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2010-01-25

良き匙加減になってきた?~『龍馬伝』第4回

なんだかんだ言って、第4回まで観てますよ。
先日、友人から、武市半平太に対する私の門戸の開け具合は、「もう手遅れ」との指摘を受けてしまったのだが、私しゃ、まだ白旗あげてないよ。(誰?)

今回は、「男の裸祭」的サービスショット(笑)が満載で、第4回を担当した大友Dも、武市半平太に負けず劣らずのマーケティング戦略を打ち出してきたようだ。(笑)
私は元々、筋肉にドキドキするほうでもないので、特にサービスを受けた感じはしなかったのだが。confident

昨今のドラマでは、男の上半身を露出して筋肉を見せ付けると、視聴率が確実にupするそうなのである。
これは、正月にNHKで放送していた「新春TV放談2010」において、放送作家の鈴木おさむ氏が明言していたことだ。
この番組、業界を熟知するパネリスト達が、NHK・民放問わず、テレビ番組全体について、忌憚のない意見や展望を気楽に(←ここが重要)語るというもので、なかなか面白かった。
再放送も予定されているので、ご興味のある方は是非。
 (2月14日 深夜0:10~  NHK総合)

映画『ハゲタカ』の制作時も、“熱心なハゲタカ・ファン”を意識しておられた大友さんゆえ、更に広い視聴者層に向けて発信する大河では、老若女子のハートをグッと掴むために筋肉露出の大判振る舞いをしたに違いない。(そうなのか?)

さて、いよいよ龍馬が江戸に出てきて、新たな登場人物が次々と紹介され、土佐の人々の出番が若干、少なかったせいなのか、見終わった直後は、なんだか気分が盛り上がらなかった。

弥太郎の、あの暑苦しさに馴染みそうになっていて、彼の出番が減って、サッパリして物足りないような気分になったのかとも思ったが、よーく考えてみれば、大河は1年近くの長丁場。
あの質量が続けば、途中で、見るほうも演るほうも、胃もたれしたり息切れしたりする危険性大なので、これくらいで丁度いいのだろうと思い直した。

今回は、全般的に、良い匙加減に感じた。
長丁場だし、登場人物も多いので、超特濃の回と、スッキリ爽やか(?)な回の両方がないと、急坂を駆け上がるときに助走できなかったり、瞬発力やスタミナが不足になってしまうし、視聴者もついていけないし。
緩急やメリハリは、1回の中でも必要だけど、1年を通しても必要だと思うし。
というところなんだろうなあ。

うーん、こういうことを考えて観るのは、邪道なんだが、『ハゲタカ』コメンタリでの大友Dの愛され(?)キャラが脳裏に染み込んでしまい、「この子(おい)も色々と考えて頑張ってやってるんですから、皆さん、暖かく見守ってあげてください…」みたいな母の心境に近くなってしまうのよ。
やれやれ。

今回の脇役陣が皆さん、とても魅力的だった。
個性がありながら、決して突出して「舞台荒らし」(笑)にはならず、良い感じ。さすがのキャスティング。

good葉佐那(貫地谷しほり)

私だけの印象かもしれないが、貫地谷さんは、役ごとにずいぶんと纏う雰囲気が変わる。
顔つきすら変わるような気がするくらいなのは、ヘアメイクのせいでもあろうが、ご本人はアクの少ないニュートラルな感じなのに、役がスッと染み込むと変貌するからなのか?
だとすれば、大森南朋さんと同じタイプの役者さん?
たどたどしさがなく、かといって「私うまいでしょ」みたいなわざとらしさもなく、安心感がある。

最初は表情も堅く、無彩色のようだった佐那が、自然に笑顔になったときは、堅いつぼみが綻んだように、パアッと一瞬で鮮やかに色づくような変容を見せた。
「あなたが私を変えたんだ!」(by 鷲津政彦)
だとすると、龍馬は芝野かい?
とか、間違った方向に妄想は厳禁。

佐那さんは、千葉道場のブランドを背負うプレッシャーや、男社会で男と伍すまでで留まらず、男を凌いでいかなければならず、肩肘張って来た生き方を、それが自分の役割であり、自分の存在意義だと思って、疑問も不満も持たずに進んできたのだろう。
それが、今まで自分が接してきた他の誰とも違う龍馬によって、自分の矜持や価値を破壊されたような気がしたけれど、その龍馬が、(日本男児としては稀有なことに)ハッキリと言葉で、自分の特別な魅力を認めてくれたのだ。
これはもう、ロマンスものの定番ですよ。
(恋愛ものを見たり読んだりしないから、イメージだけで言ってるけど、そういう感じではないかと…sweat02
そりゃ、おなごは、惚れます。たぶん。(←他人事モード)
と、いうことで、龍馬の人たらしで、おなごに好かれる愛されキャラに、完全にやられた佐那さん。
モテモテ龍馬さんを巡って、他のおなごとのバトルもあるのか?
それも楽しみ…かも…うふふ。(←悪い笑い)

good溝渕広之丞(ピエール滝)

前回では、結構な堅物かと思っていたが、剣術修行一本やりになっている龍馬に、「了見の狭いつまらない人間になってしまう」、という大義名分で(笑)、悪い遊びに誘ったりするところは、なかなかオトナ。
おかげで、龍馬は新たな知己も得られて世界が広がりそうだ。
こういうふうに硬軟を自在に行き来できる、ちょっとオトナな先輩が傍に居て、良き理解者となっていってくれれば、龍馬の成長も期待できる。
ピエール滝さんの、軽妙洒脱だけど奥深いかも?と思わせるようなイメージが生きてると思う。

good桂小五郎(谷原章介)

『新撰組!』を毎回観ていた私にとって、大河+谷原章介=伊東甲子太郎のまんまなので、うまく桂小五郎として上書きできるかしらん…と心配半分、期待半分だった。
そして、『新撰組!』の桂小五郎(石黒賢)と佐久間象山(石坂浩二)の嫌味なインテリ師弟っぷりが超ナイスだったので、今回はどんな桂さんかと待っていたら、お~、こう来ましたか。
軽い遊び人に見せて実は…な金さん風(違)で行くのか?
まだ顔見せだけだったので、次回登場が楽しみ♪

good千葉重太郎(渡辺いっけい)

福山ファンならば、『ガリレオ』の湯川センセイと助手の栗林さんだぁ~と心が騒ぐのでしょうなあ。(他人事モード/笑)
こう言ってはなんだが、この回で、この人に目が行った私は、相当に地味スキーというか、マイノリティだな…。
初対面の龍馬のユニークなアイディアをすぐに受け入れたりして、なかなか頭の柔らかい人だし、父が妹を作品として心血注いで育て上げたことに対して反抗心も無く、逆に妹の幸せを影から願っているような温厚篤実で出来た人。
人の何倍もの努力を惜しまない姿勢と大きく伸びる資質を龍馬からキッチリと感じ取って、惜しみなく示唆を与える大きさもある人。
だけど、ツマラナイ人じゃなさそう。
なんて、こっそり龍馬と妹の2ショットを覗いているシーンを見ながら想像を膨らませてしまった。
これも、いっけいさんがかもし出す魅力ゆえ?
あー、録画して未見の『行列48時間』を見なくちゃだわ…。

happy02黒くなれなれ、半平太

さて、自称・黒半平太推進委員(笑)としては、今回の武市先生、ますます宜しゅうございました。

「武市半平太にも嫉妬いうものがあったかえ。」
わーお、弥太郎ったら、喪黒福造ばりに、thunderドーンsign03
(その弥太郎を無自覚に惑わせる加尾ちゃん!アンタ悪魔だ!)
武市さんの、あの表情…。
うひょ~、来た来た!
向き合っちゃったかな? 己のダークサイドと。
この先、どんどん深く暗くなっていく自身内部の深淵を見つめながら、
「私は自分が正しいと思っていることをやっているだけです。」(by 鷲津政彦)
と、戻れないところまで突き進んでいってしまう、黒い半平太の種が、またじわ~っと、膨らんで芽吹きそうになってるわぁ~。
いや、もう芽吹いてる?
楽しみ、楽しみ♪
今回も、悪い横顔か、たまりませんでした。
…これでも降参していないと言い張る私…。ううむ…

さあて、来週の『龍馬伝』は!
いよいよ、『ハゲタカ』ファン待望の吉田東洋(田中泯)が登場!

予告映像に一瞬だけの登場なのに、さすがに凄い存在感。
いや~、ワクワクheart04ですよ。
でもって、東洋に迫る(違)、殿(近藤正臣)が、これまた極濃オーラを充満させていて、次回は迫力ありそう。

ほーら、だから第4回は、サッパリ味で丁度良いのよ。(本当?)

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