« おいしそうなおばけたち | トップページ | アールデコの館 - 東京都庭園美術館建物公開(後篇) »

2011-10-20

アールデコの館 - 東京都庭園美術館建物公開(前篇)

東京都庭園美術館は、この11月からリニューアルのため長期休館となる。
これまでの建物公開展には行きそびれていたので、休館前最後の建物公開展に行ってきた。


掲載写真が多くなってしまったので、前後篇に分けます。

美術館の来歴や建築の特徴等については、下記にリンクした公式サイトを参照くださいませ。

00

アール・デコの館
 東京都庭園美術館
  会期: 2011年10月6日~10月31日
 ※10月28日~31日は21時まで開館、イベントもあるとのこと。
   詳細は → 展覧会公式ページ 
 

 



1ヶ月足らずの会期なので、会期後半は混雑するだろうと踏んで10月上旬の週末に出かけた。
私は、アールデコより、その前のアールヌーヴォーの有機的デザインのほうが好きなのだが、建物全体の内装となると、すっきりモダンでお洒落なアールデコのほうがいいかも…と、旧朝香宮邸=東京都庭園美術館に来るたびに思う。
なお、由緒貧しき(by 忍たま乱太郎)家の者である私は、「随分と費用がかっているな。」とか、「当時の宮廷費はどうなっとったのか。」とか…そういうことは考えないで鑑賞するのが楽しむコツと心得ている。wink

開館時間に合わせて行くと、珍しく開門待ちの行列が出来ていたが、チケット売り場が開くとサクサク進んで、無問題。

豊かな緑に囲まれた道をゆるゆると歩いていくと鳥の声が聞こえて爽やか気分♪
今回の会期中には、庭園のライトアップもあるそうで、そのための照明設備が庭のあちこちに置いてあった。

入館すると、さすがに盛況で、受付カウンターの前でもプチ行列。
珍しい…。

今回は、フラッシュOFFなどのルールを守れば館内でも写真撮影OKなので、皆さん目が飛び出そうな立派なカメラを手にしていらっしゃる。
恐らく、撮影目的でいらした方も多かっただろう。

今回、私のなんちゃってコンデジでは力不足なので(使う人間の腕と目がダメというのが大きいけど。)、写真撮影は当家の執事(=夫)が担当。
よって、記事に掲載してある写真は彼の作品(?)です。



絵画や工芸品の展覧会ではなく、建物自体を鑑賞する場なので、見学者が思い思いに、好みのインテリアを堪能し、写真撮影をしたり、同行者と感想を静かに語り合ったりしておられた。
皆さん大人の鑑賞態度で、静かに鑑賞し、さりげなく場所を譲りあっていて、良い気分で鑑賞できた。
せっかく美しいものや場所を愛でるために来ているのだから、鑑賞時の心持も美しくありたいものだと、改めて感じた。


まずは、見所(?)の写真をピックアップ。
人を避けて撮るのが大変でした……とは、当家執事の談。(笑)

01_2

玄関ホールの見事なモザイクタイル。
人の足だらけで、なかなか全貌が撮れず。

03_2

玄関ホールと大広間の間にあるラリック作の女神のガラスレリーフ。
庭園美術館に来るといつも、じぃーーっと愛でていると、警備員さんが監視の目を向けてくるので落ち着かないのだが、今回は堂々と色々な角度から鑑賞。

044

いつもは遠くから鑑賞するだけの香水塔のある次の間にも入れる。
庭園美術館のシンボル的な香水塔の周りは、常に鑑賞者や写真撮影者がいた。(ので、トリミング…)

07

食堂のガラス扉。
食物や食器をモチーフにしたエッチングが施されている。
モダンです~

09

食堂のマントルピース。
ラジエーターカバーもアールデコ。
隅々まで見どころアリ。

014

いつもは窓にカーテンが引かれていて見えない中庭も、建物公開展の時には眺めることができる。
気持ち良さそう。
ただし、立ち入りは不可。

015

北の間には、ラリックの作品がいくつも展示してあった。
日常的に使用していたのかしら……。

中央階段を上がったところにある2階ホールの壁面に、朝香宮家の記録映像が映し出されていた。
婚儀の様子らしい。

12

13

モダンなアールデコの館に、十二単とおすべらかしのお雛様のような花嫁さんの取り合わせ…。



後篇に続きます。

« おいしそうなおばけたち | トップページ | アールデコの館 - 東京都庭園美術館建物公開(後篇) »

art」カテゴリの記事

コメント

こんばんは 美冬さん

おおー美しい。
こういうイベントの時は普段見れない
場所も開放してくれて嬉しい限りですね。
私も是非改装前にと思ってますが
期を逸してしまいそうです。

週末のライトアップのイベントの時は
さぞかし激混みになるでしょうしね。

なんとか行けるように頑張りたいです。

私も先日ようやく念願かなって
岩崎弥太郎邸こと旧島津公爵邸のデューデリ
をしてきました。
たまたま「龍馬伝」のロケに立ち会われた方のお話も
うかがえて感激しました。
天井の高さ、壁の厚さ、今はなき鹿鳴館の
ものに最も似ていたといわれる美しい階段
持ち主の変遷と共に当時の家具や内装は
ほとんどないとのことでしたが
とても楽しい時間を過ごせました。

むぎこがしさん


いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。


>>岩崎弥太郎邸こと旧島津公爵邸のデューデリ


おお、羨ましい。
私は旧岩崎邸は未踏なんですが、一度は行ってみたいです。
テレビで紹介されていたのをみたことがあるだけですが、ジョサイア・コンドル作らしく重厚壮麗で、明治の日本の洋館の代表のひとつですね。
『龍馬伝』ロケの逸話も聞けたなんて、これまた羨ましいです。

うーーん、湯島あたりの美味しいお店とセットで出かけたいものです。

NON!(TAROさん風に)

湯島にあるのは旧岩崎邸で都立公園です。

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html


「龍馬伝」の第1話のパーティー場面などでロケ地
として使われたのは清泉女子大学の中の旧島津公爵邸でございます。
まあ島津家というか薩摩というかそういう繋がりで
ロケ地として利用出来たようです。

五反田の池田山で皇后美智子さまのご実家の正田家の跡地の
公園が比較的近くです。

http://www.seisen-u.ac.jp/shimazu/01history.html

どちらもジョサイア・コンドルらしい立派な
洋館で御座いました。


湯島の旧岩崎邸は幕末に薩摩の軍が駐留し
アームストロング砲で現在の上野のトーハク前に
陣を張っていた彰義隊を一網打尽にした
という場所らしいです。
相当樹齢がある立派な大木と美しい芝生の庭園に
趣ある日本家屋と小岩井農場を彷彿とさせるバンガローに
違和感を感じない洋館が素敵な場所です。
フジテレビの「謎解きはディナーのあとで」の
ロケ地として使われたようです。

むぎこがしさん
御指摘をありがとうございました。


>>湯島にあるのは旧岩崎邸で都立公園です。

失礼いたしました。
早合点してしまいました。
岩崎弥太郎邸という文字を読んで、湯島の旧岩崎邸と勘違いしてました。
慌て者ですみません。sweat02
どうそ、お許しくださいませ。
ほんと、お恥ずかしいです。
調べずに自分の記憶でコメント書いてしまったのがいけませんでした。(超反省)


清泉女子大の中にあるということは、滅多に見られないということですね。

http://www.seisen-u.ac.jp/shimazu/03_1tour.html

ますます羨ましいです。happy01
それにしても、やはり、むぎこがしさんは多方面にアクティヴでいらっしゃいます。
もともと引きこもりなうえに、最近はますます出かける元気が無い私には眩しいです…

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/114892/53021648

この記事へのトラックバック一覧です: アールデコの館 - 東京都庭園美術館建物公開(前篇):

« おいしそうなおばけたち | トップページ | アールデコの館 - 東京都庭園美術館建物公開(後篇) »

フォト

超お手軽ゲーム

最近のトラックバック

無料ブログはココログ