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2010-01-21

2004年&2010年の半平太の話@丸の内ブリックスクエア

「あれから何年になりますかね…。」 (by 劉一華)

過日、丸ビルでランチをご一緒したBちゃんとは、数年前にネット上で知り合った。
2004年に放送された大河ドラマ『新撰組!』で堺雅人さんが演じる山南敬助にすっかり参ってしまった私が、昔からのネット友・A子さんに誘われて、同じ症状のBちゃん主催の少数精鋭(?)山南LOVEな人チャットに参加したのが始まり。

その後も細く長く、お付き合いは続いたが、互いの居所が相当に遠いこともあって、直接お目にかかる機会はなかった。
だが、双方と面識があるA子さんが、今春から数年間、日本を離れることになったので、11月に3人で会う決意(おおげさ)をし、A子さんが我々を引きあわせてくれる予定だったが、結局、Bちゃんは参加できなくなってしまったのだ。
3人の居所がとても離れているので、次はいつ会えるか分らない。
そこで、年明けにこちらに来るというBちゃんへのA子さんからのプレゼントを託されたので、二人で会う運びとなったのだ。
ずいぶん前から知っているようなつもりになっているが、考えてみれば初対面。
私は恐ろしく人見知りなうえに、Bちゃんがネット上の私を慕ってくれているので、リアルな私に会ったら、きっとガッカリさせちゃうな…と、かなり緊張して、待ち合わせ場所に行った。
が、Bちゃんは人懐こい人で、抱きつかんばかりに迎えてくれ、あっという間に彼女のペース。
すぐにタメ口会話になり(笑)、昔からの友人のように馴染んで、並んでランチを食べながら堺雅人さんの主演映画の話で盛り上がったのだ。

その後、Bちゃんも『龍馬伝』を観ている、というので調子付いて(笑)、同ビル1階の大河ドラマの展示を見に行って写真を取り捲り、Bちゃんをビビらせてしまったが、彼女とは、昔、散々、萌え話をネット上でしたり、バカな遊び(いきなり次回予告) を一緒にした仲なので、私のバカっぷりも承知している。

「あー、また病気ね、美冬さん」(←Bちゃんたちとは別の源氏名(笑)で付き合っているが、分かりにくいのでここでは統一)
と、生暖かい視線をよこすBちゃんに、
「いや、病気だけど、『龍馬伝』じゃなくて別の作品で中毒、しかも急性中毒が…」

と『ハゲタカ』と鷲津にハマッていることをカミングアウトしているうちに、次の目的地・丸の内ブリックスクエアに着いたのだった。

Bちゃんは、『ハゲタカ』のことは、タイトルしか知らなかったが、人間が出来ている懐の深い人なので、真面目に、でもツッコミながら聞いてくれて、映画とドラマのDVDをレンタルして観るからね、と言ってくれた。

ここで小さい買い物をした後、Bちゃんの丸の内お買い物ツアーに、女官のように付き従い、あれでもない、これがいい、と無責任に薦めてて自分は何も買わず(金の無い悲劇)…な間も、互いに自分のハマリモノ談義を続けた。
ひと段落したところで、ブリックスクエアに戻って中のポケットパーク「一号館広場」のベンチで一休み。

花壇に咲いていた薔薇。

Rose

4月に美術館としてオープンする三菱一号館。

Mitsub_2

コーヒーショップで買った暖かい飲み物を手にベンチに座り、煉瓦づくりの三菱一号館を見上げながら、三菱→岩崎弥太郎→武市半平太…と話題が『龍馬伝』に戻る。
…あら、そういえば、龍馬さんの話題はほとんど出なかった…sweat02

そんな感じで、私と同様にjマイノリティ傾向のあるBちゃんが、
「『新撰組!』の時の武市半平太って誰だったか覚えてる?」
と尋ねた。
「えーっ、覚えてないなぁ~。そもそも、武市半平太が出てきたっけ?江口洋介が龍馬だったのは覚えてるけど。」
と、首を傾げていると、
Bちゃんに 「『新撰組!』愛が足りないわね」 と怒られてしまった。
「だって新撰組だけでも大人数なんだから、出番が少ない土佐勤王党まで覚えてないし…観ていた時点で、眼中になかったもん…。」
と私が弁解すると、Bちゃんは「実は私も忘れた」と白状した。
そこで、その件はそれぞれの宿題としして持ち帰ることに。coldsweats01
(…検索すればすぐ分かることだが、正解はデビッド伊東だった。
しかし、正解が分かっても、武市半平太が出ていたシーンは思い出せない。日々進行している記憶力の減退のせいだけでなく、よほど無関心だったのね…。)

次いで、Bちゃんは
「武市半平太って切腹するのよね?」
と真剣な表情で聞いてきた。
「なんか、もの凄い切腹らしいねえ。」←私の知識はこんな程度
「大森さんの腹筋の準備は大丈夫かしら」
「えっ??」
私が目を瞬いていると、Bちゃんは
「ほら~堺さんの山南さんが切腹したとき…」
「あー、そうか!」
ここで、私はポンと手を打った。

そうなのだ。
堺=山南さんの切腹シーンでは、堺さんが腹筋を露出して、御腹を召されたのだった。
『新撰組!』終了後のインタビューかトークだかで、堺さんは、『新撰組!』クランクイン前にディレクターから、切腹の時には腹を出してもらうから、準備しておくように…と厳命され、小野派一刀流の免許皆伝で、北辰一刀流の達人でもある剣士らしい腹筋を作るべく、土方歳三役の山本耕史さんからトレーニンググッズを借りて、割れた腹筋を作って準備したと仰っていた。
いやはや、俳優さんて大変ね…とその時は思っていたが。

なるほど、武市半平太も剣術道場の主だったわけだし、やはり、説得力のある腹筋が必要ではないか…とBちゃんは心配(?)しているのだ。

「1回目で、腹切らせろ~って騒いでたときにはどうだったっけ?」
腹筋方面に強い関心が無く、ましてや大森氏の腹には全く興味がない私達は、よく覚えてないけど、おなかは露出してなかったんじゃないか? と首を傾げ合った。
「プロだもの、ちゃんと役柄に合わせて体作りしてるはずよ。Bちゃんが心配することないって」
と言うと、Bちゃんは「心配なんかしてない!」と、ちょっと怒ったような顔をした。
…ほお? ここにも半平太に掴まれかけている女子がいるのか?
と何故か嬉しくなり、
「武市半平太の切腹はずっと先だし、堺さんの時みたいにお腹を出すかどうかわからないじゃないの。なのに、そんな心配しちゃって、もしかして半平太が気に入った?」
とからかい気味に聞いてみたが、
「龍馬よりひっかかる感じがして気になるけど、気に入ってなんかいないもん。顔だって全然タイプじゃないし。」
と冷たい返答。

「でも私も、顔はタイプじゃないけど、どんどん陣地に入りこまれてる感じなのよ。あなたも気をつけたほうがいいわよ。」
Bちゃんは、私の余計なお世話を笑って受け流し、
「美冬さんこそ、山南さんが切腹した後に、悲劇的な運命を辿ることがわかっている男に惚れると精神状態がガタガタになるから、もうコリゴリ…って言ってたじゃない。また同じ轍を踏まないように半平太に心を許さないほうがいいわよ~」
と、的を得た助言をしてくれた。

そうなのだ。
岐路ごとに、わざわざ悲劇的な最期に向かう道を選択していくようなやっかいな男に惚れてしまうと、その非業の死への道程を見守り、終焉を見届けるという、なんともキツイことになってしまうのだ。
だけど、そういう道を歩むと分かっている人だから、尚更に惹かれるのよね…。
また、ああいう思いをするのは、かなりキツイ。

「気を強く持って、これ以上は入り込まれないようにするわ…」
と、ひきつりながら答えたが、Bちゃんはニヤリとしてトドメを刺した。

「もう手遅れね。」

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