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2010年9月

2010-09-29

ランチ@チャヤマクロビ新宿伊勢丹店

先週の休日、新宿三丁目駅近くに用が出来て、現地近くで早めの昼食をとることになった。
祝日のため休業している飲食店が多く、結局、伊勢丹のレストラン街のお店に行くことになった。
伊勢丹新宿店でのランチの際には、良くこちらを利用している。

チャヤマクロビ 伊勢丹新宿店
伊勢丹新宿店 本館7F

Chaya01_2




休日のデパートのレストランは、あっという間に満席になってしまうので、11時半前に入店。
すでに、半分以上のテーブルが埋まっていた。
どのテーブルも女性客がほとんど。
男性は、女性の連れのみ……。

チャヤランチ \2625 をお願いした。
前菜、メイン、ケーキ、ドリンクを、それぞれ数種類から選ぶスタイル。
主食として、玄米ご飯またはパンを選ぶ。
私がお願いしたのはこちら。

Chaya02

前菜からは、サラダ。
焼いた茄子や長ネギ、プリッしたホタテが甘かった。

Chaya03

ベシタブル・ブラウンシチュー。
根菜とこんにゃくがたっぷり入っていて、食べ応え十分。
写真は無いけれど、玄米ごはんと一緒にいただいても美味しかった。

Chaya04

ケーキは緑が綺麗なホウレンソウのロールケーキ。
ドリンクはフレッシュハーブティー。



お味も分量も、不満は無かったが、とにかくお料理が出てくるのに相当に時間がかかった。
周囲を見回すと、お料理を待っている様子の方が殆ど…。
フロアのスタッフさんは、時々、お水のお替りを注ぎに来て下さるので、サービスの手が足りないというよりは、厨房のほうが注文に追いつかないらしい。

時間に余裕のある時に、滋味を噛みしめてゆっくりいただくには宜しいかと。

 

2010-09-28

『龍馬伝』第39回「馬関の奇跡」~ヒーローには奇跡が漏れなく付いてくるらしい。

第3部ラストで脱力してしまって、もう感想書かないかも、とここで愚痴ったが、とりあえず、第4部スタート、そして大友さん担当ということで。

「間もなく、新しい経営計画が発表される。それを見てからでも遅くはない。」 by 鷲津政彦 

というわけだ。(強引な…)


さすが大友さん。
久々に、理屈抜きで面白かったです。
大友さんはシーズン初回は、いつも気合を爆裂させて演出されている感じ。
頑張りすぎて、お体は大丈夫かしら…と、例によって余計なお世話の母目線な私である。


問答無用の力技とか、これって痛快娯楽時代劇だっけ?とか、相変わらず怒鳴りっぱなしぜよ、とか、主人公が薄すぎるとか、色々と思ったり、吹き出したりするところはあった。
けれど、大友さん始め制作陣と役者さんたちの結束と熱意が生む勢いと『龍馬伝』への濃い愛情、そして鈴木CPの良かれと思ってのことだろうけどナニでアレな戦略(褒めてるのか?)が画面から溢れて来て、押し切られた感じですわ。


各シーズン初回は、いつも具沢山にイベントや見所を詰め込んでくる『龍馬伝』。
今回も満漢全席なみで、もうお腹いっぱいぜよ。
そして、第3部でこぼれた部分をこっそり(でもないか)拾いつつ、ドンパチやって、高杉さんが卑怯なくらい格好良すぎて、弥太郎が吼えまくって……いやはや、お疲れ様でした~~って、まだ第4部始まったばかりだけど。(爆)
こちらも、観終わったら疲れた…。
でも、最近の脱力感を伴う疲労感ではなく、一日テーマパークで目いっぱい楽しく遊んだ夜の疲れって感じだ。


では、ざっくり感想。

冒頭は、恒例の、大三菱の総帥となったラブリーで横柄な弥太郎が語る龍馬への愛憎史。(違う?)
それにしても、ママン美和さんが綺麗に若くなっちょる。
貧乏時代は、自分の身なりに構う余裕がなかったものね。
岩崎家が大富豪になった明治のママンは、倍賞さんのハンサムウーマンオーラが出てますよ~。
ご主人に先立たれたそうだが、この格好良さなら50歳年下のイケメン彼氏ができてるかもしれん。(笑)
父子で三菱Iに貢献したグラバーも登場。
アラン、じゃなかった、ティムさん、しっかり貫禄ついてる♪
病に蝕まれ喀血してしまった弥太郎は、感情がリミットゲージを越えてしまって(なのか?)咆哮。
社長、お体に障りまっせ……。
そして、ラストのナレーションですよ。
「坂本龍馬が、その鮮烈な生涯を終えるまで、あと一年」
以前NHKで放映していた「その時歴史が動いた」みたいでした。
…あと9回で、めまぐるしく動く1年を描かないといけないんですね。
いよいよ第4コーナー回って、鞭がびしびし入って追い込みですよーー!
『龍馬伝』の差し脚はどうなのか?!(JRAに貢いだ人にしかわからない表現…)


土佐商会の主任になってふんぞり返っている弥太郎の下に、ピエール溝渕が参上。
節目ごとに便利に利用されている溝渕さん。
ピエール滝さんの飄々とした自然体を拝見すると、安心するんだなぁ。
『あなたが主役50ボイス』で、「おまんのこだわりは何ぜよ?」という問いに、「無責任」というナイスなお答えが忘れられない。
もちろん、プロとしてクオリティの高いお仕事をされている影に、そういう精神的な余裕や糊代があるってことなんだろう。
だから、観ているほうも安心できる。
溝渕さんは、私の一服の清涼剤なのだが、長崎ではどのくらい登場してくれるだろうか。
また、龍馬に翻弄されるだろうけど…。


弥太郎の通訳となったジョン万次郎さんも、いいですね~。
史実至上主義の方々は眉をひそめているかもしれないけど、いつもニコニコ朗らかで元気いっぱいの大人物・万次郎と、上昇志向バリバリ空回り中でジタバタしている弥太郎のコンビに、溝渕さんが加わっての掛け合い、もっと見たい。



幕長戦争に参戦した亀山社中の面々が、奇兵隊と交流するシーンは、とっても良かった。
様々な身分の民が「親兄弟のために!子供達のために!」と参集した奇兵隊の皆ひとりひとりが、何とも芯の太い人に見えた。
こういう人たちのために、力を一つにし奮闘しなくては!と心を震わせる亀山社中メンバーズ。
気のせいか(?)、皆、久々にいい顔していた。
そして、勇気と心意気ある奇兵隊の面々に熱く敬愛されている高杉さん…。
戦場でも、着流し姿で三味線を爪弾き、都都逸を口ずさむ粋で豪胆な高杉さん。
そりゃ、男が惚れる男ですよ。(腐った意味じゃなくて。)
ヤローどもに熱く支持されるメッチャ格好いい高杉さんを主人公にしたスピンオフ、同じキャスト、スタッフで、脚本だけ別のヒトにして作ってくれんかなあ。

高杉に残された時間が少ないことを龍馬は知ってしまう。
しかし、高杉は、これも運命、とさらりと笑む。
ここでの台詞もいちいち格好いいの。
「派手な打ち上げ花火を打ち上げて消えていく。それが高杉晋作の生き方ですけえ。」
「百万の大軍、恐るるに足らず。恐れるべきは、我ら弱き民ひとりひとりの心なり。」
くうぅーーっ、かっけーー!!

奇兵隊を率いて小倉に乗り込む高杉さんがね……これがまた、吹き出すくらいにカッチョエエのよ。
砲弾飛び交う砂浜を、着流しに三味線抱えて歩いちゃっても無傷。

旗本退屈男か、ランボーか、極妻の岩下志麻姐さんか。(全部古い…)
そして、三味線片手の殺陣では、私しゃ一瞬、「えっっ仕込み杖ならぬ仕込み三味線?それとも弦で首を…?必殺仕事人みたい」とか誤解しちまったし、隣の夫は「座頭市かい…」と呟いていた。
時代劇スキーな夫婦なのよね。(笑)

ついには、弁舌爽やかに熊本藩軍の士気を下げて、さっそうと馬上のヒトとなって去っていく。
理屈抜きに格好良くてしびれましたわ。

今まで高杉は徹頭徹尾、全方位に気障なくらい格好良く描かれて来たので、もう何でもアリ。
格好良ければすべてOK、という受入れ体制が、こちら側にできていたので成立したんじゃないかな。
だとしたら、このシーンについては、制作サイドの勝利ってことだね。


さて、そんなわけで、小倉の闘いで長州勝利。
小倉での勝利だけで長州が勝ったみたいになっちょりますけんど。
レオニダス(ショコラティエじゃなくてスパルタ汪のほう)も認めるような奇跡的大勝利ってことらしい。
その戦績を認められて、毛利の「そうせい公」にも謁見ぜよ。

波に乗じて、このまま武力倒幕~と盛り上がる木戸さんを、龍馬と高杉が押しとどめようとする。
戦もせずに、どうやって幕府を倒すつもりか?と糺す木戸に、龍馬は幕府から帝に政権返上をさせるアイディアを推す。
それは大政奉還論と言って、兼ねてより様々な人が提唱したが、実現しなかったのだ…と木戸は言う。

ここで、私は武市半平太の名が出るのではないかと一瞬、期待したけど、出なかったよ、やっぱり…。
武市半平太について、少し調べた方ならご存じのとおり、尊王攘夷派の武市半平太も、王政復古、そして大政奉還を唱えた論客の一人だった。
その意見を建白書として天才・吉田東洋様に提出したが、絵に描いたモチと、一蹴footされてしまったのだ。
読んで字の如く…sweat02

それはともかく。
この木戸、高杉との対話と、長崎でぬりかべのよう行く手を阻む龍馬の影に、嫉妬の塊になっちゅう弥太郎と龍馬応援女子団・長崎代表のお元との会話で、龍馬の武力行使に対するスタンスを説明したり補強したりしているのだろうと思った。
わかりやすい構図ではあるが、なんというか、説得力が弱い言い訳みたいなのね。

いつもそうなのだけど、主人公に高邁な理想とか決意表明みたいなものをしゃべらせても、積み重ねがないので、脇の人たちに補強する説明をさせるんだけど、実は、この構造が醒める要素なのだ。
香川さんと蒼井さんという、巧くてニュアンスも出せる役者さんだから、お芝居には引き込まれたけど、一瞬の間をおいて、「それじゃ納得できんな。」と目が覚めるんだよね。
観る側としては、気持ちよく丸め込まれたり、騙されたりしたいわけなの。
それが、丸め込む仕組みが安っぽくてバレバレじゃ、夢が醒めちゃう。
もう少し、前もって掘り下げたり、厚みとかヒネリが欲しいんですよ。
なんか第1部から言っている気がするけど。(泣)

さて、龍馬くん。
タニショー木戸が仰る「奇跡」という言葉に、ドキッとしてイヤな汗が背中を伝った方は、私同様に、武市半平太を応援していた方に違いない。

大政奉還という奇跡。
これは、龍馬、おまんが起こしてくれた奇跡shineぜよ…。

的なことになったりしないだろうか。
高杉さんとか、中岡さんが、今際の際にそんなことを呟いたりしないだろうね。
それは、ホント、やめてつかあさい…。

さて、来週は後藤象二郎 VS 龍馬 らしいっす。
私としては、そろそろ、『慎太郎を捜せ!』とか、やって欲しいんだけど。
まさか、最終回まで出てこないってことないよね?
でなきゃ、大政奉還について悩む容堂公の夢枕に、藩祖・山内一豊として登場とか……あり得ないけど、大河的には、龍馬伝+功名が辻なんてことで、画期的かも。
あっ、すみません、忘れてくださいーー。
 

2010-09-27

アントワープ王立美術館コレクション展@東京オペラシティアートギャラリー

少し前に出かけたものの、集中できる時間が足りず、感想を書けないままでいたのだが、他のネタがたまってしまったので、記憶が消えないうちにざっくりと感想をアップしておく。




アントワープ王立美術館コレクション展
アンソールからマグリットへ
ベルギー近代美術の殿堂

東京オペラシティ アートギャラリー
7/28~10/3
http://www.operacity.jp/ag/exh120/

ベルギーの芸術に強い関心があるわけでなく、ベルギーの画家で名をすぐに上げられるのはポール・デルヴォーとルネ・マグリットくらいだ。
クノップフやアンソールは名前は知っていても、代表作を挙げられないくらいなので、知らないも同然だし。(とほほ…)
ベルギーのことも、良く知らない。
恥ずかしながら、ベルギーと言えば、ビール、チョコレート、フランダースの犬…が、まず思い浮かぶようなレベルなのだ。
そんな私が何故に、この展覧会に足を運んだかというと、一つは、このポスターが原因。

Belg01_2

マグリットの『9月16日』という作品を使っているポスター。
大きな木の前に三日月が飛び出しているように描かれている。
静謐で緊張感のある画面が、少し不気味なようで、でも、とても魅力的で、この絵だけでも観たいと思っていた。

すると、先日、夫から、行ったことのない美術館に行こうという、良く分からない(笑)提案があった。
ちょうど、こちらの会場には行ったことがなかったので、渡りに船、とばかりに出かけたのだった。


東京オペラシティのアートギャラリーというと、(自分が行くのは初めてだが)現代美術や建築関係の展覧会が多かったような記憶があり、、どういう会場なのか、という点も興味があった。
吹き抜けになっている受付やロビーはモダンで明るい感じで、オシャレな会社の受付みたい。(雑なイメージ/笑)
で、会場の設えは、ごくオーソドックスというか、シンプル。
ちょっと殺風景に感じてしまったのは、庭園美術館みたいな会場自体に個性があるところに行った記憶がまだ鮮明に残っているからだろう。


いくつか、特に印象に残っている作品をあげてみる。

Belg02

ジャン・パティスト・デ・グレーフ
「公園にいるストロープ嬢」  1884-86年



前述のように、私はベルギー美術のことを殆ど知らないので、マルグリットやデルヴォーから連想する、象徴的・幻想的な作品が多いのかと勝手に思っていた。
しかし、展示の冒頭は【アカデミズム、外光主義、印象主義】となっており、外光を反映した風景画やスーラに影響された点描技法を駆使した作品を多数、観ることが出来た。
その中の一つ。
結構、大きい作品だったせいもあるが、静かな画面なのに、しばらく目が離せなかった。
明るい陽光と緑の中に立つ愛らしい少女、まばゆいような白い衣装、そしてなにより、こちらに向けられた強い視線のせいだろう。
それにしても、この白いドレス、すご~く可愛い。
自分が幼い頃には、母の趣味で渋い(笑)服装ばかりさせられていたので、フリルとかリボンとかパステルカラーとかと無縁の子供~青春時代だったので、今頃になって、こういう服装に少しだけ憧れてしまうのだ。
決して、こういう服装が好みではないのだが、フリルやリボンが似合う年頃に着ておきたかったとは思うのである。
あっ、絵の感想からズレましたね(笑)



Belg03

ヴァレリウス・デ・サデレール
「フランドルの雪景色」 1928年


画題から、フランドルを代表する画家、ピーテル・ブリューゲルを思い出した。
そこで、帰宅してから、ブリューゲルの『雪中の狩人』や『雪景色』と見比べてみた。
この作品は、見下ろしている視点のブリューゲルの雪景色の作品と比べて、視点がぐっと低い位置にあって空が画面の半分以上占めており、重たげな空や森と白い雪面が引き立てあっているのが特徴だろうか。
そして、ブリューゲル作品との大きな違いは、無人だという点。
村人達の生活の営みを精密に生き生きと描いているブリューゲル作品に感じるような、風に乗って賑やかな声や様々な音が聞こえるような雰囲気は無い。
静かだ。
寒さを感じてしまうくらい、静かだ。
これもまた、フランドルの冬の一場面なのだ。




最後の【「シュルレアリズム】の展示で、お目当てのマグリットをじっくりと堪能して、もう一人のお目当てのデルヴォー。

実は、マグリットのポスターに惹かれただけでなく、ポール・デルヴォーに、ちょっと思い出があって、この展覧会に興味を持ったのだ。
ずいぶんと昔のことだが、人に誘われて出かけた美術展にデルヴォー作品が多数出展されていた。
当時の私は、ポール・デルヴォーのことなど何も知らず、彼の美しいけれど静かに不安を焚きつけるような世界をすぐには好きになれなかったけれど、不思議と強く惹きつけられた。
それから、デルヴォーの作品を見る機会が無いまま時間が過ぎた。

私の記憶違いでなければ、たぶん、あの時以来のデルヴォーとの再会。
デルヴォーの作品数こそ少なかったが、やっぱり、色々と若い頃のことを思い出して感慨深い。

そして、デルヴォーにも、こういう作品があったのかと驚き、なんだか得した気分になった一枚。

Belg04

ポール・デルヴォー
「ウェステンデの海」 製作年不詳   


紙に水彩で描かれている。
なんと優しく柔らかで、清澄な世界だろう。
これと、デルヴォー独特の人形のような美女たちの「バラ色の蝶結び」を一緒に観られただけでも、行った価値があったかも。


出展作品計70点のうち63点が日本初公開ということもあり、何の予備知識もなく観に行った私にとっては、新たな発見や出会いがあって、楽しくて勉強になった展覧会だった。
混雑のストレスもなく、余裕をもって鑑賞できたのも幸いであった。

でも、やはり現代アートのほうが合う会場のような気もしたので、そのような展覧会の時に、またお邪魔してみたい。



鑑賞後のランチ中に、夫が「デルヴォー、初めて二人で会った時以来だよね。」と言っていた。
どうやら、私の記憶違いでもなかったらしい。



 

2010-09-25

増上寺の朝

ネットから離れて、ちょっこし遊んでました。
といっても、都内で美術展に出かけたり、美味しいものをいただいたり、ボンヤリしていただけ。
勤労主婦としては、上げ膳据え膳が一番の贅沢bleah

その間の某日早朝、朝食前に長めの散歩に出た。
が、なんと、途中でカメラのバッテリー切れ。

唯一、撮影できたのが、増上寺の境内。
7時前くらいだっので、人通りも少なく、静かで空気が澄んでいた。

スカイツリーがもてはやされているが、やっぱり東京タワーは絵になる。

Tower02_4

猫も早朝散歩中?

Tower01

2010-09-22

『龍馬伝』第38回「霧島の誓い」~霧島やああ霧島や霧島や

「パトラッシュ、疲れたろ? 僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ…」 (by ネロ/フランダースの犬)

『龍馬伝』第38回を見終わっての私の心境は、ネロ少年と同じであった。
いや、愛らしい天使たちが私を迎えには来なかったけれども。

ちょっこし前に、右サイドバーに『坂の上の雲 第2部』カウントダウンブログパーツなんぞ貼ってしまった。
阿部ちゃんへの愛の証(おいおい…)でもあり、『龍馬伝』の次に始まる壮大で硬派な大型ドラマ『坂の上の雲』への期待をこめて、という気持ちからでもあり。

そうなのよ。
私の中で『龍馬伝』への期待は、今回で更に萎んでしまって、心は阿部ちゃん…いや、好古さまを向いているのよ。
とりあえず、最後をどうするか、という点にのみ興味が残りそうだけど。
今後は阿部ちゃんと堺さんの作品で、この空虚な心を埋めるしかない。(泣)


事前に番組HPで、大友チーフDが今回の見所として、霧島の美しい映像を渡辺Dか頑張って撮ってきましたよ!霧はスモークでなくて本物ですよ! 的な猛烈アピールしていらっしゃるのを拝見して、イヤーな予感はしていたのだ。

まさか、霧島の絶景だけが見所ってことないよな……。


という予感が当たってしまった気がするんですけど…。




いよいよ第3部終了。
次回からは、ついに最終章!…だそうなのだ。
今年はじめ頃に、「ぜよ」とか「ちっくと」とか言ってキャッキャしていたのが懐かしい……(涙目)
なんというか、今回観終わっての感想は、「これは『龍馬伝』あらびきver.なのか?」という思いだった。
とにかく、全部が粗い。
粗くても、気持ちよい勢いの良さがあれば乗れることもあるのだが、それも無い。
っていうか、スケジュール的にそういう時期じゃないしね。
どうしちゃったのだろうか、このところの粗びきっぷりは。
時間が足りないのは分るが 、この期に及んで、「はあ?」「もしかして私がボケてるから伏線を見逃してましたか?」と声を上げてしまいそうなビックリ展開や唐突エピソード゛か満載ですよ。


心優しい視聴者ならば、諸々のすっ飛ばしや端折り過ぎやちゃぶ台返しな展開は、第4部で見事に回収される伏線だと思って期待してあげていると思うのだが、私のように老い先短くて気も短い人間には、そう解釈する余裕も無く、主人公の変節というか破綻ぶりには、目を剥くしかない。

んっ?
もしかして、『龍馬伝』では、これを覚醒とかいうんでしょうかね。
死の淵から生還して、神域・高千穂峰で神が突き刺したという天逆鉾を引き抜いて、何かが下りてきちゃったのか、龍馬くん。


まさか、第4部冒頭で、弥太郎が

「龍馬は、スピリチュアルな男になっちょった…。」

とか重々しく語ったり……しないよね…(爆)



とりあえず、龍馬くんのハナシは最後においといて。

皆様も驚いたと思うのが、池とお元のエピソードだ。
えっと……いつのまに、そういう気持ちになっていたのでしょうか、池くん。
で、お気持ちをありがたく受け容れた(?)お元さんは、龍馬のことを忘れようとしていたのかもしれないけど、そもそも龍馬への思慕という描写が足りなかったので、そこも感情移入できないし。
隠れキリシタンの設定といい、恋愛イベントといい、とにかく中途半端で何をしたいのか不明。
お元という登場人物を創った意味が、イマイチわからない。
蒼井さんの演技力が勿体ないなあ。


そんなふうに「へっ?」と目を白黒させているうちに、池くんはあっけなくお亡くなりになってしまった。
お元とのエピを入れるのがイカンというのじゃないですよ。
登場人物を浮き彫りにするのに必要なのだとしたら、ね。
だったら、それなりに二人の心がふと覗ける瞬間だけでも描写しておいてくれたら、求婚に唐突な感じも違和感も、なかったと思う。
なんであんなに強引にあのシーンを入れたのかな。
まさか、思いつきで押し込んだ?


さて、龍馬さんですけど。
なんか、この人の思考回路が破綻しちまったのかと不安になりました。
登山までは、まあ予想どおり。
案内役の幸蔵くんが健気で可愛いし、さすがに景色が美しいし。
そこまでは宜しうございました。
で、龍馬が天坂鉾を引っこ抜き、何かのマジナイみたいな決意表明を怒鳴る「高千穂峰の山頂でオレ様の日本人愛を叫ぶ」シーン。
あれって

 impactファイトォー!いっぱぁぁーつ!

みたいだと思っちゃったよ。
いやはや、我ながらどんだけ冷めてるのかと哀しくなった。

龍馬が悶々と療養して3カ月を過ごしている間に国内情勢はどんどん悪化し、ついに幕府の長州討伐が開始。
薩長が、江戸で決戦することも辞さない決意を聞いて、慌てふためく龍馬。
裏に英仏の思惑が蠢いていることを知らなかった(のだろう)にしても、自分が思い描いていたシナリオと大きく違っていたということに驚愕して、「それはいかんぜよ!」と騒いで、西郷とんの不興を買う。
西郷どんに「(納得できないなら)舞台から降りろ」と、もっともなことを言われて、ガアァァァーン!downと大ショック。


そのせいで、(としか見えない)、長崎に戻るや否や、お得意の「オレ様の日本人愛」論で、亀山社中の皆に長州に与しての参戦を説き伏せようとする。
だけど、そもそも、「わしら皆、日本人」「ケンカせずに異国から日本を護る、そのために亀山社中を立ち上げる」という龍馬の意見に賛同して集まっている人たちなんだから、そんな簡単に納得するのかね。
と思ってたら、なんだか皆、丸めこまれちゃった?


ケンカせずに日本を護る、という龍馬の理想が、変化していったって、別に悪いとはいわない。
だけど、ああいう乱暴な展開や、「戦は始まっているから参戦」みたいな強引で理解しにくい台詞だけだったら、西郷さんに一言キツイことをぶつけられたから、突如、龍馬が武力倒幕に傾いたようにしか見えない。


それに、方法論や立ち位置は違っても、薩長も幕府も、倒幕派も佐幕派も……そして武市さんたちも、新撰組も、皆、日本を護るため、日本のために、と命を賭す覚悟で自分たちの正義と志を貫いていたんですよ。
それを無視して、龍馬だけが真・善・美の原則をここで、また適用するんだ、この脚本は。

なんかね、もう……どうでも良くなってきちゃったわ。
あー、またまた迷走気味の感想になってしまったが、直す気力もないので、こんなグダグダのままでアップしときます。
え?いつもグダグダ?(笑)

第4部のお楽しみとしては、ミッチーがブラック大久保となるのかどうか。
それから、アキラ・ナカオ演じる茂田頭取(違)が料亭の座敷で、紀州名産の高級梅干をしゃぶった後、
「紀州藩は賠償金として八万三千両を用意した。口出し料込みの大盤振る舞いや。」
とセクシーヴォイスでおっしゃるうかどうか、ですな。
(恐らく、映画『ハゲタカ』ファンのほとんどが、中尾さんご出演とその配役の発表を見たとたんに、妄想したであろう。)

2010-09-21

ランチ@八かく庵(東京オペラシティ店)

先日、東京オペラシティのアートギャラリーで美術展を見終わったら、昼過ぎになってしまった。
あいにく、周辺のランチ事情に詳しくないので、無難なところでオペラシティビルの展望レストランに行ってみることにした。
で、さくっとこちらに決定。


八かく庵 東京オペラシティ店

東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル53F

Hakkaku01

材料として、京都の人気店、藤野の豆富や豆乳、半兵衛麩の生麩などを取り寄せているとのこと。

ランチメニューから『華やぎ御膳』 1880円  をお願いした。


最初に、店内で藤野の豆乳から作ったというおぼろ豆腐が、塩と梅ゴマ、出汁とともに出る。
こちらはおかわり自由なのだが、量がたっぷりで、さすがに無理…。

Hakkaku001_3

品数はこんなにたくさん。

Hakkaku02

・ 特選豆乳
・ 自家製生湯葉と鮮魚のお刺身
・ 蓋物…ひろうす
・ 焼物…鰆の柚庵焼き
・ 旬菜の天麩羅
・ 豆富茶碗蒸し
・ 御飯 五穀米
・ 味噌汁
・ 香の物 
・ 甘味 
・ 珈琲 京都丹波黒豆入珈琲

となっている。
いずれも、きちんと丁寧に作ってある。
甘味(豆乳チーズケーキ)は、270円追加して、半兵衛麩の生麩を使ったあんみつに変更できる。
こちらが、あんみつ。(とアイスコーヒー)

Hakkaku03

あんみつは、生麩、くずきり、つぶあん、バニラアイスに黒蜜をかけていただく。
一番上に載っているのは、八ツ橋(焼いてあるタイプ)。
モチモチ食感フェチの私には嬉しかった。(笑)

よく晴れていたので、窓からはこんな眺めが見えた。
日差しが強すぎるため窓に簾が掛かっていたので、下からのぞいていたら、フロアスタッフさんが気づいて、他のテーブルに影響無い程度に簾を上げて下さったのだ。
お兄さん、ありがとう♪

Hakkaku04_2

食べ放題のおぼろ豆腐でお腹いっぱいになりそうなくらいで、御膳のお料理を食べ終えたタイミングでも、「お代わり如何ですか?」と聞いてくださる。
お料理の説明は若干マニュアル的だが、お料理にもサービスにも、こういうビルにある飲食店にありがちな雑な感じがなくて、ゆっくり美味しくお豆腐とお昼御飯をいただけた。

2010-09-19

東京オペラシティの休日

ふと思い立って、行ったことのない場所に出かけてみようということになった。
そこで、新宿にある東京オペラシティのアートギャラリーに初めて出かけてみた。
美術展の感想は、後日、アップするかも。(弱気)

京王新線の初台駅から直結している地下通路から出ると、円形劇場を思わせるサンクンガーデン。

空を見上げる巨人。

Opera01

ジョナサン・ボロフスキー作、Singing Manというタイトルのモニュメント。
吹き抜けの回廊から見下ろすとこんな感じ。

Opeara02_2

この広場でフラフラしていたら、こんなシーンを目撃。

「おっ、いいもん発見!」

Suzume01

Suzume02_2

「お昼御飯、ゲットだぜgood

ちょっと心和む休日の昼下がりでした。

2010-09-17

愛しい貴方を何と呼ぼうか

今週は、毎晩毎晩、睡眠時間3時間で、さすかに肌が荒れてきた…。
思えば、去年の今頃も鷲津中毒が酷くて、こんな感じだった。
それなりに鷲津中毒症状が治まっている今、どうして、こんなに夜更かししているかというと、堺雅人祭絶賛開催中だからなのだ。(笑)

9月14日の夜は、堺雅人さん主演ドラマ『ジョーカー~許されざる捜査官』の最終回を観た。
刑事ドラマとしては穴もあるし、ツッコミポイントも多々あったが、毛色の変わったダーク・ファンタジーだと勝手な解釈をして、割り切って観られたドラマだった。
なんと言っても、深い闇を抱えながら正義とは何かを自らに問い続けて、正義の名の下に違法行為にを行うような、マイルドな外見ハードな内面の複雑極まりない面倒くさい男・伊達警部に毎週会えるというのが高ポイントだ。
次週は特別編が放映されるとのことで、また伊達さんに会えると思うと嬉しくて口元が緩む。
伊達さんのことは愛しいが、前述のように色々と言いたくなる(基本的には愛あるツッコミですよ)ドラマなので、感想を書く可能性は低いけど…。(弱気)

そして、9月10日に発売された堺さんの二冊目の本(歌人・伊藤一彦さんとの共著) 『ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学が、アマゾンから私の手元に届いたのが、13日。(なかなか受け取れなかった)
帰宅後は時間がとれないうえに、夫がいると、しょっちゅう話しかけてきて本も読めないので(←ヒドイ妻だ)、彼が床に就いてから、リビングでひとりになって読んでいると、あっという間に時間が過ぎてしまう。
目が悪くて字を読むのに時間がかかるし、すぐに頭痛がしてしまうから、一度にたくさん読めないのが悲しい。
なので、まだ半分くらいしか読めていない。sweat02
半分しか読んでいなくても、私のような短歌などわからんヒトでも、若山牧水の人となりを知り、彼の歌の背景と意味を知り、そして不思議な魅力に満ちた俳優・堺雅人の更なる魅力を発見して心を掴まれることができる良書であるということは確信できる。
読了したら、いずれ感想を書けたらいいな。(弱気…)


チマチマと読書するほかにも、『ぼく、牧水!』のプロモーション関連での堺さんの活字メディア露出等をネットでチェックしたり、すでに関連記事やインタビュー目当てで入手した雑誌類をめくっていると、あらあら、もう丑三つ時を過ぎてますよ!
いかん、いかん、いかん、いかーん! 
……て感じで、4日連続で3時間睡眠。
寿命が縮まるぞ、おい。


さて、話は戻るが、『ジョーカー』最終回放映日付で、このドラマの番組公式ブログに堺さんが登場して、伊達さん夜ver.の扮装でニッコリしていらっしゃる写真まで載っちゃったものだから、ファンの女子たちがこメント欄で絶叫の嵐だ。
(http://blog.fujitv.co.jp/JOKER/index.html)

もちろん、私も別名義で大絶叫しましたともheart04

で、公式ブログのコメント欄のみでは飽き足らず、情報収集のために、いつも(こっそり)拝見している堺さん関連サイト&ブログ以外にも、検索でヒットしたファンブログ等をちらちらと見てみたのだ。
そうしたら、ふと気づいたんですね。
それは、堺さんの呼び方が色々あるということ。
いや、当たり前のことなのだが…。
私が時々のぞいているファンサイトやブログでは皆様「堺さん」と呼んでいらっしゃる。
敬愛する役者さんとして、“さん”なのだと思うし、何よりも、堺さんの纏っている空気が「さん」と呼ばせるような気がする。(わかりづらい)


ところが、『ジョーカー』公式ブログのコメントや、初めて拝見したファンブログでの堺さんの呼び方に、ちょっと新鮮な驚きを感じたのだ。


「雅人さん」には驚かないが。
「雅人様」と崇めていらっしゃる方々も多数おられて、ちょっこしビックリ。
いえ、別に様shineがどうのこうの、というハナシではなく。
自分は堺さんのことは、「堺さん」としか呼ばんなぁ…と、今頃気づいたわけですよ。
「堺ちゃん」も、「堺くん」も、「雅人くん」も、無し。
たまに、堺さんlove仲間と話している時に、「うちのサカイ」とか田●エージェンシーの人間か?な呼び方をしたりしますけんど。(笑)
もちろん、「雅人さん」とか「雅人様」は、恥ずかしくてムリ。
別に会うこともないんだから、照れる必要ないのにね。(笑)


一方、もう一人のお気に入り俳優、阿部寛さんは、当然のように「阿部ちゃん」ですわね。
別に阿部寛さんと親しいわけでなくても(爆)、多くの方が「あべちゃん」と親しみをこめて呼んでいるに違いない。
いつも泰然自若としている器の大きい阿部さんだったら、知らないヒトから「あべちゃん」と呼ばれてもムッとしたりしないはずだ。(決め付け)


さて、実在しない、いわゆるキャラクターとして好きな人のことはどうだろうか。

例えば、前述の『ジョーカー』で堺さんが演じている伊達警部のことは「伊達さん」だ。
上司でもないのに「伊達」とは呼べないし、元カノの冴子さんみたいに「カズ」じゃ馴れ馴れしいし、やっぱり恥ずかしい。(意味不明…)


一方、現在わたしが最も愛する男(夫は別格)、鷲津政彦はどうかといえば、「鷲津」と呼び捨てだ。
無礼きわまりないが、他の呼び方は考えられん。
鷲津が弱りきっている時:限定で、「鷲津さん」になることもあるが、たいてい、「鷲津」だ。
ベテラン『ハゲタカ』廃人様たちのところで見かける頻度が高い「わっしー」という愛称は、映画『ハゲタカ』の渋い鷲津に先に出会った私にとっては、あり得ない呼び方だし…。
原作小説に出てくる、「マサヒコ」とか「ゴールデンイーグル様」とかも、ちょっとキツイ……。
恐らく、鷲津が50歳になっても、70歳になっても、呼び捨てだろう。
(自分はそれまで生きているか疑問だが…)


理由はわからないが、これまた、鷲津の纏う空気が私に「鷲津」と呼ばせるとしか、言いようがない。
あるいは、芝野センパイに影響されているのかも。(笑)

愛とは不条理なものなり。

     

2010-09-14

『龍馬伝』第37回「龍馬の妻」~龍馬の妻と愛人志望1号♀と愛人志望2号♂

そろそろ、番組改編期が近づいて来ている。
毎日楽しみにして安心して観られる『ゲゲゲの女房』も、いよいよ終盤だし、ツッコミどころ満載ながらもゲストも含めて渋いキャストと贔屓の堺雅人さん目当てで観ている『ジョーカー』は、ラス2に来て目を剥くような展開で収拾つくのか?と不安いっぱいで、「やはりお台場電波城を信用しちゃならねえってことですかい、旦那…(←誰?)」とハラハラしているしで、心穏やかならぬ今日この頃だ。

一方、『龍馬伝』第3部も間もなく終了。
だが、別に心が大きく動くこともなく、淡々と粛々と観ている私…。
やっぱり長丁場の大河ドラマに視聴者を惹きつけ続けるって大変なことなのだなぁ…と今更ながら思っているわけだ。
映像美と音楽、役者さんたちの熱演・好演、スタッフさんたちの意識と技術の高さには、毎回、目を見張るのものの、どうも制作陣と観ている自分の観たいものの方向が完全にズレているのである。
しかし、ここまで来たら、最終回をどうするかという点に、大友さんの気概と美学を観たいという興味だけで継続している状況だ。
だから、脱藩はしないつもりだが、毎回、文句タラタラになっているので、感想は第4部からは飛び飛びになるかもしれない。

さて、前置きが長くなったが、温度低めながらも今回の感想を。
前回の寺田屋騒動で出血多量の瀕死状態で薩摩藩邸に龍馬が運び込まれたところから弥太郎ナレーション付で描かれるのだが。
ここで、ほぼ全員の視聴者が突っ込んだであろう事態勃発。

捕方が2名射殺された史実を、冒頭に入れて来たぜよ!

前回の大立ち回りでは、龍馬は威嚇射撃していたようにしか見えなかったし、流れ弾の被害者が出た様子も無かったので、やはり『龍馬伝』の坂本龍馬は真っ白を貫くのか、それも良かろう…なんて思ったのであるが。
あれ~、被弾した捕方の遺体が戸板に乗ってるじゃん。
……まさか、謎のスナイパー「でえく東郷 (山科けいすけ著/サカモト)」の仕業か?
我が家でも、私と家族の計二名、同時に画面に向かって「いつ人を撃ったんかい!」と人差し指をテレビに突きつけていた。
突っ込まれるの前提で、36回~37回をブリッジにして、「これでどうだ」という外し方を、脚本/演出チームの総意でしたのかもしれないな。
うーん、なんか騙された感じだ。
池田屋の時も、似た感じの処理をしていたけれど、あれは「やりおったな。」とニヤッとさせられた感じだった。
あの時の、最初に描かないでおいて、後から時間を巻き戻して見せるっていうのとは、今回のは、やっぱり違うよね。
なんか、今回のやり方は後だしジャンケンぽくて、イマイチ乗れなかった。
龍馬は知らなかったけど、実は寺田屋で二人殺してたよ♪という事にしたいのかね。
なんかモヤモヤする。
だって、それじゃ命の尊さ云々言っても、観てる側が「あんた何言ってんの」と反感を持ってしまうでしょ。
龍馬は一生、自分が人を射殺したことを知らずにいるのか、否か。
残り時間の少なさや、今までの事件の扱いを振り返ると、なんとなく、寺田屋?なんでしたっけ?という感じになりそうな気もするが。


つい、ツッコミから入ってしまったが、良かった点も挙げてフォローしておくと(笑)、今回も真木お龍がナイス。
前回は動のお龍さんだったが、今回は静のお龍さん。
目の表情、目で語るところが実に良かったと思う。
必死で龍馬を看病する時、回復していく龍馬に付き添う時、龍馬が命懸けで大きなことを成し遂げようとしている人物と実感して身を引こうとする時、龍馬に求婚された時。
甘い恋情だけではない、厳しい覚悟と、この男とは長くいられないと感じている憂いを含んだ眼差しに見えて、とても素敵だった。
長崎では、亀山社中の皆に気後れしたり、お元と火花バチバチの後で龍馬が声を掛けると表情がパァーッと明るくなり花開いたようになるのが、美しい。(オヤジな私。)
ランチ仲間のM嬢は「お元に身請けして」と言われたら断れない、と言っているが(笑)、私はお龍さん派だ。
…って何のカミングアウトだ。


では、他に印象に残ったこと、突っ込みたかったことを幾つか。

三吉さんがいつのまにか消えていた。
龍馬の生涯の友なのにcrying


龍馬が薩長の盟約書に、傷ついた体で、必死に片手で裏書している場面は、感動的なんだとは思うんだけど…。
すみません、『ゲゲゲの女房』で、村井さん(水木しげる)の不遇時代の鬼気迫る原稿執筆シーンが目に焼きついている自分にとっては、なんだか後発(って時代設定は幕末だけど)の福山龍馬が可哀想に思えてしまった。(余計なお世話)
やはり繰り返し観ているし、向井さんが村井さんに成り切って出す空気が凄いもので…比べるものではないと分っているけど、やっぱり福山龍馬が分が悪いな。
これは本当に、運が悪いとしか…。
もちろん、福山龍馬の渾身の熱演も、介添えするお龍も良かったし、あそこで龍馬の命懸けの決意と、それを支えるお龍、という構図がはっきり見えるわけで、素敵なシーンだとは思ったが。
その前に、お龍が龍馬をつきっきりで看病するうちに、二人の距離が縮まっていく様子が静かに描かれていたので、二人が互いを伴侶とすることを決める場面では、素直に「良かったね。」と思えた。


グラバー邸で雀卓を囲む龍馬、グラバー、小曽根、お慶。
濃い面子……。
皆、目が笑ってないよーー怖いーー。
ここで、龍馬は高杉と再会し、共に未来を語る。
二人の表情は明るいけれど…高杉さん、この後、喀血…(涙)


宴席での陸奥クンの暴言。
あそこで、「やっぱり…」と思ったのは私だけじゃないはず。
初登場時にイジワルなイケメンだった陸奥くんは、いつのまにか龍馬に褒められたい子犬化しちゃって、大宰府で謹慎している五卿を丸め込んで懐柔して三条様のお手紙をゲットしたときなんか「ワイを連れてきて大当たりや!}とエッヘンしちゃって、可愛いような可笑しいいような。
見事なツンデレぶり。
後の“カミソリ大臣”の片鱗も無いよ。(笑)
ワイの龍馬をたぶらかした京都の悪い女めー!とか思っているのか?…なーんて邪推しちゃった。。
腐女子を取りり込もうとするCPの策略が見え隠れする…というのは、深読みしすぎだろうな。(苦笑)
まあ、そうでなくても、亀山社中メンバーそれぞれのキャラ分けや立ち位置が不明なので、どうして陸奥クンが突然に龍馬の妻に嫉妬メラメラ発言をかましたのかが、意味不明に感じてしまった。
「ワイの龍馬」とまで行かずとも、陸奥が龍馬に傾倒していたのは事実ではある。
それゆえ、新選組まで巻き添えにした天満屋事件を龍馬の死後に起している。
思いこみが激しい男だsweat02



お龍とお元の冷戦は、馴染み客の奥さんへの嫉妬とか、「ウチのほうがいい女」みたいな女のプライドが絡むバトルという感じでありがちだけど、不自然ではなかった。
その後が不可解。
二人きりになった途端、「身請けして」って。
はあ?いつの間に、そういう関係になってたんですか?
お元の片思いだとしても、そんな描写あったですか?
セクスィー部長みたいに、龍馬に接近した女が皆、足元にバタバタ倒れるんかい。
なんだか無理やりに惚れていることにしなくても、お元が龍馬の活動に希望を見出して、自分なりに後押しする支持者の一人ってことだって充分だと思うし、四大ヒロインとやらにも深みが出ると思うけどなあ。
しかし、この場面も怖いよーー。
一歩間違えば修羅場ですよ。
だいたい、結婚の祝宴に贔屓の芸子を呼ぶという、亀山社中ノンキボーイズのデリカシーの無さったら。
龍馬は相変わらずの鈍感KY男だしさ。



最後に弥太郎と後藤ドS二郎。
相変わらずのパワハラ役員な後藤だ。
登場するたびに書いているが、後藤は異常&過剰がデフォルトになっているけど、今後の展開的に大丈夫なのか。
それに、やたらと弥太郎にスキンシップをしたがるのが怖い…。
普通に接するとこができんのか。
現代の上司と部下なら、同性同士でも完全にセクハラじゃないのか、あの触りっぷり。
ここで、京都で龍馬に感化された弥太郎が、「自分も藩のため国のため働きたい!と叫び、後の弥太郎の芽が見えそうになるんだけど。
この龍馬からの影響され方が、なんとも短絡的な気がしてしまう。
いや、香川さんの演技は安定して上手いのだが、ちょっと京都で新選組にしばかれたり、龍馬にピストルをちらつかせて雄藩の志士との親密ぶりを自慢されたり(違)しながら薩長同盟の仲立ちのような大仕事していると聞かされて、岩崎弥太郎・最終型に進化だぜ!みたいなすっ飛ばし方が…うーーん。
まあ、第4部での活躍に期待しましょう。


次回は『龍馬伝』ワンゲル部の活動報告予定です。(嘘)

2010-09-13

「おとなさまランチ」@ロイヤルホスト

休日の午前中、隣町に買い物に行った帰り、そのまま帰宅して昼食を作るのも面倒だなぁ~という空気を出していたら、同道していた我が執事(夫)が、「このあたりでお昼食べて行こうか。」と誘ってくれたので、喜んで同意。
美味しくて小じんまりしたイタリアンのお店が幾つかある町なのだが、11時を少し回った頃だったので、まだ開店していないし……。
そこで、駅前にあるロイヤルホストに入店。
驚いたことに、もう8割がた席が埋まっている。
滅多に来ないけれど、週末ランチタイムのファミレスって、こんな感じなのだろうなあ。


メニューをめくっていたら、オムライスの写真に目が釘付けに。
最近、オムライスのことを考えていたわけではなく(笑)、ただ、写真を見たとたんに、「あっ、今日はオムライスしかない!」という心になってしまったのである。

ハッシュドビーフソースのオムライス、トリュフクリームソースのオムライスも美味しそうだったが、私が選んだのは、これ。

Otona_2

「おとなさまランチ」  1330円(税別)

これは完全に、ネーミングとヴィジュアルの勝利crownだと思う。
大人になっても、恥ずかしい思いをしないで旗が立っているオムライスを頼めるなんて、ちょっと嬉しいじゃないですか。
ケチャップライスをうす焼き卵で巻いた懐かしい感じのオムライスと、ふっくらジューシーなハンバーグににデミグラズソースがかかっている。
両方ともレギュラーサイズなので、結構な分量だしカロリーも恐ろしいことになっている。 (1337kcalですよbomb キャーッ!)
だけど旗の立っているオムライスの誘惑に勝てなかったのよ…。

ロイヤルホストは、激安を売り物にしているファミレスとは違って、プロの料理人が店内で調理しているから、出来栄えもお味も、ちゃんとしている。
ただし、食べた後のお皿に大量の油が光っているのを見て、「夕食と明日一日の食事は控えめにしなくちゃsweat01」と思った私であった。


ロイヤルホスト HP ⇒ http://www.royalhost.jp/index.php

2010-09-09

探し物は何ですか?

少し前、畏敬する某特濃ハゲタカ廃人様のブログで、ユニークな検索ワードについての記事を拝読した。
かなりパンチの効いた検索ワードの数々に、爆笑したり首を傾げたり、大いに楽しませていただいた。
そこで、弊ブログではどうだろうかと気になり、久々にアクセス解析を見てみたら、それなりに「?」とか「!」な検索ワードがあった。
件の某大物特濃(←長くなってる…)ハゲタカ廃人様から、拙宅にて類似テーマを取り上げてもよろしいという、寛大なお赦しを頂戴したので、お言葉に甘えて、今回の記事にしてみた。
t様、ありがとうございます。(合掌)


拙宅は、僻地で細々とやっているブログなので、アクセス解析を確認する頻度は月に一回あるかないかで、検索ワード上位をチラチラ見るだけ。
諸々のリスクも考慮して、今以上にアクセス数をアップさせることも望んでいないので、検索ワードを見るといっても、どういう事を求めて皆さんが検索して当方に立ち寄られたのか、興味本位で軽く流して見ているだけで、ブログ運営に役立てるなんてこともせず、実にゆるい態度なのだ。(汗)
リニューアル前の記事は全部webから降ろしたので、記事数も少ないし、雑食系ブログとはいえ興味や行動の範囲が狭い引きこもり管理人なので、記事の分野も狭い。
よって、検索でヒットして当方に辿りつく方々の使われたワード/フレーズも、驚愕するようなレベルのものは無かった。
しかし、中には「いったい何が探したかったのか?」とか「何故、このワードを?」とか摩訶不思議なものもあったので、特に印象的なものをご紹介してみよう。


過去4ヶ月間に、GoogleやYahoo!などの検索エンジンサイトや、ブログサーチサービスから当方に漂着された方々が使用されたワード/フレーズのリストからピックアップしたものです。
なお、自主規制として一部に伏せ字(×や●)を使用しています。




【ごもっとも編】

「龍馬伝  近藤勇  あんなに弱いか」
  ⇒ 天然理心流宗家ですもんね。さあ、声に出して叫びましょう。
   多摩をバカにするなー! 

「ハゲタカ  劉一華  美しすぎる」
 ⇒ 美しすぎるがゆえに不憫度も高い。

「滝藤賢一  いいね」
 ⇒ 今年は大活躍ですね。でも「龍馬伝』では勿体無い…(泣)

「龍馬伝  龍馬  池田屋事件  角を曲がったら亀」
 ⇒ 亀って亀弥太のことでしょうね。
   『龍馬伝』の洛中はコンパクトですから、名前を叫んで
   走っていると探している相手に遭遇できるのです。

「龍馬伝  体に悪い」
 ⇒ 武市半平太に心を寄せて観ていた人には……sweat02
    おかけで私は今年、10歳は老けました。

「どーいてじゃー  どーいたらええがじゃー」
 ⇒ わしにもわからんぜよーー。

「武市  龍馬伝  最後の台詞  立派」
 ⇒ 本当にご立派でした。大森半平太、素晴らしかったですね。



【左様でございますか編】

「スイッチが入ったように目が覚める。」
 ⇒ 私もスイッチonしていただきたい。

「ちょっこし買い物に行ってくる。」
 ⇒ まだまだお暑うございます。気をつけて行ってらっしゃいませ。

「丸の内  フォーシーズンズ  朝食おいしかったです。」
 ⇒ 実はパンケーキとフレンチトースト両方食べたかったです。

「こんな花見は嫌だ」
 ⇒ どんな花見のことが知りたかったのでしょうか。
   ハッ、拙宅がヒットしたということは、私の花見が
   イヤということですろうか。地味な花見で申し訳ございませぬ。

「堺さんと結婚したい。」
  ⇒ 堺正章さんとですね。



私も知りたい編】

「ジョーカー  どこ  犯罪者の行くところ」
「ハゲタカ 劉  なぜ殺された」
「ティム・ウェラードはなぜ日本語が流暢なのか」
「今夜のおかず  どうしたらいい」



【…惜しい!?…編】

「誰かが言った  人生には三度の悲劇がある」
 ⇒ 色々と惜しい感じ。
    でも、三度なら少ないほうかもしれないですよ。

「ジョーカー  嫌われた捜査官」
 ⇒ 誰が誰に嫌われたのだろうか。

「ハゲタカ3」 「ハゲタカⅢ」
 ⇒ なにっっ、「ハゲタカ2」の前に、第3弾のうわさが!?
      (恐らく、原作小説シリーズ第3作『レッドゾーン』を
   探しておられたものと思われます。)

 

【アンタッチャブル案件編】 

「●う警官  意味わからない」
 ⇒ もう一度ご覧になるか、記憶から抹消するか、二者択一です。

「××××ははげ」
「××××  将来●げる」

 ⇒ 伏せ字部分には某俳優さんのお名前が入っています。
   断定しているのが凄いですが、
   ご自分の意見は確立していても
   世間の声も気になって検索したのでしょうか?

「堺×人  ●ゲ」
  ⇒来年公開の主演映画『日輪の遺産』で丸刈りを披露しますよ。
   あっ、そういう意味じゃないの?
      では、こちらの全開な画像をご参考にされては如何でしょうか。
   ●ゲるか●ゲないかはアナタ次第。(意味不明)
   私は爽やかな短髪、素敵だと思います。
   丸刈までいくとハードで微妙かしら…。
   
    参考画像1    参考画像2
   

「龍●伝  脚本が悪い」 
「龍●伝  脚本  イマイチ」

 ⇒ 変えられないので、鈴木CPの言霊力で盛り上げていただくしかない。



【あなたは私なんだ編】

「俺の鷲津」
 ⇒ もしかして、芝野さんが検索したの?



【おまけ情報】

「ティム・ウェラード  ブログ」

 ⇒ 実は、拙宅の検索ワード1位が「ティム・ウェラード」でした。
  グラバー、アラン絡みのワードが他にも多数。
  ティ」さんの公式ブログは こちら です。
  Wikipediaにも載っています。
  殆ど日本語で記してあって、『龍馬伝』の撮影についても、
  少し触れてくれています。
  自己紹介動画もあり、アランでもクラバーでもないティムさんに
   会えますよ♪



といった感じ。
爆発力はないが、口角が少し上がる一助にはなったかしら。


検索ノイズをカットする意図で、ワードというよりフレーズで検索しているのか、あるいは検索前に、得たい情報について頭の中でキーワード抽出をせずに思いつくまま検索しているからなのか、ちっくと不明だ。

大昔、新米社会人の頃に配属されていた部署で、業務の一つとして有料のオンラインデータベースで学術情報や企業情報を検索代行もしていた私は、クリーンヒットが打てるように(野球か)、ノイズを極力カットできるよう、シソーラスを調べて、事前に検索式をノートして、準備万端で端末にに向かうように、鍛錬させられたものだ。
無償の検索エンジンを使って、直感的にフリーワードで何でも検索できる現状を思えば、隔世の感がある。
直感的フリーワード検索は楽だし便利だが、それだけ検索結果に多量にノイズが含まれているということでもある。
まあ、意外と無駄だと思った検索結果に、宝が埋まっていることもあるのだが。


いずれにせよ、検索で当方に来られた皆さまが、弊ブログで見つけられなかった検索目的の情報と、果てしないネットの宇宙の何処かで遭遇されたことを祈ってやまない。


最後に、詩的なような不思議な検索ワードが目に飛び込んできたので、お口直しに、ご紹介しておく。


「エレベーターガールの見る夢」

なんだか、小説か映画のタイトルみたい。
設定とかお話を想像したくなりますね。


   

2010-09-07

ランチ@ぎんざ泥武士

休日、銀座に出かけた時のランチで訪問した。


ぎんざ泥武士
東京都中央区銀座5-8-16 ファンケルスクエア 8F・9F
http://www.dorobushi.com/



こちらは、友人たちとのランチ会など、今風に言うところの女子会で何度かお邪魔したことがある。
猛暑の中、ランチ難民になりたくなかったので、こちらを思い出して、事前に連絡してみたのだが、コースをお願いしないと予約できないとのこと。
実は、コースではない通常のランチをいただきたかったのだが、半年ほど前に予約なしで休日ランチタイムに伺ったら満席であきらめた経験があり、予約することにした。

Dsc04980

場所は銀座4丁目のFANCLのビル。
9階に受付があり、予約客は個室中心の8階に案内されるようだ。
予約時間に伺うと、女性グループだらけ…。
二人では勿体ないようなテーブル個室に案内され、アレルギーと嫌いなものの有無を尋ねられた。
私は生のお魚が苦手なのだが、コース内容を説明していただくと、食べられそうなお料理だったので、トライすることにした。


コースは3800円。
デザートと食後の飲み物は別。

写真は無いが、良く冷えた白ワインをお伴にいただいた。
最初に、冷たいコーンスープが小さなグラスで供された。
ほんのり甘くて、ほっとする。

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続いて、オクラとモロヘイヤのサラダ黒ゴマのドレッシング。
写真とだとわかりづらいが、かなりの分量。
ネバネバ系をたっぷりと。(笑)

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本マグロとアボカドの黒ゴマソースあえ。
半熟玉子の黄身が乗っていて、全体を混ぜていただく。
濃厚なソースのおかげで、生魚が苦手な私も完食。
しかし、お刺身が好きな方には、ちょっと勿体ない食べ方なのかも。
添えてある大ぶりの野菜のマリネが、サッパリして美味しかった。

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オーガニックポークの小さなメンチカツ。
揚げたてサクサクで油の甘みのある肉汁たっぷり。
ポテトサラダ、紅葉おろしとポン酢が添えてある。
手前はズッキーニのフライ。
揚げ物は久々。

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玄米ごはん、麦味噌の味噌汁、割り干し大根の甘酢漬け

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コースでお腹がいっぱいになったが、デザートとお茶のメニューを渡されると、別腹(段腹のうちの一段/笑)出動heart01
泥武士プリン オーガニックコーヒーゼリーのせ (\730)
無糖のコーヒーゼリーの下にプリンという珍しい組み合わせ。
一番下には、キャラメルソースが敷いてある。
Dsc04986

お味は、なかなか美味しいし、野菜もたっぷりとれる。。
でも、ランチコースは量が多いので、お魚とお肉のどちらか一品を選べて、デザートかお茶がついているほうが、女性には嬉しいかも。
お値段は高めだが、銀座ど真ん中で、サービスも大きな不満点はないし、個室もあるし、女性の集まりに人気があるのも納得。

ちなみに、同ビル地下1階には泥武士のカフェもある。

『龍馬伝』第36回「寺田屋騒動」~屋根の上の“ごめんちゃ”弾き

基本的に、弊ブログの『龍馬伝』感想は、記事タイトルの出オチ一発で内容は無し、というのが正直なところだ。
お遊びなので、マジメに考えることはなくて、書き始める前にタイトルが浮かぶこともあり、書き終わったところで天啓(爆)がおりることもある。
今回fは、日曜夜に『龍馬伝』を観ている時、龍馬の例のシーン(笑)を観ていて思いついたタイトル。
……こんな記事タイトルで、ごめんちゃ…。



さあて、暗殺と並んで、坂本龍馬の身に起きた有名なエピソード、「寺田屋騒動」。
私の全体的な感想は、核となる寺田屋のシーンは緊迫感もあったし殺陣はリアリティある戦闘シーンでドキドキしたし、お龍さんの一途な姿もグッと来たし、三吉さんは格好良かったし、西郷どんは相変わらず渋くて良かったし、なかなか、よろしうございました。
前回、長々と辛めのことを書いてしまったけれど、今回、それなりに納得できた点もあったし。
ただし、ツッコミ処は多々あるけど…。
てなワケで、少しツッコミを入れつつ、印象に残った点のみピックアップ。



冒頭の、龍馬と弥太郎のやたらと長いdespair思わせぶりな会話の内容は、恐らく第4部での弥太郎の針路への布石なんだろうし、長崎で後藤ドS二郎が再び龍馬の前に現れる際iに、弥太郎が両者を繋ぐという前触れかもしれない。
(史実では、長崎で後藤が弥太郎に龍馬を紹介したが。)
土佐で龍馬が不要な“大芝居”をうって、後藤とあんな別れ方をしたのに、この先、どうやって二人が協力関係に至るのか、脚本のお手並み拝見。
でも、あの会話は、同じようなことをとやたらと動き回って長々と怒鳴りあっているようで、ちっくとクドかったかな。
もう少し整理しても良かったんじゃないかしらん。

京を離れる弥太郎が山道で振り返る場面では、改めて自分の遥か先を見通す龍馬への憧れと心配と嫉妬がない交ぜになっているような複雑な胸中を映しているように見えた。
それと、あの場面、この回から弥太郎が本来の役目(彼の視点で龍馬の人生を語る)への道に戻っていく、ということかな、と深読み(つーか妄想)したくなった。
ま、深読みというより期待ですね。
長崎で弥太郎もメインストリームに戻るはずですしね。
しかし、ちっくと遡って、また寺田屋での二人の会話についてですが。
弥太郎は自分が龍馬のことを喋ったということは覚えてない設定?
あれは、うわごとで言ってたのか?
そうでないと、今後、良心の呵責に耐えかねて凹みっばしになりそうだしなぁ……うーん。
それから、もう一つ。
二人とも、声が大きすぎじゃないのかい。
龍馬はいつだって場をわきまえないでデカイ声でしゃべっちゃうヒトなんだが、薩長の話はヒミツぜよ…とか言って拳銃で弥太郎をビビらせる前に、小声で話せよーー、とツッコんでいたのは私だけではあるまい。
秘匿任務の基礎を、外事警察メンバーの小松タッキーに叩き込んでもらえ。(爆)



龍馬がお龍に、もう会えないと告げた後のやり取りや、「そんなもん、要りまへん!」で飛び出して、一人裏庭で顔を覆うお龍のいじらしい姿は、恋愛シーンが苦手な私にも、なかなかじーんと来た。
この流れを現代劇でアイドル系女優さんがやったら、観ていて気恥ずかしいだろうが、ドスの効いたSP真木お龍が、自分の想いがあふれ出るのをせき止められなくなる程の感情の高まりを表現するので、リアルて切なくて良かったですよ。
ここで、龍馬への恋慕をぐうーっと溜めて、切ない思いが膨らんで、風呂から飛び出して以降の爆発的なエネルギーになるわけだ。
お龍の感情の高まりと覚悟の強さについて、お登勢さんがわざわざ補足説明してくれてたけど、あの解説が無くてもちゃんと、彼女の真剣な思いが伝わってきたので、その後の無茶な行動に納得感が生まれた。
ベタで地味だけど、良い場面だった。(偉そう)

しかし、振り返ってみると、龍馬の今までの恋愛イベントって、全部が女子から攻められて(?)る気がするな…。
これが、「オナゴにもてる。」ってことなのね。


さて、いよいよ寺田屋に伏見奉行所の捕方が迫る。
その前に、京都守護職・松平容保が怒鳴るのが、私はちっくと哀しかった。容保公は怒鳴るキャラじゃないのにー。
そういえば、眉なしケイキも怒鳴ってばっかりだ。
ケイキが怒鳴りながら廊下をのしのし進む場面では、『熱海の捜査官』で坂善さん(田中哲司)が、鑑識所見を怒鳴りながら歩いていくシーンを思い出してしまったけど、これは私の思考回路がヘンだからだろう。
坂善さん、眉あるし。

話がそれてしまった。
さあ、いよいよ、お龍さんの入浴⇒飛び出して2階の龍馬たちに危機を知らせるシーンだ。
さて、全国の殿方は如何思し召したでしょうか。
私は、風呂場の格子窓の隙間からお龍が見た提灯の文字が見えなくて、「えっ、なに、なんて書いてある?」という方向に気持ちがそれてしまい、ろくに見ないままだった。
まさか「火盗改メ」とか「京都府警」とか、「受信料を払いましょう。」とか書いてあるはずはなく、普通に考えれば「伏見奉行所」と書いてあるに決まっているのだが。
しかし、その時は何故か文字のほうが気になっちゃった。(笑)
気づけば、お龍さんたら、キッチリ着衣で2階に居ましたな。
ま、 「NHK、公共放送だ。」 (by 鷲津政彦)
だからね。こんなもんどす。

期待していらした方々は、落胆されたかもしれない。
それに、龍馬を救うために、とにかく必死で急いでいた感が薄れてしまったかなもしれない。
だが、お龍さんの見せ場は、実はここじゃない、と私は思っている。
お龍を危険から遠ざけようとした龍馬に、薩摩藩邸に走って救援を呼ぶように頼まれて、捕り方相手にひと暴れしてから、夜道を走って走って走りぬく場面だ。
転びながらも、ひたすら走り続けるお龍さんの必死さと健気さが、本当にひしひしと伝わってきて、内心、「お龍さん、ガンバレー!」と声援を送ってしまったくらいぜよ。


それから、もう一人。
三吉さんが光っていた。
前回の感想で、色々と苦情を言いすぎて三吉さんのことに言及し忘れたが、実直で、義理と人情に篤い、泥臭い武士という人物像を、筧さんが控えめに誠実に演じておられて、とっても良かった。
龍馬にはソウルメイトや生涯の友がいて、幸せだね。(イヤミではない。)
三吉さんは、いちいち善い人なんだけど、ウザさやワザとらしさがなくて、龍馬が「生涯の友」なんて口説いちゃう(違)のも、分るなぁ。
寺田屋の客室で、大勢の捕り方を迎え撃ち果敢に戦うところも、龍馬を助けるために薩摩藩邸に向かう途中に路地で竹竿(?)を華麗にさばいての殺陣も、決まっていた。カッコイイ~shine
どうして、このドラマは脇役がこんなに魅力的なんだろう。

と、いうわけで、私的な今回のMVPは、お龍さんと三吉さんでした。


さて、ここからは、若干の残念ポイント。
あくまでも、私の偏った好みでなので、今回は百点満点!と気分が麗しい方は、どうぞスルーして下さいね。



まず、寺田屋での戦闘シーン。
ちっくと短めだった気がする。
直前に、番組HPで大友さんの演出意図のあらましを読んでいたので、なるほど、と納得したし、確かに緊迫感がありスピーディであった点は良かったと思う。
日本家屋の中で、大勢が刀や槍を振り回したりピストルを撃ったりしているんだから、きっと現場はあんな大混乱で、誰がどこで何をしてるやら状態だったろうと思う。
なので、動体視力が悪い私には、どうなってるやら…。
ても、本当にこだわって作られているのが良く分かるシーンだったし、三吉さんのキレのある殺陣も素晴らしかったし、でぎれば、もっとじっくりたっぷりと観たかったな。
最初の会話シーンと、龍馬のごめんちゃを詰めれば、もっとブルース・リー三吉(大友さんもブルース・リー・ファンなんですねえwink)の殺陣が見られたのになー。ぶつぶつ。


それから、皆さんが注目していたと思うが、この龍馬が史実どおりに捕り方を撃つ(結果2名死亡)かどうか、という点。
威嚇射撃して、「命が惜しければ下がれ」的なことを言ってましたね。
『暴れん坊将軍』の峰打ちみたい。
きっと最期まで、この龍馬は真っ白なままなんだろうなあ。
まあ、これが『龍馬伝』の龍馬ってことだと、改めて確認できました。


あと、残念というわけではないが、どうでもいいけど、貧乏性の私が気になったこと。(笑)
寺田屋内での大立ち回りのシーンを観ていて、「わー、寺田屋さんが壊れる!」「大変大変!」などとと、家族(二名)揃って余計な心配を口に出してしまった。
お登勢さんは龍馬の京都の母を自任しているし(どうみても同世代だがsweat02)、肝の据わった女将だから、龍馬に迷惑かけられたとは思わないはずだが、あれだけ船宿を壊されたら商売あがったりぜよ…と小心者の私なんんかは思ってしまった。(笑)
伏見奉行所に弁償してもらえるってこともなさそうだしねえ……。



それと、もう一点。
これも、視聴者の大半がツッこんでいたのではないかと思う、屋根の上のごめんちゃ…シーン。
あれを見ていて、龍馬の運命を知っていても、「あれっ、来週で終わって次は岩崎弥太郎伝⇒坂の上の雲・第2部か?」と不安になったくらいだ。

龍馬が手を斬られて材木小屋の屋根で、「ごめんちゃ…」と、次々とつぶやきまくるシーン。
もうこのまま龍馬死ぬんじゃないか?と思っちゃった。
それだけ失血していたのだろうけど…。
さっきまで三吉さんに「あきらめてはいけない。」と言っていたのに…。
お龍の名前を呼んだときに、彼女が強い眼差しで『死んだらあきまへん。」といっていた顔を思い出してハッと気を取り直すのかと予想したけど、そうでもなく、ついには、最終段階(?)ごめんちゃ家族編に移行。
ごめんちゃが延々と続くので、途中、龍馬が力尽きて、屋根からゴロゴロ転落しやしないか、気が気じゃなかったです。

それにしても龍馬くんよりも、『ゲゲゲの女房』の村井さんのほうが、ずっと生命力も精神力もあるよな…と思ってしまった私…。
龍馬への愛が無さすぎ…。


今回の不憫ポイントcrying
「ごめんちゃリスト」に入れてもらえなかった亀山社中の皆さんが、不憫であった。

2010-09-04

龍馬伝第35回『薩長同盟ぜよ』~♪龍馬が出てきてこんにちは♪薩長いっしょに話ましょ♪

なかなか『龍馬伝』の感想を書く気になれず、artのカテゴリばかり書いていたら金曜日(書いている間に土曜日になったけど)になってしまった。
別に義務じゃないし、もう感想書かなくてもいいよね……と思ったりしていたのだ。

ところが、本日の昼休みに、我がランチメイトで幕末マニアのM嬢と久々に『龍馬伝』の話をしていたら、二人とも『新選組!』への思いが強いあまりに、ついつい『龍馬伝』での登場人物の不遇な設定や、創作部分の効果の不可解さに対して、苦情大会になってしまった。
この落胆や脱力をリセットしてからでないと、平らな気持ちで次回の寺田屋騒動を観ることができない。
と、いうことで、かなり辛口の雑感です。



♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

某牛丼チェーンのキャッチフレーズは

早い 安い うまい

だが、『龍馬伝』第35回は

早い  安い  まずい

であったと私は思う。

幕末の一大事、薩長同盟ですよ。
なのに、安さ爆発。
安さが爆発していいのは、家電量販店だけだ。



今回のサブタイトル、観るまでずっと 「薩長同盟せよ」 だと思っちょったのだ。
「あら、ずいぶんと上からモノ言ってるわね。」と鼻白んでいたのだが、 「ぜよ」 だと知って自分の目のダメさ加減に苦笑した次第である。
まあ、「せよ」でも「ぜよ」でも、なんだかなぁ~gawkなサブタイトルだけど。
「ぜよ」ってつけないと、薩長同盟のエピだったとこを忘れられそうだという自覚が制作サイドにあったんじゃなかろうか。
それくらい、軽くて薄くて安い薩長同盟だったんですよ。



down早い、安い な薩長同盟

龍馬の大きな功績てある「薩長同盟」のエピソードなのに、チーフDの担当じゃないのか…とタイトルロール最後で拍子抜けした私。
そう、今では事前の演出担当者の確認もしないのだ。
ある意味、正しい視聴態度かもしれんのう。
しかし、拍子抜けしたまんま、45分経ってしまったぜよ。

で、先ほど久々に番組HPをチェックしたら、大友さんがご担当の寺田屋騒動の回について熱く語っていらっしゃる。
つまり、『龍馬伝』では、薩長同盟より、寺田屋騒動のほうが大きい意味がある、ということなんだろう。
確かに、映像としては見せ場らけだもんね。
室内での殺陣、お龍の入浴シーン、薩摩屋敷に駆け込むお龍…。
更には、ブルース・リーも出るというし(笑)、真木お龍の入浴シーンの予告をご覧になった殿方の喰いつきが期待できる。(笑)

ということで、まあ、次回は楽しみ。
なんたって、大友さんの演出で寺田屋騒動ですからね。
じゃ、また来週~


……って今回の雑感を書かないままで終わってしまいそうだ。

しかし、看過できない場面、設定が多すぎて、いちいち「えー」「こんな××ちがうー」「こんなの××じゃない」とガッカリしまくりだった。
そのへんは、後でまとめて苦情コーナーで。(笑)


菅サンと小沢サンを鳩山サンが仲介する(大失敗したが)のとは、難易度が比較にならない薩摩と長州の同盟締結ですよ。
それを、なんかサクッと龍馬くんがやっちゃうのね。

まず、とにかく龍馬が来なきゃ始まらん!協議の席につかん!という流れが、どうもピンと来なかった。
『龍馬伝』だから、重要な場面には何が何でも龍馬がいなきゃならんことにしたいのだろうけど。
それでも良いんだけど、事ここに至るまでの土台作りとか調停とかが、すっ飛んでいるので、会談ラストで

♪龍馬が出てきてこんにちは~♪薩長一緒に話しましょ♪

な展開で、それなりの説得力を持たせるには、史実に合わせた運びのほうが良かったのではなかったかと思う。
実際は、龍馬が京都入りする前に、西郷どんと桂さんの二者協議で、かなりのところまで話が進んで、最終局面で桂(木戸)が、「これじゃ長州が薩摩に頭が上がらんじゃないか。」と拒否ったところで、やっと京都に着いた龍馬登場、うまくとりなす…という流れだったそうで。
私は、そのほうが面白いし説得力があると思うけどね。
そもそも、『龍馬伝』では、龍馬が一晩で思いついた薩長同盟。
だからといって、遅れて来た龍馬が、ちっくと綺麗事を語っただけで、サラッとまとまるって、どうなんでしょうか、奥さん。

中岡びいきのM嬢なんか、「慎ちゃんの功績スルーじゃないのよ。寝っころがってジタバタしたシーンしか思い出せない…」と涙ぐんでいたぞ。
それに、「こんなら薩摩と長州は対等ですろー。」ってのが、飲み込めなかったぜよ。
何が対等? 何で対等?
っていうか、関係者全員が分りきっていていて、自分達の血肉にも骨にも染みこんでいる事を、どうして龍馬に、わざわざ安い科白で語らせ、条文に入れる?
それを西郷&小松と桂が感じ入ったように聞いて、受け入れるのか。
不可解なり。
言葉が薄く軽くて、ツルッツルすべりまくりだった。
おかげて、重々しいはずの薩長会談の場面が、うそっぽく見えそうだった。
それをギリギリで救ったのは、相変わらず複雑な良い表情を見せてくれる西郷さん桂さん、そしてBGMかも。
おかげで、重々しい空気が流れているムード(あくまでもムード)だったけど。
結局、あのシーンは、龍馬ではなくて、西郷カッツミーとタニショー小五郎と佐藤直紀さんに説き伏せられたって感じだった。

あの一文を入れて対等ってのは、志は同じ、つまり同志だから対等ってとこですかね。
それで、敵対勢力同士の不戦条約としてアリなのかが、私にはわからん。
突如、龍馬に全幅の信頼を寄せている桂さんはまだしも、西郷さんと(タッキー小松)にとっては、あれがあろうと無かろうと、条件変わらないから合意したんじゃないのかね?



downまずい 創作エピソード

弥太郎が新選組に捕まって拷問されるシーン。
後藤のことや役目のことをペラペラしゃべるダメ隠密ギャグはアリとして、龍馬のことまで言っちゃうダメ人間にしちゃうのは、まずくね?
弥太郎に悪い要素をつけるのは、かえって自分たちの首をしめないかな。

それに、浪士ではなくて土佐藩士と自称しているのに、裏もとらずに新選組が弥太郎を拷問するというのも不可解。
新選組の権限を越えてるんじゃ…。そんなことをするのは考えにくい。

見廻組と新選組の確執も、後味悪いだけで、無意味な気がする。
そもそも、両者に対立は無かったはず。
ともに京都守護職の松平容保の下で管轄を分けて働いていたのだし、近藤と容保との関係も良好だった。
近藤たちと土佐の下士や土佐勤皇党を重ねる意図だろうし、容保⇒見廻組を龍馬暗殺犯とする説につなげようという伏線だろうけど、それが見えすぎて安っぽくなってしまった。
唯一の救いが、近藤タイゾー局長の表情の素晴らしさ。
特に目が良い。
だから、こんな余計なことをして欲しくなかったよ……。
近藤勇びいきの私としては、とても残念。

松平容保が、意志の弱いダメっぽい殿さまみたいに描かれそうな雰囲気なのも残念。
『新選組!』での容保公(筒井道隆)が出色で印象深いので、尚更だ。
清廉潔白で義に生きる殿さまは、ちょっと頼りない感じで、そんなところが絶妙だった。
違う番組だから、重ねてはいけないけれど、少なくとも、この後の容保の生き様と整合性があるようなキャラ設定にして欲しい。
負け戦と分かっていても、家臣全員が殿さまについていきます!と号泣するのも当然、という容保公であって欲しい。
けんど、『龍馬伝』では、佐幕派は間違っちゅー人たち、頭固いダメな人たちにされてしまうから、容保公だって、眉ナシに翻弄されるダメ殿にされそうな……。
ジョビジョバ、わりと好きだったので、長谷川朝晴さんが登場したのは嬉しかったし、ヴィ゛ジュアルも容保公のイメージと良く合っているので、容保公を小物に描いてほしくない。
ダメ殿さまみたいに容保公を描いたら、白虎隊も浮かばれないよ。(泣)


とにかく、攘夷派や佐幕派を、徹頭徹尾、頭が固い悪者にしたいらしい。
会津は結果として官軍に敗れたけれど、敗戦覚悟で、藩祖からの遺訓を守って徳川宗家を守り抜こうとした容保は武士の鑑じゃないですか。
倒幕派が正しくて佐幕派が間違っちゅー!という二元論に、真実味はないから、心を動かされたりしないよ。

長々と文句を言いましたが、文中で触れたように、次回は期待してますよ、大友さん。

2010-09-02

アールヌーヴォーのポスター芸術展@松屋銀座

会期が短いので、私には珍しくサクッと行って来ました。


『アールヌーヴォーのポスター芸術展』
松屋銀座 8階 大催事場
2010年8月25日~9月6日

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週末、それも昼間の銀座は久しぶり♪

Dsc04979

浮かれ気分で、和光の時計台なぞ撮影してしまった。
銀座を買い占めようとしている赤いハゲタカ一味に見えたかもしれない…ということは絶対にないだろう。
単なるおのぼりさんの婆にしか見えなかったはず。(当然)



松屋開店の10時を少し過ぎたところで入店。
まだ店内はガラガラ。
すっかり秋色に染まっているフロアをエスカレーターで上がっていき、8階大催事場へ。
チケットを買い求めて入場すると、まずはミュシャの代表作『ジスモンダ』がお出迎え。
円柱形のパリの広告塔に合わた細長いポスターで、間近でみると随分と大きい。
迫力がある。

これは、展示されているポスター全体に言えることで、ポスターって大きいと説得力・訴求力が増すんだなぁ~などと、基本的なところで感動してしまった。


チェコ国立プラハ工芸美術館、及びチェコ国立モラヴィア・ギャラリーから130点が出品されていて、見ごたえ満点。
シェレ、ミュシャ、ロートレックなど、有名どころのポスターが揃っている。
シェレは躍動的で明るく、ミュシャは優美でロマンティック、ロートレックは挑発的で退廃的で、さすが魅力たっぷりだ。


しかし、私の今回の主なお目当ては、ウィーン分離派展のポスターなのだ。
昨秋、日本橋タカシマヤで開催された『クリムト、シーレ ウィーン世紀末美術展』を鑑賞した。

その時に観たクリムトやシーレの作品のインパクトが強烈だったので、今回の展覧会に行ってみようと思ったのだ。

ウイーン分離派展第1回のポスターは、クリムト自らの作。

Pos

 グスタフ・クリムト
 第1回 ウィーン分離派展1898年


これが2枚並んで展示されていたので、「んっ?」と目を凝らすと、「検閲前」と「検閲後」となっている。
ちなみに、上掲は検閲前ver.
ギリシャ神話の、英雄テセウスが牛頭の怪物ミノタウロスを倒す場面が描かれていて、ミノタウロスは旧態依然とした画壇、テセウスは分離派を表しているということらしい。(図録の解説より)
それを、分離派の象徴アテナが見守っている。
ギリシャ神話に題材を得た作品の、どこがまずかったのか?
要するに、テセウスの裸体があからさまというのが検閲にひっかかったとのこと。
正直、イマドキの人間には、目くじら立てるほどでもないんじゃ…という気がするのだが…。
検閲後の、実際に使用された版は、不自然に樹木を配置して問題の(?)箇所を隠してある。

分離派展のポスターは、いずれもデザイン性が高くてオシャレで、全部欲しい!と思ってしまった。
その中で異彩を放っていたのは、第49回のシーレの作品。
一番奥で正面を向いて座っているのがシーレ本人。
シーレは、この展覧会で高い評価を得たものの、同じ年にスペイン風邪で亡くなった。享年28歳。

Pos02

 エゴン・シーレ
 第49回ウィーン分離派展  1918年


分離派展も、有名作家たちの作品も見ごたえがあったが、意外にも私が最もひきつけられたのは、様々な商品や観光を宣伝するポスターを集めたコーナーだった。
産業革命以降、大量生産・大量消費の時代となり、消費者の目をひく為に、多様な商品や娯楽の魅惑的なポスターがパリの街に溢れたという。
また、モータリゼーションの発達に伴い、観光地や鉄道会社・船会社などもポスターで集客を狙った。
各社・各業界とも、力の入ったポスター制作をしていたと思われる、オシャレで魅力的なポスターばかり。
また、絵柄から、当時の市民生活の様子も想像できるのも楽しい。


シェレ風、ミュシャ風、ロートレック風があったり、東洋趣味のものがあるのは驚かないが、浮世絵風…というより、浮世絵を模写したようなものもあり、浮世絵の影響力に改めて驚いたりもした。


ポスターの中から、様々なタイプの美女が、時に元気よく時に気だるげに消費や旅行を誘ってくる。
一見、何の宣伝かわからないような、何かの物語の挿絵のようなポスターもある。
先に絵を観て、後から何のポスターか確認すると、「へえー」という感じで、かなり楽しめた。
そんな魅惑的な美女全員、お持ち帰りしたい。(オヤジか?)


華やかで情緒に訴えるようなアールヌーヴォーのポスターの後に、アールデコを代表する作家、カッサンドルの作品が展示されていて、ロマンティックな作品が多い会場で強烈に輝いていた。

Pos03

 カッサンドル
 寝台特急北極星号  1927年


パリとアムステルダムを結ぶ寝台特急の広告だが、列車は描かれていない。
クールでスタイリッシュなカッサンドルの作風は、現代的だ。
この人は、ポスター作家というよりグラフィックデザイナーだものね。
かっこいいなぁ。これも、欲しい。


ポスター以外にも、当時のドレスや装飾品が展示されている。
華麗で精緻な刺繍やビーズで飾られた美しいドレスは、いくら観ても飽きない。
こんな時は女の子な私である。
なお、この展示は東京会場限定だそうだ。


展示最後近くに映像コーナーがあり、円楽師匠のナレーションで、大都市パリを彩った名作ポスターを紹介してくれる。
これも、分りやすくて宜しかった。

会場出口で、即断即決で図録を購入。
なぜなら、この図録が画期的なのだ。
作品部分は厚手の紙に印刷されており、冊子から外せるようになっている。
ミニポスターとして飾って楽しんだ後は、再び冊子に挟みこめる。
そして、透明のケースに入っているので、外したページが落ちることもない。
こうして、欲しいポスターを全部お持ち帰り♪(違)
上手く撮影てぎなかったので、画像が無くてすみません。

その目的を思えば、ポスター作品は、消費されるための短命な芸術、一瞬の華やかさを見せる花火のような芸術だ。
それが、こうして後の世の人間をも強くひきつける芸術となっている。
それだけの力のある作品ばかりだった。
そして、消費生活を担うデパートで開催された事にも意義があるのかもしれない…と思いつつ図録を手に会場を出た。

デパートの催事と思って侮るなかれ。
かなりの充実ぶりで、大満足。
お薦めです。

さて、私のお気に入りの美女(美少女)は、この2人。
王道ですけどね。(笑)

Jpb

 アルフォンソ・ミュシャ
 ジョブ  1896年

「JOB」はタバコの巻紙の広告
アンニュイな美女。
生き物のような髪と紫煙。
うーん、色っぽい。

Cat

 テオフィル・スタンラン
 ヴァンシャンヌの殺菌牛乳  1894年


鮮度が落ちやすい牛乳は輸送中に腐敗するため、都会のパリでは飲めなかったのだが、低温殺菌方法の確立により、パリでも牛乳が飲めるようになったとのこと。
お子様にも安心な牛乳、ということですね。
女の子も猫もとってもカワイイ。
ちなみに、モデルはスタンランの娘コレットと愛猫たちだそうだ。

「やっぱり牛乳は低温殺菌に限りますなぁ。」(by 野原しんのすけ)

2010-09-01

自由学園 明日館

前々から行きたいと思っていた自由学園明日館(みょうにちかん)

土日の見学は月に一回しかないので、なかなか見学する機会に恵まれなかったが、今夏、ついに見学できたのだー!

明日館は、1921年、自由学園の校舎として建設された。
設計者は、フランク・ロイド・ライト。
1997年、重要文化財に指定された。

ライト特有の幾何学模様の意匠が特徴的な、美しい外観と建具、家具をじっくりと愛でて、素敵なひと時を過ごせた。

池袋の西口から徒歩5分程度。
メトロポリタンホテルのすぐ近く。
…が、メトロポリタンホテルの向いに、ドラマ『ハゲタカ』第1話のバルクセールで、鷲津政彦が1円で買い叩いた赤羽のホテルのようなホテル(なんつー説明だ)があり、「うーーんsweat02」と一瞬、顔をしかめたが、角を曲がれば静かな住宅街。
細い道を進むと、芝生の前庭を従えて、清楚な姿で立つ明日館が。
惜しむらくは、例のホテル(笑),の看板が、どうしても映ってしまう点。
まあ、これも池袋ならではか。

Ashita01

通常は、喫茶付き見学券が600円だが、この日は特別に、かき氷付見学券もあり、当然、そちらを。

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ホール棟前に可憐に咲いていたバラ。

Ashita04

ホールの窓を室内から見ると、こんな感じ。

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2階の食堂。

食卓と椅子はライトの弟子である遠藤新の作品。

簡素だけれど愛らしく、女学校に相応しい。

師匠のデザインと調和していますね。

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食堂から1階ホールを見下ろす。
可愛いイスは、ライトと弟子で自由学園創設者の羽仁夫妻の友人でもあった遠藤新の合作と言われているそう。

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このイスに座って、かき氷をいただきました。
シロップは、抹茶、カルピス、ジンジャーの3種あった。
手作りだというジンジャーシロップを選択。

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ショウガ風味がピリリと美味しかった。
とにかく暑かったので、かき氷は大人気だった模様。


1934年、自由学園が移転して、明日館は校舎としての役割を終え、以降は卒業生の活動等に使用されていたとのこと。
この美しい校舎と家具に育まれて学園生活を送れた生徒さん達が羨ましい。

1990~2001年に修理・保存を行い、現在は、セミナー等のイベントやウェディングやパーティ会場として貸出たり、公開講座を開いたりしている。
公開講座のパンフレットも頂戴してきたが、かなり魅力的な講座がいくつかあって、後期講座のどれかに申し込もうかと考え中。


……と、シメに入ったが(笑)、実は暑さのせいか、かき氷で満足してしまったせいか、とんでもないポカをしてしまったのだ。

なんと、道路を挟んで建っている講堂に行き忘れたのだ。
こちらは、遠藤新の作品。
次回は、ちゃんと見学しますbleah

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