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2010-11-14

映画『SP 野望篇』

2007年11月~翌1月にフジテレビ系で放映されたドラマの続編映画を観てきた。


SP The Motion Picture  野望篇
  公式サイト



ドラマは面白く観ていたのだが、ハマるというところまでは行かず…。
ドラマ終了後から映画公開まで時間が経過しているので、細かい話は忘れてるし、面倒なことに2本に分かれているしで、観なくてもいいかな、と思っていた。
たぶん、続く『革命編』の公開時に二本立て上映する館があるだろうから、それを観るのがいいか…なんてものぐさなことを考えてもいたのだが。(笑)

それが、割引価格1000円で観られる機会があり、「じゃあ、行きましょうか。」となったのである。


【概要】
フジテレビ系で人気を博したTVドラマ「SP」の劇場版2部作の前編。
直木賞作家の金城一紀が原案と脚本を担当し、「エイリアン2」「ターミネーター2」でVFXを手がけたロバート・スコタックがスーパバイザーとして参加。
主演に「V6」の岡田准一、共演に堤真一、真木よう子、香川照之ほか。
警視庁警護課第4係に所属する井上薫は、危険を察知する能力“シンクロ”や、一瞬で物事を映像として記憶する“フォトグラフィック・メモリー”などの特殊能力を持つ男。
井上や同僚のSPらは、国家を揺るがす大規模テロの脅威に追い込まれながらも、陰謀の解明に奔走する。


(映画.comより)



いちおう、感想記事をアップ。
ストーリーに関する記述は少なめだが、念のため折りたたんでおく。
ただし、本当に大したことは書いていない。
と、いうか、上記公式サイトにある【物語】のページで紹介されている内容以上に書きようが無いというか…。
うーーむー…

面白いか?と問われれば、面白かった、と答える。

息もつかせぬアクションシーンにドキドキ、主人公たちが数々のピンチをいかに脱するかハラハラ、派手な爆破シーンもたっぷり。
決して飽きることなく、ジェットコースターに乗っているようなスピード感で、あっという間にラストだ。
本当にあっと言う間だった…。
上映時間が97分だから、実際に短いけんどsweat01


なんといっても、主人公・井上を演じる岡田さんの超人的な活躍ぶりが素晴らしい!
本当に格好良かった。
ファンの方々も大満足だろうと思う。
全シーンをスタント無しでこなしたというアクションはキレがあって、ほれほれした。


ただし、この作品、ドラマ未見の方にはお薦めできない。
完全に、ドラマを観た人が鑑賞しているという前提で創られている。
主人公・井上(岡田准一)の過去や、彼が備える特殊な精神感応の能力、ドラマで起きた要人襲撃などテロ事件の裏に見え隠れする陰謀。
このあたりを知っていないと、全くチンプンカンプンだろう。


そして、この作品は、続く『革命篇』の長めの予告…ともいえる。
『野望篇』では、井上の上司・尾形(堤真一)が加わっているキャリア官僚のグループの言う“大義”とは何なのか、彼らが目指す“革命”のための計画とはいかなるものか、このグループに加担する与党幹事長・伊達(香川照之)の狙いはどこにあるのか、ということは思わせぶりな会話で具体性なく仄めかされるに留まり、話自体も全く進展しない。
尾形がスカウトしてきたという警護課の新人たちも、チラリと顔見世だけ。

で、この選民意識丸出しのキャリア官僚の坊やたちは、ややステレオタイプに感じが悪いのだが、伊達と秘書(堀部圭亮)は別の感じ悪さ、底知れぬ不気味さを出している。
特に、香川さんは、さすがだった。
気味悪い、というのを超えて、ある種の気持ち悪さが充満していて、伊達がこの後、どう動くかとても気になる。
(映画を観た晩に、『坂の上の雲 第1部』の再放送をBS-hiで観たので、十代の正岡子規を元気いっぱい爽やかに演じる香川さんとのギャップに驚いた…。)


とにかく、『革命篇』をお楽しみにねっ!ということなんだろう。
くやしいけど、とりあえず、どう落とし前をつけるか気になるので、『革命編』は観に行こうかと思っている。
むーー、お台場電波城の思うツボだぜ。





ドラマ『SP』を観ていた理由のにひとつに、お気に入りキャラがいた、というのがある。
そして、そのお気に入りキャラたちと映画で再会できたのは、嬉しいことだった。


一人は、井上の同僚の笹本(真木よう子)。
美人で男前で、アクションもビシビシ決まって、かっちょええー!
ちょっとモッサリしている山本(松尾諭)とのやりとりは、ドラマでおなじみで、一服の清涼剤……って言っていいのか?(笑)



そして、私の本命(笑)は、公安一課の田中(野間口 徹)。
イケメンでもセクシーないし(ごめんなさい!)、特に個性が強いというわけでもないのに、田中さんが『SP』の中では一番のお気に入りだったのだ。
いや、お気に入り、というよりも、「気になるキャラ」と言うほうが正しいかしら。
田中のどこに惹きつけられるのか、ちょっと自分でも説明できないのだけれど、普通っぽいけど存在感があるところとか、飄々として軽妙だけどふわふわているわけでなくて、ちゃんと中心に芯と重心がある感じとかが、いいなぁと思っていた。
井上と田中の会話も好きだったな。
…ということを、久々に田中さんと再会して思いだしたのだった。
田中役の野間口徹さんは、『サラリーマンNEO』で御馴染の役者さん。
NEOで拝見するたびに、やはり何故か気になる存在だった。
“革命”を目指す一味を探ろうとしている田中さんは、『革命篇』でどんな目に合うのか、どんな活躍をするのか、楽しみだ。



…そんなわけで、『野望篇』は、『革命篇』とセットで一作品なんだ、と思う次第。

単体でどうかと言えば、正直、物足りないかな。
正直なところ、「早く連絡しろ!」とか、「こういう立場の人の自宅前には警察官が常駐しててマルタイの移動は逐次、連絡されるんじゃね?」とか、「そもそも、人数が少なくね?」とか、ありとあらゆる細かいところが気になってしまって、没入できないところがあったし…。
しかし、同行者にそのことを言ったら、「そういうことを気にして観てはいけないタイプの作品だからさー。」と一刀両断されてしまった。
……ごもっとも…。
でも、気になるんだようーー。(泣)


とりあえず、『野望篇』は、前菜とスープくらい、かしら。
『革命編』が見ごたえあるメインデイッシュに仕上がってくれていることを望む。

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コメント

まあ、美冬さんも田中一郎が気になってたんですね。実は私もです。あ、ここは「あなたは、私なんだ」と言わなきゃダメなところか(笑)。あの顔にして(←非常に失礼)、あの存在感。すごく気になりますね。またやっていることが「外事警察」みたいで、さらに応援モード3割増、そして一番最後の「革命篇」の予告を見て「田中さん、頑張ってー」とつぶやいちゃいましたよ(←バカ)。

まあ、物語の方はねー……(遠い目)、んー、まあ、「革命篇」とセットだとしかいいようがないし、突っ込みどころも満載でしたが、次回を見ようという気にはさせられている分、成功しているんでしょうね。

>tsumireさん

ようこそ♪
コメントありがとうございます。

実は、慌ててヘマをして、一度、下書き段階のものをアップしてしまい、少し経ってからそれに気づいて最終版に差し替えたので、tsumireさんがコメントを投稿してくださった時よりも、微妙に記事の内容が変わっているかもしれせん。(数行増えただけですが…。)


あら~、tsumireさんも、田中一郎びいきですか。
なんだか嬉しいです。
だって、井上や尾形に目が向くのが王道ですから、田中に目が行く方がいらしただけで、ニンマリしてしまいます。


>>「革命篇」の予告を見て「田中さん、頑張ってー」とつぶやいちゃいましたよ

包帯姿が気になりましたよね。
怪我でもするのか、あれもカムフラージュなのか…。
とにかく、田中さんには次回も活躍して欲しいです。

ってことで、フジの計略にまんまと乗せられているのが悔しい…。(笑)

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