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2010-04-12

てくてく花見~愛宕山で幕末ヒーローに遭遇の巻。

先週の東御苑に続いて、この週末も都心でお花見してしまった。
前夜の夕飯時までは、地元にあるお寺の枝垂桜が見事なので、そこに行ってみようと思っていた。
しかし、夕飯後にネット徘徊をして、複数のハゲタカ廃人様方の御宅で先日来、鷲津ファンドの花見という話題をお見かけしていたので、関連記事を再読していたら、ふと、かつて自分が毎年お花見していた場所のことを思い出し、行ってみることにしたのであった。

場所は、東京都港区にある愛宕山
地下鉄日比谷線神谷町駅から徒歩8分である。
ここは、オフィス街・虎ノ門に近く、近隣の勤め人が昼休みに散歩がてら静かな時間を過ごすにはもってこいの憩いの場だ。
決して広くはないが、静かな愛宕神社境内にソメイヨシノが多くあり、敷物を敷いての飲食飲酒が禁じられているので、静かに風情ある花見ができる知る人ぞ知る花見スポットだ。
お花見シーズン以外でも、緑があって鳥の声が聞こえて、素敵な場所である。


私の勤務先は、かつて長いこと虎ノ門にあり、私は就職以来、勤務先が移転するまでは毎年、桜花のシーズンになると、上司や同僚と連れ立って、あるいは一人でぶらぶらと、昼休みに愛宕山まで花見に出かけたものだ。

で、『ハゲタカ』ファンは御存知のとおり、鷲津政彦が代表を務めていたホライズン・インベストメント・ワークス・ジャパンは、虎ノ門にある設定(撮影は幕張などだが)。
鷲津ラヴの私としては、ホライズン時代に、鷲津が仕事帰りに、ちょっと疲れた顔で、桜に覆われた夜の愛宕山にふらりと立ち寄って、静かに考え事をしながら、桜を見て、眼下の町を眺めて帰る…とかあったらいいんじゃない?なんて妄想がまた炸裂しちゃったわけなのだ。
なにしろ、ホライズンが虎ノ門にある(あった?)と知ったときの私は妄想三昧だったからねえ…病が復活だ。
そんなわけで、懐かしい愛宕山での花見と鷲津妄想を楽しもうじゃないか!と、やや間違った意気込みで出かけたのであった。

生憎、どうしても夕方には家に戻らなくてはならない用があったので、早めに出発して午後早く帰宅しなければならない。
他には足を伸ばせないかもしれないが、愛宕山だけでもいいや、というつもりで出かけた。
神谷町駅から愛宕山に向かって歩いていくと、懐かしい愛宕山のトンネルが見えてきた。

Atago1

愛宕山は標高25.7mで、天然の丘陵としては東京23区内最高峰だそうだ。
急な階段か、参道の坂道を登ってしか頂上に行けなかった愛宕山だったが、今ではトンネル横にシースルーエレベーターが設置されている。
もちろん、エレベーターで上りましたとも。(笑)

山頂に上がってみると、やはり桜は盛りを過ぎて散り始めていたが、風に乗って常にハラハラと花弁が降っているのは、なんとも風情がある。
カメラ片手に散歩中の方々が何人もいらした。

ぶらぶらと境内に向かっていくと、一隅に、こんなもの発見。
あらー、昔はこんなのなかったけど…。

Atago8_2

まさか西郷さんと勝先生に出迎えられるとは…・。
もちろん、私の脳内では、勝は『新撰組!』の時のキャスティング(野田秀樹さん)に変換(笑)。
それはともかく。
この江戸の町を一望できる愛宕山で、西郷と勝が会談し、勝が西郷を「この町を焼失させて良いのか?」と説得して、その足で芝の薩摩藩邸に向い、江戸城無血開城調印に導いたとされている。
龍馬没後のことだから、『龍馬伝』でテツヤがカツミを説得すシーンはないだろうな。
しかし、この顔ハメ、なんだかなぁ…。(苦笑)

愛宕山は、桜田門外の変で井伊大老暗殺を決行した水戸浪士達がここに集合して成功を祈願してから江戸城へ向かった場所としても知られており、その石碑もあるのだが、写真を撮り忘れた。sweat02
今回の目的は桜なので…えへへ。
と、何かと幕末に関わりのある場所でもある。

そして、愛宕山のもう一つの有名なエピソードといえば、「出世の石段」だ。
時の将軍家光が、増上寺参拝の帰りに、山上に咲く梅を見て、「誰かあの梅の枝を騎馬で取って来られる者はおらぬか。」とムチャ振りをしたところ、讃岐丸亀藩の曲垣平九郎が見事に、この↓急で長い階段を、馬に乗って一気に駆け上がって梅の枝を手折り、将軍に献上しして、馬術の名人として諸国に名を馳せたという逸話である。
それにしたって、馬もいい迷惑だわ。
高所恐怖症の私は、カメラ越しに見下ろしだけで血の気が引く。
Atago2

ちなみに、下から見上げると、こんなですよ。
ここを登っていく健脚な方も、もちろんいらっしゃるが(私も若いときは登ったことが何回かある)、さすがに「出世の石段」を降りていく人はいない。(笑)

Kaidan_2

で、この階段横にも、こんなものが。
うーーーん…(゚ー゚;
な、なんでこんなにトホホな観光地っぽくしたいのかね…。

Atago6_2

と、神社の観光戦略にツッコミを入れた後で、まずはお参り。

Atago5 社殿の前の池には、桜の花弁か散っていて、なかなか風情があるのだが、人の気配を察すると、立派な錦鯉が殺到してきて、ちょっとコワイことになる。

Atago3

Atago7

桜と緑で目を楽しませ、風の音と鳥の声に耳を傾ける、ちょっと贅沢な週末の朝。

この後、同じく愛宕山にあるNHK放送博物館に立ち寄ったのだが、それは別記事で。

帰りは、やや緩やかな女坂を下っていった。
石段に桜の花弁が散り敷かれていて、美しかった。
花見の記事のわりに、桜の写真が少ないが、それは次の記事で…。

Atago9

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