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2010年8月

2010-08-31

キャラ萌え遺伝子?

実家というものは、近いと帰らないものだ。
私の実家は同じ沿線にあるのだが、年に1~2回くらいしか帰らない。
今年の正月も帰らなかったしなあ…。
親との関係は良好なのだが、母が会うたびに「小顔マッサージをしなさい」とか「家にいる時もちゃんと綺麗にしていなさい」とか、どうでもいいこと(えっ?)に煩いので、ついつい足が遠のく。
母は、美容やファッションに関心が高く、娘が言うのもなんだが、仕事をリタイアしてからも、いつも綺麗にしている。
昨夏、緊急入院して手術したときも、ICUで面会した父に最初に言った言葉が、「美容液と美顔ローラーを持って来て。」だったらしい。
私が見舞いに行った時も、退院の時に着るワンピースを詳細に説明して、父が持ってこられるように出しておけ、と指示を出した。
こういう母なので、女っぽさゼロの娘のことを、かなーり心配している。
まあ、このトシになって親にそんな心配をさせる自分もどうかと思うが。(笑)

で、夏休みに「暑いから~」という理由にならないことを言って実家に帰らなかったので、先日、代休を取った日に半日ほど顔を出した。
掃除洗濯(←本当です)とゴルフ三昧の父は、猛暑でコースに出るのを控えているのでヒマらしく、朝、私の住居に車で迎えに来てくれた。
楽ちん、楽ちん♪

そして、実家に帰ったら涼しいリビングでダラダラ過ごして、無駄話をして、母の作ってくれた野菜と海藻たっぷりランチを食し、つけっぱなしのテレビを観ながら、またゴロゴロ。
うーーむ、上げ膳据え膳って、勤労主婦のパラダイスだ。
やっぱり良いなぁ、実家って。
とか超身勝手なことを考えていたら、『ゲゲゲの女房』の再放送が始まった。
両親も毎日、観ていることは知っているので、一緒に楽しく観ていたら、終わったところで母が、「村井さんって素敵ねー」と言うではないか。
おや、意外。

母の好みは、濃い目の二枚目だ。
俳優では、世界のケン・ワタナベのことが、「はね駒」以来、お気に入りで、もちろん最新作「インセプション」も観たという。
そういえば、「独眼竜政宗」は、私が初めて全回観た大河ドラマだった。
まだ実家にいた頃だったので、家族で観ていたっけ。

そんな母が、どちらかというと、アッサリ系の向井さん演じるローテンション気味の村井さんがお気に入りとは、意外である。
俄然、興味を持って、色々と聞いてみた。
すると、以下の点が、お気に入りポイントだと判明。


eye 低いトーンでゆっくりしゃべるので、セリフが聴きやすい。
eye 泰然自若としている大物感。
eye 少年のような笑顔。
eye 世に媚びず、我が道を行くところ。
eye 人との関係がベタベタ暑苦しくないが、ちゃんと情がある。
eye 愛情表現は不器用だが妻を愛している。

つまり、外見というより内面に好感を持っている、ということらしい。
なるほど。
納得しつつ、更に聞いてみると、村井さん役の向井理さんにも関心を持って、最近、再放送していた『ママさんバレーでつかまえて』もチェックしていたというではないか。

「えっ、じゃあ、向井さんのことも好きなの?」と聞いてみると、
「うーん、それがコーチの時の向井さんは、あんまり、ねえ…」と反応が悪い。
更には、なんと「ぴったんこカンカン」で、向井さんの素顔も拝見していたというではないか。(私は観ていない。)
おお、なかなか熱心。
やっぱり向井さんに転んだのか、母よ。

「へええー、,どうだった?」
と、横目で母の表情をうかがう。
しかし、母は冷静だった。

「紳士だし、料理もできて、知的で…息子にしたいタイプね。でも、村井さんみたいに、いいなぁ~って感じでもないかな。」
「ふーん。じゃあ、向井さんじゃなくて村井さんがいいんだ。」
「そうなのよ。でもね。村井さんも、いつも素敵だなぁって思うわけじゃないのよね。」
と、何やら考えを巡らせながら、答える母。

「どういうこと?」
「だぶん…。メガネをかけている時だけ、いいなぁって思うのよね。」

なぬ!
母が、メガネeyeglassshine萌え……そして、これは完全に

村井茂さんにキャラ萌え

ではないか!

衝撃の事実に、私は唖然とした。(おおげさ。)

ここで、私としては自分が鷲津にキャラ萌えしていることと似た症状(ビョーキ?)を説明したかったが、母は『ハゲタカ』を観ていないし、観る気もないので説明が難しく、武市半平太に対しては、鷲津とは違う思いのため、例に出せず、結局は悶々としていた私であった。


ちなみに、「村井さんが旦那さんだったら良いとか思う?」と聞いてみたら、
「とーんでもない!一緒に暮らすなんて無理無理!テレビで観ているだけだから良いのよ。布美枝さんみたいに、良くできた奥さんでないと務まらないわよー。」
という冷静な答えが返ってきた。

ううむ、やはり母の村井さん贔屓は、"萌え"ってほどでもないのか?
それとも、私の鷲津愛は、遺伝によるものなのか?

2010-08-29

神代植物公園の夏のお花

いやー、気づけば8月も残りわずかですよ。
色々とネタはあるのだが、ちょっこし時間が無いので、夏休みに出かけた神代植物公園で愛でてきた夏のお花たちの写真をアップ(して、お茶を濁す/笑)。

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Hana02

Hana03

Hana04

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暑さに負けずに、みんな綺麗に咲いてました。
すっかり萎れている自分を、ちょっこし反省。
でも、年寄りには暑さがこたえるのよ…マジで…。

まだまだ残暑が厳しいようなので、皆様もご自愛くださいませ。

2010-08-28

有元利夫展 天空の音楽@東京都庭園美術館

いつものことながら、展覧会の感想記事のアップが遅くなってしまった。
随分前に書いてあったのだが、載せる写真を迷ってそのままにしてしまい、すっかり放置状態に…。
けっこう長々と書いたのだが、鑑賞時から1ヶ月近く経過してしまったので、少し手直しした。
展覧会鑑賞後のランチ・レポートはさっさとアップしたというのに。全部、酷暑が悪いのよ…(泣)。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


有元利夫の名前と作品を知ったのは、5~6年くらい前だったろうか。
恥ずかしながら、わりと最近のことだ。
確か、友人宅に飾ってあったカレンダーで知ったのだった。
独特のタッチの作品の実物を見てみたいと思ったが、その機会が無いまま数年が経ち、今夏に東京庭園美術館で回顧展が開催されると知り、楽しみにしていたのだ。

庭園美術館に足を運ぶこと自体が久しぶりだったので、旧朝香宮邸と庭園を鑑賞できることも楽しみにして出かけた。

没後25年 有元利夫展~天空の音楽

東京庭園美術館
2010年7月3日~9月5日

※詳細は
展覧会HPをご参照ください。

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アールデコの館、旧朝香宮邸。

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土曜日だったが、決して空いているわけではなかったものの、ほどほどの人数の観覧客。
だいたい一枚の絵をの前を1~2人程度で占めることができて、余裕をもって鑑賞できた。
このところ、ひどく混雑している美術展を観覧することが続き、せっかくの芸術作品を、ストレスを感じながら鑑賞することが多かった。
それに比べて、展示会場を含めてじっくりと鑑賞できて、作品世界に入り込みながら、有元の画業をたどることができて、大満足。


邸内に入ってすぐ、旧大広間の入り口近くに、有元の東京藝術大学卒業制作の連作『私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ』の一部が展示されている。
これらは全て大学の買い上げになった作品。
ヨーロッパ旅行中に、イタリアで目にしたフレスコ画に強いインパクトを受けて制作したという作品は、どこか宗教画を思わせる。

油絵具は重層されるが、フレスコ画は絵の具が縦に染み込む。
仏画からも学ぶことが多かったという有元は、日本の岩絵の具を思い出し、日本画のクラスにも出て、岩絵の具や箔の遣い方などを学び、自身の制作に生かしていったという。
この後の有元の方向性は、既に藝大時代に定まったということだろう。
自らの描きたいものと手法を早くに見つけた、という意味では、幸福だったと思うけれど、だからこそ、画業も私生活も順風満帆の時に病を得て、38歳の若さで亡くなったことが惜しまれてならない。
もっと、彼独特の世界を豊かに深く広げていった先を観たかったと思う。

続いて、彼の代表作のひとつ、『花降る日』。
この作品を観ることができるのも、楽しみにしていた。
有元作品の独特のマチエールは、画家が目指していた「風化」を表すための様々な工夫の賜物だ。
作品を間近で観ると、絵の具を幾重にも塗り重ねたり、それを掻きとったり、額縁に虫食いのような穴を開けたり。

有元の言葉を借りれば"時間そのものが喰いこんで"いったかのような質感や色合いなのだ。
すぐ近くで、じっくりと作品を鑑賞できたから、有元作品の真の姿、画家の思いを受け取ることがてきた。
ずっと観たかった『花降る日』と、絵を独占するようにして、じっくりと向き合って、そのマチエールを確認することができた。
実に贅沢。

いつの時代なのか、どこなのか、画面にいる人物は何をしているのか、彼らは何者なのか、性別はどちらなのか、そもそも性別なんてあるのか。
そういう疑問は、一枚ずつ作品と向き合ううちに、霧消してしまった。
舞台で何かを演じているようでもあり、脈絡のない夢幻を描いたようでもあり。
宗教画を思わせるような厳かな空気の作品もあるが、威圧感はない。
不思議なのだけれど、不安感はなく、ふわりとした温かみと浮遊感がある。
有元は、絵に原則として一人の人物しか登場させず、手足を明瞭に描かないようにして、関係性や物語性を排除したとのこと。
観る側に全てを委ねるために。



作品の不思議な浮遊感や、楽器、花、青空と雲などのモチーフが発する柔らかさとがあいまって、絵の前の時間の流れもゆっくりしているような気持ちになってくる。
幾つかの絵の前には、エッセイ等に記された有元自身の言葉が添えられていて、独特の世界に入っていく道標となる。

会場のアールデコの内装も楽しみつつ、有元ワールドにひたる。

まるで無言の舞台劇の一場面を観ているようでもある有元作品。
この洋館は、その舞台に相応しい。
作品と展示会場が一体となっいるように思えた。
作品の配置自体にも、鑑賞者が朝香宮邸と有元作品に入り込めるような工夫がしてあるように感じられた。
例えば、大広間から二階に上がる階段わきには、地下へ階段を降りて行人物が描かれた『テアトルの道』と、梯子に乗った人物が描かれた『厳格なカノン』。
絵の中と展示会場が続いているような、そんな気分を誘う展示の仕掛けだ。

アールデコの意匠で飾られた大小の部屋を、廊下や階段を通って辿っていくうちに、有元利夫の作品の世界に自分が入り込んでいくような、そんな心持ちになって、とても心地よかった。
作品や画家の持つ空気感と展示会場が、これほどマッチすることも稀ではないたろうか。

絵画のほかに、小さな彫刻や陶芸作品、そして有元が愛用していたというリコーダーも展示されていて、彼の創作活動の全貌に触れられる。


鑑賞の最後に、企画展グッズ売り場となっている中3階の小さな部屋へ。
ここでかかっていたBGMがとても素敵だった。
いつまでも聞いていたくなるような優しい調べ。
まさに「天空の音楽」だ。
自分の葬儀の時に流してほしいなぁ…などど、ちょっと縁起でもないことを思ってしまった。

「ロンド」と題するこの楽曲は、バロック音楽を愛していた有元さん自らが作曲したもの。
前掲の展覧会HPにある動画「有元利夫 その芸術と生涯」で聴けますので、ご興味のある方は、再生してみてくださいね。


この清らかで穏やかな楽曲は、それを生みだした有元の精神の清らかさや優しさ豊かさの証といえよう。
素晴らしい仕上がりのカタログとともに、この曲だけが週録されている(8回繰り返して収録されている)CDを購入。
ジャケットは、この曲と同タイルの「ロンド」。
この絵も、とっても素敵なのだ。

Rond

収穫の多い、とても素敵な展覧会だった。
 

鑑賞後は、庭園を散策。
……曇っていたが、湿気が多くて暑くて、足取りが重かった。
庭園側からみた美術館(旧朝香宮邸)。

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まるで、生温かいゼリーのような空気をかき分けるようにして庭園を周り、カフェレストランへ向かった。
(ランチ・レポは こちら )


正門近くの花壇では、蝶もランチ中でしたrestaurant 
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2010-08-25

深大寺周辺散策

調布シリーズ(?)の続編です。

調布の観光名所といえば、古刹・深大寺。
(深大寺HP⇒ http://www.jindaiji.or.jp/ )

調布駅前からバスで15分くらい。
元々、週末は大人気のスポットなのだが、現在は『ゲゲゲ…』効果のせいか、猛暑の平日でも参道は賑わっていた。

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深大寺の山門。
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もちろん、名物のおそばで、昼食。
お蕎麦屋さんがたくさんあるので、特に事前に調べず、適当に目に付いたお店にふらーりと入店。

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暑い日は、もちろんbeerだ!
深大寺ビール。
製造販売元は、なんとホッピーカンパニーだった。
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…すみません、暑さと酔いで、お店情報は、店名も含め全て忘却の彼方です…。
深大寺のお蕎麦屋さんについては、こちら↓がご参考になるかと。
深大寺そば組合と近隣のお店マップ



深大寺の敷地内(?)にある深大寺水車館。
(深大寺水車館web ページ) 

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明治末期に地元の方々が水車組合を設立して、この地に建てた水車小屋を復元したそうで、事前申し込みすれば、精米や蕎麦の実を挽くのに使用できるとのこと。

深大寺には久しぶりに出かけたが、緑濃く、癒される場所だ。
今度は、もっと涼しい時季に行きたいものだsweat02

『龍馬伝』第34回「侍、長次郎」~誇りでメシが喰えますか!?

相変わらず、心身グズグズ状態。
でも、8/23の、堺雅人さんビストロSMAPご出演に欣喜雀躍して、続いては『ジョーカー』の伊達さんにキュンキュンしまくりで、血中堺雅人濃度が上昇してテンション高めなのだ。
テンション高めといえば、堺さんinスマスマ、緊張されいてたせいか、はたまた香取局長と再会した喜びからか、妙にテンション高めだったような…sweat01
まっ、かわゆかったけど。(笑)
『新選組!』での切腹シーンも、ちらっと流れたし、香取くんから堺さんが「酔っ払っても頭イイ。」と言われたりで、ワタクシ的には美味しかったです、ハイ。


少し元気が出たので、やっと録画しておいた第34回を観た。、
そういえば、熱が冷めて忘れかけていたが、観始めた頃は、大友チーフDの母目線であったのだ。
それを思えば、『龍馬伝』の焼け野原だかなんだかわからんが、

「あなたにも最後まで見届ける義務があるはずです。」 (by 鷲津政彦)

と、オープニングに登場する龍に諭されている気がしてくる。(笑)
ということは、あの龍は龍馬ではなく大友さんの化身なのか?……なんてことは思わないが、中岡のことも気にかかるし、近藤局長のことも気にかかる。
『ゲゲゲの女房』で、水木先生もも墓が近くにある近藤勇のことが気になるとおっしゃっていたしね。


と、言うことで今週も観てますよ~
とはいえ、孫・半平太は退場しちゃったし、長州は格好良すぎて肩入れしにくいし…で、気持ちが入らず、感想はどんどん淡白になっちょります。

今回のお話は、組織で働く人、あるいは組織内で働いたことがある人にとっては、しばしば耳目にする事態が長次郎の身に起きて、身につまされた人も多かったのではないだろうか。
そのせいだろうか、はたまた脚本の巧みさだろうか、今まで思い入れの薄かった長次郎さんの辛さを思って、とにかく可哀そうでならなかった。涙はでなかったけど。
そして、大泉洋さんの役者としての力を認識した。(上から目線?)

桜島丸協定の件で、社中のみんなから非難されまくり、自分の居場所を失ったように思ってしまう長次郎。
不憫だ。萌えないけど。
自分たちは私利私欲のために働いているわけじゃない、とか、偽侍!とか、酷いことを亀山社中のノンキボーイズに口々に言われる場面では、長次郎さんが汗水たらして働いていたのに、自分たちは丸山で遊興していたくせにさあー、おまんら何言ってんだバッカモーン!
と怒っていた私だったが、長次郎が姿を消すと皆で気をもみ、最後は己を責める仲間たちの悲痛な顔を見れば、彼らの辛さがわかり、怒りが霧消。
誰かを悪者にするような展開ではなかったところが救いだった。
組織内に居場所が無くなり、追いつめられてしまう…というのは『新選組!』の山南(堺雅人)の悲劇に通じるものがあって、余計にしんみりしてしまった。(強引に堺さんつながり/笑)


で、いろいろすっ飛ばしまして、今回、ほかに印象に残ったこと。


役者さんたちの顔(表情)が、とても良かった。
アップ多用(いつもかな?)でも、皆さんが、それに耐えうる良い表情をされていた。

筆頭は、もちろん長次郎(大泉洋)だ。
理想だけを追っているような仲間たちの中で、現実を最もしっかりと見据えて行動していた長次郎が、自分の志を実現する場だと思っていた社中に一瞬にして居場所を失う場面や、グラバーの誘惑(ではな)いが)に揺れ動く場面、そして自分の密航失敗が仲間を窮地に追い込むことを知り、愕然とする場面。いずれも長次郎のフラストレーションや葛藤や悲しみが滲んで素晴らしかったけれど、やはり切腹シーンが圧巻。
逡巡し続ける表情は凄まじかった…。
大泉さん、お疲れ様でした。

小曽根さんのプルプル(ブルブル?)も、長崎奉行の苦い顔も、ハイテンションの眉なしケイキ公も、そして亀山社中の皆も、それぞれに素晴らしい表情であった。
龍馬も、今回は声のトーンも含めて抑え気味で、締まった感じになっていた。
まあ、時々、通常モードになっちょったが、今回はオトナ龍馬が観られた気がする。
大切な人、近しい人を失っていきながら、龍馬はオトナになるんだね……ってことか。
…いや、もうそんな段階でもない気がしますけんどsweat02
今頃、オトナっていってもさぁ…。

グラバーさんは、どんどん、表情に深みというか含みが出てきていると思う。
無言の時にも、滲むものがある。
ティムさんは、『ハゲタカ』のアランの時の浮かれ気味な(笑)若きエリートとは違う、グラバーのしたたかさと図太さや腹の底が見えない謎めいたムードと同時に、奥に情熱を秘めている感じも出しているように思う。
長崎奉行所に何も語らなかったというグラバーと小曽根の全身から無念や忸怩たる思いが立ち上っているようで、二人が、才能と熱い志を持っていた長次郎の死を心から惜しんでいたと思わせられた。


高杉さんはますますカッチョエエのだが、ゲッソリぶりに病のことを思い、ひそかに力石徹の減量のことも思ってしまう邪道な私である。
(そういえば、丹下段平は香川弥太郎…)


「こんなんじゃ上役を納得させられん!」とか「上役にあいさつしてくる」とかの科白や、苦渋の表情に胃の痛みを想像させられる桂さん。
これまた、宮仕えと重なるものが。(泣)


後藤象二郎のキックは約束になったのか。
このアブノーマルなキャラでは、大政奉還は実現しない気がするが、大丈夫なのか、草々にいさん(大違)。

三吉慎蔵(筧利夫)が、槍クルクルで颯爽と登場。
三吉さんが出てきて、いよいよ寺田屋騒動近し、ですねえ。
筧さんは、気になる役者さんの一人なので期待しています。


さあて、来週は弥太郎が縛られて吊るされる(!)ようです。
しかし、以蔵だと、お姉さま方のハートをグッとつかんだのに、弥太郎だと、コントに見えるのは何故だ。

2010-08-23

妖怪図鑑@神代植物公園~「ゲゲゲの森クイズラリー」で和もう

泊りがけの出張で週末がつぶれてしまい、心身がグズグズになっている。
いかに日ごろ頭を使っていないか、論理的に筋道立てて物事を考え、それを他者に伝える能力に欠けているか、また、能力の低くさを補うための訓練をしていないか、ということを改めて思い知らされて、精神的ダメージが深い。(泣)

よって、和み系のイベント紹介記事をアップして、ほのぼのしようという私なのだ。(自分に甘い。)

いちおう、前記事の続きだが、実は写真とネタの提供者は、夫である。

私の夏休みが終わってから彼が夏休みに入り、彼一人で調布から吉祥寺あたりをぶらぶらしてきた時に撮った写真を拝借した。
私が神代植物公園に出かけた時は、まだスタート前だったイベントに鬼太郎ファミリーが登場していたので、記事ネタとして採用。

彼には、私がこういう場を持っていることは内緒にしてあるので、「写真を自分のPCの壁紙にしたいから~♪」とか言ってメモリカードを借りたのであった。

神代植物公園(東京都調布市)では、『ゲゲゲの鬼太郎』にちなんだ夏のイベントを開催中。


【ゲゲゲの森クイズラリー】
“ゲゲゲの鬼太郎”の仲間が植物公園内に出現します!
園内で鬼太郎の仲間を探して、植物クイズに答えてみよう!
参加者にはささやかなプレゼントをご用意しています。

■期  間:8月14日(土)~8月29日(日) 

■対  象:小学生およびその同伴者
       期間中 先着200名(小学生のみ)

■参加方法:植物公園正門窓口で参加用紙を配布します。

■参 加 費:無料(中学生以上は別途入園料がかかります

(東京都公園協会HP 神代植物公園ページ より)

残念ながら、オジサンが一人で行ったので、記念品はいただけなかったのだが、せっかくなので、ラリーマップを頂戴して回ってきたとのこと。
彼が出かけた日は、東京でも35度以上を記録した日だったせいか、親子連れや小学生のグループがチラホラ…といった程度だったそうだ。

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このような案内板のある木の名前を回答用紙に記入して、出来たら窓口に提出し、全問正解者に記念品を贈呈…ということらしい。
木には名札がついているから、とっても簡単。(笑)
ということで、鬼太郎と仲間達inゲゲゲの森の写真集でした。happy01

お子様たちが、楽しみながら植物園を回って、いろいろな植物に興味を持つきっかけになれば…というイベントですね。

元々、調布市では鬼太郎ファミリーに観光面で協力してもらっていたようだが、今年は特に『ゲゲゲの女房』人気に絡めているのかもしれない。

水木一家さまさま、だ。happy02

調布シリーズ、まだ続く予定。

2010-08-19

妖怪図鑑@調布駅前

8月上旬に私の夏休みは終わってしまった…。
毎年のことだが、夫と休みがずれているので、結局、いつもと同じ時間に起きて、朝晩の食事を作って、更に、いつも手抜きの家事全般も

「もちろん、頑張らせていただきます。」 (by 鷲津政彦)

な毎日であった。

ちっとも休めなかった。



とはいえ、暑さにフラフラしながら、近場で遊んだ日もあったので、写真を整理がてら記事にしちゃえ~(笑)作戦だ。

8月某日。
調布あたりに転居を考えているという友人に頼まれて、元・調布市民として調布を案内した。
といっても、調布に住んでいたのは3年余り、しかも十年以上も昔のことなので、頼りにならなかったのだが。

ミニバスも、鬼太郎 with FC東京ver.

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駅前の天神通り商店街。
鬼太郎ファミリーのオブジェが通り沿いに置いてある。

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なんと鬼太郎の住民票もある。
世帯主は、もちろん、目玉のおやじ。
それにしても、調布市は鬼太郎にガッツリのってるなあ。(笑)

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いい味だしてる"ぬりかべ"。

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と、いうわけで、何回かに分けて調布妖怪写真(笑)をアップしていきます。
他のネタもたまっているので(汗)、飛び飛びになるかも。
また、『ゲゲゲの女房』のロケ場所探訪はしておりませんので、あしからず。

2010-08-18

ランチ@花むさし(メトロポリタンホテル)

週末、池袋に出かけた。
ゆっくり和食ランチをとりたい…という気分だったので、ホテルメトロポリタン内の和食レストランに初めておじゃましてみた。



花むさし
 
豊島区西池袋1-6-1 ホテルメトロポリタン2F


個室風に区切られた席と窓ぎわの席のどちらにするか、尋ねてくれたので、外が(といっても植え込みの竹越しだが)見える席を希望。
明るくて、ゆったり落ち着いた雰囲気。
奥様のランチ会や接待も多いようだ。

暑い中を歩いた後だったので、まずは一杯。
お店とサントリーがカラー写真入メニューカードでプッシュしてくるハイボールを注文。
白州10年、¥900。(12年もあり。)
邪道なんでないかい?と思いつつ、製造販売元のサントリーが勧めているんだから、ま、いいか、と。

Musa01

美味しかったですけどね。
山崎のハイボールもすすめていたけと、いいんですか本当に。(笑)


お食事は、鰻ちらしずし御前 (\2900くらいsweat01)にした。

最初に小さな茶碗蒸し。
出汁のきいた餡がかかっている。
べっこうあん…というのだったかしら?
生地には具が入っていなくて、餡にオクラや干しエビなどが入っている。
やや濃い味付けの餡が、薄味の生地に合っていた。

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おかず3種とメインの鰻ちらし。映っていないが、おみそ汁と香の物の盛り合わせもついている。
ちらしずしは、お茶碗に2膳はあって、ボリュームたっぷり。

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デザートはひわ。
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……にみえるでしょ?
実はこれ、餅菓子でした。中には小豆あん。
よくできてる~。

ハイボールを飲み終わると、間髪いれずに、ほうじ茶を出してくれていたのだが、デザートとともに煎茶が出た。
お茶碗がかわいかったのでcamera

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お料理もなかなか良いし、静かなので、ゆったり落ち着いてお食事ができた。
サービスの目も十分に行きとどいていたし、満足できた。
年配の方をお招きする食事会などにも良いかも。

察しの良い我が執事②~気になる俳優さんの本

書こうと思っている間に、気づけば、すっかり周回遅れもいいところになってしまった話題なのだが、かるーい読書雑感なので、遅くなってもいいかと開き直ってsweat02アップしておく。(いいわけがましい。)


半月前のことだ。
先だって、「ポルトガル人直伝のカステラ」を買ってきてくれた我が執事(夫)が、 続いて、ややフライング気味のサービスをしてくれた。

「これ、この前、本屋さんで探してたよね。渋谷で見つけたから、買ってきたよ。」
と、渡されたのが、これ。

大森南朋  『さもあらばあれ』




確かに、夫と一緒に地元の書店に行ったときに、新刊本のコーナーからタレント本コーナー、果ては写真集コーナーのセクスィー系棚にまで探索の足を伸ばして男性客の皆さんに迷惑そうな顔をされたのだが、その時は見つからなかったのだ。
夫に「何の本さがしてるの?」と聞かれて、「南朋さんの本が出たっていうから、どんな感じが、少しだけ見ようと思って」と答えたのだった。
後日、別の店で見つけて、興味があった父子対談のところはバッチリ立ち読み(←こらっ)したので、買わなくてもいいかもしれない…という気分になっていたのだが。

まあ、他のページは殆ど目を通してなかったし、くれるというなら喜んでいただこう。
と思って、「ありがとうheart01」と受け取ると、何故か夫はニッコリ笑って本を渡してくれた手を引っ込めず、今度は掌を上にして突き出すようにしたではないか。

「えっ…と…?」
「立て替えておいたから。」
「あー、そう……。」

頼んでないのになぁ…。
しかし、ボールをとってきて、褒めてもらいたくて仕方ない子犬のような目をされたら、邪険にはできない。
黙って代金を支払い、「よーーし、よーし。」とムツゴロウさんのように頭をなでてやったら、尻尾を振って喜んでいた…というのは途中からウソだけど。(爆)

さて、肝心の本については、ファンの方はとっくに熟読されているだろうし、私のような者が、今更紹介することもない。

大森南朋さんという俳優のお仕事ぶりが気になる、というレベルの人間(=私)が、ざっくりと目を通しての印象を挙げておく。


巻頭の写真には鷲津要素ゼロで、私は素通りだが、ファンの方は垂涎なのだろう。
これが鷲津の写真集だったら最低3冊は買うけれど…。

この方は、素の自分をメディアで晒すことは殆ど無い。
だから、本音や役者としての気構えみたいなものがチラリとのぞけるインタビューと親子対談が、とても興味深かった。

インタビューでは、時に飄々と、時に訥々と、はぐらかしたり核心を突いたりしているところが、映画『ハゲタカ』のコメンタリを彷彿とさせる。
しかし、なんといっても、父子3人の対談が楽しい。
父上・麿赤児さんの自由さにぶっ飛びつつ、南朋さんの意外な過去に軽く驚いたりしながら、笑いのツボを突かれまくり。
だが、対談の中で、私が最も強く反応したのは、麿赤児さんが「鷲津政彦」の名を口にされていたところであった。
なんだか無性に嬉しくなってしまったのである。
麿赤児という大きな役者に、鷲津政彦という人物が認められているような、虚実がごっちゃになっている喜び方である。
これも鷲津愛ゆえの反応らしい。(笑)


大森南朋さんという俳優さんの仕事ぶりに、ある作品(私の場合はハゲタカ)で瞠目し、以降、注目している…というような方であれば、一読されて損はないと思う。
なかなかお得な内容でっせ。(←なぜ似非関西弁?)

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

蛇足だが、この本をザッと読んだら、お気に入り俳優・堺雅人さんの著書

 文・堺雅人
 

  

を何回目かの再読をしたくなり、休日にじっくり読み直してしまった。

『TV Navi』誌に、.2004年12月~2009年1月に月に一回の頻度で全50回にわたって連載されたエッセイに、一部加筆したものだ。
超多忙の中、原稿を落としたことは一度も無かったそうだ。

毎回、一文字の漢字をテーマタイトルとして、進行中の仕事についての考えや思い出についてを中心に記されており、写真も添えられていてる。とっても素敵なheart02カラー写真も。
自筆原稿も忍ばせてある。
女子っぽい(笑)、愛らしく几帳面そうな字。味がある。

何度読んでも、堺さんの役へのアプローチの熱意と真摯さ、常に役者はどうあるべきか、演じるとはどういうことか、を探求し続けている姿勢、それでも決して“役者バカ”にならずに、様々なことについて多角的に考察する思考能力に、強く惹きつけられる。


堺さんが記しておられることを読んでいくと、堺さんは、五感で感応すること全てを役者としてのお仕事に繋げておられていることがわかる。
同時に、役者として経験される全てを、仕事の土台となる御自分自身にフィードバックされているのが、伝わってくるのだ。
しっかり地に足が付いていて、思考も行動も、自然と美しい軌跡を描いて廻っている。
その美しい軌跡の一端が、さらりと、かつ柔らかく品の良い文章として表現されているのだ。

実は、1年前に出版された直後に、この本を読んで、役者として、それ以前に人間として、品格ある佇まいが滲み出る堺さんの魅力に更に深く落ちたのであった。
時にはマニア'(オタク体質?)なレベルで苦労や努力をしても、どこか報われないところがあり(それは、彼が演じてきた役の多くにも通じるところがある)、そんな自分を面白がっている懐の広さも素晴らしい、と思う。

読むたびに、堺さんの文章家としてのセンスと力量に参ってしまう。
ちゃんと起承転結があって、平明で読みやすい文章と構成。
クスッと笑え、嫌みなく博識ぶりを滲ませ、柔軟に深く思索する過程が追える。
とても魅力あるエッセイだ。
堺さんのファンでない方にも、優れたエッセイとしてお勧めしたい。

こういう文章が書けたらいいなぁ~と憧れてしまうのだが、堺さんのように幅広いジャンルの本をたくさん読み、自ら進んで様々な体験をして、それらを自分の中に落とし込んで自分独自の言語に翻訳し、きちんと整理して引き出しに入れ、いつでも必要なものを出せるようにできるだけの容量と処理能力がなくてはダメなんだろう。
とほほ…。

堺雅人さんと大森南朋さんの本を読んで、感じたこと。
たぶん、あたり前のことなのだろうから、恥ずかしい気がするのだけれど、あえて書いてみると。

役者には、想像力と創造力、受容力と発信力、そして持久力と瞬発力が必要だいうことは素人にも理解できる。
そして、良い役者というのは、それらに加えて、役や作品世界に入り込む狂おしいまでの熱さと、自分を常に客観視できる徹底的な冷静さ、決して満足しない貪欲さと謙虚さ、更なる高みへの道を希求し続ける志を持っている人たちなのだ、ということがわかった。

お二人が火花を散らすような共演、見てみたい。

2010-08-16

『龍馬伝』第33話「亀山社中の大仕事」~ビジネスとして成立しますか?

sun暑いですねーsun
言っても仕方ないけど、でも、猛烈に暑くて、何もできない。
今日、正午過ぎに外出せざるを得ないことになり、日傘をさして決死の覚悟で出たら、熱気が全身に刺さりましたよ。
大げさでなく、本当に刺さったんだから。(笑)

一方、『龍馬伝』への情熱の冷却加減ときたら、我ながら呆れるほどだ。
最終回でどう落とすのか、という興味で観ているような感じである。
後は、弥太郎のメインストリーム復帰を待つしかないかな。
てなわけで、温度低めに粗めな感想みたいなものを、ストーリーの流れと無関係にあげておく。
話があちこちに飛ぶが、ご容赦くだされ。

連続ドラマでは、それまで見せ場が少なかった脇役が活躍したり丁寧に描かれると消える前兆だと、よく聞きますよね。
近藤長次郎の活躍ぶりを観ていて、そんなことを思い出した回であった。
グラバーとの"ないすつーみーちゅー"商談で、切れ者ぶりとタフさを見せつけた饅頭屋さん。
じゃぱにーず・びじねすまんの鑑ぜよ!な商人ぶり、えげれす留学への思い、離れて暮らす妻子への愛、が描かれて……。
ううむ。
いきなり、ですね…。」 ( 中延五郎風)

前回も書いたが、第2部終盤を引き延ばしすぎて、第3部がキツキツですな。
来週がどうなるか、成り行き注目。


お元の隠れキリシタンがl龍馬にバレて取引をもちかけるエピソードを観て、そもそも隠れキリシタン設定は、なくてもOKだった気もしました。
親に売られて来た芸子の悲哀と苦悩に満ちた人生、だから隠密に…というだけでは足りないのかしら?
まさか、この先、お元の新しい神が龍馬になるなんて、お寒いことはないだろうけどさ…。


龍馬×グラバー×お慶の商談(?)は、なかなか面白かった。
グラバーが日本語を話すたびに、「おっアランだ。」と、いちいち反応してしまう自分がウザくもあったが(笑)、龍馬の熱い演説は置いといて(愛が無い)、お慶さん乱入から、ぐっと場が締まりつつ、熱が増した感じた。余さん、さすがの存在感。


それから、高杉は相変わらず反則技な格好よさ。
桂さんはじめ、戦装束の長州勢の中にあって、一人だけ粋な着流し姿。Cool !!
伊勢谷さんは、今、日本の"格好良い係""を一手に引き受けている気がする。(笑)
一方、やや苦い顔をしていた桂さん。
晋作のように手放しで喜べないぞ、ボクは…というところだろう。
その心中、次回以降で描かれるのだろうか。



最後の、龍馬の手紙を西郷tが読むシーンで、西郷どんが「坂本ぉ」とつぶやく表情と声音に、意味深長な印象を受けた。
いよいよ黒西郷発動か?
ご存じのとおり、龍馬暗殺犯候補リストには、西郷・大久保ラインが指令を出したという説もあるわけだし、『龍馬伝』においても、西郷の二つの顔、というのは重要になるはずだ。
高橋克実さんの複雑な表情、良かったです。
今まで、じっくりと高橋さんのお芝居を拝見したことが無かったが、西郷さん初登場以来、自然と目が離せない感じなのだ。
こうして、様々な役者さんの魅力を知ることができるのも、『龍馬伝』の魅力ではある。

『ハゲタカ』布教の思わぬ展開

8月2日~8月7日のNHK総合における『ハゲタカ』weekは、『ハゲタカ』ご存じない方々に、『ハゲタカ』の魅力を知っていただくのに絶好のチャンスであった。
そのチャンスを生かせたのかどうか、微妙な感じの私のささやかな布教活動について、報告する。(笑)


7月の下旬に、従妹のYと久しぶりに電話で話す機会があった。
Yとは、小さい頃は良く行き来していたが、成人してからは、滅多に会えなくなってしまい、今回も、数年ぶりに話した。
彼女は北関東某県の都市部に両親と一緒に住んでいて、長らく金融関係の会社に勤めている。
融資関連の部門にいるそうだが、詳しい話は聞いたことがない。
仕事に関しては口が堅いのだ。
マジメに仕事はしているが、彼女が最も情熱を注いでいるのは、趣味のドールハウス作りである。
時間もお金も趣味に注ぎ込んでいる。
ドラマは、あまり観ないし、映画は洋画ばかり観ているそうだ。
好きな俳優は、ジュード・ロウだそうで。
うーん、『ハゲタカ』にはまる可能性は30%といったところか。

Yのドールハウスの近況を聞いていると、彼女が気を使ってくれて「美冬ちゃんは、今なにかハマってることあるの?」と聞いてくれた。
私は一瞬、躊躇したが、お互いに、過去の若気の至りとかオタク体質だとかを知っている仲なので、『ハゲタカ』に夢中になっていることをカミングアウトして、間もなく地上波で集中放送があるので、試しにみてね、と言ってみた。
Yは『ハゲタカ』のタイトルだけは知っていて、ドラマ放映直後は周辺で随分と噂を聞いたが、観たことは無い…と言っていた。
あまり先入観をもたせても良くないかもしれないので、私が鷲津にのめりこんでいることは伏せて、とにかく観て!とだけ薦めた。

そして、この金曜日に、私の乗換駅周辺に仕事絡みで来るというYと、夕方に会うことになった。
幸い(?)、夫は帰りが遅くなって食事もいらないというし、せっかくだからと、少し早めに勤務先を退出させてもらって、夕食をとりながら、彼女からの『ハゲタカ』経験報告を待った。

Yは毎晩、『ハゲタカ』を観てくれたそうで、面白く観られたとのこと。

Y 「映画も観たよ。パパとママは剣岳を観ていたから大きいテレビじゃなくて、自分の部屋の小さいテレビで観たんだけど」

……ここでも、ライバル『剣岳』の威力に唇を噛む私。
そして、ドラマは緊張感があったので、面白かったけれど疲れたこと、残念ながら好みの男子はいなかったこと、など率直に話してくれた。

私 「鷲津はどう?」
Y 「うーん、格好良く見えるように撮影してる感じね。」
私 「……しゅ、主人公…だから……ね…。」
は、はっきり言うなあ…。
まあ、彼女にも“格好良く”見えたのは確かだから、良しとするか。
 
私 「映画のほうは、どうだった?」
Y  「分かりづらいとまでは思わないけど、展開が早いかな。でも、面白かったから、劇場版をレンタルして観ちゃった。」

おお、これは何と嬉しい反応!
更に、喜ばしい発言が続く。

Y 「それに、可哀そうで、つい感情移入しちやって、最後のほうは泣きそうになったわ。」
私 「へえー、気になったキャラがいたってことね?」

脈ありなムードに、ついつい私の声も明るくなる。

Y 「必死で頑張っても、あの仕打ちって酷いわよね。報われないっていうか…。鷲津さんは容赦なさすぎるよ。」

やはり、劉に不憫萌えか。
と、ひとり納得しつつ、鷲津擁護に回ろうとした時、話が以外な方向へ。

Y 「トップは孤独なのよね。誰にも救いをもとめられないしさ、責任は押し付けられるし。胡散臭いガイジンの口車に乗るのはどうかと思うけど、相手が大きいんだし、騙されても仕方ないよ。」

んんん?
ヘンなガイジンて、CLICの幹部のこと…じゃないわよね?
Yはヒートアップしてきて、私が口をはさむ隙間がなくなてきた。

Y 「それにさ、ナカオアキラだって、酷いじゃないの。最初は黙って金だけだすみたいなこと言ってたけど最後は、なにアレ!」

いや、ナカオアキラじゃなくて飯島さんだし。
……えっ、ちょっと待ってよ。
劉と飯島さんは絡みなかったばすだけど…。
って、おいっ、まさか……!!

私 「Yちゃんが気になった登場人物って……」
Y 「えーっと…(照)…アカマの社長さん…」
私 「あ、そうなんだ…」
Y 「だって、すっごく可哀そうなんだもん。なのに芝野さんにも説教されたりして。最後に鷲津にビシビシいじめられてさ。社長解任されたときの顔みたら、泣きそうになったわ。」
私 「いや、鷲津はいじめたわけじゃ…」

思わぬ“不憫萌え”の出現に、私はやや呆然としていた。
そして、Yはさらなる衝撃発言をしたのである。

Y 「遠藤憲一さんのことも気になっちゃって、調べたら、出演作が多くて観るのが大変そうなんだよねー。」
私 「次の朝ドラでヒロインの父親役だって。」
Y 「わぁー、毎朝みられるなんて楽しみ♪」

キャッキャしているYに、
「趣味が広がって良かったね」
と脱力気味に声をかけるのが精いっぱいであった。

結局、面白かったとは言ってもらえたが、『ハゲタカ』ファンは増やせず、エンケン・ファンの卵を生んだだけだったらしい…。

おかげさまでリニューアル1周年

ご来訪ありがとうございます。

当ブログは、リニューアル1周年を迎えることができました。

以前は、美術展や映画の感想と旅行の記録だけを載せるブログでしたが、体を壊して、更新をお休みして放置しっぱなし。
そんな中、昨年6月に『ハゲタカ』と鷲津政彦にはまってしまい、とうとう、暑苦しい思いを発する場としてブログをリニューアル。
ブログタイトルから変えて、旧記事はすべて下ろしました。


興味のあることや、日々の雑記など、かなりのごった煮状態です。
文章を書くのも、どちらかというと不得手で、あまり考えずに思いついたままを記しているため、読みにくいと自分でもわかっていますが、なかなか上達しないし…。
そんなふうに焦点ボケボケなブログではありますが、ご来訪いただき、感謝しております。

リニューアル前から現在に至るまで、ネット上および実際の知り合いの誰にも、ブログのことを知らせておらず(恥ずかしいので…)、また、どこのSNSにも参加していないのにも関わらず、1年前には想像もつかなったほど多くの方々にご来訪いただくようになりました。
本当に驚いていると同時に、心から嬉しく思っています。

特に有益な情報もなく、内容も文書も雑なブログですが、今後とも、お気が向きましたら、また遊びにいらしていただければ幸いです。

2010-08-12

おろしトマトの冷製スープ

先日、ご紹介した「丸ごとトマトの夏おでん」以来、すっかりトマト料理にはまっている私。
(実際は、料理、というほどのものではないのだが。)

先週は特に暑くて、なるべく火を使わずに食事の支度を済ませたかったので、トマトの夏おでんと同じく、「きょぅの料理」で紹介されていた冷たいスープ゛を作った。


NHK『きょうの料理』のwebサイトでレシピが見つけられなかったので、番組で紹介していた要領を、こちらに書いておく。
番組では、刻みパセリを散らしていたが、買い忘れたので、野菜室に残っていたミントで代用。
トマトとの相性から考えれば、バジルかパパセリだろうが、ま、大目に見てつかあさい。

Soup

【材料】 2人分

 トマト       3個(400g)
 オリーブオイル 大さじ1
 塩         小さじ1/2
 コショウ     適宜

【作り方】

① トマトは粗めのおろし金で、皮ごとすりおろす。
   残った上部は、ヘタを除いて包丁でみじん切りにする。

② ①に塩、オリーブオイル、コショウを加えて良く混ぜる。。

③ 器に盛り付け、お好みでパセリのみじん切りを振る。
   

すごーく簡単でしょ?
塩加減は、お好みで。
トマトの甘みとうまみが増していて、どんどん飲めちゃいます。
火を使わなくて済むのが嬉しいし、食欲が出ないときにもオススメ。


restaurantポイントrestaurant
 ★ トマトは冷やしておく。
 ★ 食感を残すために、ミキサー等でなく、おろし金を使う。
 ★ すりおろしやすい、柔らかすぎず、程よく熟れたトマトを選ぶ。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜


pencil 応用…ツナトマトのつけだれ

上記のスープを、そうめんの変わりつけだれに応用したものも紹介されていた。
爽やかで良いですよ~♪


【材料】 2人分

 トマト        4個
 オリーブオイル  大さじ2
 塩          小さじ1
 コショウ      適宜
 ツナ缶(オイル漬) 80g 1缶
 
【作り方】
上記の冷製スープ同様に、おろしトマトを調味し、ツナ缶をオイルごと加え混ぜる。

最近、日曜日の夜は、そうめんや冷やしうどんが多い我が家。
目先が変わって爽やかなトマトのつけりだれは、食欲減退気味の家族に喜ばれた。
もちろん、作るほうも楽ちんで言うことなし♪

2010-08-11

『龍馬伝』第32回「狙われた龍馬」~寺田屋“女難”騒動

「はい、法人担当サカモトです。……えっっ?下関のアポ、キャンセルですか!?」 (by 亀山社中 法人担当 坂本龍馬)

映画『ハゲタカ』をご覧になった方にしかわからないネタで、すみません。
かるーく、スルーしてやってください。(爆)

てなわけで、海中か空中に消えた隠密のせいで、静かに青筋立ててキレる桂さんに、冷や汗ダラダラなサカモト&ジタバタ慎ちゃん…というところで前回終了。

前回に話が戻るが、端座して西郷を待つ桂さんが、静かな迫力を見せ付けた後の憤怒だけに、怖さ爆発でした。
いやー、ショースケさん(←朝湯に入ってそうだ…)、ナイスです。


で、叩き出された(であろう)二人と入れ替わりで、相変わらずカッチョよすぎる高杉さん颯爽と登場。
あちこちで指摘されてるけど、フクダ先生ったら公私混同じゃね?と疑惑の目を向けたくなるくらい、長州ツートップがイカしている。
視聴者も長州びいきになるように、とにかく問答無用に格好良い。
高杉さんの若干イッちゃってるような不敵な目と笑みが良いねぇ。

とは思えど、どこかで物足りない私。
もちろん『龍馬伝』における高杉の滅茶苦茶に格好いい描き方にも、伊勢谷さんの格好良さにも文句は無い。
格好つけすぎなくらいで正解。
だけど、主要人物として、単純明快なキャラ設定で、ひたすらカッチョエエー!ヒーロー高杉や、KYでリアル版サトラレ(笑)なサカモトくんばかり見ていると、やっぱり物足りない…・
そして、大森半平太の、あの複雑で陰影に富んだ表情や、孤独で凛とした背中を思い出してしまう。
おっと、亡き孫を思い出している場合ではないな。


だって全48回の、もう32回ですよ。
これから巻いていかないと!
もう、どんどん話進めないと!
なのだが、龍馬とお龍を近づけるための、龍馬が色々な意味で狙われたり襲われたりするお話と、龍馬と中岡が西郷どんを説得するお話の二本立てになっていた。

いよいよ、龍馬の本格的な活躍と更なる歴史の大変動を描いていくために、エンジンかけないといかんぜよ…という時に、視聴率アップ狙いで、龍馬を脱がせたり恋愛絡みでドタバタさせてる場合かい>鈴木どん!
……と思わんでもないが、さすがは梶原D、強引さとやり過ぎ感のある設定のエピソードを、ドラマとして確実に上手くまとめてくれて、面白く見られた。

そんな今回の個人的ベスト・パフォーマンス賞は
千葉重太郎 と サル(VS 弥太郎) であった。

サルは話に関係ないのだが、いい演技をしていた。
というか、さすが視聴率回復男の異名をとる梶原さん、グッジョブgood

そして、千葉重太郎センセ、龍馬を追って京都へ来ちゃったのね。
龍馬の入浴を覗くわ、裸の龍馬に抱きつくわ、添い寝(違)するわ、しまいには、「僕が君を諦められなかった。」なんて告白しちゃうわ。
もう、大暴れ。

なーんか、「これで腐女子の心もつかんだぜ!」とか言ってる鈴木どんのドヤ顔が目に浮かぶぜよ。
間違っちゅーー!!
というか、そもそも龍馬×重太郎で萌えるヒトいるのか…ってところは大いに疑問だが。(あ。否定するわけではありませんよ。萌えツボは人それぞれ。)

だが、渡辺いっけいさんの軽みと説得力のある自在な演技と、ご本人がお持ちの温かい雰囲気のおかげで、「重太郎センセ、熱すぎるけど大きい人だ…」と好感度は下がらない。
ここでも、役者の力に頼ってるな。

龍馬とお龍の仲を進展させるために無理に割り込ませたもう一人が、近藤勇。
お龍を口説いてる最中に、ニセ薩摩人となって乱入してきた龍馬に酔いつぶされたあげく、目が覚めたら一目ぼれした相手だと思いだして(「おまえが好きだ!」疑惑/第22話)龍馬の寝込みを襲って、龍馬ラヴの重太郎センセとお龍ちゃんに撃退されるっていう(大違)……踏んだり蹴ったりな扱い。
そりゃあ、新選組は龍馬の敵だから、龍馬にやりこめられたって仕方ない。だって、『龍馬伝』だもんね。
だけど、あの役回りって、『鞍馬天狗』の土方歳三みたいじゃないの。
いや、いくらオババの私でも、アラカンの『鞍馬天狗』は知りませんよ。
NHKでやっていた『野村萬斎の鞍馬天狗』しか知りません。
(そういえば、あの時の桂小五郎は石原良純という笑撃……いや…衝撃的キャスティングだった。)
その鞍馬天狗でだって、天狗最大のライバル・近藤勇は花も実もある立派な男で、互いに認め合うような存在だった。
『新選組!』では山南さん(堺雅人)にメロメロな私だが、実際の新選組では近藤局長びいきなのだ。
もちろん、『龍馬伝』のクールでべらぼうに格好いいタイゾー局長もお気に入り。
なので、今回の気の毒な扱いには、ややムッとしているが(笑)、一人、寺田屋から去る時の目の表情はどこか冷めているようでもあり、危険な香りも漂い、魅力的だった。
そしして、後姿からは、覚悟のある男の色香も感じられて、あんな酷い扱いをされても、タイゾー局長株は高値安定。
近藤勇びいきが過ぎて目が曇ってるのか?


さて、本当なら本題になりそうな、龍馬と中岡の西郷どん説得の巻。
西郷どんが土下座したり、苦渋と哀切に満ちた表情を見せたりで、高橋カッツミー、いいじゃん! 
熱く誠実な中岡、いいじゃん!

でも、取り逃がした隠密って、ちゃんと仕事してなかったの?
それとも、実は最終回で龍馬と中岡を斬りに来るとか?

と、気楽に観ていたら、ラストで、出た出た出た!
亀山社中のCEO兼法人担当サカモトが登場だ。
唐突に、冷静に策略をめぐらせてるビジネスモードだよ。
いつ、こんなデキる男になっちょった?
弥太郎のナレーション抜きなのに?(爆)
しかし、ここまで薩長調停の手柄を一人占めとは…。
慎太郎が気の毒。

2010-08-09

NHK BS2で『45日間奈良時代一周』アンコール放送中!

あちゃー、失敗したbearing

以前、弊ブログでご紹介したテレビ番組『45日間奈良時代一周』の一挙再放送が今日から始まっていたのに気付かなかった。
(関連記事は こちら )

本放送の時に我が家のBraviaさんに番組名を覚えてもらった記憶を消去し忘れていたので、今日、帰宅して『ゲゲゲの女房』を再生しようとしてBraviaさんを起したら、件の番組がズラーっと録画されていてビックリ。

「ノーマークでしたね。」 (by 三島由香)

ということで、再放送開始前に記事に上げて、自分のお勧め番組を再度おすすめするのに、一足遅れてしまった。

とりあえず、自分が見逃した第1週分を観られたので、私としては満足満足。


前回の記事では、詳しく触れなかった点を補足。

二人の若い俳優が週替わりでレポーターを務める。
瀬川亮さん泉政行さん。
お二人とも好青年だ。
番組HPおよび、上記の二人のお名前からリンクしておいた所属事務所HPでご確認いただけるが、お二人とも、なかなかイケメン。
見目良いから、ということ以上に、お二人に好感が持てるのは、そのレポートぶりが実に自然であるところ。
進行台本はあるのだろうが、少々つたなくても、あえて自分の言葉で語らせる方針らしく、それが彼らの驚きや感動をストレートに伝えてくれる。

元気いっぱいだが若干スベリ気味(すみません…)の瀬川さんも悪くないが、私はのお気に入りは、少しおっとりした泉さん。
最終回で思わず涙ぐんでしまった彼の純粋さに、「若いっていいなぁ…」と思ったものだ。
もちろん、奈良時代の文化や遺物を通して、当時の人々に思いをはせる楽しさがある番組内容は、お勧めですよ。


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番組HPより

<夏の集中アンコール放送決定!>

【BS2】
・8月9日(月)~13日(金)
午前8時00分~午前9時00分
(♯1「遷都」から♯20「墨と筆」まで毎日4本立て)

・8月14日(土)
午前8時00分~午前9時15分
(♯21「宴」から♯25「大仏part4」まで 5本立て)

・8月16日(月)~20日(金)
午前8時00分~午前9時00分
(♯26「東大寺part1」から最終回「桓武天皇」まで毎日4本立て)

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番組HP⇒ http://www.nhk.or.jp/nara-jidai/

2010-08-08

映画『ハゲタカ』SPECIAL EDITIONを観ての短い感想

8月上旬のNHK総合での『ハゲタカ』ウイークのラスト、映画『ハゲタカ』。
大幅にカットされることは分かっていたから、別ヴァージョンとして観ようと考えていたし、それなりの覚悟はできていたつもりであった。
だから、観ている最中は、わりと冷静に観ることができた…と、思う。

バッサリとカットされたシーンは少なかったし、さすがにうまく詰めてあるなぁ、とも思った。
守山がアカマGTを運転する(私にとっては)謎めいたシーンがカットされいたのも、分かりやすくなっていたと思うし。

しかし、印象的なセリフが無くなっていたり、BGMが変わっていたり…が積み重なると、どんどんボディブローのように利いてきて。

とどめは、ラストシーンからエンドロールにかけての編集。
テレビで映画が放送される時には、たいていエンドロールが犠牲になるので、エンドロールのカットは覚悟していたのだけれど。
過去のハゲタカ関連の記事で繰り返し書いて来たのだか、私はドラマ未見で映画を観て、それで一気に『ハゲタカ』と鷲津にはまってしまった。

苛立ち以外の感情をほとんど表さないのにも関わらず、じわじわと私の心に入り込んできた謎の男。
己が、他者も自らも傷つけてしまう力を持っていることを熟知しているが故に、他者との距離を縮めることを己に許さない者特有の深く暗い瞳を持つ孤高の男。
その男、鷲津政彦が、私の心を決定的につかんだのが、あのラストシーンの、彼の瞳と、彼が足早に歩き出す姿、そこに流れる音楽だった。

そのことを、改めて自覚させられた、という意味では、,NHKと監督に感謝すべきかもしない。

そう思ったけれど、哀しくなって、夜中に一人でフルヴァージョンを観てしまった。
改めてラストの鷲津を観て、バカみたいに涙が出てしまった。

いや、バカみたい、じゃなくて、本当のバカだ。

2010-08-07

ランチ@cafe 茶洒 kanetanaka(東京都庭園美術館)

東京都庭園美術館で、美術展を鑑賞した後に、炎天下、フラフラしながら庭園を散策。(美術展の感想は、後日…。)
その後、美術館内のカフェレストラン『cafe 茶洒 kanetanaka』でランチ。

お店の詳細データは こちら

正午少し前に入店すると、7割くらいの席が埋まっており、その後どんどんお客さんが来店して、正午には屋内席は満席。
その後は、屋外のテラス席に案内されていた。
日よけ屋根はあるけれど、さすがに暑そう…。

ランチセットは、飯ものと麺から1種類ずつ選び、玉地蒸し(具無しの茶碗蒸し)と抹茶がつくタイプが主。
セットにょっては、甘味もつく。

選んだのは、蛸の鰻の蒸し寿司と冷やし稲庭うどんのセット。
稲庭うどんのつけだれはゴマだれ。
蒸し寿司は竹の容器に入って登場。蒸したて熱々。
奥の白い器が、玉地蒸し。
こちらも熱々で、出汁たっぷりで柔らかい上品な生地。

Kaneta01

食後のデザートに、「純正あんみつ」を単品でオーダー。
塩豆とこしあんと寒天に黒蜜だけ。
寒天が普通のように正方体ではなく、薄切りになっているのも特徴的。
薄切りなので、お椀に張り付くとスプーンで取りづらくて、寒天と格闘する羽目になった。(笑)
こしあんも塩豆も黒蜜も味が立っていて、量が少なめでも満足感かあった。

Kaneta02

セットのお抹茶は、小ふりの木のお椀で出される。
全体に味が強いあんみつの後にいただくと、抹茶の苦みがちょうど良い。

Kaneta03

お食事は美味しいし、緑に囲まれたロケーションも気持ち良い。
最近の美術館カフェで多く見られる“おひとり様用カウンター”が、庭園の木立をながめられるように配置されているのもいい感じ。

ただ、サービススタッフが少ないせいか、全くアイコンタクトできず、なかなかオーダー等お願いできなかった。
ピークタイムだけでも、もう少しフロアの人員を増やせばいいのに…などと、余計なお世話なことを思うオババであったcoldsweats02

2010-08-06

『オルセー美術館展 2010 ポスト印象派』@国立新美術館

なかなか記事にできないまま、鑑賞してから時間が経ってしまったが、おでかけの記録(?)として、アップしておく。

『オルセー美術館展2010 ポスト印象派』

会期
2010年5月26日(水)~8月16日(月)
毎週火曜日休館

開館時間
10:00から18:00まで
 ※金曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで

会場
国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)

展覧会公式HP⇒ http://orsay.exhn.jp/


出かけたのは 7月下旬の平日。
少し前、土曜日に出かけた同僚から「おっそろしく混んでいた」との情報を得ていたので、平日に休みをとって出かけた。
上司が海外旅行のため長い休みをとった後だったので、大手を振ってお休み。(笑)
東京メトロ乃木坂駅の改札を抜けると、美術館に通じる通路やエスカレーターには、中高年女性がぞろぞろ。
展覧会に限らず、どこに出かけても中高年女性が多い。
(自分も立派に高年齢だが。)
美術館入口の傘立てには、ずらーっと日傘が差してあり、館内に女性パワーがみなぎっていることを予感させる…。


美術館に入ってみると、意外と混んでいないように見えた。
ロッカーも洗面所も空いている。
ああ良かった、平日の朝に来て正解ねhappy01と思っていられたのは、展示室に入る直前までのことであった。
やはり、中は相当に混み合っていた。
それだけでなく、私は忘れていたのだ。
既に、“小さいお友達”が夏休みであるということを…bearing
このへんのことは、最後に触れる。


まずは、作品の感想。
…と行きたいが、なにしろ名作が大盤振る舞いで、「わー」とか「ひゃー」とか(心の中で)言っているうちに終わってしまった。
私のように美術に関する知識も浅薄で、語る言葉の種類が少ない人間には、うまく感想を表せない。

特に印象深かった展示や作品についてだけ簡単に書いておく。


[第5章 ゴッホとゴーギャン]は、濃密というか、降参ですというか…、なコーナーだった。
美術鑑賞永遠の初心者である私にとって、彼ら二人のイメージというと、情念とか、激情とか、俺イズムとか、エキセントリックで破滅型…といった感じ。
絵が強すぎるものだから、混雑している絵の前で小突きまわされたり蹴られたりして心身弱って鑑賞していると、キャンバス越しにゴッホやゴーギャンからもドツかれているような錯覚すらおぼえた。(なんという妄想…笑)

そんな中、ホッとできたのがゴッホの『星降る夜』だ。
アルルのローヌ河畔の夜景を描いた作品だ。
川面に映る街の明かりと、広い空に輝く満天の星。
手に取れるほど大きな星を見上げる幸せそうなカップル。
ゴッホにはめずらしく、静かで優しい空気の中にある作品で、見ていると自分も優しく明るい気持ちになっていく。
これを描いていた時のゴッホの精神状態が、静かで優しく明るいものだったのだろう。
彼の感情が、時空を超えて作品を前にした人々に伝播しているのだろうか。
この作品を描いて2年ほどで、彼が命を絶つことを思うと、切なくなる。

[第8章 内面への眼差し]では、特にギュスターヴ・モロー作「オルフェウス」が衝撃的と言っても良いくらいに印象深かった。
吟遊詩人オルフェウスの生首と竪琴を抱きかかえて、陶然としている美しい乙女。
乙女の髪や衣装、そして肌がとても美しい。
ショッキングな場面が、なめらかで優美なタッチで描かれていて、なんとも不思議な印象を受けた。
生首(と書くと怖い…)のはずのオルフェウスの表情が安らかなのも不思議。
優美で恐ろしくて不思議で。
人の心を惹きつける要素が揃っている。

そして、展覧会の目玉の一つ、[第9章 アンリ・ルソー]の「蛇使いの女」。
あんなに大きな作品とは思わなかった。(169×189.5cm)
大きい作品なので、近くで見たり少し離れたりしてじっくり見た印象は、夢幻的で自由で緻密。
満月の下、密林で笛を吹く蛇使いの女のシルエット。
草木は近くで見ると、数えきれないほどの多くの種類の緑で描かれているのがわかる。
細部に至るまで丁寧に細密に作りこまれ、熱帯雨林のむせかえるような濃厚な空気に満ちた世界だ。
ルソーには夢と現の境界にいるような“天然”なイメージがあるけれど、実は計算していたところもあるかと思える節もあるそうだ。
どちらとも言えるような作品の自由さと緻密さ。
捉えどころのない画家の頭の中にだけ存在する、晩年の幻想的なジャングルに圧倒されて、しばし絵から離れられなかった。


もちろん、以上に挙げた以外の作品もみな素晴らしく、超ドメスティック人間の私にとって、都内であれだの作品を一度に観られたのはっ本当に幸せなことであった。

だが、先に書いたように、夏休み中であるため、老若の自由すぎる方々に翻弄されっぱなしで、精神的疲労がひどかった。
幼稚園や小学校低学年のお子さんを連れてこられたお父さんお母さんが多かった。
もちろん、あれだけの名作の数々の本物を、幼いうちに見るということは、貴重な体験だし、教育にもなるだろう。
しかし、連れてきた親御さんの中には全く絵に興味がないらしい方々も見受けられ、お子さんが飽きてぐずるので仕方なく抱きあげて人ごみの中に乱入してくるものだから、私は何回も、どこかの坊っちゃんに背中やわき腹にキックをくらった。
更に、自由すぎる年配の方々の割り込みや肘鉄、罵詈雑言(私個人に対してではなく混雑に対してだが)に心身を痛めつけられた。
それでも、吉田東洋に蹴られた武市半平太の痛みと屈辱を思い、必死で耐えた健気な(←自分で言うか)私てあった。

しかし、私が戦慄を覚えたのは、お年寄りにでもなければお子さんにでもない。
お子さん連れのお母さん(おそらく30代)の行動であった。
小学校低学年らしいお嬢さんたちを連れたお母さんは、ゴッホの「星降る夜」の前に来ると、手を伸ばして持っていたルーペの柄で至近距離から指し示したのだ。それも何回もだ。
周囲にいた人々が一瞬、「えっっ」と凍りついたのは言うまでもない。
最初は、大きいルーペをお持ちなのだから、視力障害のある方が、特に許可を得てルーペを使っておられるのかしら、と思ったのだが、そうではないらしい。
いつ係の方か警備員さんが駆け付けるか、とハラハラしたが、人ごみの中で起きたことだったので気づかれなかったのか、あるいは私が不勉強で今の美術展では普通の鑑賞態度であるのか、だれもとがめなかった。
足元の柵は、大人が手を伸ばしても絵に届かない距離に設置してあるはずだが、それにしたって、結構ながい柄を、展示してある絵につきつけるなんて、信じられない恐ろしい動作だ。
子供がいて分別のある年齢のひとのすることだろうか。
万が一、バランスを崩してルーペの柄が、展示してある絵に傷をつけたりしたら…などと、恐ろしい想像をして身震いする思いであった。

いやー、いろんな意味で疲れた。

2010-08-05

目で涼む。

暑中お見舞い申し上げます。


連日の猛暑でぐったり…。

Teien08_4

ずいぶんと下書きやメモがたまってしまってるのだが、
ぐったりしすぎて、アップできない。
(って更新停滞の言い訳だな、こりゃ…sweat01

せめて、目だけでも涼感を。

Teien06_2

(写真は、先日、東京都庭園美術館で撮影いたしました。)

2010-08-04

簡単&ひんやりさっぱり 「丸ごとトマトの夏おでん」

連日の猛暑日で、ヘロヘロだ。
さっぱりしたもの、できれば目先の変わったものが食べたい。

…なんてことをボンヤリ考えていたら、先日、『きょうの料理』でピッタリの一品を紹介していたので、さっそく今夜のおかずに作ってみた。


写真での見た目がイマイチだが、そこはご勘弁を。

Tomato_2

レシピは こちら をご参照くださいませ。

材料は、トマトと卵とさつま揚げだけ。
工程も少なくて簡単。

だしが利いた煮汁は、色も味も薄目で、トマトを美味しくいただけた。
冷やすのに3時間以上かかるので、早めにとりかからないといけないのだけが注意点かな。

『龍馬伝』第31回「西郷はまだか」~死して屍拾うもの無し?

「ジョーカー」の伊達警部と中の人(堺雅人)への愛が右肩上がりだわ、NHK総合の「ハゲタカ」ウィークでソワソワしちゃってるわ…で、坂を転げ落ちるように『龍馬伝』への熱意が冷めているものの、鈴木クン(なんつー呼び方)の次なる秘策bombへのツッコミが、『龍馬伝』視聴目的になっている感じな、間違ってちゅー私である。


今回、まず驚いたのが、演出が新しい方(福岡さん)であったこと。
梶原さん参加の時には、事前に『外事警察』のディレクターさんが、おひとり加わる予定だとネット上で目にして、楽しみに待っていた。
訓覇さんのお眼鏡に適って『外事警察』を担当されたディレクターさんなわけだものね。
そして、梶原さんの演出回は期待以上だったわけだ。
しかし、今回の新D参加については  「ノーマークでしたね。」 ( by 三島由香) であった。
というか、正直言って、情報チェックを全然してないのだ。
しかし、この回から参加って…気の毒だったかも…。

全体の感想としては、ビッグイベントを盛り込み過ぎで、総花的な感じで引っかかりがなかった。
でもね、何といっても薩長同盟への道のりですよ。
もっと丁寧に積み上げていくエピソードでしょ?
色々と料理のし甲斐がある題材てんこ盛りなのに、勿体ない。
このあたりにも、第2部ラストに無意味な大芝居をねじ込んだゆえの無理な回数配分のツケが回ってきてるんじゃないかい?


詳しく感想を書くエネルギーが足りないので、気になった2点についてだけ書くことにする。

まず、満を持して登場した中岡慎太郎について。
上川隆也さんの中岡は、本当に説得力があって良かった。
さすがに、謹厳実直だけど熱い男・慎太郎になりきっていらした。
下手すると、慎ちゃん大失敗の巻!に見えそうなエビなのに、上川さんの中岡は、本当に地に足か付いて信頼感があるので、そうは見えなかった。
この中岡が、西郷どんと、がっぷり四つに組んで説得を成功させる経緯を、ちゃんと見せてほしかったなあ。
…なのに、ですよ。
最後に地面に寝転んで「どーいてじゃーー!」をやらかした時に、マズイ雰囲気か漂っちゃったかも。
中岡慎太郎ファンの皆様、「きゃっ慎ちゃんたらー可愛いー」とか喜んでる場合じゃありませんよ。
嵐を呼ぶ男・鈴木クンか、『龍馬伝』の中岡は、龍馬の最も近しいライバルとして描く、とか張り切っているので、やはり第二の武市先生の道がチラ見え。
大丈夫か!?

ところで、主人公より説得力も存在感もしっかりある中岡が、武市先生のことを心から称えてくれた時には、「よう言うた、慎太郎!」とハゲしくうなずき、この人は武市道場門下生だったんだし、もっと早く登場させてくれて武市先生の傍に置いてくれていたら、あんなに武市株が暴落するような悲劇もなかったのでは…なんて、思ったりもした。
しかし、この後、亀山社中の法人担当・坂本が、「わしも自分のことなんか考えてないしー、日本のために頑張ってるもんねーー」みたいなことをのたもうたのよ。
それに慎太郎も感激しちゃってさ。
脚本的には、武市さん株を今になって回復させようとしているのかもしれんが、結局、死してなお、坂本クンの引き立て役にされている気がしてしまう。

そして、おそらく、ほとんどの方がツッコミまくりだったと思われる薩摩船上隠密事件

薩摩の防衛網の厳しさは有名だ。
龍馬も、第1部と第2部の間に薩摩に潜入しようとして失敗したと語っている。
まあ、おかげで凄みのある奴になっちょった…らしいが。
要するに、当然、薩摩の防諜活動はかなりのレベルだったはず。
どうやって、西郷と極秘行動を共にするチームに隠密が入り込めた?
薩摩の外事警察は何してたんだ、ってことてすよ。(笑)
外事4課住本班・久野(滝藤賢一)こと小松帯刀はどうした?(番組が違う)
有賀局長(石橋 凌)こと長崎奉行・朝比奈が、協力者・お元から得た情報で、隠密が動いたということだろうか。
それとも、村松官房長官(余貴美子)こと大浦慶の差し金か?
って、もう真面目に考える気がゼロ。

だって、隠密の仕事が雑すぎでしょー。
書類の探し方、派手すぎ。
ドラマ『ハゲタカ』第6話での芝野先輩を見習っていただきたい。
そして、発覚のしかたも雑すぎ。
西郷さんが扉開けたら、家探し中だもんなあ。
なんですか、あれ。ギャグなの??
そして、取り逃がした隠密は海上で、どうやって逃げたのか。
一反木綿に乗って飛び去ったのか。
(あ、一反木綿は薩摩出身らしいから違うか。)
実は未来人で、ワープでもしたのか。
いずれにせよ、西郷ドタキャン事件に絡めた隠密騒動、このまま放置せずに、ちゃんと先で回収するつもりが福田センセイにおありなのか否か、要チェックぜよ。

さて、次回は久々に、クールガイ近藤局長が登場。
彼についても、鈴木クンが色々と余計な画策をしてくれてるらしくて、嫌な予感ビシバシ。
この予感が当たらないでほしい。

2010-08-03

ランチ@WEST青山ガーデン

どんどん下書きがたまっているので、放出しなくては…sweat01


少し前、平日に仕事を休ませてもらって、六本木の国立新美術館に出かけた。
美術鑑賞のハシゴをして、間のランチタイムをミッドタウンで過ごそうか…などと、少しだけ贅沢な計画を立てていたのだが、出かける2日前になって、同行者が午後2時には乃木坂駅に向かわないといけないことになり、予定変更。
美術展は午前中に一か所だけにして、軽くお昼ごはんとお茶を楽しめるお店を探すことにした。
東京23区出身・現在田舎者の私と同行者は、あいにく、六本木とか乃木坂の飲食店“なう”には詳しくない。

そこで、あの界隈に詳しい同僚と、最近まであの界隈に住んでいた友人に、「オシャレと無縁な年寄り(←私たち)が、ゆっくりおしゃべりしながら美味しい軽食とスウィーツをいただけるお店」を推薦してくれ…と頼んだところ、双方が勧めてくれたのが、こちら。


WEST青山ガーデン
東京都港区南青山1-22-10

銀座の本店には、かつて良くお邪魔していた。
一番近いデパートでも、クッキーやリーフパイ(どれも秀逸)を良く買い求めるが、喫茶のある店舗には、最近とんと御無沙汰た。
青山ガーデンにはそれまで縁がなかったのだが、二人が口をそろえて「絶対にがっかりさせないから」と太鼓判を押すことだし、乃木坂の駅からもすぐなので、お邪魔することにした。

平日の正午少し前、熱波によろめきながら、お店の前に到着。

West1

ガーデンテラスも気持ち良さそう。
…真夏でなければ…。
West2

店内は、窓際の席がすべて埋まっていたが、他は半分程度の席が埋まっているくらいだった。
窓際から2列目の席に落ち着き、メニューを検討。
どれも美味しそうで迷ってしまう。
大好物のホットケーキがいいなあ…とも思ったのだが、結局、二人で違う種類のサンドウイッチを頼んでシェアすることにした。


トーストハムサンド  ¥1470
軽くトーストしたパンの間に、ロースハム(鎌倉ハム)が3~4枚くらいはさんであり、香ばしくて食べ応えもある。
添えてあるパセリが大きくてイキイキしているので、残らずいただいた。
外食して、サンドウイッチに添えてあるパセリに食指が動かないことが多いので、これも嬉しかった。
West5

スモークサーモンサンドウイッチ  (価格わすれました)
ミニサラダ付

プチトマトもベビーリーフも新鮮だし、ドレッシングも美味しかった。

オープンサンドになっているスモークサーモンサンドには、レモンが2切れ添えてある。
スモークサーモンは厚切りで、舌触りが良くて臭みが無い。
相性の良いチーズ、レタス、紫玉ネギとケーパーがお伴(笑)で、これまた間違いない美味さ。

West4_2

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食後にシュークリーム。
WESTのシュークリーム、懐かしくて、つい頼んでしまった。
喫茶限定のカスタードと生クリームのハーフ&ハーフにした。
下にカスタードクリームがたっぷりつまっている。
大きめで、満足感も十分。
美味しいコーヒーと共にゆっくり味わって、「ああー幸せ♪」ととろけそうな笑顔の私たち。
日頃バタバタしているので、こういう時間は貴重なのだ。

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West8

コーヒーと紅茶はおかわりできる。
フロアスタッフのチェックが行きとどいていて、コーヒーやお水が無くなってくると、そっと近付いて声をかけてくださる。
お店の方が、動作も話し方も落ち着いていらっしゃるので、ホッとできるのが嬉しい。
窓越しに外の緑を眺めたり、店内に生けてある彩り美しい花々を愛でながら、落ち着いた雰囲気の店内でゆったりとできて、素敵なひと時であった。
新美術館の帰りに、また行きたい。

2010-08-01

鷲vs龍 の死闘

妙な記事タイトルで、龍虎の間違いだろ?とか、鷲津vs劉じゃないの?とか思われたかもしれないが、小ネタなので、読み流してやってくださいまし。


いよいよ、8/2~8/7は、NHK総合で『ハゲタカ』ウィークですよ。
(詳細は ドラマ公式HPでどうぞ。)


友人知人に『ハゲタカ』を布教する良いチャンスです。

もちろん、『ハゲタカ』の魅力をご存じのあなたも、もう一度、ぜひ。
「ドラマも映画も、さんざん見たからもういいわ。…申し上げにくいが、鷲津さん、貴方はもう終わった人だ。」なんて愛が冷めたようなことをおっしゃらず、鷲津の魅力を改めて感じましょう。(強引)
そして、諸々気になる映画『ハゲタカ』SPECIAL EDITIONのカット部分を確認しましょう!
うーーん、再編集というなら、「ライオンソース裁判」シーンを入れてほしいのだけど…無理だろうな…。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

さて、話は変わるが、今年は、ブルース・リー生誕70年なのだそうだ。
先週、NHK BS2で連夜、ブルース・リーに関する番組を放送し、ブルース・リー主演映画を3夜連続で放送していた。
我が夫は、ブルース・リーが好きで(超ゆるゆるなファンという程度)、もちろん、欠かさず見ていた。

そしてHDDに録画しようとするので、容量がいっぱいになるからすぐ消して、と頼んだら、「ハゲタカを消したらいいでしょ」と反攻してきた。
ブルーレイやDVDを持っているんだから、ハードディスクに保管しておく意味がわからん、というのである。
もちろん却下。
そっちこそ、「燃えよ…」と「死亡遊戯」はDVD持ってるでしょ!

…という、他人が聞いたら、どっちも馬鹿としか思えない醜い言い合いが続き、もちろん、『ハゲタカ』に軍配が上がったのであった。

我が家では 龍<鷲 に決まっておるのだ。

そもそも、執事がお嬢様に逆らうのが間違っているのだ。(←やはり馬鹿)


話を戻そう。
BS2『熱中スタジアム』では、2回にわたって筋金入りのマニアたちがディープで熱いトークを繰り広げていた。

コスプレするとか、映画の名場面のセリフとアクションの完璧なトレースをできるとか、家でヌンチャクを振り回したり、『死亡遊戯』の黄色いトラックスーツを着て渋谷なんかに出かけるなんて、可愛いものだ。
金に糸目をつけずにお宝を収集するなんて方は、どんなジャンルにもいらしゃるし。
中学時代から、様々なジャンルのヲタを友人に持つ私は、それくらいじゃ驚かんぜよ。
さすがに、香港やタイの、観光客が行っては危険そうな土地にまでロケ地めぐりに出かけて、映画と同じアングルで映画のシーンを再現したムービーを撮ったりしている上級者もいらっしゃるのには、やや引いたが。
このような熱心なファンとかマニアのレベルを超えて、ブルース・リーが精神的支柱になっている方々、例えば、聴覚障害を乗り越えて、ジークンドーのインストラクターを目指していらっしゃる方もいらして、リーのアクションスターとしだけではなく、真に優れた武道家としての在り方に、改めて興味を持った。


「あなたが私を変えたんだ!」 (by 鷲津政彦)


とはいえ、番組全体では、リーへの敬愛が強すぎて、人生が大転換した人々のバカっぷり(褒め言葉ですよ)に、ツッコミと感嘆の声をあげっぱなしだった。

……そして、ハタと気づいてしまったのである。
世にいう「ハゲタカ廃人」と自称される濃い『ハゲタカ』ファンの方々の十年後、二十年後って、こんな感じかもしれんな……マニアの爆発力てスゴイもんなー。
あ、もうすでに、埼玉のドバイやマンダリンで結婚披露宴を開いたカップルや、台湾の山中に劉の生家を訪ねていって、鷲津と現地案内人“横わけ”のシーンを再現してムービー撮ったりした方々がいらっしゃるかもしれないけど。
『ハゲタカ』って“大きい”年頃のファンが多いから、可能性あるぞ。

……なんて、ちょっと特濃なハゲタカ廃人さんたちを揶揄するような事を書いてしまったが…。

……今まで記事に書かないようにしてたけど、時効だから(?)告白しちゃうと、私も鷲津が宿泊していたフォーシーズンズ丸の内の廊下で(階は違うけど)、無人だったのを幸いに、写真を撮るだけでなく、嫌がる同行の執事を強制的に参加させて、二人で無理やりフォーメーション組んで歩いたりしたけどさ。(一瞬だけね。)
酔っての愚挙なので、堪忍してつかあつさい。
(廊下の写真は こちら の記事にあります。)

ええと、また話がそれた。
さて、そんなブルース・リーWEEKで放送された映画『ドラゴン危機一髪』を観ていた時のことだ。
私は『燃えよドラゴン』を、弟と夫のせいで、『ハゲタカ』に次ぐ回数見ているものの、この作品は未見であった。

ブルース・リーの武道家としての哲学が盛り込まれ、かつアクション映画としての完成度が高い「燃えよ」に比べると、かなり荒削りでチープ感もあるが、リーの動きのインパクトは凄い。
その一方で、「危機一発」でリーが演じる役は、酒池肉林によろめいちゃったりする笑顔がキュートな若者で、ストイックな求道者のイメージが強いリーとしては、新鮮な役どころかも。

で、「危機一髪」のクライマックスシーンで、私はブルース・リー・マニアのに方から袋叩きにあいそうなことを口走ってしまったのだ。


リー演じる主人公が、麻薬密売をしているラスボスと死闘を繰り広げるのが映画のクライマックスだ。
下っ端どもを次々と倒し、ついにボスと対峙する主人公。
ボスは一見、ふつうのオッサンだが、実はかなりの遣い手で、二人の闘いは長く壮絶なものになる。
いよいよ戦闘開始、という時、ボスが見せた動きに私のハゲタカに毒された脳が反応してしまった。

ボスは、黒ぶちメガネを静かに外してチャイナスーツの胸ポケットに納める。

その瞬間、私は、
「逆鷲津……」とつぶやいていた。

ボスには、鷲津を思い出させる要素はゼロだ。
なのに、格闘する前にメガネを外すという、゛当然の動作をしただけで
  逆鷲津  っって…。

『ドラゴン危機一髪』のクライマックスを観て、こんな言葉を吐く人間は、おそらく日本中で私ただ一人であろう。

どんだけハゲタカ脳化しているのだろうか。
猛暑でバカが進行しているらしい。
と、いうことで、ビョーキの人間の戯言なので、ブルース・リー様のファンの皆様、許してつかあさい。
映画『ハゲタカ』も、“Don't think ! Feel !”のスピリットが注がれていますので(映画オーディオコメンタリー/大友監督コメント中で触れられている)、許してやってつかあさい。

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