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2011-04-25

魅力を数値化するのも「資本の論理」?

4月22日に発行された週刊誌の記事についてなので、話題にするには遅すぎる。
確認はしていないが、きっとネット上では既に一通り話題になったことだろうと思う。
今更なのは分っちゃいるが、どうしてもモヤモヤが晴れないので、記事に書いてしまった。

他の記事でもそうだが、素人の偏った私見なので、あまり気になさらず読み流していただければ幸いです。
かなり文句が入っていますが、辺境の地の零細ブログでのことなので、大目に見てつかあさい。(笑)
文句なんか読みたくない!という方が多いと思うので、念のため、折りたたんでおきます。

金曜日に日帰り出張した夫が、帰るなり薄い雑誌を私に手渡した。
おや、珍しい。
「FRIDAY」だ。

お土産のお菓子もないの?とブーたれる私に、
「阿部ちゃんと堺さんのこと褒めてる記事がのってたよ。」
と言い、それがお土産だと言うのだ。

彼は、出張の時には文庫本や軽めの経済誌(東洋経済とかダイヤモンドとか…)を買うことが多いようだ。
写真週刊誌を読んだりすることはめったにないのだが、移動中で急いでいる時に立ち寄った駅の売店で一番手前にあったから…とか言っている。
妙に言い訳がましいなあ、といぶかりつつパラッとめくると、身に着けている布がとても少ない女子や、なにも身につけていないらしい女子(絶妙に文字で隠れている)の写真がたくさん載ってるよ…。

「ふーん……gawk
「あっ、これじゃなくて!…ホント!」とアワアワしながら、目的の記事を探し出して見せてくれた。
そんなにあわてんでも、ええよ…。

てな会話があり。(笑)
で、早速に読んでみました。


『FRIDAY』 5月6日号(4月22日発売)
p.80~82
「使える俳優」「使えない俳優」マル秘リスト公開!


なる記事。

FRIDAYによれば、広告代理店がスポンサー獲得用の資料として、俳優の潜在視聴率(俳優単体で取れると見込まれる視聴率)とギャラを主な判断基準としてランク付けしたリストがあるとという。
それが、この4月のテレビ番組改編を前に評価方法の大幅見直しが行われたということで、それをネタにした記事らしい。

どのくらい信ぴょう性がある記事なのか、不明…。

テレビマン200名超と視聴者1200名にアンケートを実施。
対象は、この3年間に2本以上の民放ドラマに出演している俳優。
以下の6つの要素を数値化して総合点で順位をつけたというのだ。
20位までが点数とともに掲載されている。

6つの要素は、

 商品力
 演技力
 潜在視聴率
 コストパフォーマンス
 イメージ
 期待値


ちなみに、4位に江口洋介さんと香川照之さん、6位に三浦春馬さん、7位は「出演依頼は第一位」とある向井理さん。
8位に佐藤健さん、9位に木村拓哉さんと佐藤隆太さん。


そして、同率1位に3人が並んでいる。
阿部寛さん、堺雅人さん、水谷豊さん。

おお!私が応援しているルシウス=阿部と堺さんが1位だ!
水谷さんと並んで一位!
すげーー!!
阿部ちゃんへのコメントは「出演作は常に視聴率2ケタ。抜群の安定感」
堺さんには「クセはあるが視聴者を引き込む演技力は◎」
ですと!
しかし、嬉しかったのは一瞬。


だって、商品とかCPとかって…。
ものすごい違和感がある。
嫌な感じ。
モノみたい。
俳優さんはモノじゃない。
人です。
表現者です。


でも、テレビマンの間では、俳優さんのことを視聴率をとるため、スポンサーを獲得するため、儲けるためのモノみたいに考える人たちが多いのだろうか。
それが普通?
いや、そんなことはないと思うが…。


確かに、民放ならば視聴率とかスポンサーを無視できないでしょう。
実績のある俳優さん、好感度や人気が高い俳優さんをキャスティングする必要があるのもわかる。
「○○と××を再来年の4月期に押さえておけ、内容は後から考えろ」みたいなことになっていることも多いとは思うけど。
ドラマ作りの現場では、それだけで出演者が決まっているわけではないと思う。
「この作品のこの役にはこの人しかいない!」とか、「この人とこの人をぶつけてみたい。」という視点から、俳優さんを選んでいるのだと信じたい。

テレビドラマも市場原理が支配する部分が大きい。
さらに、諸々の大人の事情も絡んでいるだろう。
それは、シロウトの私にも理解できる。
しかし、ものづくりを志すプロが集まって世に出している「作品」でもあるのだ。(作品とは呼べないものもあるかもいれないけど)
俳優さんたちを始めとする人たちやその心意気を軽んじるような言葉で表現した記事に、正直なところ、ガッカリしてしまった。
そもそも、記事タイトルにあるように、「使える」とか「使えない」とかいう言葉を人間に使うということ自体、私は抵抗がある。
頭が固いのだろうか…。


せっかく、阿部さんと堺さんが高評価を得たのに、いちいち目くじら立てる私が青臭いのだろう。
テレビ業界では、人の魅力までも数値化するのが当たり前なのかもしれない。
だけど、やっぱり俳優さんに失礼だと思うのだ。
繰り返しになるけれど、俳優さんはモノじゃない。
人です。
表現者です。
だから、私たちは、俳優さんに魅力を感じ、彼らが作りだす世界に引き込まれていくのだ。


これは失礼しました。つい熱くなってしまって。    by 鷲津政彦
 

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コメント

まあまあ、美冬さん
せっかく伊達さんとルシウスと右京さんが
上位にランク入りしているんですから。
こんなものは「ご祝儀」と思ってなまぬるい視線で
華麗にスルーするざます。

まあこんなリストだけで視聴率がとれるほど
甘くもないのが昨今のテレビ業界でしょうね。

だって並みいる緒先輩がたを差し置いて第7位の
向井くんだって「ウルルン」とか「夢の扉+」
とか視聴率が良いとはいえませんからね。
GOWでも起爆剤としての役割を期待されて
いるようですけど多分さほど視聴率には直結
しないと思われます。

もうねいくらハゲタカセンサーを切っても
「大河ドラマ」ではなく「大概にしろドラマ」です。

今週放送分では「生娘」なる日曜8時にお茶の間に
流れるのに他に表現のしようがなかったんですかと
「あななたち何をやっているんですか!!」とPとタブチセンセーの
胸ぐらをつかんでやりたくなる非常に稚拙な言葉を
あの水川あさみ・お初が何回も繰り返して本当に空いた口が
しばらくそのままでした。ああ、ダメージが…
「ねえねえ『生娘』ってなあに」ときっと無邪気に親や祖父母に
天真爛漫に聞いた子供がいたに違いないと想像するだけで
「FRIDAY」の暑がりで薄着のお嬢さんがたのグラビアをみた
美冬さんのように筆舌に尽くしがたい表情になります。
大河ドラマ50年に限りなく汚点を残したいんでしょうかね。

おや?いつの間にか違う方向の批判コメントになっちょりました。

あ、「月間ザテレビジョン」でキムタクオンリーですが
「南極大陸」のロケの模様がカラーグラビアで載っています。
こちらはこちらでキムタク全開です。
もう「JIN」のあとのお楽しみってことですね。
というより芝野センパイはどうされたのかがこの週末かなり
気がかりです。田中好子さんのご冥福を心からお祈りいたします。
キャンディーズでは「やさしい悪魔」が好きなおませさんでした。

むぎこがしさん

ようこそ♪
オトナゲない記事にコメントをありがとうございます。

おっしゃるとおり、気にせず流してしまえば良かったのですが、不運なことに(笑)ひっかかってしまいました。
思わず、胸のつかえをとるために記事にしてしまった感じです。
ま、あくまでも参考資料、それをネタにした軽い記事かとは思いますが…。


>>「大河ドラマ」ではなく「大概にしろドラマ」です。


私は6話で離脱しましたが、先日、ちらっと再放送を見てしまいました。
短時間でも、暴れてしまいましたよ…。ひどいもんです。
タブチ先生は、どうしたいんでしょうか。
PとDは何してるんでしょうか。
役者のキャリア台無しなのでは…。
向井氏か無傷で卒業されることをお祈りしております。


『南極大陸』情報もありがとうございます。
まあ、主演は木村氏ですから、事前の宣伝には堺さんはあまり出ないかもしれません。
映画の宣伝も忙しいでしょうし。
映画雑誌で堺欠乏症を埋めたいと思います。
6月に『武士の家計簿』DVDも出ますし。
ああ、また支出が増えますわ。


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