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2011-05-21

再び、壁紙要注意

ハゲ……がお好きなんですか?」

「は?」


なにを唐突に。
とんだ言いがかりだ。
私は、ドラマ『ハゲタカ』第2話において、料亭で鷲津にやや高い声(笑)でまくし立てられた直後の大河内のバカ息子ノブアキみたいな声を出してしまった。
背後に立つ長身のKさん(三十代・男性・妻子あり)を見上げると、彼はにこやかに、今度はハッキリと繰り返した。


「ハゲタカがお好きなんですか?」


昼休み明けのことだった。
私の部署に用があったKさんは、私のデスク斜め後方に立っていた。

昼休中は電源を落としていたPCを起動したところだったので、いつもは前面に出ている部署専用システムのメニュー画面は立ち上がっておらず、真っ先に私がオフィスのPCの壁紙として使用している鷲津ファンドのロゴ画像が出てきた。
すぐに、いつものメニュー画面を出したのに、Kさんはその壁紙に気付いてしまったのだ。


常に冷静沈着にして頭脳明晰で紳士的、いつもデスクが綺麗に片付いている(←無関係だけど/笑)、「うちのエース」最有力候補のKさんからの意外な質問に、私は瞬時に答えられなかった。

この壁紙に気付いた人が、かつて一人いた。(⇒ 「壁紙要注意」 )
だか、もう誰も気がつかない、または知らないと思って油断していたのだ。

私が固まっていると、Kさんは冷静に指摘した。
「鷲津ファンドのロゴがありましたね。」

おおおおおーーーっ。
まあ、なんということでしょう!


鷲津ファンドのロゴに瞬時に反応する人物が勤務先にいようとは、夢にも思わなかったので、私は驚くと同時に妙なテンションになってしまいそうだった。

しかし、今は勤務時間中。
目の前には上司、隣の席には「ク●がつくくらい真面目」な派遣スタッフT嬢。
気をつけないと、周囲にドン引きされる。
私は必死で平静を装おうとしたが、久しぶりに家族以外と『ハゲタカ』話ができる喜びを抑えきれなかった。
もう、汲めども尽きぬハゲタカ愛のダムが決壊寸前だ。


「大好きなんです!(←告白?)すごーーく、ハマりました。」
と、凄い勢えて答えると、Kさんの笑みが深まった。(私の気のせい)
Kさんは、ドラマ初回放送から『ハゲタカ』が気に入って、再放送のたびに観ているし、映画は映画館で1回観て、レンタルBDとテレビ放映で何回か観たという。
「どちらも面白くて、何回観ても飽きません。」とKさん。

「そうなんです!スルメみたいですよねえ!」
私のハゲタカ愛放出の勢いはとまらなくなってしまった。
そして、最初に映画を観て→ドラマ→映画→ドラマ→映画……
の無限ループに入ってしまったことを語ってしまった。

すると、人間が練れているKさんも、さすがに困惑げな表情になってきた。
上司もT嬢も、引いている感じ…。
そもそも、仕事中に無駄話をしすぎだろうって空気が…。
うわ、やばい。

あわてて、「えへへっっ」とか不気味な笑みを浮かべて話を終えると、Kさんは、「良い作品ですからね。」とフォローしてくれた。オトナである。
そして彼は、「あんなに質が高くて面白いんだから、続編を作って欲しいと思いますけど…。」と続けた。

あああ、それは私が日々願ってきた、そしてこれかも願うことなのよーーー。でもでも。

思わずため息をついてしまった。
「私もそう思ってるんですけどもねcrying
「あれ、作らないって情報が流れてたとか?」

そこで、大友啓史さんがNHKをお辞めになった ことをKさんにお話しした。

すると、彼も残念そうだった。
「うーーん、NHKでは出来ないことも沢山あるだろうけど、『ハゲタカ』はNHKだから出来たんでしょうから、続編を期待するうえでは残念ですけど…。まあ、あれを超える作品を期待しましょう。それに、映画なら続編の可能性は少し残ってるでしょうし…」
Kさんは、またもや大人の発言をして、爽やかに去っていった。
できたヒトだ。

残された私に、上司とT嬢の発する 「仕事中になんの語してるんだ」
な視線annoyが刺さって来た。

ま、温度差はあれど、『ハゲタカ』ファンが勤務先に一人はいることが分かっただけでも、十分さ。

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コメント

時々立ち寄らせて頂いています。
理解ある同僚の存在、羨ましいです。私も映画から入り、周囲に同朋もいないため、こちらのハゲタカ記事が楽しみでhappy01
ホントに鷲津は最上級の男、それでいて可愛い人ですよねぇ。

>「ハゲ……がお好きなんですか?」

ほほほ、(美冬さんの場合)当たらずとも遠からず。

わたしはこの道に強引に引っ張りこんだ友人は居ますが、偶然同行の士に出会ったという経験はまだ無いので、ぜひともそんな目にあって、熱いハゲトークをしてみたいものです。

しかし、「『ハゲタカ』という作品が好きだ」という人と、「もちろん『ハゲタカ』は大好きだが、むしろ鷲津萌えだ」という人の間には、暗くて深い河が流れているのでございます。

それは決して温度差ではなく、種族が違うのではないかと………
(あるいは健常な人とビョーニンの違いか)

とにかく、こちらのブログのサイドに設置された鷲津時計の上の台詞の

「…15分だそうだ。」

がお邪魔するたびに気になって、ついついドラマの第二話を見てしまうわたしもビョーニンなんでしょうね………(ため息)

2Bさん


はじめまして。
コメントありがとうございます。

ハゲタカのニュースが無い今、当ブログの「ハゲタカ」カテゴリは、自分の日常での強引なハゲタカネタと妄想ばかりになってしまっておりますのに、お読み下さり、嬉し恥ずかしです。(使い方が間違っている気が…)
2Bさんも映画からハゲタカ・ファンになられたのですね。
映画から入っ人は少数派なので、お仲間が増えて嬉しいです♪
しかも、鷲津LOVEという点も同じなんですね!
鷲津愛を語れる同志が周囲におりませんので、ネット上で爆発しております。coldsweats01


>>ホントに鷲津は最上級の男、それでいて可愛い人ですよねぇ。

まあ、なんて大人な表現かしら。
いいですねえ、最上級の男って言葉。

このように、全体はぬるいけれど、ハゲタカ&鷲津愛は暑苦しいブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。

suikaさん

いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。


>>しかし、「『ハゲタカ』という作品が好きだ」という人と、
>>「もちろん『ハゲタカ』は大好きだが、むしろ鷲津萌えだ」という人の間には、
>>暗くて深い河が流れているのでございます。


そのとおりざます。
K氏は、『ハゲタカ』は好きだけれど、映画館に複数回通ったり、ロケ地めぐりしたり、ハゲタカごっこしたりすることはないでしょうし、もちろん鷲津萌えではないので、結局、私が孤独であることには違いないのです……しくしく。


>>ついついドラマの第二話を見てしまうわたしもビョーニンなんでしょうね………(ため息)


もちろん、自覚症状がおありのとおり、奥様もビョーニンでいらっさいます。(断言)
サンデートイズ篇は、我ら悪鷲津スキーのパラダイスですからねえ。
井上D、good job ! good

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