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2010-05-04

『龍馬伝』第18回「海軍を作ろう!」~劉一華より××なのは誰だ?

あーあ…。
日曜日の深夜に、『龍馬伝』第18回の雑感を6割くらい書いて途中で保存しようとしたら、またPCがストライキ。
おかけで書いたものが全部消滅してしまった。
時間がたっても、もう、頑張って書く気力がない…。
辛うじて残っていた部分にちっくと補筆してアップするぜよ。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

いきなりですが、ここで問題です。

Q.大河ドラマ『龍馬伝』において武市半平太をイヤらしいくらい徹底的にいぢめることに悦びを感じているドS男は、次のうちの誰でしょうか?

A1. 脚本家
A2. 第18回演出担当ディレクター渡辺さん
A3. 山内容堂
A4.  近藤正臣さん
A5. 『龍馬伝』の真・善・美を一人で担う最強ヒーロー龍馬

正解は、1.2.3.です。
この3人は、映画『ハゲタカ』の劉一華よりもドSだ!
ただし、4.の近藤さんも、容堂と一体化しているときは、3.に入るので、半分は正解(笑)。
5.の龍馬は、本人には全くその意図はないが武市の神経を逆なでしたり、第三者の言葉を通して間接的に武市の心をえぐったりしていますが、それを悦んではいないの該当せず。

せっかく前回からのニューカマー梶原Dの大歓迎会・絶賛開催中だったのに、また武市さんがいぢめられキャラに逆戻りぜよ。
阿部ちゃんの大露出でいい気分にもなってたのに、意気消沈…。

憧れの(?)大殿様と対面できて菓子を拝領するという、人生最大最高の誉れの後、裃姿で弟子達の前で無様にぶっ倒れてあんな顔させるなんて、あざといことせんでもよかろう。
あんな場面など無くして、半平太が後刻、一人自室で大切なお菓子を見詰めて押し頂いた後て大切にしまったりする(もちろん、土佐の富さんへのお土産にするのだ)ほうが、この後の容堂の容赦無いいたぶりが際立つし、武市半平太の急転直下の失墜と悲劇は美しく盛り上がるし、視聴者の涙を誘えると思うんだけどねえ。
(ベタな想像しかできなくてすいません。)

この期に及んで武市半平太の小物感を盛り上げて、いったい何のメリットがあるのだろうか。
「朝廷を動かすまでになったが、ここからは下り坂」みたいな余計なお世話のナレーションが入っても、白ける一方だし。
武市たち攘夷派が主流であることや、彼らには日本を守るためという大儀があり、列強の脅威が迫っていて事は急を要すると言う焦燥感に苛まれていることは、説得力ある背景や土台の積み重ねなく、ペラペラの説明台詞で語られてきたので、武市が何を言っても何をやっても、時代錯誤な頑固オヤジがスベッているようにしか見えなくなっている。
そんなふうに、ある意味、以蔵より不憫な武市先生に追い討ちをかけて、あの扱い。
脚本家と渡辺Dは、月曜よる8時の赤坂から出張してきた千葉定吉先生(違)から、武市半平太のことを
「うんと懲らしめておやんなさい。」 (by 徳川光圀)
とでも言われたのかと疑ってしまうくらいだ。

日本と土佐のために粉骨砕身で働いた武市が、いわゆる政局に巻き込まれて失墜する悲運に見舞われるという今後を思えば、その悲劇を粛々と描いていけば、それで十分すぎるほど、ドラマチックではないか。
このタイミングで、また武市先生を踏み台にするようなことをしなくても、自らの針路を定めた龍馬の活躍は描けるだろうに…。

武市関係の愚痴を書いても、結局、過去に書いてきたことの繰り返しなので、このくらいにしておいてやろう。(何様?)

とりあえず、その他私が注目したポイントを箇条書きで。


eye 弥太郎の出番無し!
もちろん、ナレーターとしての登場はあったが。
弥太郎がいなかったので、尚更にテンションdown
会えないことで、香川弥太郎の魅力を、改めて知らされた。
お休みの回の間は、丹下段平になっていたのだろうか。(笑)


happy02 アドリブ?脚本どおり?
「やらしてくれよ。高かったんだからさぁ~」 (by 勝麟太郎)
「いかん、いかん、いかん、いか~ん!」 (by 龍馬/copyrightピエール滝)


shadow 容堂の謀略始動
…なんだけど、意外とフツーというか、セオリーどおりの内部からの切り崩しによる武市潰し&勤王党崩し作戦。
もっと身の毛もよだつ作戦かと期待していたが、意外と直球でつまらん。
……って私が一番ドSか。
話がそれるが、近藤さんは今後、大型娯楽時代劇の豪華絢爛なラスボス役のオファーが多数ありそうだ。ハマりすぎている。
それにしても、土佐勤王党はリーダー武市も攘夷に妹を売り飛ばしたNo.2収二郎も、大殿様に対して疑心なさすぎ。


gawk テツヤ節の猛攻をひとりで受けて呆然の以蔵
以蔵くん、別の意味で不憫。(笑)
勢いづいて授業を始める勝テツヤに完全に圧倒されてしまい、思い切り影響されそうな素直さ。
ちょっとイヤな言い方になるが、以蔵は、自分の芯というものが無いまま来てしまった人だ。
だから、自分に目を向けてくれた武市や龍馬を兄のように慕って、彼らの言葉を真直ぐに飲み込んでしまう。
自分なりにそこから取捨するとか、発展させるということは、して来なかった…というか出来なかったのだろう。
勝の傍らに短期間でもいることで、自我が目覚めて変わっていくのか否かと、武市との関係性の変化も気になる。

このエピソードでも、佐藤以蔵の幼い風貌を含む、粗野なんだけどナイーヴという人物造形が、とても有効に働いている。
でも、『龍馬伝』放送後民放に変えたら、チークのCMで可愛く微笑む佐藤健くんが登場し、ちっくと調子が狂った。
いやいや、人気者ですからね、しかたありません。


eye おまけ
私がついつい注目してしまうナイスな3人。

松平春嶽サマ。
相変わらず渋くて気品があって大物感があって素敵すぎる。
横顔が強くて美しくてセクシーです。
一橋慶喜。
相変わらず、娘に眉毛を貸しっぱなしのまま京都出張だったらしい。
(家庭の事情はコチラ。)
そろそろ、タナテツにも、仕事をさせてあげて欲しいんだけどなあ。
三条実美。
相変わらず、イヤミで妖しいインテリセレブ臭がイカしている。
池内万作さんの、この得がたい雰囲気、亡き父上から受け継いだものであろう。(褒め言葉ですよ。)

あら、龍馬と勝塾のこととか、なぜか可愛いお嬢さんにモテモテな長次郎はんのこととか、書いてなかったけど、まっいいか。
次回はどうなるやら。

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コメント

こんばんは★
「劉一華より××」をみて「不憫」ならば、以蔵・・・でも今回は大森半平太???なんて思ったのですが、劉君はドS代表でしたか(笑)

いや~、私は1.2は正解したのですが3については、1のせいなのでパスしたんですけんど(笑)
それにしても、ホントにどういて今更半平太を貶めるのか理解に苦しみますよね。せっかく梶原さんが前回軌道修正してくれたのに、台無しですよ!!!
自分のトコでは上手く書けませんでしたが、美冬さん宅におじゃましてすっきりしました。
あ、弥太郎出なかったの私も残念でした(涙)

あと、ナイスなお三方。ほんと、いいお味で(笑)あんなふうに普通に演技させてほしいですよねぇ、大森半平太にも。。。(しつこくてすみません)

>nanakoさん

いらっしゃいませ~♪
コメントありがとうございます。

>>私は1.2は正解したのですが3については、1のせいなのでパスしたんですけんど(笑)

すみません。あくまでも私の独断と偏見による『正解』ですので…(笑)。
『龍馬伝』の容堂は、、今のところ、史実からの印象のように半平太や龍馬のアイディアや手柄を横取りして自分が美味しいところを持っていく老獪な政治家、という感じよりは、やたらと下士の武市にくし!発言が強烈です。

>>ホントにどういて今更半平太を貶めるのか理解に苦しみますよね。

本当にねえ。
前回、やっと胸のつかえがとれたのに、また喉に小骨がささったような、モヤモヤ感たっぷりになってしまいました。
こうも演出担当者によってカラーが違うと、観ている方は入り込めないんですよね。
渡辺さんのマンガ的演出は、分かり易くて面白いのですが、脚本の足りないところを露呈し、マイナスを更に増幅してしまう恐れもあるような気もします。
勝塾での学園ドラマの体育会系なシーンなんかは、良いんですけれどねえ…。
切腹まで、こんなにヤキモキしなきゃならんとは。
やれやれ。

(こちらにお邪魔するのはひさしぶりで、ちっくと無沙汰をしとったがぜよ(あれ、ヘンな土佐弁?)録画したのをやっとみたので、感想をば…

>また武市さんがいぢめられキャラに逆戻りぜよ。

なんか、最後に半平太がみんなをさがすシーンが不憫でなりませんでしたわ。私ですらもそうなんだから、半平太の祖母、美冬さんならどれだけ…と思うとわびしかったです。
そういえば、渡辺さんというのは、前の「足蹴り、血まみれシーン」の演出の人だっけ?お菓子の入った風呂敷包みをかかえて、ガクガクしてる半平太さん(苦笑)
私ゃ、ギャグかコントかと思いましたよ( ゚д゚)ポカーン
土佐勤王党の皆様方も、あんなに「武市先生!」と言ってたのに、あっという間に「そして誰もいなくなった」じゃあ~りませんかぁ?!
収二郎にしても以蔵にしても、もうちょっと葛藤するシーンがあってもよいのに…と思ったのは、私だけかしら?

とりあえず、演出のひとだけ(笑)、明日もガン見しますゎ
では、また~

>ぶるーうぉーるさん

いらっしゃいませ♪
愚痴っぽい記事にコメントをありがとうございます。


>>渡辺さんというのは、前の「足蹴り、血まみれシーン」の演出の人だっけ?


そうです、そうです。
武市株大暴落の第11~12回を担当されたディレクターさんです。
脚本に遠慮して忠実すぎるのか、大森半平太は厳しくいじめて辱めるほうが良い絵が撮れると思いこんでおられるのか、と思ってしまうくらいのドSな演出です。(半平太の祖母の怒り)


>>私ゃ、ギャグかコントかと思いましたよ( ゚д゚)ポカーン


確かに、コントみたいな…(涙)
予告で半平太が寄り目でぶったおれるシーンを見たときには毒を盛られた?と思ってしまいましたが、本放送の時には、ムッとすると同時に苦笑してしまいましたわ。


>>収二郎にしても以蔵にしても、もうちょっと葛藤するシーンがあってもよいのに…と思ったのは、私だけかしら?


武市さんが知らぬ間に速攻で誰もいなくなってしまいましたね。瞬間移動?びっくり。
武市さんと弟子達の関係が冷え込んでいたということを脚本では、祇園だか先斗町だかの酒席での悪口だけで表していたつもりだったとしたら、これもビックリですよ。
あんなに心酔していた収二郎があっさり裏切ったのにはガッカリぜよ。
いちおう、収二郎と以蔵の葛藤は次回以降に描かれるらしいですが…。

次回の演出担当さんは…おっと、お楽しみのために、伏せておきますね。
しかし、大河ドラマの演出担当を気にしてみるなんて初めてですよ。

よろしければ、また遊びに来てやってくださいませ。
お待ちしております。


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