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2010-01-12

やっぱり土砂降り~『龍馬伝』第2回だらだら雑感

このまま毎回観るようになるかは、まだ自分でもわからないが、地味に登場しては、私の心に確実に跡を残す武市半平太殿には、相当に自陣に入り込まれているような気がする。

鷲津様を三軒茶屋まで追いかけて行こうと画策したり、ブルーレイに宿る鷲津様をお迎えしたり(韓流スターの追っかけみたいcoldsweats01)、月末には堺さん主演の『ゴールデンスランバー』も公開になるし、その他、「嫁」としての役割を果たさないといけない事態が勃発したりで、スケジュールと頭がパンパンになりそうだというのに、これ以上、深入りされては困るんである。
(こんなことを書いている時点で、かなり形勢不利…)

そんな気分になった『龍馬伝』の第2回と武市半平太だったぜよ。

…ニセ土佐弁になっているが、平にご容赦を…。
ついに、家庭内(っても2名だけ)でも怪しい土佐弁が流行りだしてきて、ちょっと困ったことになっている
中学以降、学生時代には、親しい友人の中に、必ず龍馬ファンの女子がいた。
彼女らは、いつもアヤシイ土佐弁で喋っていて、正直(勘弁してちょうだい…)と思っていたのだったが、まさか、この歳になって、このようなことになろうとは…。やれやれ。

さて、第2回の雑感を例によってゆる~く、だらだらと書き散らしてみた。
半平太については、今回は軽めにしておきたい…と思ったのだが、結局は…sweat02

第1回は、人物紹介の側面もあり、子供時代から大人への移行もあったから、新鮮で面白いけれど目まぐるしくもあった。
盛り沢山で豪華な試食+前菜…っていったら言いすぎかな。
そして、とにかく弥太郎の攻めが凄すぎて、「ちょ、ちょっと待ってくだされ…」という、やや腰が引けた受け止め方だった。
今回は、ひとつのエピソードを中心に描かれていたし、ライティングや音楽のインパクトを第1回よりトーンダウンさせてあったので、少し落ち着いて観られたと思う。
初回はググッと掴むために、わざとあちこちに大きく引っ掛かりを作ったのかもしれないなぁ~やるのぉ、大友D…。
なーんて、またまたr図々しくDの母な気分になってしまったバカな私だ。

今回、特に印象に残ったことは以下のとおり。

eye 大友さんは“土砂降り大好き”?

映画でもドラマでも、『ハゲタカ』といえば、雨、それも土砂振りだ。
(『白州次郎』では、3話で次郎が新聞記者を自宅に招き入れて真情を吐露するシーンくらいだったか? ちと思い出せないが…。)
という感じで、大友さんはゲリラ豪雨かい!なくらいの大雨を重要シーンに持ってくるのがお好きなのでは?というのが私の邪推。
『龍馬伝』第1回でも、子供時代の龍馬に決定的な芯を形成した生母お幸の土下座+「ははうえーー!!」が強烈だった。

(あ、土下座シーンも多いですな。
「帰れ!人殺し!」とか、映画の未公開シーンのリストに劉一華の土下座って書いてあるし…。)

第2回でも、堤建設の現場監督がどうしても上手くいかない龍馬が、豪雨の中、一人で土嚢を運ぼうと頑張った挙句、泥中でひっくりかえり子供みたいに泣いていたら、それまで龍馬を馬鹿にして非協力的だった農民たちが「もぉ仕方ないなぁheart01」ってな具合で戻ってきてくれた、やや唐突なシーンをはじめ、雨と泥に彩られていた。
ここのくだりは、あれだけ盛り上げたのに、腑に落ちきれないまま、あっけなく一件落着…だったので、少し残念。

「どーしてええかt分らん!」と、ジタバタしたり、自分は他人の気持ちを理解できていなかったと反省してベコベコに凹んだり、「わしにはムリじゃーcrying」と泣き喚いたり。
困っている人を捨て置けない優しさがあって、天真爛漫で純粋ではあるが、邪気がなさすぎて頼りないところが、若き龍馬の魅力でもある…、それが農民たちの心もグッと掴み、「ほっとけないヤツ」と動かしたってことかいな???

ま、最初から豪快な英傑としての龍馬像を望む方には、頼りなくて物足りないかもしれないが、龍馬に強い先入観が無い私は、大きな可能性を秘めた好青年が、次第に傑物に化けていく序章として、線が細くてお坊ちゃんらしい品の良さがある福山龍馬像は、新鮮で悪くないと思っている。(←なぜ上から目線?)

そして、ラストで、父に江戸行を希う龍馬。
ここでも、雨の中で土下座だった。
自らも泥の上に腰を落とし、龍馬と相対して江戸行きの覚悟を問い、許しを与える父。
大きい父子だ。l


eye 素敵な親バカ・龍馬パパ

そんなわけで、児玉清さんの格の高さ・大きさが滲み出ていた龍馬パパ(坂本八平)だった。
龍馬が可愛くて仕方がなくて手放したくないのだけれど、龍馬のためにはどうしたら良いかを客観的に考えるために、周囲の人々に息子のことを尋ねたり、コッソリとお仕事拝見(笑)してた結果、ちゃんと手を打ったりして、なんという素敵な大いなる親バカだろう。
で、半平太が龍馬パパに、「一度(龍馬の仕事ぶりを)見に行ったらどうか」と助言するシーンでの、半平太の横顔と哀切を含んだような複雑な瞳の表情にグっと来てしまった…。
鷲津も横顔と瞳に凄い誘引があるもんなぁ…ヤバイぜよ。

話が武市方面に逸れてしまったが、土佐には収まらないかもしれない愛息を大海に放ってやる決意ができる坂本パパも、本当に大きい人だ。
父だけでなく、龍馬を大人扱いするように進言する継母やガッツある理解者・乙女も龍馬を後押しする。
行きたいと思ったら行ける環境にある龍馬は、本当に恵まれた人だったのだね

eye 弥太郎の逆境、半平太の枷

今回の弥太郎は、さすがに香川さんの出力調整が効きはじめた感じ。
とはいえ、瓜をくわえて振り向くシーンとか、岩崎家でのダメ親父事件の絶叫とか、相変わらず濃い。
強烈な野心と自負が弥太郎を揺り動かすが、彼は貧困という簡単には覆せない逆境の中にいる。
ダメな親父(蟹江敬三がナイスだ)にどん底に突き落とされたうえに、淡い恋心も天然な龍馬に無残に打ち砕かれ(河原のシーンは、かわいそうだった…。)、まさに絶望スパイラルだ。
だけど、弥太郎とその一家は、決して暗くならず、あっけらかんと陽性なところが良い。
そう思ったら、なんだか、弥太郎を少し(少しだけね)応援したくなったりもした。
もっとも、こっちが応援しなくても、あの人は恐るべきパワーで、絶望スパイラルから抜け出して前進し、成り上がって行くんだけど。

先の記事で触れたインタビューの中で、香川さんが弥太郎のことを「欲を全面に押し出して進んでいく人として表現しようと思っている。それは、人として理想的な姿とはかけ離れているけれど、貧困から這い上がりたい成功したいという欲をエネルギーとして、逆境を跳ね除けて大きくなっていったと思う」という趣旨のことを語っておられた。(記憶があいまいだが。)
そして、「弥太郎と半平太は龍馬への嫉妬を抱えているけれど、龍馬は決して自分と他人を比べたりライバルだと思ったことはなかったんじゃないか。」とも、おっしゃっていた。
このあたりは、回が進むにつれ、丁寧に描かれていくだろうと期待している。
きっと弥太郎も半平太も、龍馬のそんなキラキラしたところが羨ましくて愛おしくて、妬ましく憎かったろう。

弥太郎は、龍馬に対する対抗心も嫉妬心もエネルギーにして、前進していくのだろう。
一方、高潔な半平太は、龍馬を羨んだり、自分の立場を枷と思ってしまったりする己が許せなくて疎ましくもあったに違いない。
…ってのは、先走りすぎの想像でした。失礼。bleah

今の彼はまだ、自由な龍馬に比べて自分は家や立場とかの枷に繋がれていることを、ふと考えたりしているが、それは武市家の当主として当然の責任だいうことも身に染みているし、そういう価値観の中に居る人だから、はっきりと不満や憂いと名前をつけられる感情にまでは行っていないのではないかと思う。
でも、モヤモヤしている。
武市邸で祖母の話を妻とした後、ひとり書見台に向かっていたときの、目にそんな揺らぎがあったような。
龍馬の遊学が、半平太のモヤモヤした釈然としない感情の揺れを大きくしていくのだろうか。
それが、いつしか暗い焔へと変じていくのかもしれない。
それにしても、半平太の瞳の表情にひきつけられて、深読みばかりしてしまった。
深読みさせるのも、南朋さんが哀切を醸しだす達人だから?
おっと、危ない、危ない。
いろいろと想像しているうちに、妄想になり、熱くなってしまう悪い癖が出そうなので、このへんで。

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