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2010-01-17

ENTER THE HAGETAKA

わざわざ言うことでも無いが、記事タイトルは映画“Enter the Dragon” (邦題:燃えよドラゴン)のパクリ(!)である。
何故、こんな記事タイトルにしたかは、映画『ハゲタカ』BD/DVDのオーディオコメンタリーを聴いた方には、ピンと来るだろう。

拙記事≪小龍に会いたい男の前に立ちふさがる悪魔≫に頂戴したコメントを拝見して、「おー、そういえば、不思議なシンクロニシティだ。」と驚き、オーディオコメンタリー音声2回目鑑賞となったのだったhappy01
どこで、どんな発言があったかは、お聴きになってのお楽しみですよ♪

映画『ハゲタカ』のブルーレイが届いたら、この週末は人として完全にダメになると覚悟していたのだが、三軒茶屋シネマで鑑賞して間もなかったせいか、さほどヒドイ状況にはなっていない。
…と思う。
たぶん。

では、ブツが届いてから今日まで、どうだったか振り返ってみる。

sign01少しではあるが、BD/DVDの内容に触れているので、これから鑑賞される方は、この先をお読みにならないことを、お勧めいたします。

1月14日(木)

ブルーレイか届いた1月14日の晩は、ひとりでニンマリしながら鑑賞したいのに邪魔者(夫)が寝ないので観られない、というジレンマで爆発寸前だった。

夫は、自分も『ハゲタカ』を知っていて、鷲津のことばかり見ている妻よりも『ハゲタカ』全体に詳しいんだぜ(私が1作目しか読んでいない原作を全部読んでいるからという理由)、くらいに思っているので、かえって始末が悪い。
映画館で静かに鑑賞する分には、まあ、いいけれど、自宅で鑑賞するとなると、横でゴチャゴチャ言われるに決まっているのて、首を絞めたくなったりして、DV(この場合、妻→夫の)に発展しそうだから、これは絶対に一人で観たい。
家庭円満のためだ。(本当か?)

と思っているというのに、夜更かしの私と違い、いつもは晩酌後、零時過ぎに就寝する夫が、この晩に限って、零時近くになっているのに
「せっかくブルーレイ届いたんだから、ちょっとだけでも観ようよ。このためにBraviaさん達(大型液晶TV、BDブレイヤー搭載HDD、ホームシアター音響システムの御一同さま)を買って、1月15日に間に合うように年末にテレビ前のソファを買い換えたんでしょ。」
と痛いところを突いて来る。
いや、実際は鷲津のためだけではなく、元々、買う予定だったのだが、鷲津を迎えるために、グレードを上げたり、買う時期を早めたりしたのは事実なのだ。
そうではあるが、だからこそ、一人でゆっくりと堪能したり、悶絶したりしたいのじゃ。

そこで、どうしても特典映像を先に観たいから、ちょっとたけ観たらブルーレイの本編を…と言いくるめた。
そして、「お酒のお替り出しましょうね。」と気味が悪いくらい優しい声を出して、酒の追加を用意し、DVDスタート。

おー、ずうっとPCモニタで観ていた特報や予告が大きい画面で動いている。
そんな当たり前のことで、感動してる自分が新鮮。(笑)
うーん、このサイズ(42インチ)、狭い我が家では十分と思ったが、もっと大きい画面だ観たいなあ。

確か勤務先のCEOの応接室にでっかい液晶テレビが置いてあるが、あれにブルーレイプレイヤーは繫がっているのかな?秘書嬢に聞いてみちゃおうかしらん。
とか、ろくでもないことまで考える始末。

とりあえず、インタビューを見終わったところで、夫がウトウトしていることを確認。
しめしめ。狙い通りだわい。
眠りの国に片足を突っ込んだ夫を、さっさと寝室に追いやって、もう一度、頭から再生。
私は、特にメイキング映像が興味深かった。
大友さんのディレクションを垣間見たり、へー、あのシーンは違う角度で見ると、こうだったのか、とか。
そして、未公開映像は、想像していたより短かったライオンソース裁判シーンだけで我慢したのであった。

1月15日(金)

翌15日は、通常より早めに帰宅できたので、夕飯の下ごしらえを済ませて、まずは夕べの続きの未公開映像を堪能。
そこへ、夫から、あと1時間で帰るとの連絡。
残り少ない一人の時間を有効活用すべく、あわてて、ブルーレイでお気に入りの鷲津heart04シーンのみピックアップして鑑賞という反則技に出た。
どこでどんな鷲津が登場するかは、脳内チャプターが作成されている。
だが、観はじめると、「きゃー、どんだけ素敵なの!」と見詰めてしまい、サクサク進まない。
早くしないと、夫が帰ってくる。
仕方なく、ラストシーンの鷲津まで美味しいところだ鑑賞して、いったん終了。

鷲津ではなく夫のお迎え準備にとりかかる。
夫が帰宅しても、玄関に出迎える速度と態度が、前夜の佐川のドライバーさん(が連れてきてくれた鷲津様)を迎えるのとは大違い。
笑顔の分量は10分の1くらいだった。
鷲津政彦、やはり罪深き男だ。

さて、15日はどうしても夫がブルーレイ!と騒ぐので、まずはオーディオコメンタリーを。
「ええー、せっかくのホームシアターが…先にオーディオコメンタリー音声で観るのは邪道だよー。」
とかいう若干のブーイングが出たが、
「あなた、ストーリーも、台詞も覚えてるって言ってたわよね。じゃあ、こっちのほうが面白いでしょ。」
と、解釈によっては毒のある発言を優しい声で言って、天使のような(と自分では思っていたが、実際は魔女のようであったろう)笑顔で、有無を言わさず、鑑賞スタート。
ま、私は三軒茶屋シネマで、ちゃんと本編を観たばかりだから、邪道ではないぞ。これでいいのだ。

もちろん、夫にはたっぷりとお酒と酒肴を用意してあげた。
で、オーディオコメンタリー音声を楽しまれた方々は、お判りだと思うが、これがとっても面白い。
撮影の裏話が硬軟取り混ぜて聞けるし、それぞれのパーソナリティも出ていて楽しい。
特に、大友さんがキャラ全開で、とっても嬉しそうで、どんどんハジケていくので、聞いているだけで、こちらも嬉しくなってくる。
NHK職員でテレビドラマディレクターの大友さんは、東宝で映画製作をされる中で、キツかったことも多々あったろうと思う。
(クランクアップ挨拶でも、東宝のスタッフさん達に、すごく気を遣っていらした。)
でも、あの前向きで情熱的で明るいキャラクターと演出家としての力量で、スタッフさんも役者さんも、どんどん気分をupさせて、信頼を得つつ巻き込んでいったのではないか…なんて想像してしまう。
『龍馬伝』のメイキングを見ても、このオーディオコメンタリーでの発言を聞いても、「褒めて伸ばす」タイプだなぁ、と感じた。
また、この映画の題材は、大組織の一員である大友さんが監督であったからこそ描けたのだと、改めて思わせられる発言が幾つもあって、「これも天の配剤か」と思ったりもした。

さて、都合の良いことに、夫はすぐにウトウトしてくれて(悪妻)、途中退場。
ふっふっふ…これで心おきなく観られるわい。
ただし、あまり騒ぐと近所迷惑なので、抑えて抑えて。

登場人物の心情について、大友さんや、演じた南朋さんと玉山さんが考えておられたことが、自分の解釈と同じだったり近かったりして、嬉しいところが多々あった。
また、「このシーン、カッコイイよね~」とか「このメガネのかけ方が格好良んだ!」「ここの鷲津の表情がすごくイイ」、なんて発言には、
「そうそう、そうなのぉ~」と、まるで、鷲津LOVE仲間ができて、一緒に観ているみたいな盛り上がりをしてしまったバカっぷりである。
(ただし、大友さんが、鷲津ファンには不評のあのグレイのコートに言及したときには、異を唱えましたけどね。/笑)

ずっと一人で盛り上がっているから、そういう空想をしないと、ちょっと寂しいのよ。bleah
自分以外、全員男性という鷲津LOVE仲間の集まりってのは、不気味ではあるが、まあ、このメンツなら贅沢このうえなし。
完成から時間が経過しているせいか、役から完全に離れている南朋さんはもちろん、監督の大友さんですら、フツーの観客みたいにツッコンだりしていて、可笑しい。
また、玉山さんが、NHKスペシャル『マネー資本主義』(たぶん、《ウォール街のモンスター》の回だと思う) をご覧になっての発言をされていて、元々、こういうテーマに関心がある方なのか,しら?ドラマ版のファンで鷲津のメガネの値段も調べたなんて仰っていたし…などと思ったり。

そんな感じで、誰かに見られてたら、百面相状態だったり、独り言を言ったり笑ったりで、アブナイ人になっていたけど、とっても楽しく観られた。

1月16日(日)

夫が用があって半日出かけたので、もちろん、本編鑑賞。
今度は通常音声で。
回り道をしたが、いよいよ本丸攻め(?)。
うーん、やはりブルーレイの映像は綺麗だ。
ホームシアターで、音に広がりと深みが出ているし…よしよし。

結局、家事をさぼって、2回(通常音声+オーディオコメンタリー)
だから、16日の夕食は、超手抜き。
わはは。(←開き直った笑い。)

で、本日(1月17日)は、さすがに前日にサボッた分、家事を

「もちろん、頑張らせていただきます。」 (by 鷲津政彦)

な一日だっが、15時頃に帰宅した夫が、「いい加減、ブルーレイで本編を見せてよ」と言うので、仕方なく(本当は嬉々として)、やっと並んで本編を通常音声で鑑賞。
夫は「さすがに飽きたんじゃないの?」と聞いたが、とーんでもない、まだまだ。

あら、やっぱり人としてダメになっていたかしら…。

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