端に離脱したし、「篤姫」は堺さんの家定公がお出ましの間だけ観ていたし、ってかんじで、あまり熱心な大河視聴者ではないのだ。
更に、龍馬にも、演じる役者さんにも思い入れが極薄だ、という点も、未だハマれていない原因かもしれない。
こういう人間をハマらせたら、もうチーム『龍馬伝』の勝ち、ということだろう。
別に対決してるわけじゃないけどね。catface

新しい龍馬像、新しい大河ドラマを創ろう!という気合と情熱は随所に感じるので、今後に期待。

なんだか、前置きが長くなってしまった。
第3回は、だいぶアクと力みが抜けて、ストーリーに乗りやすく、面白かった。
時代劇といえば、旅、関所、トラブル…。
という単純な発想の私には、特に入りやすかった。
弥太郎がチンピラに襲われているところに、滅法腕の立つ町人風の青年ふたりが現れてアッという間に追っ払い、そこへ謎の白髭の老人が登場して、物好きなことに「悪いようにはしません、私に事情を聞かせてもらえませんか?」と暇つぶしに(?)力を貸してくれたり…なんて事は勿論なかったが。

相変わらず、龍馬より弥太郎が活躍(?)しているが、もうこれは仕方が無い。
弥太郎の「這い上がりたい、這い上がりたい!」という強烈な思いと逆境に耐えて蓄え続けたエネルギーは、今の龍馬が及ぶところではない。
今居る場所は、自分の或るべき場所ではない、と思う若者が自分の真の力を発揮できる別天地を目指す…というのは、王道のストーリーだし、動機と目的意識が明確な弥太郎は、分りやすいキャラクターで、感情移入しやすい。
それに対して、このままじゃいけない、自分の道を探さなければ…と江戸に向かう龍馬は、未だ動機も目的意識も亡羊としていて、どこかふんわかしすぎていて、なかなか同調できないのだ。
しかし、汚れちまった大人な私とは逆に、青春真っ只中な若人は、龍馬に入り込めるのかもしれない。

龍馬の自分探しの旅への出発を描いているのが序盤なのだし、大河ドラマは、ビルドゥングスロマンの枠組みの中にあるわけだから、驚異的なのびしろがある龍馬の成長・形成の過程を、焦ららずに楽しんで見守っておけ…ということですかね?>大友さん
しかし、見守っているうちに、どんどん半平太に私の心が掴まれてしまって、今以上に主役に関心が薄くなったらどうしよう。
ま、そんな心配をしているのは私くらいで、大半の女子は福山さんの爽やかさ格好良さにウットリしているはずだ。
余計な心配は無用。(笑)


武市半平太については、第2回の雑感で、前のめりな妄想を垂れ流してしまった点が、今回、更に強く現れてい来た。
侍はこうあるべき、という規範となるべく自らを律して、怒りや嫉妬などの負の感情を抑制している半平太が、欄干を叩いて、内側で膨れ上がるものを一瞬だけ爆発させるシーンでは、おっ、来たな…と思ったり。
以蔵に言葉をかけた後の酷薄な瞳なんか、黒い芽が完全に出ちゃいそうですよ、半平太さん!なんて、ニヤリとしたり。
ただ、彼自身が、それを自覚しているかどうか、というと、恐らくモヤモヤしているけれど、自覚無し、という段階なのでは。
相変わらずの深読みだが、それを誘う大森南朋さんの、デリケートで哀切のある表情、特に目の表情が出色だ。
芝居に一家言ある同僚M嬢は、「デリケートすぎて、かえってスケールが大きい感じが足りないのでは。」と言うのだが、きっと、半平太の目覚めと成長に伴ってスケール感も出てくるはず。
鷲津だって、映画ではドラマより大きく(体積のことじゃないですよ)なっていたもの。

次回以降、自覚症状(病気か?)が出て、苦悩したりしてくれると、私が大好物な「自律の意が強くて屈折していて、密かに葛藤したりする戦略家」というやっかいな男になって行ってくれるんではないかと、期待大。(笑)
いやー、こうして自分のツボを書いてみると、どんだけニッチなツボなんだ、と呆れるが、ここに鷲津ってドンピシャだったのね。
やっぱり運命の出会いだわ。(笑)

それにつけても、半平太と以蔵の今後を思うと、半平太に心酔する以蔵を佐藤健くんが、若さと純粋さとの中にも目つきに危険な香りもある少年として表現しているので、尚更に、胸が痛む。
そして、鷲津といい半平太といい、南朋さんは何故、男達にモテモテheart01な役(笑)が続くのだろうか。
男性を引寄せるフェロモンがダダ漏れなのか?

さて、今回、全体にアクが抜けた感じがしたのは、真鍋Dの伸びやかで素直な演出スタイルだったからだと思う。
大友さんの個性が強い尖鋭な絵作りは、過剰に感じてしまう危険性もある。
大友イズムが好きな私でも、そんな危険性を感じる瞬間がある。
映画『ハゲタカ』のブルーレイを観倒している最中だから、余計にそう感じてしまったのだろう。
なので、こうして数人の担当Dが交代する大河システムは、ちょっとホッとしたりもする。
このまま、大友さんの演出スタイルを、良いな、と感じていたいもの。
…って、また母みたいになってるし。

ドラマ『ハゲタカ』でも、担当Dによってニュアンスが違っていて、それが面白かったので、長丁場の大河では、もっと演出の違いが楽しめそうだ。

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2010-01-17

ENTER THE HAGETAKA

わざわざ言うことでも無いが、記事タイトルは映画“Enter the Dragon” (邦題:燃えよドラゴン)のパクリ(!)である。
何故、こんな記事タイトルにしたかは、映画『ハゲタカ』BD/DVDのオーディオコメンタリーを聴いた方には、ピンと来るだろう。

拙記事≪小龍に会いたい男の前に立ちふさがる悪魔≫に頂戴したコメントを拝見して、「おー、そういえば、不思議なシンクロニシティだ。」と驚き、オーディオコメンタリー音声2回目鑑賞となったのだったhappy01
どこで、どんな発言があったかは、お聴きになってのお楽しみですよ♪

映画『ハゲタカ』のブルーレイが届いたら、この週末は人として完全にダメになると覚悟していたのだが、三軒茶屋シネマで鑑賞して間もなかったせいか、さほどヒドイ状況にはなっていない。
…と思う。
たぶん。

では、ブツが届いてから今日まで、どうだったか振り返ってみる。

sign01少しではあるが、BD/DVDの内容に触れているので、これから鑑賞される方は、この先をお読みにならないことを、お勧めいたします。

1月14日(木)

ブルーレイか届いた1月14日の晩は、ひとりでニンマリしながら鑑賞したいのに邪魔者(夫)が寝ないので観られない、というジレンマで爆発寸前だった。

夫は、自分も『ハゲタカ』を知っていて、鷲津のことばかり見ている妻よりも『ハゲタカ』全体に詳しいんだぜ(私が1作目しか読んでいない原作を全部読んでいるからという理由)、くらいに思っているので、かえって始末が悪い。
映画館で静かに鑑賞する分には、まあ、いいけれど、自宅で鑑賞するとなると、横でゴチャゴチャ言われるに決まっているのて、首を絞めたくなったりして、DV(この場合、妻→夫の)に発展しそうだから、これは絶対に一人で観たい。
家庭円満のためだ。(本当か?)

と思っているというのに、夜更かしの私と違い、いつもは晩酌後、零時過ぎに就寝する夫が、この晩に限って、零時近くになっているのに
「せっかくブルーレイ届いたんだから、ちょっとだけでも観ようよ。このためにBraviaさん達(大型液晶TV、BDブレイヤー搭載HDD、ホームシアター音響システムの御一同さま)を買って、1月15日に間に合うように年末にテレビ前のソファを買い換えたんでしょ。」
と痛いところを突いて来る。
いや、実際は鷲津のためだけではなく、元々、買う予定だったのだが、鷲津を迎えるために、グレードを上げたり、買う時期を早めたりしたのは事実なのだ。
そうではあるが、だからこそ、一人でゆっくりと堪能したり、悶絶したりしたいのじゃ。

そこで、どうしても特典映像を先に観たいから、ちょっとたけ観たらブルーレイの本編を…と言いくるめた。
そして、「お酒のお替り出しましょうね。」と気味が悪いくらい優しい声を出して、酒の追加を用意し、DVDスタート。

おー、ずうっとPCモニタで観ていた特報や予告が大きい画面で動いている。
そんな当たり前のことで、感動してる自分が新鮮。(笑)
うーん、このサイズ(42インチ)、狭い我が家では十分と思ったが、もっと大きい画面だ観たいなあ。

確か勤務先のCEOの応接室にでっかい液晶テレビが置いてあるが、あれにブルーレイプレイヤーは繫がっているのかな?秘書嬢に聞いてみちゃおうかしらん。
とか、ろくでもないことまで考える始末。

とりあえず、インタビューを見終わったところで、夫がウトウトしていることを確認。
しめしめ。狙い通りだわい。
眠りの国に片足を突っ込んだ夫を、さっさと寝室に追いやって、もう一度、頭から再生。
私は、特にメイキング映像が興味深かった。
大友さんのディレクションを垣間見たり、へー、あのシーンは違う角度で見ると、こうだったのか、とか。
そして、未公開映像は、想像していたより短かったライオンソース裁判シーンだけで我慢したのであった。

1月15日(金)

翌15日は、通常より早めに帰宅できたので、夕飯の下ごしらえを済ませて、まずは夕べの続きの未公開映像を堪能。
そこへ、夫から、あと1時間で帰るとの連絡。
残り少ない一人の時間を有効活用すべく、あわてて、ブルーレイでお気に入りの鷲津heart04シーンのみピックアップして鑑賞という反則技に出た。
どこでどんな鷲津が登場するかは、脳内チャプターが作成されている。
だが、観はじめると、「きゃー、どんだけ素敵なの!」と見詰めてしまい、サクサク進まない。
早くしないと、夫が帰ってくる。
仕方なく、ラストシーンの鷲津まで美味しいところだ鑑賞して、いったん終了。

鷲津ではなく夫のお迎え準備にとりかかる。
夫が帰宅しても、玄関に出迎える速度と態度が、前夜の佐川のドライバーさん(が連れてきてくれた鷲津様)を迎えるのとは大違い。
笑顔の分量は10分の1くらいだった。
鷲津政彦、やはり罪深き男だ。

さて、15日はどうしても夫がブルーレイ!と騒ぐので、まずはオーディオコメンタリーを。
「ええー、せっかくのホームシアターが…先にオーディオコメンタリー音声で観るのは邪道だよー。」
とかいう若干のブーイングが出たが、
「あなた、ストーリーも、台詞も覚えてるって言ってたわよね。じゃあ、こっちのほうが面白いでしょ。」
と、解釈によっては毒のある発言を優しい声で言って、天使のような(と自分では思っていたが、実際は魔女のようであったろう)笑顔で、有無を言わさず、鑑賞スタート。
ま、私は三軒茶屋シネマで、ちゃんと本編を観たばかりだから、邪道ではないぞ。これでいいのだ。

もちろん、夫にはたっぷりとお酒と酒肴を用意してあげた。
で、オーディオコメンタリー音声を楽しまれた方々は、お判りだと思うが、これがとっても面白い。
撮影の裏話が硬軟取り混ぜて聞けるし、それぞれのパーソナリティも出ていて楽しい。
特に、大友さんがキャラ全開で、とっても嬉しそうで、どんどんハジケていくので、聞いているだけで、こちらも嬉しくなってくる。
NHK職員でテレビドラマディレクターの大友さんは、東宝で映画製作をされる中で、キツかったことも多々あったろうと思う。
(クランクアップ挨拶でも、東宝のスタッフさん達に、すごく気を遣っていらした。)
でも、あの前向きで情熱的で明るいキャラクターと演出家としての力量で、スタッフさんも役者さんも、どんどん気分をupさせて、信頼を得つつ巻き込んでいったのではないか…なんて想像してしまう。
『龍馬伝』のメイキングを見ても、このオーディオコメンタリーでの発言を聞いても、「褒めて伸ばす」タイプだなぁ、と感じた。
また、この映画の題材は、大組織の一員である大友さんが監督であったからこそ描けたのだと、改めて思わせられる発言が幾つもあって、「これも天の配剤か」と思ったりもした。

さて、都合の良いことに、夫はすぐにウトウトしてくれて(悪妻)、途中退場。
ふっふっふ…これで心おきなく観られるわい。
ただし、あまり騒ぐと近所迷惑なので、抑えて抑えて。

登場人物の心情について、大友さんや、演じた南朋さんと玉山さんが考えておられたことが、自分の解釈と同じだったり近かったりして、嬉しいところが多々あった。
また、「このシーン、カッコイイよね~」とか「このメガネのかけ方が格好良んだ!」「ここの鷲津の表情がすごくイイ」、なんて発言には、
「そうそう、そうなのぉ~」と、まるで、鷲津LOVE仲間ができて、一緒に観ているみたいな盛り上がりをしてしまったバカっぷりである。
(ただし、大友さんが、鷲津ファンには不評のあのグレイのコートに言及したときには、異を唱えましたけどね。/笑)

ずっと一人で盛り上がっているから、そういう空想をしないと、ちょっと寂しいのよ。bleah
自分以外、全員男性という鷲津LOVE仲間の集まりってのは、不気味ではあるが、まあ、このメンツなら贅沢このうえなし。
完成から時間が経過しているせいか、役から完全に離れている南朋さんはもちろん、監督の大友さんですら、フツーの観客みたいにツッコンだりしていて、可笑しい。
また、玉山さんが、NHKスペシャル『マネー資本主義』(たぶん、《ウォール街のモンスター》の回だと思う) をご覧になっての発言をされていて、元々、こういうテーマに関心がある方なのか,しら?ドラマ版のファンで鷲津のメガネの値段も調べたなんて仰っていたし…などと思ったり。

そんな感じで、誰かに見られてたら、百面相状態だったり、独り言を言ったり笑ったりで、アブナイ人になっていたけど、とっても楽しく観られた。

1月16日(日)

夫が用があって半日出かけたので、もちろん、本編鑑賞。
今度は通常音声で。
回り道をしたが、いよいよ本丸攻め(?)。
うーん、やはりブルーレイの映像は綺麗だ。
ホームシアターで、音に広がりと深みが出ているし…よしよし。

結局、家事をさぼって、2回(通常音声+オーディオコメンタリー)
だから、16日の夕食は、超手抜き。
わはは。(←開き直った笑い。)

で、本日(1月17日)は、さすがに前日にサボッた分、家事を

「もちろん、頑張らせていただきます。」 (by 鷲津政彦)

な一日だっが、15時頃に帰宅した夫が、「いい加減、ブルーレイで本編を見せてよ」と言うので、仕方なく(本当は嬉々として)、やっと並んで本編を通常音声で鑑賞。
夫は「さすがに飽きたんじゃないの?」と聞いたが、とーんでもない、まだまだ。

あら、やっぱり人としてダメになっていたかしら…。

2010-01-16

苦痛の向こうに覚醒が?~映画『ハゲタカ』鑑賞@三軒茶屋シネマ

映画『ハゲタカ』のブルーレイ/DVDが発売、という時期なのに、何が何でも、大きな鷲津を観なければ耐えられないという、どうにもならない欲求に屈して、1月某日某時に、三軒茶屋シネマに行ってしまったのだ。

もう  「狂ってるな…」(by 西野治)

としか言いようがないが、『ハゲタカ』と鷲津に関しては、誰に何と言われようと “Greed is good.” を貫くのが、私の生きる道だ。

この週末は、ブルーレイ鷲津を迎えて、楽しくも孤独感に満ちたcoldsweats01ひとり鷲津祭で燃焼しまくり、その後は、燃えカス同然の心身に鞭打って家事を片付けなければならない。
でぎるなら、ブルーレイと特典DVDに惑溺して「真っ白に萌え(←この場合、この字が正しい/笑)尽きてしまう前に、三茶へGO!したい。
…で、平日に仕事を放り出して(汗)、鑑賞しちゃったのだ。むふふ。

既に行かれた先達様たちの御宅で、懐かしく味わい深く、なかなかパンチの効いた映画館である…というレポを目にしていたので、それなりに心の準備はしていたつもりだった。
洗面所もナニだということなので、三軒茶屋のランドマークであるキャロットタワー内の洗面所を利用して、準備万端で三軒茶屋シネマに向う。

自慢することではないが、私は人類最凶レベルの方向オンチだ。
なので、地図を握り締めつつ、一度は通り過ぎてしまったものの、なんとか、目的地にたどり着いた。
これもハゲタカ愛・鷲津愛のなせる技であろう。

パチンコ屋の景品交換所のようなチケット売り場には、学生風の男子が2人並んでいた。
へー、今まで『ハゲタカ』を観にいっても、若い男子をあまり見かけなかったから新鮮。(笑)
上映開始ギリギリの時間だったので、急いで階段を上り、場内へ。
席を吟味する時間が無かったので、とりあえず良さげな位置の空き席を見繕う。
汚れたり破れたりしている様子は無かったので、とりあえず腰掛けると、なんとか大丈夫そう…とホッとした。
『カイジ』の予告が流れ、(また香川照之が出てるぞ。働き過ぎだよー。)などと心の中でツッコんでいるうちは良かった。
いつもどおり(当たり前だ)に、nep→ハゲタカ製作委員会 の文字がスクリーンに現れて、(ああ、始まる…)と、作品世界の扉に手を掛けてから間をおかず、芝野が鷲津を「やっと見つけた…」のシーンで、最近、ドラマ一挙放映で若い鷲津を半日続けて観たばかりだったせいか、(4年間にしちゃ、鷲津は随分と老けたわね…心労と不摂生のせいかしら。でも、やっぱり素敵heart04)なんて、ニヤけていたのだが。
なーんとなく、腰に違和感を覚えた。
椅子が硬いせいだろうと思い、あまり気にせずにいたのだが、BWPのTOB記者会見が始まるあたりで、腰に鈍痛が。
(や、やられた…。)
というのは、アカマ幹部の心境ではなく、この時の私の心の叫びだった。
ものすごーく、座席のクッションが悪くいうえに、座面の安定性が足りずガタガタするので、体の背面全体と腰から腿裏にかけて、常時、緊張を強いられている。
よって、背中・腰周辺の負担がハンパじゃない。
しかし、今から席の移動はしたくない。
このまま、苦痛に耐えながら鑑賞することにした。

脳内麻薬が分泌されているからか、鷲津が登場しているシーンでは、背中や腰の痛みを忘れているのに、鷲津がいないシーンでは、ちょっと気を抜くと、鈍痛が襲ってくる。
痛みと不快感に意識を引っ張られないように、知らんふりをしてやり過ごす。
だが、追い討ちをかけるように、左右の少し離れた席から、おせんべいかスナック菓子をバリバリ食べる音と、袋をガサガサする音、飲み物をゴクゴク飲む音がひっきりなしに聞こえてきて、擬音に包囲される形になってしまった。
しまいに、オヤツを食べ過ぎたのか、「ア゛ー」という文字に表現しがたい苦しげな溜息も聞こえて来る。
参ったなぁ、こりゃ…。
たぶん、私が今まで映画を観た中で、ワースト鑑賞環境だろう。

ところが、不思議なことに、今までは、どんなに集中しているつもりでも、色々と見えていないことがあったのに、今回はかつてなく冷静に、全体や細かいところが目にちゃんと入ってくるのだ。
それだけでなく、いつも情緒的になりすぎてイヤだと思っている自分の鑑賞スタンスではなく、ややドライに、作品から少し離れた感覚で観ていることに気づいた。
もちろん、鷲津登場シーン以外だけれど。(笑)
先日、微量デューデリした丸の内鍛冶橋駐車場で撮影された「お前は誰なんだ!…誰なんだ?」シーンでは、(あー、ここだ!やっぱりここだった!私、あそこに行ったんだわ~~)と内心、大興奮。
近々、夜、あの前を通るはずなので、またのぞいちゃおう。
もっとちゃんと充実したデューデリをされた方々から見れば、片腹痛いバカッぷりだろうが、新米の初級廃人は、このレベルなのだ。

なんて、ここだけ邪念が入ったが、それ以外(ただし、鷲津がいないシーン)では、極めて冷静に、しかし、ストーリーに入り込みながらも、登場人物の細かい表情や声の調子も、背景や小道具のことも、つぶさに耳目に入ってくる。
でも、決して観察ではなく、鑑賞できていたので、とても楽しめた。

なぜだか、今までより格段に、スクリーンからの情報受容量が多くなって、いろいろと腑に落ちたた感じなのだ。
もしかして、背中と腰の痛みを耐えているうちに、精神的ステージが上がったのか?(大笑)

今更いうことでもないが、やはり、どの役者さんも素晴らしい。
特に、玉山さんの劉一華は、好演とか熱演とかいう範囲を超えていて見事だった。
うーん、玉山さんが一番、働いていたかも(笑)
クールにみせながらも、精神面では外にも内にも大きく揺れるし、肉体的にもハードなシーンが複数あったし。
それから、西乃屋の猫はやっぱりイイ。
役者やのう。(古)
プラス、猫に全てを委ねさせている松田龍平さんの猫の扱いも素晴らしい(そこかい)
なんてことを考えるのはいつもどおり。

で、やっぱり、鷲津が登場すると、ほかの情報を受け取る余裕がなくなってしまうのも、いつもどおりだったが。

ラストシーンで、一本道に立ち、メガネをかけた鷲津の髪を風がふわりと揺らす。
そして、鷲津はファンドヒジネスの一本道を再び歩み出すのだ。
いつも私の脳内で、このナレーションが入ってしまうのが、恨めしい。

ファンドマネージャーの道は一本道にございます。
定めに背き引き返すは、恥にございます…。

2回目鑑賞くらいから、どうしても、これが脳内再生されてしまうのである。
私の脳内だけでのことなので、お許しください。

初見の時、ラストの鷲津の表情で、それまでで随分と心を掴まれていた私は、ここで完全に鷲津に落ちたのだ。
何度みても、トドメを刺される。
と、同時に「ああ、終わっちゃう…」と名残惜しい気持ちで一杯になるのだ。

しかし、今回は、エンドロールの石丸謙二郎さんのクレジットを見て、(もうすぐ会えますよー)なんて思うのも、間もなく特典映像を見られる余裕からだ。
嬉しいな♪
と、思った瞬間、また腰と背中、更に首に鈍痛が走った。

と、いうことで、併映『ディアドクター』は諦めたのだった。

2010-01-14

鷲津政彦、降臨。(追記あり)

Amazonさんから発送通知が来ていたけど、片田舎の我が家には、きっと明日にならないと届かないと思っていたのです。

しかし、ついさきほど到着!
…何が?ですって?

モチロン、映画『ハゲタカ』ブルーレイでございます。

もう、佐川急便のドライバーのおじちゃんが天使に見えました。
もう完全に後光が差してました。

あ、ハゲてるだけか。
でも、その光る頭に抱きついてキスしそうになりそうでした。

鷲津様が、鷲津政彦さまが、我が家にお越しになったのです。
そして、このまま私と一緒に暮らしてくれるのよ…

喜びのあまり、完全にオカシクなっています。

ずっと1月15日と思って待っていたから、一日早く届いて、もう何だかよーわからんくらい、興奮してまーーす!

少し冷静になったら、書き直しますね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…

(以下、1/16に追記)

と、いうことで興奮のあまり、醜態をさらしてしまったのだが、まあ、これはこれで実況中継みたいで一興か…と思い、ありがたいことにコメントも頂戴したことだし、書き直しせず、少しだけ追記することにした。

上述のとおり、1月14日には到着しないと思っていたから、佐川のドライバーさんがやってきた時には、嬉しくて満面の笑みで走って(っていうほど、玄関まで距離はないが)ドアを開けちゃった。
いつも来るドライバーさんは、コロボックルみたいな感じの小柄でかわいいオジサンというか、お爺さん。
とっても愛想のいい人なのだ。
14日の夜は、私が凄い笑顔を浮かべながら、Amazonの箱を奪い取るようにして受け取った恐ろしい勢いに、さすがに腰が引けながらも、帽子をとって「毎度ありがとうございますhappy01」と挨拶してくれたのだが、その時、頭がピッカリ。
まさに天使の輪または後光のようだった。
私は、思わずドライバーさんの後姿に手を合わせて見送ったのだった。

魚河岸料理 青ゆず寅

先日、丸ビルで『龍馬伝』関連展示を見た日のランチはこちら。

魚河岸料理 青ゆず寅
東京都千代田区丸の内2-4-1
丸の内ビルディング6F

入口に大きな提灯。

Aoyuzu

中は8人掛の大きなテーブルが並んでいるのですが、2人ずつののベンチシートに分かれていて、テーブルが広く席の間隔が十分あるので、窮屈な感じはしませんでした。
奥は個室になっているとのこと。

ランチは、焼き魚やお刺身の定食の他に、鯛茶漬けなどもあります。

私は人気No.1だという 銀だら西京焼き定食 \1.500
をいただきました。

Gindara

Meshi

銀だらは、とても大きくて、定食のトレイとは別に大きなお皿で堂々と登場。
ご飯もお味噌汁(しじみと玉葱)もビッグサイズ。
副菜はひじきと温泉卵、香の物。
特筆すべきは、やはり、主役の銀だら西京焼き。
ふっくらした身に脂が乗っていて、とっても美味しい!
「ご飯ぜんぶ食べられるかな?」なんて言っていたのに、ペロリ完食してしまいました。

ランチから合流した友人Bちゃんは、刺身定食 \1,500

Sasimi
こちらも、上のと同じ内容のトレイが別になっています。
お刺身の種類が多くて、どれも上々のお味だったとのこと。

店内は、木を多用した内装で広々して明るく、ホールスタッフさんたちがキビキビと立ち働いていて、魚河岸料理というネーミングにピッタリ。
お味もボリュームも大満足だし、平日のランチタイムは行列が出来るというのも納得。

《蛇足》
食事の後で、この日のデートのお相手・Bちゃんと連れ立って(というか強引に連れて行って)、1階ロビーで大河ドラマの展示を観て、サイン色紙や衣裳の写真を撮りまくり、「えっ、そういうヒトだった?」とドン引きされました。(苦笑)

何を隠そう、Bちゃんと私は、数年前からネットを通じての付き合いはあったけれど、なんとこの日が初対面!
最初からビビらせて、どーする!?>自分

この後の展開は、いずれ、また。

2010-01-13

小龍に会いたい男の前に立ちふさがる悪魔。

池袋の新文芸坐といえば、2009年11月23~24日に『ハゲタカ』を上映してくれた有り難い(笑)名画座である。
その際、新文芸坐のプログラムがなかなか面白いことを知り、時々、HPをチェックしている。
先日、1~2月のスケジュールを観ていたら、 「世界名作ア・ラ・カルト」と題するプログラムで、我が夫が愛して止まない映画が2月3日に上映されることがわかり、早速に彼に教えてあげた。
その映画とは

燃えよドラゴン

である。
(関係ないが、もえよ で変換すると 萌えよ になって自分でも呆れた。)

私の弟もこの映画が好きなので、結婚するまで実家に居た私は、弟につきあってテレビで何回も観て、結婚後は夫に付き合ってDVDで更に何回も観た。
合計で10回以上は鑑賞したはずだ。
『ハゲタカ』鑑賞回数がまだ1桁なので、現在、我が映画鑑賞回数最高記録作品なのだ。
もっとも、間もなく『ハゲタカ』にその座を譲ることになるわけだが…。

『燃えよドラゴン』は2年に一度くらいのペースで観て10回あまりだから、半年で何回も観た『ハゲタカ』には、まさに急性中毒といえよう。

「燃えよドラゴン」は、さすがにアクション映画の金字塔だけあり、何度みても楽しめる作品だ。
白いカンフースーツ姿のブルース・リーの名台詞 “Don't think. Feel !”が印象的な静かな導入部も、その後の展開も代表的なシーンも、だいたいは覚えているのだが、それでも、おなじみのテーマ曲を耳にすると高揚するし、ハラハラドキドキして、最後にカタルシスを得るエンタテインメント性の高さは文句のつけようがなく、闘いの後に残る空虚な感慨を含む余韻もあって、間違いなく名作だ。

ブルース・リーの、陰があって哲学的で静謐な佇まいと、瞬間的に爆発する圧倒的なパワーと、流麗にして鋭い動きは、恐ろしく切れる美しい日本刀を見るようだ。

そういえば、私は映画『ハゲタカ』初見時に、鷲津のことを鋭利な抜き身の刀のようだ…と感じたのだが、鷲津政彦とブルース・リーに通底するところがある、ということだろうか。
……ここで一つ僭越ながら忠告させていただく。
上の文をお読みになって、CLICが放った黒いカンフースーツ姿の多数の刺客を、バリッとしたスリーピース姿の鷲津が、ワンインチパンチで秒殺したり、「Achooo!」という気合とともに華麗な飛び蹴を決めたりしてアッという間に全員倒した後、ネクタイを軽く直して何事も無かったかのように足早に立ち去る…というシーンを想像してはならない。
(想像してしまった挙句、頭と腹を抱えて椅子から落ちそうになった人間からの忠告だ。bearing

勿論ふたりに通じるものは、己にまで刀の切っ先を向け続ける、その冷厳な精神なのであり、決してアクション方面ではない。

…話を元に戻そう。
イマドキのアクション映画と違い、ワイヤーもCGも無く、非常に優れた武道家であるリーの本物の誤魔化し無い肉体の動きだけなのである。
見ているだけで、その肉体のみならず、そこに宿る精神も極限まで研ぎ澄まされていることが見る者に明確に伝わってくる。

そんな彼の格好良さに、いちいちシビレることができる作品だ。
私は劇場で見たことが無いので、スクリーンで観たいとは思うが、平日に休んだり早退してまで行く(←ハゲタカを観るためにはやっていた。)ほどではない。

ブルース・リーをリスペクトする人々の数と熱意は大変なもので、ずいぶん前に、劇場で久々に上映されたときには、ファンが詰めかけて大行列している様子をTVニュースで取り上げていたのを覚えている。
今回はたった1日限りの上映だし、何回も観たいファンが押し寄せるから、『ハゲタカ』と『剱岳』の時とは比べ物にならない混雑のばすだ。
…ということを夫に言ったところ、彼は、私が『ハゲタカ』を観に行ったときのように、2本立てのカップリング作品と抱き合わせて観るしかない…と考えたのだった。

そこで、カップリングのお相手を教えてあげると、彼は愕然としてしまった。
いい年をしたオッサンをへたりこませた、その映画は

エクソシスト( ディレクターズカット)

である。
(ちなみに、弱虫の私は未だに全編通して観た事が無い。sweat02

こちらは、言わずと知れたホラー映画の金字塔だが、この組み合わせっていったい……?
両方とも世界的大ヒットでエポックメイキングな作品として評価されていて、1973年公開という共通点があるが、方向性が違いすぎる…。
この2本を続けて観るのは、なかなかヘヴィだろう。

朝一番の上映スケジュールを見ると、

  9:40 エクソシスト

 12:05 燃えよドラゴン

となっている。

うーーん、朝の9時40分に『エクソシスト』かぁ。
キツイ。
『エクソシスト』上映中に休んで、『燃えよドラゴン』に備えるってのは、内容的にも、かなり難しそうだ。
でも、観に行く人、多いだろうな。
ホラー映画マニアは多いし、席を確保するために9時40分からの「エクソシスト」から乗り込むブルース・リー・ファンも相当数のはずだ。
そう考えて、やはり早めに劇場に行って、悪魔祓いを済ませた後で ENTER THE DRAGON が最善だろう…という助言をした。

「そんなに混むかなぁ。12時5分のドラゴンからじゃダメ?」
「立ち見でも入れないかもしれないわよ。」
「えーっ、コワイのイヤだもん。ねー、一緒に行ってくれない?」

オッサンに上目遣いで頼まれても、可愛くもなんともないぞ。

「悪いけど、私もホラー苦手だし、この日は休めないし。」
冷たく言うと、夫は「えー、『ハゲタカ』に3回も付き合ってあげたのにぃ~」と恨めしそうだ。
そんなこと言ったって、『ハゲタカ』の初回は彼が誘ったんだし、2~3回目は、勝手についてきたはずだが。

しばらくゴネられたが、結局、一人で行って恐怖と戦うか諦めるか、まだ悩んでいるようだ。

この組み合わせは、当日の混乱を避けるために、大きな障害を設けて、数多の『燃えよドラゴン』マニアの中でも本当に肝の据わった人だけを招じ入れようという、新文芸坐の策略なのか!?

2010-01-12

パンケーキで朝食を

昨日、朝食用にパンケーキを焼きました。

手抜きをして、自分で生地を作らず、パンケーキミックスを使用。
結構いい色具合だったので撮影してみました~wink

撮影用にメープルシロップを多めにかけたのですが洪水状態。

ちっくとかけ過ぎたかのう…sweat02

Dsc00590

やっぱり土砂降り~『龍馬伝』第2回だらだら雑感

このまま毎回観るようになるかは、まだ自分でもわからないが、地味に登場しては、私の心に確実に跡を残す武市半平太殿には、相当に自陣に入り込まれているような気がする。

鷲津様を三軒茶屋まで追いかけて行こうと画策したり、ブルーレイに宿る鷲津様をお迎えしたり(韓流スターの追っかけみたいcoldsweats01)、月末には堺さん主演の『ゴールデンスランバー』も公開になるし、その他、「嫁」としての役割を果たさないといけない事態が勃発したりで、スケジュールと頭がパンパンになりそうだというのに、これ以上、深入りされては困るんである。
(こんなことを書いている時点で、かなり形勢不利…)

そんな気分になった『龍馬伝』の第2回と武市半平太だったぜよ。

…ニセ土佐弁になっているが、平にご容赦を…。
ついに、家庭内(っても2名だけ)でも怪しい土佐弁が流行りだしてきて、ちょっと困ったことになっている
中学以降、学生時代には、親しい友人の中に、必ず龍馬ファンの女子がいた。
彼女らは、いつもアヤシイ土佐弁で喋っていて、正直(勘弁してちょうだい…)と思っていたのだったが、まさか、この歳になって、このようなことになろうとは…。やれやれ。

さて、第2回の雑感を例によってゆる~く、だらだらと書き散らしてみた。
半平太については、今回は軽めにしておきたい…と思ったのだが、結局は…sweat02

第1回は、人物紹介の側面もあり、子供時代から大人への移行もあったから、新鮮で面白いけれど目まぐるしくもあった。
盛り沢山で豪華な試食+前菜…っていったら言いすぎかな。
そして、とにかく弥太郎の攻めが凄すぎて、「ちょ、ちょっと待ってくだされ…」という、やや腰が引けた受け止め方だった。
今回は、ひとつのエピソードを中心に描かれていたし、ライティングや音楽のインパクトを第1回よりトーンダウンさせてあったので、少し落ち着いて観られたと思う。
初回はググッと掴むために、わざとあちこちに大きく引っ掛かりを作ったのかもしれないなぁ~やるのぉ、大友D…。
なーんて、またまたr図々しくDの母な気分になってしまったバカな私だ。

今回、特に印象に残ったことは以下のとおり。

eye 大友さんは“土砂降り大好き”?

映画でもドラマでも、『ハゲタカ』といえば、雨、それも土砂振りだ。
(『白州次郎』では、3話で次郎が新聞記者を自宅に招き入れて真情を吐露するシーンくらいだったか? ちと思い出せないが…。)
という感じで、大友さんはゲリラ豪雨かい!なくらいの大雨を重要シーンに持ってくるのがお好きなのでは?というのが私の邪推。
『龍馬伝』第1回でも、子供時代の龍馬に決定的な芯を形成した生母お幸の土下座+「ははうえーー!!」が強烈だった。

(あ、土下座シーンも多いですな。
「帰れ!人殺し!」とか、映画の未公開シーンのリストに劉一華の土下座って書いてあるし…。)

第2回でも、堤建設の現場監督がどうしても上手くいかない龍馬が、豪雨の中、一人で土嚢を運ぼうと頑張った挙句、泥中でひっくりかえり子供みたいに泣いていたら、それまで龍馬を馬鹿にして非協力的だった農民たちが「もぉ仕方ないなぁheart01」ってな具合で戻ってきてくれた、やや唐突なシーンをはじめ、雨と泥に彩られていた。
ここのくだりは、あれだけ盛り上げたのに、腑に落ちきれないまま、あっけなく一件落着…だったので、少し残念。

「どーしてええかt分らん!」と、ジタバタしたり、自分は他人の気持ちを理解できていなかったと反省してベコベコに凹んだり、「わしにはムリじゃーcrying」と泣き喚いたり。
困っている人を捨て置けない優しさがあって、天真爛漫で純粋ではあるが、邪気がなさすぎて頼りないところが、若き龍馬の魅力でもある…、それが農民たちの心もグッと掴み、「ほっとけないヤツ」と動かしたってことかいな???

ま、最初から豪快な英傑としての龍馬像を望む方には、頼りなくて物足りないかもしれないが、龍馬に強い先入観が無い私は、大きな可能性を秘めた好青年が、次第に傑物に化けていく序章として、線が細くてお坊ちゃんらしい品の良さがある福山龍馬像は、新鮮で悪くないと思っている。(←なぜ上から目線?)

そして、ラストで、父に江戸行を希う龍馬。
ここでも、雨の中で土下座だった。
自らも泥の上に腰を落とし、龍馬と相対して江戸行きの覚悟を問い、許しを与える父。
大きい父子だ。l


eye 素敵な親バカ・龍馬パパ

そんなわけで、児玉清さんの格の高さ・大きさが滲み出ていた龍馬パパ(坂本八平)だった。
龍馬が可愛くて仕方がなくて手放したくないのだけれど、龍馬のためにはどうしたら良いかを客観的に考えるために、周囲の人々に息子のことを尋ねたり、コッソリとお仕事拝見(笑)してた結果、ちゃんと手を打ったりして、なんという素敵な大いなる親バカだろう。
で、半平太が龍馬パパに、「一度(龍馬の仕事ぶりを)見に行ったらどうか」と助言するシーンでの、半平太の横顔と哀切を含んだような複雑な瞳の表情にグっと来てしまった…。
鷲津も横顔と瞳に凄い誘引があるもんなぁ…ヤバイぜよ。

話が武市方面に逸れてしまったが、土佐には収まらないかもしれない愛息を大海に放ってやる決意ができる坂本パパも、本当に大きい人だ。
父だけでなく、龍馬を大人扱いするように進言する継母やガッツある理解者・乙女も龍馬を後押しする。
行きたいと思ったら行ける環境にある龍馬は、本当に恵まれた人だったのだね

eye 弥太郎の逆境、半平太の枷

今回の弥太郎は、さすがに香川さんの出力調整が効きはじめた感じ。
とはいえ、瓜をくわえて振り向くシーンとか、岩崎家でのダメ親父事件の絶叫とか、相変わらず濃い。
強烈な野心と自負が弥太郎を揺り動かすが、彼は貧困という簡単には覆せない逆境の中にいる。
ダメな親父(蟹江敬三がナイスだ)にどん底に突き落とされたうえに、淡い恋心も天然な龍馬に無残に打ち砕かれ(河原のシーンは、かわいそうだった…。)、まさに絶望スパイラルだ。
だけど、弥太郎とその一家は、決して暗くならず、あっけらかんと陽性なところが良い。
そう思ったら、なんだか、弥太郎を少し(少しだけね)応援したくなったりもした。
もっとも、こっちが応援しなくても、あの人は恐るべきパワーで、絶望スパイラルから抜け出して前進し、成り上がって行くんだけど。

先の記事で触れたインタビューの中で、香川さんが弥太郎のことを「欲を全面に押し出して進んでいく人として表現しようと思っている。それは、人として理想的な姿とはかけ離れているけれど、貧困から這い上がりたい成功したいという欲をエネルギーとして、逆境を跳ね除けて大きくなっていったと思う」という趣旨のことを語っておられた。(記憶があいまいだが。)
そして、「弥太郎と半平太は龍馬への嫉妬を抱えているけれど、龍馬は決して自分と他人を比べたりライバルだと思ったことはなかったんじゃないか。」とも、おっしゃっていた。
このあたりは、回が進むにつれ、丁寧に描かれていくだろうと期待している。
きっと弥太郎も半平太も、龍馬のそんなキラキラしたところが羨ましくて愛おしくて、妬ましく憎かったろう。

弥太郎は、龍馬に対する対抗心も嫉妬心もエネルギーにして、前進していくのだろう。
一方、高潔な半平太は、龍馬を羨んだり、自分の立場を枷と思ってしまったりする己が許せなくて疎ましくもあったに違いない。
…ってのは、先走りすぎの想像でした。失礼。bleah

今の彼はまだ、自由な龍馬に比べて自分は家や立場とかの枷に繋がれていることを、ふと考えたりしているが、それは武市家の当主として当然の責任だいうことも身に染みているし、そういう価値観の中に居る人だから、はっきりと不満や憂いと名前をつけられる感情にまでは行っていないのではないかと思う。
でも、モヤモヤしている。
武市邸で祖母の話を妻とした後、ひとり書見台に向かっていたときの、目にそんな揺らぎがあったような。
龍馬の遊学が、半平太のモヤモヤした釈然としない感情の揺れを大きくしていくのだろうか。
それが、いつしか暗い焔へと変じていくのかもしれない。
それにしても、半平太の瞳の表情にひきつけられて、深読みばかりしてしまった。
深読みさせるのも、南朋さんが哀切を醸しだす達人だから?
おっと、危ない、危ない。
いろいろと想像しているうちに、妄想になり、熱くなってしまう悪い癖が出そうなので、このへんで。

2010-01-11

『ようこそ 大河ドラマ「龍馬伝」の世界へ「龍馬と土佐の志士たち」』@丸ビル

この連休中に、丸ビルおよび周辺に出かける用があり、ランチ場所を調べていたら、ちょうど丸ビルで大河ドラマ『龍馬伝』関連の無料イベント開催中ということだったので、迷わずランチは丸ビル内に決定。

ようこそ 大河ドラマ「龍馬伝」の世界へ「龍馬と土佐の志士たち」

期間日時:2010年1月2日~1月11日
開催場所:丸ビルホール(丸ビル7F) ほか
(…すみませんsweat01…本日で終了でした…。

丸の内と言えば、三菱村なんて異称もあるくらい三菱系の会社が多く、三菱地所が所有するビルだらけ(丸ビルもそうだし)だから、そりゃ、こういうイベントを開催するのは当然だろう。
まずは、7Fのメイン会場へ。
ホールのエントランスには桂浜の龍馬像のレプリカ(?)がトーンと待ち構えていたが、写真は撮り忘れた…。
ここでは、1月16日から開催される「土佐・龍馬であい博」のPRコーナーが開設されていて、龍馬コスプレの高知県観光課の方(だったかしら)もいらした。
仕事とはいえ、新年早々、ご苦労様…。
(龍馬マニアの方ならば、趣味と実益を兼ねられて楽しい業務だ)happy01
ここで、名物「いもけんぴ」が配付され、食い意地がはっている私はテンションup

Kempi2

さて、メイン会場に入ると、おお、結構お客さんが入っている。
ざっと見た所、大河ドラマの中心視聴者層の年齢層の方が多いようだ。
あとは、龍馬ファンの老若女子…ってところか。
入ってすぐに『龍馬伝』の紫舟さんによる題字が展示されていた。
むき出しで展示してあったので、コピーだと思うのだけど、前にへばりついているお爺さんが全く動いてくれなかったので説明が読めず、そこは不明。
続く導入部では、龍馬を巡る人物相関図や年表など、基礎情報がパネル展示されていた。
ここで、
「本人より福山さんのほうが、随分とオトコマエね」とか
「え、勝海舟役って、この人なの?CMで龍馬の格好してるけど。」
「本当は龍馬やりたかったんじゃないの」
「あらー、福山さんで本当に良かったわ~」
「やりたくてもできないわよ、トウが立ちすぎて」
などと、忌憚の無さ過ぎる感想(笑)を述べられている人生の大先輩の御婦人方の会話に後ろでニヤニヤしつつ、進んでいく。
この後は、史料展示。
目玉の龍馬から乙女ねえやんへの書簡をはじめ、岡田以蔵の拳銃、武市半平太の書簡など、龍馬マニアの方ならば垂涎の品が並ぶ。
龍馬の書簡は長くて、ぎっしりと書いてあるのだけど、大らかで伸びやかな字に見える。
一方、半平太の書簡は几帳面そうに整った字だった。
私は書がわからないので、パッと見ただけの印象だが。coldsweats01
この後は、大河ドラマの岩崎弥太郎コーナー presented by 三菱地所。
弥太郎が背負っている鳥籠一式(笑)やボロボロの衣裳が展示してあったが、≪撮影に使用したもの≫という表示が無かったし、かなりきれいだった(笑)ので、実際に使用したものではないかも。

さて、この後ランチタイムを挟んで、1Fロビーでの大河ドラマ『龍馬伝』関連の展示へ。
こちらは、7Fの客層よりググッと若い女性が中心…というか、殆どが若い女子だった。

Ishou
こちらは、半平太さんの衣裳

出演者の方々のサイン色紙も多数展示されていた。
福山さんや佐藤健くんの色紙を写メ撮影する女子が多い中、私だけが、こちらを撮影。

Shikishi

武市半平太役の大森南朋さんのサイン色紙。

私は、芸能人のサイン色紙というものに、あまり興味のない人間なのだが、それぞれの役者さんのメッセージの筆跡にお人柄が出ているようで、興味深く拝見した。
里見さんは雄雄しい筆文字で墨痕鮮やかだし、渡辺いっけいさんは、丸っこい人懐こい雰囲気の字だった。
南朋さんの字は、どうでしょうか?
なかなか読みやすいキレイな字ですね。
福山さんの字は…えーっと覚えてない…sweat02

モニターで、香川照之さんと大森南朋さんのインタビュー映像が交互に流れていた。
よく放送されている10分間のPR番組『龍馬伝メイキング』内で流れているインタビューのロングバージョン。
モニタ前に立ち止まって見ていた人は私ひとり。
ま、福山ファン、健ファンは、興味ないんだろうなぁ。

お2人とも、長いスパンの作品だけに、御自分の演じる役の内面や激しく変化していく外界との関わり、龍馬との関係や龍馬に対する思いが愛憎半ばに変化していく過程を、どう表現していくか…ということを、真摯に考えておられて、思わず2巡も見てしまった。
南朋さんは、かなり血中半平太濃度が濃い話しぶりで(笑)、半平太についてと彼の龍馬への思いの変化を想像しながら語っている表情も声音も、厳格さか滲むものだった。

と、いうわけで、ちょっとミーハーな行動を多々してしまった丸ビルでのひととき。

2010-01-10

京黒ロール くろまる抹茶

本日の3時のおやつは

「京黒ロール くろまる抹茶」
(一本 ¥1,575)
でした。

時々、東京や周辺のデパート・駅ビルなどに期間限定の販売ブースを出しているのを見かけていて、いつも何人かお客さんがいるので、ちょっと気になっていたのです。
好きなことにだけ嗅覚と集中力が働く私…。

本日、たまたまゲットできました。

Roll

竹炭入りの真っ黒な生地はモッチリした食感。
たっぷりと巻き込まれた抹茶クリームは、軽くて口溶けが良く、あまり甘くないので食べ易い。
食感といい、味といい、全体のバランスといい、イマドキの嗜好にぴったりのスイーツと言う感じで、こりゃ売れるわ…。
美味しゅうございました。

他に、プレーンな生クリームの「くろまる」
ワンランク上の(?) 「くろまる播磨園抹茶」
もあります。
今回の「くろまる抹茶」は、抹茶の苦味と香りがかなりマイルドで、私には物足りなかったので、次は、「くろまる播磨園抹茶」を食べたいなhappy01

2010-01-09

鷲津オールラウンダーの濃密な午後~ドラマ『ハゲタカ』一挙再放送

本日、NHK BS hiで、ドラマ『ハゲタカ』全6話が一挙再放送された。
ドラマのDVDを持っているのだから、観たり録画する必要はないではないか?という同居人(夫)のごもっともなツッコミを無視して、リアルタイム鑑賞をし、もちろん録画も。(→BDに保存。)
夫は、朝から18時くらいまで留守にすることになっていたので、これ幸いと、午前中に必死で買い物を済ませ、特急(手抜きともいふ)で家事を進め、11時50分に、夕べの残りのキーマカレーを温めためただけの、いい加減何な昼食を食卓に載せ、予約リストを最終確認。

smileよしよし、ちゃんと入ってるぜよ。
と、今や職場の仲間の間で流行っているニセ土佐弁で独り言を言って、ハイビジョンの麗しい鷲津政彦を待つ。
土曜ドラマの字が出て、銃声が轟いただけで、「キャッ」とか叫び、椅子から腰を浮かせる騒ぎ…。
まだ鷲津が出て無くても、これじゃ、6時まで気力体力か保つのかしらん…とセルフツッコミをしてしまう。
やっぱり、ドラマも映画も、『ハゲタカ』は一人で観るに限る。(笑)

恐ろしい回数リピートしているのだから、いい加減、飽きそうなものなのに、どうして飽きないのだろう…と自分でも不思議だ。
時々、役者さんより先に台詞を口走ってしまったり、ちょっとツッコんだりもして、数々の鷲津のカッコイイ(と私が思っている)場面のたびに、「いやぁぁぁ、カッコイイ!」とか、「サスペンダアァァァ!」とか(笑)、絶叫して立ち上がり、カレースプーンを振り回すという狂態を演じたりで、自分が幽体離脱して上から見ていたら、目を覆いたくなるようなヒドイありさま。
一人で観ると、こうなるのよ。
やはり、映画『ハゲタカ』BDを一人で観られる環境を作っておかなければ…。
こんな調子が続き、第1話ラストでの、鷲津の「あなたが私を変えたんだ!」発言と、涙目にならないように視線をそらして目にグッと力を入れている(と勝手に私だけが思っている)ところで、「わしづうぅぅぅぅぅ」と涙声で呟いてしまい、もうこの時点でヘロヘロだ。
エンディングテーマも一緒に口ずさみ、次回予告映像にキャッキャッと喜び…。
香川版岩崎弥太郎に匹敵するハイテンションである。
だが、NHKなので、インターバルが短い。
第2回が始まるまでの5分間ほどで、昼食の皿を洗ったり、お手洗いに行ったり、をしなければならない。
なかなか忙しいし、気を緩める暇もない。(笑)

さすがに、第4話以降はストーリーと鷲津の葛藤に合わせて、私の爆裂度合いも落ち着いていったものの、集中力は途切れなかった。興奮しすぎて(笑)血圧が上がったり脈が上がりすぎて気分悪くなることも無く、また、無粋なセールス電話や宅配便に邪魔されることもなく、無事に第6回ラストシーンを迎えた。
画面の鷲津と同じく合掌し、鷲津と同様に浄化され解脱した(?)のであった。
ま、解脱は一瞬で、来週末には、更にヒドイ狂態を演じるのだろうが…。

さて、鷲津ファンといっても、映画の鷲津が好きな方、ドラマの鷲津が好きな方、ドラマでも前半のイケイケで冷徹な鷲津がステキheart01という方もあれば、いやいや後半の葛藤しつつ表面は突っ張り続ける鷲津がイイ!という方もおられる。
私は、映画で初めて鷲津を知って、初見でほれ込んでしまったので、ドラマの鷲津はいわば「エピソード0」的な見方をしてしまう。
一皮むけたオトナの鷲津(?)を先に知ってしまったので、やはり映画の鷲津に思いいれがあるのだが、ドラマの青臭さの残る鷲津を見ると、それもまた、滅茶苦茶に魅力的なのである。

で、策士が仕掛ける時の悪い顔に萌える私は、ドラマ前半の鷲津にゾクゾクするわけだが、一方で、ネジを拾ってダメダメになりそうになったり、由香と目を合わせられなかったり、入院してベッドて弱りきっている鷲津にもキューンheart04としたりして、もう大忙しなのだ。
なんだよ、節操無し!と思われるかもしれないけれど、どんな鷲津も愛しているし、これから鷲津が老けても(もちろん、格好良く、だけど)愛するであろう。
だって、私は鷲津オールラウンダーだもん。

さて、どうでもいい話題の最後にも、どうでもいい小ネタ。

大狂乱しつつも、『ハゲタカ』への集中は途切れなかった、とエラソーに書いたが、実は一度だけ、集中を途切らせてしまった。
はっきりとは覚えていないが、13時40分前後だったろうか?
(あ、そういえば『龍馬伝』再放送してるな…)と思い、地上波総合に変えると、ちょうどオトナ龍馬にスイッチする婚礼の場面。
おや、武市半平太さんが、登場。
そのうち、飲めないお酒を飲まされてブッ倒れちゃった。か~わいい~。

「いかん、半平太は龍馬にまかせて鷲津だっ」と、慌てて、今度はBS hi に変えると、ゴールデン・パラシュート作戦遂行中の悪い鷲津が。
おおー、全員そろって華麗なターンを決めて颯爽と足早に去るところは、何度観てもシビレるぅ~。
鷲津のキレのある身体の動き、惚れ惚れするわ♪
タイミングぴったりだけど、あれはホライズンの会議室で「せーの」とかいって練習して合わせたのかな?なんてニマニマしていたが、しばらくすると、また半平太さんが気になって観に行ってしまった。
すると、二日酔いの頭を抱えて、腹切らせろ!と騒いでいる。
こんなことろが、また、カワイイ♪
などと、邪念まみれでながめていたが、また、「ええい、鷲津を見なくては!」と幕末から平成に戻っていった。
そんなこんなで、鷲津と半平太の間を行ったり来たりで、『龍馬伝』再放送が終了するまで、結構忙しかった。bleah

そんなわけで、無駄に疲れたが充実した一人の午後であった。

2010-01-08

「おまえは、誰なんだ!?」

こんな記事タイトルだが、『ハゲタカ』とはあまり関係ない内容なので、悪しからず。

昨日、夫あてに届いた1通の年賀状。
ぎりぎり松の内に届いたところから推察するに、こちらからの年賀状を受け取って返信してくださったものと思われた。

しかし、その年賀状の表裏を穴の開くほど見つめていた夫の口から出た台詞が、これだ。

「おまえは、誰なんだ?」

ハゲタカ廃人の末席を汚す私ととしては、この台詞を聞いたら、条件反射で

「アンタだ…俺は、アンタだ。」

と、手振りまで付けてsweat02返してしまったのであるが、夫はキョトンとして「えっ、なに?」と聞き返した。

あら、『ハゲタカ』ごっこじゃなかったのね…。

ちょっと恥ずかしくなって、「それ、鷲津の台詞だよ。」
と指摘すると、はじめて気がついた様子。
「あっ、そうか…。でも、そう言っちゃうんだよ、これじゃ。」
言いながら手にしていた年賀状を突き出した。

受け取って見てみると、今どき、珍しく…などと言ったら失礼だが、細いボールペンの字だけが表裏に記されている。
失礼ついでに言ってしまえば、どちらかと言うと読みづらくて、なんだかヒョロヒョロして千鳥足気味の筆跡だ。
裏にはイラストや写真、スタンプなども無く、無彩色で殺風景。
文章を読んでみて、筆跡の力の無さの理由がわかった。

“12月半ばに入院し、年末ギリギリに退院したので賀状を出すのが遅れてしまいました…ご容赦下さい”、とある。

お気の毒に…そりゃあ字に力が篭らないし、殺風景な年賀状でも仕方ないよ…と思いつつ、再びひっくり返して表を見た。

……おや?
もう一度、ひっくり返してみる。

…うん?
……無い。
どこにも、無い。
差出人の名前も住所も、無い。

「えーっ。これじゃ誰からか分らないね」
言いながら賀状を返すと、夫は深くうなずいた。

「ね、お前は誰なんだ、でしょ?」

確かに。gawk

「思い当たる人はいないの?」
「うーん、こちらから出した人からは、昨日までに全員、もらっていると思うんだけど。」

と、いうことで、彼の出状リストと、いただいた年賀状をつき合わせてみたが、確かに、出状と受取は全部、合致している。

「じゃあ、出していないけど、頂戴したってことよね。」
「うん…だから、出さないと失礼なんだけどさ…これじゃ、誰だかわかんないよなぁ。」
「筆跡とか内容に覚えはないの?」
「全然、無い…。」

その後、夫は昨年と一昨年に頂戴した年賀状を出してきて眺めたりしていたが、結局、手がかりは掴めなかった。

「“リアル・おまえは誰なんだ?”(←わかりづらい)よね。」
と私が言うと、夫は感慨深げに答えた。

「『ハゲタカ』のことばかり考えている人間と生活を共にしていると、無意識に台詞が出たりするんたなぁ。」
「うーん…私は洗脳してるつもりないけど…」
「たぶん、タバコの副流煙みたいなものじゃないかな。君が出す『ハゲタカ毒』が多すぎて、こっちまで流れてきちゃうから、知らない間に、イヤでも吸い込むっていうか…。」
「えー、ニコチンみたいに言わないでよ。だいたい、毒つてなによ! 『ハゲタカ愛heart01』と言ってよ。」

と文句を言いつつ、『ハゲタカ副流煙』は、他のハゲタカ廃人様たちと共に多くの時間を過ごす人々を、どの程度、侵しているのであろうか?…なんて、いつもながらに無意味なことを考えるのである。

和食賛美あやの (池袋Esola)

まだ正月休みのネタが残っていたので、放出。
年末に、身内にアクシデントが発生したため、正月に遊びに行く予定が総崩れとなってしまった。
でも、1日くらいは、どこかに行きたいね…ということで、何も考えないで楽しめる映画を1本観て、その後で池袋に出た。

11月にオープンした『Esola』に初めて入った。
ビル自体はさほど大きくないが、女性向けのお店がずらり。
新春セールでごった返す服飾店は素通りして、インテリア雑貨の店で、年末に届いた新しいソファにあわせるクッションを物色。
結局、冷やかしただけで終了し、6~8階のレストラン階へ。
和食の気分だっので、8階のこちらへ。

和食賛美あやの
東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola 8・9F

カウンターに通されたが、1組ずつ席を離してあるので、両隣に気兼ねなく食事ができた。
10席ほどのL字型カウンターの前はオープンキッチン。

板前さんたちが粛々と作業を進めているのを眺めつつ、メニュを検討。
イチオシだという 
「ひもの御膳」 ¥1580 をいただいた。

ひものは、沼津直送のつぼ鯛の一夜干し。

Tsubo

主役のつぼ鯛の他に、かんぱちのお造り、なすとピーマンの煮浸し、茶碗蒸し、香の物、ごはん、しじみの赤出汁

というラインナップ。
つぼ鯛の干物が、とても大ぶりで肉厚。
ぷりぷりふっくらジューシーで本当に美味しかった。
醤油をかけず、大根おろしとすだちで調味してどうぞ…と出されたが、薄味好きの私にはちょうど良かった。
醤油をかける習性のある夫も、「美味しい」と喜んでいた。
他のお料理も、いずれも品よく、丁寧に造られている。
特に、茶碗蒸しは、具は銀杏くらいでシンプルにしてあり、生海苔入の薄い餡が掛かっていて、喉越しも香りもよく、上品なお味だった。
ご飯はツヤツヤふっくら。柔らかめが好きな私の好みに合った。


後ろのテーブル席の女性客が、湯葉うどんを召し上がって絶賛されているのが聞こえたので、お腹いっぱいなくせに、次回はそれを試してみたい…なんて考えてしまう食いしん坊万歳な私(笑)。

8階にはカウンターとテーブル席、店内の階段で繋がっている9階が個室になっているようで、予約のグループ客がどんどん来店して来ても、8階は落ち着いた雰囲気が保たれていたのが嬉しかった。
カウンター席からは、板前さんたちが各々の仕事を静かにかつキビキビ進めたり、さりげなく先輩が後輩に指導していたりする様子が間近で見られて、なかなか楽しかった。

お店の作りも、ゆったりしているし、スタッフ間の会話もやサービスの男性の動きも比較的に静かで、雰囲気を損なわず、好印象。

お料理も値段設定もお店のムードやサービスも、カジュアルすぎず、しかし気取っているわけでもなく、使いやすいと思う。
池袋の商業施設内の和食店には、こういうお店は少なかった気がするので、嬉しい。
女性同士や気軽なデートに良いのでは。

2010-01-07

「誰かが言った…。」と誰かが言っている。

大晦日のことだった。
隣町の大型店舗への諸々の買出しのために、バスに乗って出かけた。
出かけるといっても、バスに乗っている時間は5分程度。

食料品など必要な品々を買い揃え、帰りのバスに乗車。
店内はどこも大混雑で、ちょっと疲れてしまった。
夫は他の用があり不在で、私ひとりで大荷物を両手に下げて帰るはめになったのだが、店の前が始発バス乗り場で、下車するバス停は我が家の目の前だし、さほど困らない。
発車時間の少し前に余裕をもって乗車して、財布の中身をチェックしながら、(今年後半は鷲津に貢ぎすぎてしまったな…ま、来年は大丈夫だろう…。)などとぼんやり考えたりしているうちに、他の乗客も乗ってきた。
昼前のせいか、乗客は私を含め数人。

帰ったらすることを頭の中でおさらいしていると、車内アナウンスの合間に、私の腰のあたりで何か音がしている。
携帯電話が鳴っているのだと気づき、慌ててコートのポケットに捻じ込んである携帯をさぐった。

外出時はマナーモードにしているのに、どうして鳴ってるのかな?
と、いぶかしく思いながら電話を取り出すと、着メロに設定している『ハゲタカ』のテーマ曲(映画サントラでは『His wings』というタイトルのあの曲)ではなく、ボソボソとした男性の声らしき音声が耳に届いた。
アレ?この声は…?
と焦りつつ携帯電話を開くと画面にはドラマ第3話での記者会見時の鷲津の画像が点滅している。

Photo

えっ、ナニ??何が起きてる?sweat01
ビックリして、発信者名も目eyeに入らず、アワアワしていると、携帯から聞こえる音声は次第に大きくなり、ハッキリと聞き取れるようになった。
その声は、こう言っていた。

“誰かが言った。世の中には二つの悲劇しかない。
 一つは金の無い悲劇。
 そして、もう一つは金のある悲劇。“”


なっなっなんで、鷲津の姿と声が…。
驚いていると、また
更に音量が上がって、「誰かが言った…」が始まった。

前方の席に座っている人が、振り返って不審げに私を見ていることもあって、携帯を取り落としそうなりつつもニヤけてcatfaceしまう自分を叱咤し、通話ボタンを押したが、既に切れてしまっていた。
ちょうどその時、バスが発車した。

気を取り直して着信表示を見てみると、夫からであった。
バスに乗っている間に、夫から“帰るよメール”が入り、彼の用件は済んだのだが、私のほうは怒り心頭poutで待ち構えていた。

画像も着ヴォイスも、ずっと前にダウンロードしたもので、普段は使わず、自宅に一人で居るときに、見たり聞いたりしてニヤニヤしていたのだが…。
これはヤツshadowの仕業だ。

帰宅した夫に、
「私の携帯の設定をいろいろ変えたでしょう?」
と問いただすと、悪びれずに
「うん、夕べ変えたよ。喜んでくれた?」
と無邪気な笑顔を浮かべているではないか。

「ヒトの携帯を勝手にいじらないでくださいよ!」
と抗議したが、
「だってロックかかってないし…電話の着信音と着信画像を変えただけで、他のところは見て無いないよ。」と平然としている。

いや、別に見られてマズイことなど何もないのだが、いくらなんでも、あのサプライズは心臓に悪すぎる。
なのにヤツは
「入ってたデータを使っただけだしぃ、鷲津から電話がかかってきたlovelyと思って美冬ちゃん喜ぶと思ったからさぁ」とのたまうのだ。

thunderおーまーえーなあぁぁぁぁ!annoypunch

この時、私は、マンダリンで劉と対面したときの鷲津を超える冷気を放出していたに違いない。
さすがのKYオヤジも、目を泳がせている。

「あのねえ、いくらなんでも鷲津から電話がかかって来ないことくらい分ってますよ!」
(本当に分っているのか自分でも自信は無いが、戦略の都合上、言い切った。)

鼻息も荒くリビングを出ようとすると、後ろからすがるような声がした。

「ごめんね…この前、オンデマンドの表彰で鷲津がテレビに少し映ってしゃべっただけで凄く喜んでたから…。」

くそう、痛いところを突いてきやがるぜ。
だって、確かにバスの中でニヤけちゃったもんね。

「喜んで欲しかったんだよぉcrying…。」

むむむ、泣きが入ってきたぞ…。
ここで泣き落としに負けるわけにはいかん。
と思いつつ、何度も「ごめんね、怒らないで…」と繰り返されて、ついイラッとして「あーしつこい!bomb」と振かえってしまったのだ。

するとそこには、彼の必殺技“かわいそうな子犬の瞳”が待っていたのである。
たとえ相手がオッサンでも、ウルウルした瞳で見詰められては、情にほだされないわけがない。

結局、脱力して「もういいよ…。」と呟き、部屋を出たのであった。
年末の忙しい時に、どうして余計なイタズラをするのか。
長年連れ添った男の考えが未だに掴めない私であった。

2010-01-06

お正月も働いていた方々

正月休みに、夫の実家の近くのお寺の境内で撮影。
お正月でも、皆のために健気に働いていた方々。

Dsc00558

Dsc00557
一仕事終えて、満足そう。

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獅子舞。

タイミングが遅くなりましたが、目出度いのでアップしちゃいました。

2010-01-05

なぜか母目線で観てしまった『龍馬伝』第1回

当ブログでも、折節、ふれて来た大河ドラマ『龍馬伝』の第1回が1月3日に放送された。
私は外出先から帰って夕食を終えてから、ハイビジョン放送を録画しておいたのを観たのだが、正直、大森南朋さんに対してだけでなく、大友Dに対してすら、図々しくも母親のような気持ちになってテレビの前に座っていたので、感想を書けるようなスタンスでは観られなかった。(笑)

私の温くて緩い感想をブログに載せずとも、各所で立派な感想が記されているので、別に書かなくてもいいや…と思っていた。

しかし、本日の昼休みに、いつものランチタイムのバカトリオで『龍馬伝』の感想を語り合ったら、好みがぜんぜん違う3人なのに、3人とも母の気持ちで観ていたということがわかり、「へえ~」となって(笑)、母親の甘めな観方でいいじゃん!と開き直って雑感を書き散らしてみることにした。

いつものことなのだが、微妙に或いは相当に嗜好が違う彼女達を説き伏せようとして(笑)熱弁をふるっているうちに、自分が感じたことや思ったことが、はっきりと輪郭線を持ってくることがあるので、昼のバカ話がブログ記事のきっかけになることが少なくないのだ。
ありがとう、Mさん、Sちゃん。
(私はリアル友には一切、このブログのことを知らせていないので、こっそり感謝するだけだが。)

ちなみに、ランチタイムの3人組(私、M嬢、S嬢)は、3人とも福山ファンではない。
この時点で、マイノリティの匂いがプンプンするな…。
更に言うと、幕末に思い入れも知識もあるのはM嬢だけで、S嬢は四国産だが高知の人ではない。

eye みんなの愛息はんぺーた

1週間ぶりに3人で顔を合わせるなり、M嬢もS嬢も『龍馬伝』での南朋さんに好意的な発言をし、半平太の人柄を褒め称えるのでビックリした。
特にS嬢は、美男子にしか興味がなく、映画『ハゲタカ』で私が玉山さんが演じる劉でなく鷲津にハマッたことが理解できないとハッキリ言っているので、これには相当に驚いた。
二人そろって「半平太さん、イイんじゃないの?」と言い、「南朋さん、いっぱい出てたね~良かった良かった!」とニコニコしている
のだ。
「ツボに入った?」と聞いてみると、そうではないし、カッコイイとも思わないそうなのだが、登場すると、悪目立ちするわけでなく、武市半平太ってこういうふうに、誠実で不器用で無骨な人なのね…と自然に思ってしまい、つい半平太に注目してしまい、気がつけば、「イイじゃん、半平太good」になっていたというのだ。
ううむ~なんだか私の観方と似ているぞ…。
まあ、一旦、南朋さんという役者さんに注目すれば、彼の作品世界への溶け込み方や役との一体感に感服する人が多いと思うので、大森南朋as武市半平太というより、「武市半平太その人」として受け止めるというのは、当然といえば当然の反応なのだが、ここまで好意的だとは…。
さらに、最も若いS嬢が言った。
「いつも美冬さんから、いろいろ聞かされている(←つまり、私に対して地味に文句を言っている)から、いつの間にか情が移って、ママみたいな気持ちで見守っちゃったわ。」
…いや、私は鷲津のことはしつこく語っているが、演じてる方のプロモーションはしていないはずだが…と言ったのだが、二人には「同じとこだ」と一蹴されてしまった。
相変わらず、演じている人に対しては惚れていないということが理解してもらえないのだ。

S嬢の言葉を聞いてM嬢も
「そうそう、そうなのよ~!」とハゲしく同意したうえで、
「息子というより、息子の仲の良い友達って感じなのよ!」と、変化球を投じた。
私たちは3人とも子供がいないし、そもそも年齢的に南朋さんの母になりえないのだが、そこは、ほら、妄想ってヤツの恐ろしさ。(笑)
「なるほど~~、息子の小学生時代からの親友で、一緒にバンドやってて、家にもしょっちゅう遊びに来ていて、たまに夕食を食べていったりする男の子って感じだね~」などと、妄想が『龍馬伝』から、どんどん違う方向に膨らむ私たちなのだった。
…で、彼女らに確認してみると、3人とも、この妄想での「息子の親友」の年齢が、第1回で登場した青年・武市半平太くらいの設定になっていたのが、自分達でもちょっと怖かった。(笑)
そう、最初は南朋さんを母親のような目線で観ていたのが、無意識のうちに半平太の母のような心持になっていたらしく、「息子」または「息子の親友」に南朋さんと半平太の両方が投影されているらしい。sweat02
まあ、半平太が現代にいたら、バンドをやったりしなさそうだし、空想の「息子の親友」は南朋さん度が高かったりするが、そこは妄想なんで。(笑)

そんな母親っぽい気持ちになってしまったのも、「南朋さんが演じている半平太」という感じでなく、真直ぐで純粋で不器用で、自分を曲げられない、少年のような笑顔の半平太さんが、そこに確固たる質量をもって存在していたからだ。
やっぱり凄い役者よね~と、2人も賞賛を惜しまない。
しかし、鷲津に対しては全く得られなかった、非ハゲタカ廃人女子のこの好意的すぎる反応…大河恐るべし…というべきか?

以下は、私個人の雑感。

eye きっと来る~♪弥太郎が来る!

物語の語り手でもあるわけだから、龍馬に次いで事前の露出が多く、また香川さんご自身が、インヌビューやトークで、どういうことを求められているか、どう語れば視聴者をつかめるか、ということを踏まえた上でお話できる能力というかセンスがある方なので、どうしても事前の“弥太郎のこと知ってるぜ濃度”(笑)が高くなっていたから、めちゃめちゃ汚れてるし、ガンガン攻めてくるのは分っていたのだが…。
だのに、実際に観て、まるで「貞子」みたいに画面を乗り越えて出てきそうで(いや、あんなふうに湿気たっぷりには来ないが…)押されっぱなしだった。
まず、ヴィジュアルが強烈。
確か、メイキングで汚しメイク大好き、と仰っていたが、あそこまで徹底するとは…いや~ほんと、たいしたものでした。
それに、感情の起伏を、かなり増幅させて演じておられる。
汚しと、上昇志向とプライドに突き動かされてのハイテンシヨンが合体して、えもいわれぬ迫力と暑苦しさが蔓延して、テレビの前から後ずさりそうになるくらいだ。

振り返って歯を出して笑ったりすると、ドン引きするくらいの濃厚さ。
それに、オヤジスキーの私の血を騒がせる蟹江敬三さんとのツーショットは、汚れ具合と暑苦しさが倍増して、特濃だった。
あの家に嫁に行くのは、相当にハードルが高い…。
精神修養とでも思うしか無いかもしれない。
あるいは、あの強さ・濃さを受け止める巨大な受容量があるか、受容調節ができて、ある程度はスルーできるタフな女性でないとダメかな。
大財閥を興す男の伴侶なんだから、キャパが超大きくないとね。
ええ、私はムリですとも。
いや、良い父子ではありますが、なるべく遠くから見守りたいです。
理論派の香川さんだから、弥太郎の強烈さは、回を重ねるごとに、少しずつ馴染んで落ち着いてくるように出力調整するのでは…と思うのだが…どうだろうか。

eye 今は未だ薄い龍馬はん

これは、私のみならず、M嬢もS嬢も言っていたのだが、大海に泳ぎだす前の若き龍馬は、未だ薄い。
ここで薄いというのは、濃いに正対する薄い、という意味で、淡い、というのに近いかな。
薄っぺら、という意味では無い。
大きく花開く種を内包しているのだけれど、まだまだ萌芽には至らず、という段階なのだから、当然だ。
まだ色がついていない龍馬の、持って生まれた魅力とか、とてつもない伸びしろとか、「あるべき」に捉われない柔軟性とかはチラチラと見えつつ、まだまだ薄い。
まだ淡く薄いけれど、理屈抜きにチャーミングな若き龍馬を表現したいと、というのが『龍馬伝』チームの狙いだそうなので、第1回で、そこは、それなりに感じ取れた。

この先、自分で水をやったり日に当てたりするだけでなく、様々な人と出会い様々な経験をして厚みも濃さも増していく道程が楽しみになる薄さなのだ。


eye予習はほどほどに…。

今までの大河ドラマでは、ほとんど事前の番宣を見なかったのだが、今回は、ハゲタカ廃人を誘う要素が多くて、事前にいろいろと見てしまった。
しまった=「しまった!」だったことに気づいたのは、1回目の放送を観始めてのことだった。

メイキングや「プロフェッショナル」とのコラボSP等のプロモ番組を見すぎてしまったため、「あ~このシーンはこういう意図で…」などと、邪念が入りすぎてしまったのだ。

特に、第1回のクライマックス、弥太郎を龍馬が必死になってかばった後、共に池に落ちた後のシーンは、先に『プロフェッショナル』で部分的に見てしまって、カット後の福山さんと香川さんの様子や、大友さんの反応を覗き見(笑)してしまっていたので、なんだか、初見の映画をオーディオコメンタリーを聞きながら観るような感覚があり、これは、全く私の失策であった。
以後は、メイキング等は観ないようにしたい…と思うが、恐らく観てしまうだろう…。
そんなふうに我慢できないのが私という緩みきった人間なので半平太のように自分に厳しい人には、絶対に嫌われるに違いない。
それでも、いい。
母は見返りを求めないのだ。(笑)

2010-01-04

Tio Gluton Juku のチーズケーキ

正月休みに、Echika池袋内のチーズケーキ専門店

Tio Gluton Juku (ティオ・グラトン熟

のチーズケーキを買ってみました。

ケフィアを使ったヘルシーなチーズケーキが自慢だとか。
以前から気になっていたのですが、なかなかタイミングが合わず…。
このお休み中に、Echikaの前を通る機会があったので、早速にゲット。
ホールだと食べきれないので、試しに、ミニサイズがある3種類を買いました。

Kin

「金のチーズケーキ」

甘めのヒスケット生地の上にベイクドケーキ、その上にケフィア+マスカルポーネのムースが重ねてあります。
スポンジのクラムで覆った頂点に、豪華に金箔が!
お正月らしく縁起が良いですねえ。
金運up、景気upの願いをこめて(?)いただきました。
ふんわり、しっとり、サクサクの食感が楽しめて、濃厚だけと後味はしつこくなく、美味しゅうございました。

Juku
手前 「ケフィアレアチーズケーキ 無垢 (ストロベリー)」
奥 「窯出し ベイクドチーズケーキ  煉」

無垢のストロベリーは池袋店限定だそうです。
下半分がイチゴを混ぜ込んだ生地になっています。
レモン汁を多めに配合してあるのでサッパリしていますよ~と、店員さんにオススメされたとおり、舌触りはリッチだけれど、フレッシュでスッキリしています。
フロマージュブランとケケフィア、クリームチーズ、ヨーグルトを使っている爽やかな生地で、乳製品大好きな私にはたまらん!

煉は、スタンダードなベイクドチーズケーキという感じ。

今回、私がいただいたケーキは、いずれも4~5センチのミニサイズで好き嫌いの無いお味で、お土産にいいかも…。
他にもスフレチーズケーキがあったのですが、ホールのみなので今回は見送り。
次回は買ってみたいです。
店内で焼いているのも、ポイント高し。
その他にも、米粉のロールケーキなどもあり、目移りしてしまいました。

2010-01-03

こぢんまりとしたお正月風景

元旦に地元の小さな神社で初詣をして参りました。
地元といっても、最寄り駅の反対側にあり、自宅から歩いて30分弱くらい。
天気も良く、丁度よい散歩にもなりました。

Dsc01702
狛犬さん 「阿」

Dsc01703
狛犬さん 「吽」

年末に気持ちがdownする事が起きてしまったので、今年のお賽銭moneybagは奮発し、珍しく破魔矢も購入。
いかにも日本人的な行為ですな。sweat02
お参りの時には、1月から2月に『ハゲタカ』関連で自分が予定している諸々に支障が無いように祈りました。
ええ、どこまでも自己中心で『ハゲタカ』中心です。coldsweats01
大晦日の晩に、全く煩悩を捨て去れなかった私は、煩悩まみれで、1月15日を迎えようとしております。
あ、その前に今夜は『龍馬伝』があるんでした。
録画しておいた『湯けむりスナイパー』も観ないといけないし…
ああ、すっかりテレビっ子になっている…。
これで休み明けに社会復帰できるのかしら。

2010-01-01

あけましておめでとうございます。

謹賀新年

2010年が皆様にとって幸せな年となりますように…
との祈りを、宝船に載せてお届けいたします。

Dsc00427_4

2010年も、『ハゲタカ』と鷲津政彦への愛が溢れすぎる心の叫びと
前のめりな妄想を、ゆる~い日常雑記とともに書き散らして参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 2010年  元旦

    

  『霞か雲か』  管理人  美冬 拝

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