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2011-06-24

スーラ×『ハゲタカ』

この4月からBSプレミアムで放送されている絵画鑑賞入門番組を録画予約して観ている。

額縁を通って物語の中へ

BSプレミアム
月曜日~金曜日 7:15~ (再放送 15:45~)


番組HPによれば、内容は下記の通り。
絵の中に入って、登場人物に話を聞いたり、人物がどこを見ているのか探ったり、窓の外側に出て画家が描いていない街を散歩してみたり…
「視点」を変えて絵の中の世界を見てみると名画の新しい楽しみ方が見つかります。 

池田鉄洋さんとふせえりさんが交代で案内役を務め、絵画の中に入って、描かれている人物から話を聞きながら、作品が描かれた背景や作者が作品に込めたメッセージや隠れテーマを探るという趣向。
やや曲者のイメージがあるお二人を起用しているところが、さすがNHK、かな。

ごくシンプルに、会話とCGだけで構成されており、基本的な知識のおさらいや作品解釈の諸説の提示をして、作者の思いに近づくところまで15分間で導かれるので、身構えることなく作品と作者への興味が持てる。


過去放送分では、4月放送の歌川(安藤)広重の江戸百景シリーズが良かった。
江戸百景に描かれている場所や情景を読み解く内容になっていて、広重がこのシリーズに込めた江戸への深い思いを知ることができて興味深かった。


今週は、「画中画」がテーマ。
絵画の中に描きこまれている絵画に作者が込めたものが何かを推理していく。、

昨日は、帰宅してすぐに録画を見られず、就寝前に気楽にソファで観ていたのだが、ある瞬間、はっとして背筋を伸ばしてテレビに集中。

ちなみに、23日放送で取り上げた作品は、こちら。(クリックで拡大)

Seurat

 ジョルジュ・スーラ作
  「ポーズする女たち」 (Les poseuses) 1886-1888年
 バーンズ財団所蔵



スーラ自身の作品『グランド・ジャッド島の日曜日の午後』の前でポーズをとるモデルたちを描いている。
ちょっと不思議な作品だ。

1994年の『バーンズ・コレクション展』で上野の西洋美に来ていた作品ではないかと思うが、残念ながら覚えていない。
なにしろ、長時間並んで入場前に貧血で気持ち悪くなってしまい、フラフラで会場に入ったもので…。
せっかく並んだんだし、出直す気力もないし…と貧乏性丸出しで入場したのだが、美術鑑賞は元気な時でないとダメね。(汗)


番組では、モデルたちに池田さんが話を聞いていくわけだが、佳境に入ったところで、なんと!
『ハゲタカ』の楽曲が何曲も流れたのだ。
しかも、一曲ずつがわりと長く使用され、ラストまで『ハゲタカ』祭り(?)だったのである。
もう、スーラも点描も吹っ飛んだ。
これは、番組ディレクターが佐藤直紀さんのファンで、ハゲタカの大ファンに違いない!と私はかなり勝手に決め付けて大興奮し、繰り返し番組を再生し、テンションが上がりすぎて(笑)、寝付けなくなってしまった。
御蔭で今日は眠くてしょうがない…。

ドラマ&映画『ハゲタカ』で使用されている佐藤直紀さんによる印象深く素晴らしい楽曲の数々は、様々なテレビ番組のBGMとして使用されることが多く、予期せぬタイミングで曲の断片が流れると、いまだに「うおおっ」と反応してしまう。
まあ、残念な番組で流されると、「こんな番組のこんな場面で使うな!」と関係者でもないのに怒ったりするわけだが。


でも、今回は、曲の使用のされかたが「選曲した人、絶対にハゲタカ大好きだ!」と(勝手にだが)思わせられる感じだったので、もう気分upwardrightでしたわ。
スーラの絵にまつわる「物語」や「謎」に、『ハゲタカ』の楽曲が合っているかどうかは、好みにより意見の分かれるところだろう。
私は「ちょっと重い気もするけど悪くないんじゃない?むしろ、直紀さん(←馴れ馴れしい)の作品の力で、この番組のグレードが上がったわ。」と思った。
偉そうだが、我が家では私が受信料を払ってるのでこれくらい言っておこう。bleah
ほら、『龍馬伝』だって、直紀さんの楽曲の力で随分と引き上げられていたところがあったし。(まだ偉そう)


どの曲がどのように使われていたかは、書かないでおきましょう。
ご興味がおありでしたら、来月の再放送でご確認くださいませ。
15分間の番組なので、さらっと観られます。



スーラ作 「ポーズをとる女たち」 アンコール放送
 BSプレミアム
 7月8日(金)  7:15~ / 15:45 



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コメント

こんにちは、美冬さん。

この番組、面白いですよね~
でも面倒くさがりのわたしは、なかなか毎回録画して見るということが出来なくて、たまたま出合った時だけ見るというこれ以上ない消極的な視聴者なんですけど(とほほ)

そんな数少ない視聴の中でも心に残っているのは、カラヴァッジョの『トランプ詐欺師』ですね。(カラヴァッジョがもともと好きということもありますが。ほほほ、意外と派手好き)
この番組では、CGで本当は見れない絵の裏側とか横からの風景を見せてくれるところが、とても面白いです。

そして「ハゲタカ」。
いつも悲惨な場面で流れる「鳥葬」。大友さんじゃないけど、ほんと勘弁して欲しいですよね。あんなに名曲がたくさんあるドラマ&映画なのに。おどろおどろしいイメージが染み付いちゃったじゃないのよ~(泣)

でも美冬さんいわく、ハゲタカ大好きな人が選曲した番組なら絶対に見なくては。
ということで今回は予約録画致しますです。

>ほら、『龍馬伝』だって、直紀さんの楽曲の力で随分と引き上げられていたところがあったし。

まっことおまんの言う通りじゃ!
わたしゃ今でも車の中では「ハゲタカ」と「龍馬伝」のヘビロテです。
(子供達には「と゜うかしてるぜ!」とブラマ吉田の口調でバカにされてますが)

情報ありがとうございました。
放送を楽しみにしています。

こんばんは 美冬さん

ふふ、ではお約束の例のアレを一発。

「俺はあんただ」

もう4月から録画予約して楽しんでいましたが
いつの間にか「フォト575」になっていましたよね。
でもあまり毒を吐かないNHK仕様の伊集院さんもなかなか
良かったりしましたが。
先週からでしたっけ、またこちらのプログラムになったのは。

すっかり貫禄がついた修にいこと池鉄さんの案内役も
名画に入り込むというスタイルも美術にはトンと疎い私にも
馴染む内容で何時も楽しみにしていました。

で、今回は当日の朝の地震のために発令された津波警報の
テロップがかかってしまっていたので午後の再放送を
もう一度録画しようと思ってすっかり忘れていましたので
再放送情報ありがとうございました。

私は前半のキルビルのあの音楽のほうが印象的で
ついつい夕張GO!GO!になった由香ちゃんが三葉銀行員・鷲津を…
と朝からイケナイ妄想した途端にまさかのハゲタカ、キター!!
イヤー笑った笑った。
絶対に狙っての選曲だったとおもっちょりました。

あ、結局買っちゃいましたよ。「FLIX」(笑)
もちろん美冬さんがコメントして下さった日本映画magazineも
既にゲットしていましたが、その堺さんよりもツボだったんですよね。
Cinema Cinema No.32 では福士誠士さんとご一緒のインタビューが
掲載されていますがいずれも同じ場所での撮影ですね。
何処かしらハゲタカ・ドラマ版DVDBOXの特典映像の未公開シーンの
シェイクハンドビルを彷彿とさせますよね。

堺さん、すらりとした立ち姿が素敵ですよね。
こんなスーツでの演技をされている
堺さんを是非とも見たいのですけれど。
鳴海先生ばりに冷たい仮面の内にたぎる熱を抱えているとか、
もちろんメガネも標準装備で。

suikaさん

いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。


>>カラヴァッジョの『トランプ詐欺師』ですね。
>>(カラヴァッジョがもともと好きということもありますが。ほほほ、意外と派手好き)


わかります、わかります~
カラヴッジョ、私も好きです。
ドラマティックで細密で、ひきつけられますよね。
しかも、生き様も映画になるくらい派手ですもんね。
神の手を持つナルシストで、不埒な悪行三昧のチョー悪オヤジ。
もう、フェロモンがダダ漏れですわ。(笑)


>>あんなに名曲がたくさんあるドラマ&映画なのに。
>>おどろおどろしいイメージが染み付いちゃったじゃないのよ~(泣)


クスリで事件を起こした芸能人のニュースとかでも、しょっちゅう使われていて、耳にするたびに「えー、やめてー」と文句を言っとりました。 

逆に、震災後の復興関連のニュースなどで「His wings」が使われると、ベタではあるけれど、やっぱり嬉しいですし。


>>ハゲタカ大好きな人が選曲した番組

あらー、ハードルあげちゃったかなあ(汗)
私のハゲタカ・フィルターがかかった耳には、そのように聞こえたのですが、奥様のお気に召しますかどうか…。
でも、やはり『ハゲタカ』に思い入れのある人の可能性は高いんじゃなかろうかと思ってます。(やや弱気)
同じNHKの中に、絶対に『ハゲタカ』ファンは多いと思うんですよ。
志高い番組制作をしているテレビマンなら、きっとツボにはまる作品ですからね。(何様)
ま、期待なさらず、さらっとご覧頂ければ幸いです。


むぎこがしさん


いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。


むぎこがしさんもご覧になっていらしたんてすね。嬉しいです~。
楽しい番組ですよね。
NHKならではの地味なまとめ方も良いです。


>>私は前半のキルビルのあの音楽のほうが印象的で


あのドツキ合いは笑いました!


>>GO!GO!になった由香ちゃんが三葉銀行員・鷲津を…


わはは……
「帰れ、人殺し!」
「ずびばぜえんっ」
の場面、私は初めて見た時、「あ、GO GOが鷲津を襲っている」と思いました。(こら)

>>あ、結局買っちゃいましたよ。「FLIX」(笑)


もうー、慾張り~(笑)
「リ」さんも堺さんもだなんて~。
私も気になってますが、まだ書店に寄れてないので、まだチェックしてませんのよ。
ううう、明日こそは…。いや、アマゾンでポチするか…

最近のスーツの堺さんといえば、『官僚たちの夏』の熱い通産キャリア官僚・庭野さんかしら。
伊達さんはジャケットにノーネクタイでチノパンでしたし。
『ツレうつ』のツレさんは、ハンパなくやつれているので、スーツにメガネでも萌えというより可哀そうだしなあ。
やはり、鳴海先生のようなキャラと衣装の役が観たいですよね。


おはようございます 美冬さん

なんか朝からモヤモヤくるぐるしてしまい
こちらにお邪魔させて頂きました。

もう大友さんの新作の一報に触れてから
落ち着きがなくなってしまいましたよ。

http://www.sanspo.com/geino/news/110628/gnj1106280505012-n1.htm

健くん、以蔵役で大友さんのハートを掴んじゃったんですかね。

でも、つい先日IN★POCKETで感じた高揚感とか
期待感といったものが全く感じられず
不安感とか心配する気持ちや
負のスパイラルに自分が陥ってしまって
いることに驚いています。

美冬さんはどう感じられましたか?

むぎこがしさん


コメントありがとうございました。
少しは「もやもや」が収まりましたでしょうか?

大友作品のファンの末席を汚す者を自任しておりますのに、このニュースは昼休みにランチ仲間から教えてもらうまで知りませんでした。
大友さんは太秦で夏を過ごされるとかいう噂でしたので、勝手に男くさい幕末ものの映画かなあーと想像しとりましたけんど、意外でした。

私は、原作を読んでいないしアニメも観ていないので、予備知識が殆どないのですけれど、佐藤健さんの役者としての力や魅力には大いに期待しているので、彼が大友さんのフリー第一作で主演ということについては、楽しみに思っています。
原作にコアなファンがある作品の映像化は、なにかと不安視されますけれど、案ずるより産むが安し、大友組の実力と運(これも大切)を信じています。
私は野郎時代劇が好きなので、ちょっと自分の好みとは違うかもしれませんけれど、大友作品を映画館で観られることは嬉しいと思い、期待しております。
いつか『ハゲタカ』の新作に着手していただくためにも(結局そこかい)、この作品で弾みをつけていただきたいですね。
できれば、大友組のキャストにたくさん出演していただきたいです。
大森さんを始めとして、伊勢谷さん、もちろん福山さん(事務所つながりもあるし確率高い?)、そして香川さん…。
あー、ちょっと年齢層が高すぎるかしら…。

とまあ、前向きに応援モードで受け止めました。
地道な応援が、将来のハゲタカにつながると信じましょう。good

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