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2010-07-10

久々の『篤姫』で、『龍馬伝』を思うのはいけないことでしょうか!?

昨夜は、夫が珍しく接待で帰りが遅かった。
そこで、一人で夕食を撮りながら、『ゲゲゲの女房』を観て和んだ後、録画番組のうち、観終わったものをHDDから消去する作業をした。

タイトルを一つずつ確認していると、『篤姫』が録画されていた。
うちのBraviaさんに、堺雅人さんが出演されている番組を録画するように頼んであるので(笑)、ハイビジョンでアンコール放送中の『篤姫』も勝手に録画してくれているのだ。

『篤姫』は本放送の時には、最初のほうは、堺さん御登場のパート以外は流して観ているような状態であった。
そして、篤姫が将軍の御台所になった後は、家定様がお隠れになるまでは毎回みていたが、後はフェイドアウト。
要するに、あまりちゃんと観ていなかったのだが、それまでの大河ドラマでは考えたこともなかったことを意識させられた大河ドラマでもあった。
それは、演出するディレクターの個性が出るものなのだ、ということ。
観ている間は特に調べなかったが、放送終了後に、妙にひっかかる回、他の回とは明らかに違う次元の意識で撮られている回が幾つかあったので、気になって調べたら、それら全てが堀切園Dの担当回だったのだ。
堀切園さんにとっては、天璋院様の逆鱗に触れるという受難もあり、思い出したくない作品かもしれないが、私は大河で「ザラッと来る」(by 「少年ランド」編集者・豊川/ゲゲゲの女房)経験をしたのは、堀切園さん担当回が初めてだったのだ。

そして、昨年6月に映画→ドラマで『ハケダカ』にハマッた私は、ドラマ『ハゲタカ』の第4~5回を演出されたのが堀切園さんだと知り、ちょっと驚いたりもした。
こんなところからも、自分が『ハゲタカ』にハマるべくしてハマったのだと運命を感じたものだ。(おいおい)
ちなみに、鷲津政彦の元雇用主・クラリスの先祖が薩摩に来航して追い返され、憤怒の余り、「日本を買い叩け!」という遺言を子孫に遺した……というのは真っ赤なウツだ。(爆)


話がそれたが、そんな『篤姫』の再放送、もちろん、今までの回も録画されていたが、すっ飛ばして、堺さんがご登場されている場面だけ観て、即、捨てていた。
それが、昨夜はどうしたことか、「久々に観てみるか…」と通常速度で再生した。
第14話「父の願い」。
担当Dは佐藤チーフD。
堀切園さんの回でないので、古新聞・古雑誌を片付けたりしながら、緩めの意識で観ていて、堺さんが登場されたらリフレイしようか…といういい加減な態度であった。(すみません。)
主な話は、薩摩藩江戸上屋敷で、将軍への輿入れの話が進むのを待ちながら、老女・幾島以外は味方のいないような心細い思いをしていた篤姫に、江戸に来た養父・島津斉彬が実父が亡くなったことを告げる…というもの。
流してみていたが、全体的には、それなりに面白く、また、実父に関するエピは目頭が熱くなったりもした。
もちろん、堺さんの奇矯で奥底が不明な上様ぶりを、喜んで観ていたのだが。


で、久々に『篤姫』を観て、改めて思ったことが幾つかあった。

eye 全体にま~ったり、お~っとりと、進む
eye 女優さんだらけ
eye 女優さんが皆バッチリメイクで、衣裳が煌びやか
eye 薩摩人でも、身分が高い人は標準語
eye 薩摩の下級武士は、コーンスターチをまぶれさていない
eye 大御所たちの演技が、全員、“大きい”“暑い”芝居で濃厚
eye 絵がやや平板?


てなところだろうか。
他にもあった気がするが、流して観ていたので忘れた。sweat02

同時代のお話である『龍馬伝』のことを思い出しつつ、自然と比較するような視線で観ていたかもしれない。
お姫様が主人公で、主な舞台は城や藩邸の奥なのだから、当然なことばかりだけど、『龍馬伝』を毎週視聴している目で観ると、こうも違うものかと驚嘆する。
決して、『篤姫』が良くない、と言っているのではない。
このテーマ、このストーリーとしては、当然の王道な描き方だ。

つまり、『龍馬伝』がそれだけ、様々なチャレンジをしている新しい大河を目指している作品だ、ということなのだ。
特に、映像、美術、人物デザイン、音楽、SE…を含む一部演出については、斬新な切り口で、意識も技術も、かなりの高レベルのプロたちによって創り上げられていることに、毎回うならされる。

だが、今回、『篤姫』を久しぶりに観にて、最も『龍馬伝』との違いを感じたのが、女優さんのメイクのことだ。
『龍馬伝』をご覧の方々は御承知のとおり、横浜や祇園の芸妓以外、女性達は、ほとんどノーメイクで出演していらっしゃる。
土佐の屋外シーンでは、『龍馬伝』で最も目立っている出演者(者?)と言われるコーンスターチが、たっぷりとまぶされる。
もちろん、女優さんたちはスッピンでも本当に美しいし、観る側も、すっかり慣れてしまったのだが、改めて、女優さんたちにとっても、この作品は大きなチャレンジなのだと気づいた次第である。


最後に小ネタ的なことを。
『篤姫』をゆるーく観ていたので、ついつい邪念が入りまくってしまった。

大久保が、2年後に、あんなにクールでカッコイイ近藤さんになるとは…やはり、『龍馬伝』のキャスティングと人物デザインは神がかっている。

小松帯刀(この時点では未だ肝付尚五郎)を演じている瑛太さんは、やっぱり良い感じだ。
だけど、他作品ではフェミニンすぎて、私には全くピンと来ないんだなぁ。
不思議なものだ。


名君・島津斉彬を重厚に演じておられる高橋英樹さんを観て、『竜馬がいく』では武市半平太だったのか~と気持ちが逸れてしまった私。
(関連記事はこちら )
高橋英樹さんもそうだが、かつて武市半平太役は、やや昔風な濃い目のハンサムさんが演じることが多かったみたいだ。
ちなみに、その時の竜馬は、来年は家康として水木しげる先生の父上になられる白い犬なお父さんで、『篤姫』たでは勝海舟でしたよ。(←混同しすぎ)

そのほか、幾島を見ては「こみち書房」のことを思い出し、小松先生を見れば「セクスィー部長」を思い出す(沢村さんも武市役を経験しておられるとのこと)…という邪道すぎる視聴者な私であった。

ともかく、こうして『龍馬伝』の自分にとっての大きな区切りである第28話を待つ不安を紛らわせて、金曜の夜のひとときを過ごしていたのであった。

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