« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2012年1月

2012-01-30

山種美術館の特製和菓子

昨年11月から山種美術館で開催されている『ザ・ベスト・オブ・山種コレクション』。
前期・後期とも鑑賞したが、ブログに展覧会の感想を書けないまま現在に至っている。とほほ…
創立45周年記念の特別展らしく名作中の名作ばかりで素晴らしく力の入った展覧会だ。
後期はまだ開催中なので、記事を書けるよう鋭意努力中…と言いたいが、やっぱり厳しそうなので、別の角度からの記事を。


山種美のロビーにある『カフェ 椿』では、企画展ごとに展示作品にちなんだオリジナル和菓子を販売している。
制作は青山の菓匠「菊家」。
カフェでいただくこともできるし、テイクアウトもできる。


この展覧会のための和菓子を大人買い(?)して写真を撮ってあったので、ご紹介しておく。

まずは、前期展示を観に行った時に買ったもの。


左は「秋のおとづれ」。
宗建と光悦の短冊貼の朝顔がモチーフ。
右は「不二の山」。
雲間の富士山を描いた横山大観の「心神」から。 

Y01


手前左は「菊かさね」。
岩佐又兵衛「官女観菊図」より。
手前右は「きよひめ」。
小林古径「清姫」より清姫のピンク色の装束を表している。
愛らしい姫が恋着のあまり大蛇になってしまうとは…って和菓子からは想像できない。(笑)
奥は山種美術館創立45周年を祝うお菓子「寿の鈴」。

Y02



後期展示の鑑賞後には、カフェでひとやすみして、和菓子を持ち帰り用に調えていただくのを待った。
寒かったので、温かい紅茶を。

T01


後期の和菓子たち。

「醍醐」。
奥村土牛の「醍醐」に描かれている美しい枝垂れ桜。
中は柚子あんで、とても爽やか。

Y03

「おけら参り」
東山魁夷の「年暮る」の静謐な雪降る京都の街をイメージ。

Y04

「さなえ」
川合玉堂の「早乙女」から。
私はこの絵が大好きで、山種美が三番町の仮施設にあった時代から、お目当て作品のひとつだった。
今回の展覧会で久々に再会できてうれしかった。
田植えする清純で可憐な早乙女たちを思わせるルックスの練り切り。

Y05

Sanae_2

              

山種美術館創立45周年と新年を祝う新作「舞扇」。
おめでたい&ありがたい!

Y06_2



「波しぶき」
東山魁夷の屏風「満ち来る潮」より。
味もデザインも、このお菓子が一番好みだった。
実にすっきりスタイリッシュに岩と波頭が表わされていると思う。
味も口触りも、申し分なし。
魁夷の海を口から感じるだなんて、陶然とする体験。うふふ。

Y07_2

Kaii_3           」


眼福、口福。ごちそうさまでした。
いずれも、おすすめです。

※カフェ椿メニュー詳細は こちら。和菓子の説明も掲載されています。

2012-01-29

『チューボーですよ!』で就寝前にハゲタカ脳が暴れた。

えーと、この記事の前半は文句です。
他人の文句を読むのがお嫌いではない方(そんな人いるかしら)以外は、スルーでよろしく~。


いよいよ映画『麒麟の翼』が公開…ということで、ここ半月ばかりのTBSの力の入れようはハンパない。
阿部ちゃんは単独ではもちろん、溝端くんとガッキーとセットでも、あらゆる番組にゲスト出演させられていた。
そして、毎日のように宣伝のミニ番組が流れ、観たことも無い深夜の情報番組でもインタビューが流れ…。
うちのBraviaさんもフル回転である。
阿部ちゃんをいっぱい観られて嬉しい半面、多忙過ぎて心配になってくる。
だいたい、随分前からキャンペーンで全国行脚したり、取材を受けたり、大変だったはず。
金曜日土曜日の生番組出演マラソンの録画をチェックしていたら私も疲れたくらいだもん。(バカ)
順調に宣伝をこなしていたチーム「麒麟の翼」であったが、金曜日の朝●バでは気の毒なことに…。
私は出勤時間が早いので、日ごろはこの番組を観ない。
というか司会者が嫌いなの。
でも、阿部ちゃんが出てるなら我慢して録画を観なきゃ。(涙ぐましい)
しかし。
傍若無人すぎる司会者MMに腹が立って温厚な(自分で言うな)私が怒りのあまり大魔神に変身して携帯電話ならぬリモコンをBraviaさん(テレビのほう)に投げつけるところだったわ。
ネタバレしまくりで、皆、顔がひきつっていた。
あわてて周囲の人々がやんわり止めていたけど、MMは聞いちゃいないで調子に乗ってべらべら…。
このMMの行状、武市先生なら以蔵にそれとなく●●指令を出して天誅を実行していたであろう…と妄想してしまうくらいのものであった。
(この後、「はなまるカフェ」の阿部ちゃんの誠実・篤実なトークとコメントを寄せた溝端くんの阿部LOVEぶりに癒されたけど。)

でも、こんなふうに怒っていた私も初日に『麒麟の翼』を見られなかったので、阿部応援女子失格である。

さて、ここからは本題。
そんな感じで私の気分を乱高下させるTBSであるが(笑)、土曜深夜の『チューボーですよ!』で一瞬だけ『ハゲタカ』方面に反応。
我ながらどうかと思う反応であった。

今週のゲストは俳優の平岳大さん。
『塚原卜伝』では、卜伝のお伴・左門役がとっても良かった。
無邪気で恐れを知らぬ17歳の若武者だった新右衛門が闘いや人々との出会いを通して成長していく姿を応援したり心配したりをしつつ見守る役どころで、堺雅人さん演じる「若」こと新右衛門とのコンビが素敵だったなあ。
続編希望。
話がそれた。すみません。


15歳で渡米し、コロンビア大学の修士課程を経て現地で就職、27歳で俳優に転身という経歴が紹介された時のことだった。

平さんが俳優になる前に、アメリカの投資会社に在籍していたことがあったということは、以前、何かの番組(漠然としすぎ)で観たことがあって知っている。
(今、確認してみたらウィキペディアにも書いてある。)
なので、その内容自体には驚きはしなかったのだが、経歴について巨匠こと堺正章さんが平さんに「どういう会社に?」と質問された時の答えに「うおっ」とオッサン声が出てしまった私…。


「一言で言うと、ハゲタカ・ファンドって言うんですか……金融の…投資っていうんですかね…」と説明(?)なさったのに反応してしまった。

たったそれだけなのだが、私の小さなハゲタカ脳が目覚めてしまうには十分であった。
いやーん、次の『ハゲタカ』に登場していただくっていうのもアリじゃない?どういう役がいいかしら?とか、勝手に続編制作を決定して(笑)、余計な御世話というか、バッカじゃねえの、なことばかり考えてニヤニヤしていた。
全く、このエネルギーと時間をもっと建設的なことに使えばいいのにね。

しかし、この無意味で無駄なテンションを下げないと寝られない。

というわけで、前半の愚痴と合わせてブログに書いてしまっているのだ。
自分がバカすぎて、泣き笑いだ。

でもスッキリした~

お休みなさいませ♪

2012-01-28

六本木ヒルズでウロウロ

滅多に行かない六本木ヒルズに出かけた。
午後早くに用事が済んだので、少しぶらぶら……というか、ウロウロ。
六本木ヒルズは幾つかの建物が繋がっていたりいなかったり(?)していて、重症の方向音痴の私には迷子危険地帯なので、したくなくてもウロウロしてしまうのである。(笑)
以前、友人からヒルズ内のホテルを待ち合わせ場所に指定されて、楽勝だとなめてかかっていたら、同じところをぐるぐる回って永遠に目的地にたどり着けないのではないかと泣きべそをかいたことがあったくらいだ。
自分で自分が気の毒になるくらいの方向音痴っぷりである。


ウロウロしつつも、寒さのせいか時間帯のせいか、人通りが少なめだったので、少し写真を撮ってみた。
それにしても、平日昼間のヒルズ内には、ベビーカーを押した若奥様や立派な犬を連れたマダム、そしていかにも富裕そうな中国人観光客の多いこと。
お金はもちろん、時間の有無にも格差があるのよね……とひがみまくったのであった。


私は六本木ヒルズというと、このオブジェを真っ先に思い出す。

「ママン」  ルイーズ・ブルジョア作

01

02


東京育ちの中高年にとって、東京タワーは、近所の憧れのお兄さんみたいなものだ。
スカイツリーより、絶対に東京タワーのほうが格好いい!と思う。

03


毛利庭園。
向こうのビルはテレビ朝日。
池の周りには雪が残っていた。

04

05

06


けやき坂の歩道には、世界的に活躍するデザイナー達による十余点の「ストリート・ファニチャー」が設置されている。(詳細は こちら


「雨に消える椅子」 吉田徳仁 作

07



けやき坂沿いにあるルイ・ヴィトン六本木ヒルズ店のウインドウ・ディスプレイが美味しそう(笑)だったので、一枚。

08

……バッグが切れているのにチェリーは全体を写している、というところが私の興味と欲の方向を如実に表わしている…と我ながら感心する。bleah

2012-01-25

Desseでランチ

ちょっと前のことになるが…週末の銀座でランチ。


銀座一丁目駅近く、静かな通りにあるビルの地下一階。
赤い看板とイタリア国旗が目印。

01

オーガニックイタリアン Desse 銀座
  東京都中央区銀座1-13-3 泰慈ビルB1

 

狭くて急な階段を降りてドアを開けると、すぐに店内。
こぢんまりした空間に、見事に女性客ばかり。
奥のテーブルでは、マダムの「女子会」。
後は、お一人様、二人連れ……ぜーんぶ、女性。
平日も、銀座のOLさんたちに大人気らしい。


土日祝日のランチタイムは、2000円と3000円、2種類のコースのみ。
2000円のコースをお願いした。
なお、飲み物は別料金。
ワインはイタリア産だけを揃えているそうで、ビオワインも豊富に置いてあるようだった。
この日は夜に予定が入っていたので、ワインは我慢…。

02

マッシュルームのマリネと有機葉野菜のサラダ。
両方とも美味しかったが、特にマッシュルームのマリネは、もう少しいただきたかったくらい、塩加減が好みだった。
白ワインと一緒が良かったなあ。(未練がましい。)

03

04

蒸し野菜のバーニャカウダ。
蒸してあると、野菜の旨みが濃くなるし、量もいただけるので嬉しい。
野菜の種類をひとつひとつ、しっかりと説明してくださったが、忘れてしまった……。
にんじん、かぼちゃ、キャベツなどの定番野菜のほか、緑やピンクの大根もあって、彩り豊か。
アンチョビのディップソースのほかに、フランス製岩塩と燻製塩が添えてあって、それぞれ試してみた。
私は、岩塩を少しだけ添えるのが好みだったが、キャベツはソースが○。
どの野菜も旨みが濃いので、何にもつけずにいただいても美味しかった。

05

野菜のピッツァ。
小ぶりの一枚が二人分。
玉ねぎのスライス、フレッシュトマトなど、野菜がたっぷり。
チーズも惜しげなくのっている。
味がしっかりとある野菜を大きくカットしてあるので歯ざわりもあり、チーズがかかっていてもちゃんと野菜の存在感あり。
生地は厚めで、もちもち、ふっくら。

06

野菜のパスタ。
色々な野菜のソテーが入ったオイルベースのパスタ。
チンゲンサイが入っていたのが珍しいかも。

07

牛肉の赤ワイン煮込み。
意外とあっさりして優しいお味。
お肉がとても柔らかく、一口噛むと、ほろほろ崩れる。
分量が控えめなので、パスタやピッツァの後でも大丈夫。
付け合せの温野菜にゴボウが入っていたので、ゴボウ好きには嬉しかった。

08

デザートは、とろりと滑らかなパンナコッタ。
こっくりと濃いミルクの味がして、少しでも満足感あり。



食後にカプチーノをお願いしたのだが、ちょうど女子会の皆様とタイミングが重なってしまい、出てくるまで時間がかかった。
コースはタイミングよく出して下っていたので、ちょっと残念だったが、最小限のスタッフで奮闘しているので、仕方ないと思えた。
週末ランチはコースのみで、グループ客もあることを踏まえて、時間に余裕のある方にオススメ。



シンプルだが、旬の野菜を活かしたお料理で、美味しくいただけた。
量も女性には十分。
これで食後の飲み物がついていれば言うことなしだが、銀座で、この内容でこの価格は、実に良心的だ。

厨房1人、ホール1人のお二人だけで回していて忙しそうだったが、料理を出すタイミングは良かったし、料理の説明その他の対応も丁寧で感じよく、好印象。
気持ちよくお食事できた。
店内禁煙という点も、ポイント高し。

次は、飲みつつ食べつつ…という機会に訪問したい。

2012-01-24

いいぞ、『平清盛』

1月8日からスタートした大河ドラマ『平清盛』。

恥ずかしながら、このあたりの時代背景にも人物にも、詳しくない。
というか、日本史教科書レベルのことも古文の『平家物語』も、かなり忘れてるしsweat02
そもそも、子供のころから


平家→『平家物語』→『耳なし芳一』

あるいは、

平家→ヘイケガニ

という連想となり、なんか怖いからイヤー!というワケわからん拒絶反応があるので、平家一門には近寄りたくなかった。
それに比べて、牛若丸かっちょええし、頼朝の肖像画って二枚目だし。(そこかい)
だから私は、子供の頃から、強いて言えば源氏寄り。(笑)
でも、あまり源平には関心無かったなあ。
大河ドラマ『義経』では、平清盛の優秀な愛息・平知盛を阿部寛さんが演じたので途中たけ見た。
が、阿部ちゃんの知盛は腰が抜けるほど(笑)超格好良かったものの、ドラマ自体には全然気が乗らず、すぐリタイヤ。
でも、壇ノ浦の回だけは、いろいろ突っ込みながらも、阿部知盛の立派な最後に涙しましたわ。
そういえば、『義経』のときの頼朝は中井貴一さんでしたな。
あの頼朝も良かったと記憶している。
というわけで(…って何のツナギにもなっていないが)、『平清盛』、観てますよ。
かなり出遅れたので細かいところには触れないが、ざっくりした感想を少しだけ。


今年は、今のところ面白い。
映像が重層的で奥行きや濃淡があり、時代の空気が感じられて良い。
ちゃんと人間の心の動きを、人間と人間の関係を、描こうとしているのが良い。
主人公の幼稚さ、独りよがり、甘さ、バカなところを、とことん描いているのが良い。
コドモの浅薄な考えや行動を「純粋」とか「宝」とか持ちあげず、怖い大人や真っ当な大人が容赦なくたたきのめし、世の中の理不尽さも厳しさも思い知らせるところが良い。
こうでなくては、1年間かけて主人公が成長していく物語にならないし、共感できない。
大物も小物も、どんな登場人物も、とても魅力的で興味がわく。
また、それぞれのキャスティングも絶妙。

鳥肌が立つほど巨大な悪役ぶりが素晴らしかった白河院がお隠れになった後は大丈夫かと心配(?)したけれど、なんのなんの。
鳥羽上皇の妖艶な自虐病っぷりが素敵すぎる。
対する純粋培養の天然無自覚無邪気なタマ子中宮が凄い。
朝廷のやんごとなき方々の強烈な妖しい世界から目が離せない。
源氏派の私としては、立派な忠盛さんに比べると残念感が充満している為義さんのナイスさに注目。
この方が登場するとニヤニヤしてしまう。
男前の息子・義朝くんも、初登場では目が点になったが、第3回では主人公を千歩くらいリードしてる感じで格好良かった。

とにかく、毎回、ワクワクしたり、ぐっときたり、感情を揺さぶられる。
登場人物の心の動きの背景を、ちゃんと積み重ねているから納得感があって、物語に入って楽しめる。
ツッコミどころも、「うーーん?」という点もあるので、まだまだ様子見だが、脚本や演出にイライラさせられることはない。
「やり過ぎじゃ?」とハラハラすることはあるけど。(笑)

しかし、諸手を上げて素晴らしいと思えるわけではない。
第3回を観始めてすぐ…。
アバンでは、まだ、優男の頼朝とベラ的迫力のマユナシマサコとフンドシ軍団の三つ戸巴(違)シーンが続いていて、「ええええ?」と声を出してしまった。
まさか、これが最終回まで続くんじゃないでしょうね?
最終回のラストシーンに繋がってたりして? まさか、まさかね…。
とにかく、この源頼朝パートが、私から見ると、どうも座りが悪いというか、妙な感じで。
ナレーションも、何故、頼朝なのか…。
最大の敵が最大の理解者として後世に評価する、という形にしたいの?
まさか「清盛は大嫌いなヤツじゃった。人たらしで、オナゴにもてて。」とか言わないだろうけど(笑)、本編では清盛を賛美せずとも、ずっとこのシーンをアバンに持ってきて持ち上げまくるとか、そんなことないよね…。(疑いの目)


さて、ちょっと余談。
第3回が始まって、オープニングのスタッフロールの間は、キッチンとリビングを行き来していて画面をほとんど見ていなかった。
『龍馬伝』の時には、少なくとも出演者のところはちゃんと観ていたのだが、『平清盛』は思いいれなく気楽に観ているので、こんなふうにゆるーい感じ。
そして、観終わった後に、ふと、「そういえばスタッフロール観てなかったから、ざっと観ておくか。」と思い立ち、戻して観ていたのだが…。
ふたつのサイコロの映像が静止した瞬間、私の目に入ったお名前は!
「演出  渡辺一貴」。
『龍馬伝』を担当されていた、あの渡辺Dだわよね。
おおお、そうだったのか。
『平清盛』については、キャストもスタッフも、ごく一部の方を除いて、ほとんど何も知らずに観ているので、渡辺さんが参加していらっしゃるとは全く知らなかった。
そうかぁ、そうだったのかぁ。

『龍馬伝』では、巡り会わせが悪かったのか、渡辺さんが演出された回の多くが、私の好みに合わなくて、弊ブログでも失礼千万な感想を書いてしまったのに、『平清盛』第3回は、謎のアバン以外は本当に面白くて、意味不明なイライラ感もなく、楽しめた。
なんででしょうかね。
やっぱり「ホン」の違いなのかしら? やっぱり?

とにかく、次回も観ます。

2012-01-21

『運命の人』で鷲津センサー誤作動の疑い!?

どうやら、私の体は冬眠モードsleepyに入ってしまったらしい。
とにかく、眠くて眠くてしかたない。
おかげで、平日夜は、リアルタイムでのテレビ視聴はもちろん、録画しておいたテレビ番組を見ることもままならず…。
1月スタートのドラマの「試食」結果も、ちょこっとだけでも書いておこうと思うのに、気づけば1月も下旬でないかーー!

いかん、いかん、いかん、いかーーーん!!

と焦りつつも、今日も冷たい雨の中を出かけていたため、録画番組の消化が進まなかった。
しかし、午後早くに帰宅してテレビをつけたら、『運命の人』 初回の再放送が始まるところたった。
最近は、すぐに再放送するのね。

先週日曜日の晩に録画しておいたのに、未だ観ていなかったな…と思いだしたが、これも運命かと思い定め(笑)、古新聞の片づけをしながら再放送を観ようとしたのだが、いきなり無精ひげのモッくんが崖から飛び降りちゃった!
「えっっ、いきなりですか!」と、手が止まり、そのまま画面に釘付けに。
掴みはOK、ってやつ?(笑)
で、結局、片づけはやめて(笑)、最後まで集中して観てしまった。
初回だから、大勢の登場人物の紹介があるし、耳慣れない言葉も沢山でてくるので、冬眠モードの頭と耳目ではついていくのが大変。
新米記者君が視聴者の代わりに質問したりメモ書いたりしてくれるという、ややベタだけどそれなりに親切なつくりになっていたので、なんとか置いてきぼりにならずに済んだかな。
中心人物以外の登場人物の中で、私が気になったのは、与党の大物・小平(柄本明)。
温厚そうに見えて抜け目なさや狸っぷりも匂って、さすが柄本さんだ。
もう一人は、三木昭子のダメダメでイヤな夫(原田泰造)。
妻のあれやこれやを、ぜんーんぶ日記に書くというキモい男。
この屈折しすぎている男を、原田さんが実にじめじめねっとりと気持ち悪く演じていて出色。
そんなこんなで、じっくり観ていながらも、弓成夫妻が登場したときは「この間までは兄嫁と義弟だったけど。」と思い、三木夫妻を目にしては、「あー、近藤さんとお竜さんだー」と思っていた私は、間違った視聴者です。


とりあえず、初回を観て、基地問題というハードで今も解決していないテーマで、実話をもとにした小説のドラマ化だけに、濃厚で流して観られるような作品ではない、ということはわかった。
それに、魅力的なオヤジが山盛りでオヤジスキーにはたまらない、ということもね。(笑)

まだ1回目だし、話はこれからなので、あくまでも感触だけなのだが…こってり濃厚で緊張感はあるけれども、ずっしりとした重厚さというよりは、重厚「風」な感じ。
なので、かえって疲れてしまった。
でも、『官僚たちの夏』みたいな強引さやぎゅうぎゅうと押し込んだ印象は感じられなかったので、しばらく様子見るかな。(偉そうだなー)


で、本題はこれからだ。

『運命の人』を観ようと思っていた動機のひとつが、主人公のライバル役を大森南朋さんがどう演じられるだろうか、ということへの興味だ。
この方には、複雑な、曲者・野心家・たくらみ系(そんな系統あるのか?)な人物を演じていただけたら面白そうだと思うので。
それになんといっても、諦めが悪いと知りつつも、鷲津政彦臭が超微量でもあるかどうか、という点が気になる。
ということで、読売新聞の渡邊…じゃなかった、読日新聞の山部に注目して観ていた。
すると、である。
超超微量の鷲津臭あり、と私のセンサーが感知したのである。
ちょっと自分でも自分を疑ってしまった。(苦笑)
あまりにも長らく鷲津に飢えていて、センサーが誤作動してしまっているのかも。
もちろん、外見にではなくて、彼の立ち位置…、いや、違うかな。
信念と方法論のあり方とか力の行使の仕方、みたいなところかと思う。
うーん、うまく書けないので伝わらないと思うけど。
だけど、結局、あれはナ●ツネだと思うと、萌えゼロ、いや、マイナス。

たぶん、鷲津LOVEな方々のご賛同は全く得られないだろう。
きっと、あちこちから「ふざけるなーっ」という怒声とエア携帯電話(笑)が私に向かって投げつけられているであろう。
私のニブい感覚でのことですので、どうぞご寛恕くださいませ。
それから、外見のことを言えば、ヒゲ許容範囲がわりと広い私だが、山部さんのヒゲ、私は全然ダメだった。
あれは無しです。
(ファンの皆さま、申し訳ありません。)

なんだか結局、失礼を書き放題になってしまった気が…。
いつものことだけど。えへへ。


前期の『南極大陸』は結局、私はドラマとしては楽しめず、ツンデレ氷室っちだけ観ると言う邪道な観方をしてしまった。
『運命の人』は、あのような不満はないし、「手前味噌」にならずに、ちゃんと問題提起しようという意欲が表現されていたら見ごたえ満点だと思うので、今後に期待。

でも…なにしろ、『平清盛』が今のところ充実した面白さで、濃くて怪しいキャラ満載だから、2本続けては大変なんだよなー。どうしよう。
白河法皇抜きの『平清盛』がどうなるのか、それ次第かも!?

2012-01-18

NHKスタパに栗山千明さんご出演(1月16日)

遅ればせながら、1月16日の生放送番組の話題を。
録画しておいたが当日は観られず、先ほど夕食をとりながら観たため、今頃になって、メモ代わりに記事を書いているというわけ。



1月16日放送のNHK総合『スタジオパークからこんにちは』のゲストは栗山千明さん。

当日朝刊のテレビ欄にて、このことを知り、慌てて録画予約して出勤。
しかし、月曜、火曜は『カーネーション』の当日分録画をそれぞれ観ただけで、私の自由時間終了。(寂)
月曜日分を観た後で、なるほど、先週後半と月曜日の『カーネーション』を観た視聴者にとって、月曜日の午後、スタパに栗山さんがゲストというのは絶妙のタイミングだったんだなあ、と一人頷いた。
『カーネーション』は、週のブリッジの使い方が本当に巧みだ。


『スタジオパークからこんにちは』では、朝の連続テレビ小説の金字塔(←今から決定です)『カーネーション』のお話が中心だろう。
しかし、栗山千明さんといえば、ドラマ/映画『ハゲタカ』での三島由香でしょ!
……と思い込んでいる私としては、かなり可能性は低いとはいえ、彼女のNHKでの出演作紹介で『ハゲタカ』絡みのコメントがあったら嬉しいなーという気持ちで録画しておいたのである。
それに、昨秋にBSプレミアムで放送された『塚原卜伝』では、堺雅人さん演じる主人公の妹役で出演されていたので、そちらも、ちょこっと期待。
2月にDVDも出る予定だから、兄上から共演者コメントなんかあったらいいなぁ~、たぶん無いだろうけどさ……、と、ダメで元々精神が大爆発である。

『カーネーション』以外のことが入る余地なさそうだろうな、とは思っていたけれど、ところがどっこい、想定外の嬉しいオマケ(?)があったのだ!

さて、トーク内容の詳細は、ファンブログやテレビ番組記録ブログなどに、とっくに書かれているだろうから、私が食いついたところのみ、書き留めておく。


栗山さんは、それはそれは愛らしい、春を先取りしたような衣装とヘアメイクで登場。
可愛すぎる! お人形さんみたい!
当然だけれど、奈津になっている(?)時とは違って、軽やかで明るい印象を受けるスタイリング。
実年齢より若く見える。
本当に綺麗で、うっとり♪
自分と同じ人類とは思えない。(違うのかもしれない…笑)


トークが始まると、5歳からモデルとして芸能活動を始めたベテラン(?)だけあって、物おじせずに動じない感じ。
その一方、笑顔が可愛らしくて、明るくて華があって。
とても魅力的な方。

お母様が『カーネーション』をとても楽しみにご覧になっていらして、自宅で台詞の練習をしていると、「先のお話がわかっちゃうから、やめて!」と仰るというエピソードが楽しくて微笑ましかった。
うんうん、お母様のお気持ち、よくわかる。


居酒屋で一人飲みするというお話も。
これは、『情熱大陸』でも取り上げてましたね。
お酒が好きだし、居酒屋のお料理が好きで、一人で飲んで食べて、時にはお隣の席の初対面の女子とお話したりして…だそう。
といっても、「私、群れたりしません。」と、ガシッと肩肘はっているわけではく、すごく自然に振舞っている印象を受けた。
素敵です。

ビデオコメントは安岡のおばちゃんこと、濱田マリさん。
撮影終了後に、栗山さんが一人で居酒屋に飲みに行き、その後にコンビニでお酒を買っている…という姿を目撃してしまったという衝撃(?)証言が飛び出した。(笑)
ご本人は、飲み足りなかったと補足。
酒豪なのね。
濱田さんによれば、栗山さんは高性能のスイッチがついているらしい。
本番直前までおしゃべりしていたのに、「スタート!」の声がかかった瞬間、役に完全に入ってしまうそうだ。
この切り替えの早さと度胸の良さ。
華奢な外見に似合わず、芯が太い方。


さて、私が最も注目していた出演作品紹介のコーナーでは、嬉しいことにドラマ『ハゲタカ』の映像が流れた。(残念ながら、映画『ハゲタカ』への言及は無し。出演作リストにタイトルも無し…)

ゴーゴー夕張が濡れた子犬な鷲津を罵るシーン(違)や、三島由香がテレビ局の記者となって地下駐車場の入口でハゲタカ鷲津を責めるシーンや、おおぞら電気TOB記者会見で鷲津をビシビシ攻めるシーン。
責めまくって攻めまくっていた由香ちゃんであった。
そして、平静を装いつつ内心は冷や汗タラーリな(勝手な推測)鷲津を見ながら、きゃーきゃー騒いだり跳ね回ったりする妻の異常行動を、夫は「もう遅いから、静かに観なさい…」と、あきれ返って注意した。
すまん、不治の病だから、あきらめてくれ……。

三島由香役は、栗山さんにとって初めての人間味ある役だったそうで、特別な思いかあるようだった。(願望込み)
ぜひぜひ、また三島由香になっていただきたい!

残念ながら、『塚原卜伝』は映像紹介無し。
冷たいわぁ…。


さて、この後、私にっては望外の喜びが待っていた。
栗山さんは、2008年に蜷川幸雄さん演出の『道元の冒険』で初舞台を踏んだ。
このお芝居の主演は、私のお気に入り・阿部寛さん。
道元禅師の少年時代を栗山さん、オトナになってからを阿部さんが演じた。
そして、この舞台で、栗山さんは丸坊主(もちろんカツラ)を初体験。
ここでなんと!
美人女優さんが衝撃発言。
「坊主になりたかった。」
なぬ!
栗山さんは、この舞台のオファーがあった頃、なんとスキンヘッドになりたい!という願望が膨らんでいたというのだ。
ずっとロングヘアだったので飽きたし面倒臭かったし…役に合わせてウイッグを使えばいいしと思っていた…と仰っていたが、確かにあれほどの美貌とスタイルならば、スキンヘッドも似合うだろう。
だけど、若い美人女優さんが、思い切った発言を…。(汗)

ひゃーー、随分とさばけた方だぁー、と感心していたら、嬉しいサプライズが。
『道元の冒険』の映像中で、栗山さんと阿部ちゃんがデュエットしとる!
坊主の阿部ちゃんと栗山千明ちゃんが、歌ってる!

いやー、ええもん観せていただき、ありがとうございました>NHKさん


ということで、喜びのあまり、意味不明のとっちらかった文章になってしまったが、ご容赦を。

2012-01-16

映画『ブリューゲルの動く絵』

2012年になって、もう半月なのに……。
2011年最後に鑑賞した映画の感想。

ま、今年はこんな感じで、時期を逸しても、自分の物忘れの酷さを補うブログでもあることを言い訳に(笑)、いろいろと感想を書いていきたい思っている。
いちおう、毎年そう思ってるんだけどねえ……sweat02




ブリューゲルの動く絵
(原題:The mill and the cross)
公式サイト



私が鑑賞した昨年末は、都内では渋谷のユーロスペースのみで上映していた。(現在は吉祥寺でも上映中…のはず。詳しくは上記公式こサイトで。)
この映画館の立地環境のハードルが女性にとっては高く思われて(渋谷駅周辺をご存知の方にはピンと来るでしょう。)躊躇したが、映画館で観ないと絶対に作品の魅力や意味がわからない作品だと思われるので、意を決して行って来た。
まあ、明るいうちならば、「意を決する」ほどのことはないかな。(苦笑)


話がそれるが、渋谷で映画を見るのが、2009年の7月に、オシャレな映画館・ヒューマントラストシネマ渋谷で『ハゲタカ』の何回目か(←切記録していないので、記憶がおぼろ…)を2回連続で観て以来という、超久しぶりぐあい。
あの時は、かなり小さいスクリーンでの上映だったので、映画を観た(というか鷲津を観た?)という満足感かイマイチ得られずに、ふらふらと2回目も観てしまったという中毒症状が出ていたのである。
あの頃はまだ、何回か観て気が済めば『ハゲタカ』中毒が治まると思っていたんだよなぁ。
…なんてことを思いつつ、ゆるゆると坂を上って、無事にユーロスペースに到着。

本編上映前に『東京プレイボーイクラブ』の予告編が流れた。
大森さんも光石さんも大活躍だなー。
そしてその後に、『Deep Seijun』と題する鈴木清順監督特集の映像が流れ、麿赤兒さんの怪しい表情のどアップが。
「ううーむ、息子さん、色々な意味で(意味深?)麿入ってきたなー。早く『ハゲタカ 2』が実現してくれないと鷲津の(略)」という感慨が押し寄せた。
そんな邪念にまみれでいると、いよいよ本編スタート。
不思議な世界にあっと言う間に入り込んだ。


ストーリー(あらすじ)

「バベルの塔」「雪中の狩人」などで知られる16世紀フランドル絵画の巨匠ピーテル・ブリューゲルの作品の中に入り込み、絵画の世界を旅するかのような感覚を味わえる体感型アートムービー。
ルトガー・ハウアー扮するブリューゲルを案内役に、ブリューゲルの絵画「十字架を担うキリスト」に描かれている人々の日常生活をなぞりながら、絵画に秘められた意味を解き明かしていく。監督は「バスキア」の原案・脚本を手がけ、アート界でも活躍するレフ・マイェフスキ。
実写映像と絵画を融合させてブリューゲルの絵画世界を再現する表現手法が話題となり、ルーブル美術館でも特別上映された。
 (映画.com より)

   



はっきりとしたストーリーは無いようなイメージ中心の作品だと思うが、念のため折りたたみます。
私の文章力では表現しきれないので、かなりふんわりした感想でございます。

続きを読む "映画『ブリューゲルの動く絵』" »

2012-01-12

上田宗箇 武将茶人の世界展@松屋銀座

先日、銀座の松屋へ出かけた際に、店内に掲示してあったポスターが眼に留まった。
上田宗箇(そうこ)って、『へうげもの』に出てくる上田左太郎だっけ?
NHKで放映中の『へうげもの』を観ている私は、時間もあるし観てみようかという軽い気分で、店内に置いてあった割引券付のチラシ(1000円→900円)をしっかと握り締め、いざ。



「ウツクシキ」桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇
生誕四五〇年記念 上田宗箇 武将茶人の世界展

 松屋銀座 8階
 2011年12月30日(金)-2012年1月16日(月)

*** 展覧会概要 ***

桃山時代、武将で茶人、かつ作陶も行った一人の人物がいました。
その名は上田宗箇(1563-1650)。
秀吉の側近大名として仕え、武士として一番槍にこだわって勇名を馳せ、関ヶ原の合戦後、広島に移封した縁戚の浅野家で一万七千石の客分として過ごしました。
一方、時の天下一宗匠 古田織部の直弟子として茶の湯に深く傾倒し、共に武家の茶に相応しい価値観の創造に努め、今日まで続く上田宗箇流茶道の礎を築きました。
宗箇は、利休の一切をそぎ落とした「わび」と、織部の多様な「へうげ」の世界を融合させ、自らの茶道具の美意識を「ウツクシキ」という言葉で語っています。
本展は生誕450年を記念し、武将茶人・上田宗箇の美意識の真髄に迫ります。自作の赤楽茶碗 銘「さても」や大坂夏の陣の行軍中に削った竹茶杓 銘「敵がくれ」のほか、秀吉・織部・家康などとの親交を示す上田家伝来の歴史資料や茶道具の名品約150点を展観。また、かつて広島城内にあった上田家上屋敷の茶室「遠鐘」や鎖の間を再現し、日本文化史上、最も華やかであった桃山の「ウツクシキ」武家茶の世界を紹介します。
(松屋銀座webサイト より)


会場のある8階に上がると、目の前には和服のマダムが大勢いらして、まあ華やかかこと。
「さすがに茶の湯をなさる方がたくさん……」と一人合点したが、そのマダムたちは、同じく8階で開催されていた「銀座きもの初市」なるセールのお客様であった……。

武家の茶というシブい展覧会なので、空いているかも…と思って入場したのだが、混雑とまではいかずとも、なかなか盛況。
展示品によってはプチ渋滞も生じていたが、かなりオトナな観覧者ばかりなので、適宜、別の空いているコーナーを先に観るなどして各自でうまく調整していて、ストレスはほとんど感じなかった。

いかにも茶の湯に通じています、というような方ばかりのようで、興味だけでフラフラと入ってしまった観覧者は私だけだったかも…(汗)
ちなみに、私の茶道経験は、高校生の時に、2年間だけ茶道部に在籍して表千家の茶の湯を習ったのみ。
お菓子目当ての「なんちゃって部員」だったため何も身につかず、今となっては基本所作すら忘れているのである。
そんな私なので、茶道具の鑑賞能力はゼロ。(きっぱり)
しかし、上田宗箇のことや茶の湯のことをよく知らない人にも、ある程度は理解できて興味を持てるように、わかりやすいキャプションがついているので大いに助けになった。

さらに、『へうげもの』の作者・山田芳裕氏直筆の織部と宗箇のツーショット絵が展示されていたり、『へうげもの』の画を使った人物相関図パネルがあったりして、『へうげもの』を通じてしか宗箇を知らない私も楽しく観ることができた。
上田宗箇流の点前のビデオ、宗箇についての紹介ビデオも流れており、いたれりつくせり。

なお、日時によっては、上田宗箇流のお点前でお抹茶とお菓子をいただける茶席を設けてあるとのこと
(残念ながら、私が拝見した日には未だ無かった。)



その他の象に残ったことについてだけ、さらっと。

会場に入ってすぐ、造花の枝垂れ桜の下に荷い茶屋(モバイル点前セット?)の設えと、ポスターにある赤地に金糸で波の文様を表した陣羽織が展示されている。
武将と茶人、ふたつの顔を持つ上田宗箇の魅力をあらわしているのだろう。


展示の目玉のひとつである御庭焼の赤楽茶碗「さても」は、炎を思わせる赤が印象的。
へらで一気にザクッと表面を削いであるのが、いかにも勇猛な武将らしい。
武断、という言葉が思い浮かんだ。
強い茶碗だ。
しかし、内側は綺麗に円くならしてあり、そこに宗箇の指の跡が残っている。
土の感触を慈しみ堪能してなでていたのだろう、焼きあがりを見て大いに喜んだだろう、と想像できて、宗箇の存在が近くなった。
「さても」には、晩年の彼の心境が沁み入っているのかもしれない。

へうげものスタッフブログに、山田芳裕氏が「さても」と対面した際の記事が載っている。 (vol.563. 上田宗箇作 赤楽茶碗 銘「さても」 )
上田宗箇流家元の懐の深さ、かっちょええー!


織部好みの沓型茶碗も展示してあった。
斬新で独創的。
シャープで表情豊かで、とても面白い。
織部のキャラクターそのもの。
しかし、私にはちょっとアヴァンギャルドすぎて(?)、茶をいただいても落ち着かないかも……って、そんな心配いらんけど。(笑)


とか、つらつら書くと、さもわかったふうだが、茶道具も資料も盛りだくさんに展示されており、途中からは、やや流してしまった。
ま、ド素人で知識や興味が足りないから、なかなか集中力が続かない。
それでも予定をオーバーして1時間くらい、じっくりと鑑賞させていただき、大満足。


桃山時代、大きく日本人の美の価値観が変化し広がっていった。
その渦中に飛び込み、美を発見し、自ら美を創り上げ、美を発信した男たちの一人が上田宗箇であったことを知る機会を得られて良かった。
彼の愛用した品々、彼の作品である手びねりの茶碗や竹の花入などから、苛烈で大胆で潔くて、心から美しいものを愛する人だったのだろうなあ、と想像させられた。

この展覧会は2月11日より、上田宗箇流の本拠地・広島で開催される。
会場はひろしま美術館。(詳細は⇒こちら

2012-01-11

アニメ『テルマエ・ロマエ』と『ハゲタカ』の浅からぬ縁

大人気コミック『テルマエ・ロマエ』のアニメが、1月12日深夜より、全3回放映される。
先月、作者・ヤマザキマリさんのブログで知ったときには「もうちょっと先ね。」とか思っていたのに、いやはや、時が過ぎるのは早いものである。



テルマエ・ロマエ (アニメ版)
  フジテレビ  ほか 
 ※局ごとの放送スケジュールは、番組webサイト をご照覧下さいませ。

Flashアニメ作品『秘密結社 鷹の爪』シリーズの「DLE」が制作担当しているそうで、この『テルマエ・ロマエ』も、Flash。
主人公ルシウスの声は、『鷹の爪』シリーズの監督&声優であり、アニメ『テルマエ・ロマエ』エグゼクティヴ・ディレクターのFROGMANさん。
うーーん、どんな感じになるのだろう。

こんな感じらしいです…。





ヤマザキマリさんの美麗画とは、雰囲気が違いますが…まあ、そこは割り切って、ゆるゆる楽しんで観たい。
深夜なので、録画しなくちゃ…。


そうそう、もっっっの凄い余談ですが。
以前、我が家のBraviaさんに、予約した覚えがないのに、『鷹の爪 私が愛した黒烏龍茶』というアニメ映画が録画されていたことがあって。
「えーーsweat01なんでー??」と思って、番組に付与されていたキーワードを見てみたら、

 「ハゲタカ」  ですと。

そ…それで録ったんかーーーーい!!


ええ、もちろん私はうちのBraviaさんに「ハゲタカ」を自動録画キーワード登録しているので、Braviaさんが悪いわけじゃないけんど。
なんだかなあ。(阿藤快の声で)

結局、なにがどうハゲタカなのか気になって、『鷹の爪』を観たのだけど、ハゲタカファンドが出てきたのは確かだが…ストーリーはよく覚えていない。
私の古い感性ではついていけなくて、途中で脱落して、すぐにHDDから削除してしまった。
ご興味のある方は、以下ご参照くださいませ♪


     

2012-01-07

映画『宇宙人ポール』

いまや、日本で最も有名な宇宙人といえば、サイヤ人でもケロン人でもバルタン星人でもなく、「ジョーンズ」だろう。
しかし、この映画を楽しんだ後、私にとっての宇宙人代表ば、「ポール」になった!


宇宙人ポール
  
公式サイト

ストーリー(あらすじ)

「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグとニック・フロストが主演・脚本を務め、「未知との遭遇」「E.T.」など名作SFへのオマージュを散りばめながら、陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。
SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。
その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。
ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。
  (映画.comより)

         

さて、ここから先はゆるい感想ですが、かなりネタバレを含んでいますので、折り畳んでおきます。

続きを読む "映画『宇宙人ポール』" »

2012-01-04

気になる!1月スタートの深夜ドラマ2本

皆さま、正月三が日は如何お過ごしでしたでしょうか。
ゆっくりと英気を養い、日ごろのお疲れを癒されたのなら何よりです。
本年も、弊ブログのゆるい空気にお付き合いいただければ幸いです。


私の勤務先は毎年5日が仕事初めなので、今日はリハビリ・デーのつもりなのだが、目が覚めたら8時でしたよ……やれやれ。
私は、だらだらと三日間を過ごしておりました。
年末は大掃除(実態は小掃除)と買い出しで終始して、それなりに頑張ったつもりなのだが、一転、正月はテレビの特別番組色々を適当にみながら飲んで食べてゴロゴロ…。
ブログの下書き記事の整理も、録画しっぱなしだったテレビ番組の消化も、遅々として進まず、いったい何をしていたのかと我ながら不思議だ。
三日間のことをあまり思い出せないのが怖い。
ワインと日本酒を飲み過ぎたせいだろうか。
こんなことで、明日から仕事できるのか。
毎年恒例の、CEOの英語での年頭所感を30分間も立ったまま聞かねばならないのだが、それに耐えられるだろうか。不安だ。


さて、正月ボケの頭で仕事をした後の息抜きになって欲しい深夜ドラマについてのメモ。
一本は本日スタートです!

モノグサなので連続ドラマを同時期に何本も観られない。
人気があると聞いても、ちらっと観て好みではないと次回から観ないくらい短気。
そんなワタクシだが、深夜枠は意外と好きなドラマに当たることがあるので、時々チェックしている。
今期は、以下の2作品が気になる。



『孤独のグルメ』
 1月4日スタート
 毎週水曜日 24時43分
 テレビ東京
 主演:松重豊
 番組HP

テレ東の深夜ドラマは、『勇者ヨシヒコと魔王の城』、大根仁さん演出の『湯けむりスナイパー』と『モテキ』など、かなり面白くて独創的な作品があるので、侮ってはいけない。(なぜ上から目線)
原作コミックはタイトルだけは知っているが未読。
『深夜食堂』みたいなしみじみ人情系ではないらしい。
主人公が様々な町の飲食店で「おひとりさま」で外食する話、ということだが…。
食いしん坊の私にとっては興味深いし、主人公が食べるもの も面白そう。
どう映像化されるか楽しみだ。
松重さんが主演だし、シブいゲストが登場するんだろうなあ、と期待してしまう。



『デカ黒川鈴木』
 1月5日スタート
 毎週木曜 23時58分
 日本テレビ
 主演:板尾創路
 番組HP

脱力系警察ミステリ小説゛『田舎の刑事の趣味とお仕事』シリーズのドラマ化。
こちらも原作は未読。
板尾さんの独特の空気、私は大好きなのだが、天才的ボケというイメージの板尾さんが切れ者の刑事ですか…どんな感じなんでしょうか。すごく楽しみ。
板尾さん演じる有能な刑事の駄目な部下には田辺誠一さん。
田辺さんは、『11人もいる!』での能天気なお父さん役がハマっていてとても良かったので、今後、三枚目路線が増えて行くのだろうか。
ゆるーく楽しみにしている。


とりあえず、この2本は試食してみて、良かったら継続。
それから、昨年から引き続いて観るのは『カーネーション』と『相棒』。
大河ドラマ『平清盛』は予告映像や正月の番宣番組や50ボイスを見る限り、かなりイイ感じなので、まずは最初の1カ月は観ますよ~。
てな感じが、今期の私のドラマ視聴予定。
あ、話がそれてしまった。


話を戻しましょう。
こういった深夜ドラマは、あまり詳しく事前情報を知らずに予断無しで観たほうが、面白い作品に出会えた時の驚きや喜びが大きいし、公正に評価(ってほどのこともないけどさ)できると思うので、これ以上の情報は仕入れずに、後は実際に観てのお楽しみ♪としておきます。

2012-01-01

鷲津政彦さんの2012年の運勢

2012年初の『ハゲタカ』カテゴリ記事です。
何卒、軽く流してくださいませ。


診断ツール【2012年おみくじ】を引いてみましたよ。
もちろん、鷲津政彦で。

結果はこちら。
  ↓

鷲津政彦さんの今年の運勢

 【超大凶】
 願望:期待して良し。
 病気:変態性が大いに増す。
 金運:かなり良い、儲け過ぎ注意。
 恋愛:モテモテ。

「超大凶」と出ましたが、内容はイイ感じですよー。
仕事のほうは順調にガッポリと儲けて儲けて儲けまくるようだし、モテモテだし、これって大吉でしょ。
あーー、「変●性が…」ってところが、かなりヤバいのかね。


ついでに、美冬でもやってみました。

美冬さんの今年の運勢 
 【大凶】
 願望:年末に叶う。
 学業:努力すべし。
 金運:財布落とす注意。
 奇跡:起こるでしょう。

…明らかに、こっちのほうが運勢低調な気がするsweat01
しかし、願望が年末に叶うというのと、奇跡が起こるっていうのに期待できます。(笑)
next映像版『ハゲタカ』実現についての朗報があったりするのか。
それとも、ダイエットに成功するのかも。(←他力本願すぎ)

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年が幸多く安らかな一年となりますよう。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




            『霞か雲か』  管理人  美冬  

Fuji                     (伊豆シャボテン公園より撮影)

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

フォト

超お手軽ゲーム

最近のトラックバック

無料ブログはココログ