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2012-02-06

没後150年 歌川国芳展@森アーツセンターギャラリー

行こう行こうと思っているうちに前期に行きそびれてしまった歌川国芳展の後期展示に1月末に行って来た。


Kuni00

没後150年 歌川国芳展
  会場: 森アーツセンターギャラリー
   会期:  2011年12月17日~2012年2月12日
  公式サイト


大人気の国芳をたっぷり観られる機会だけあり、さすがに大盛況という噂は聞いていた。
1月28日(土)に、入場者10万人を突破したとのこと。

私が行った日も、外は寒風が吹いていたが、会場内は老若男女が詰めかけて熱気にあふれていた。
導入部は混雑で行列が出来て停滞していたが、途中から少しずつ列が解けて作品前が無人になっているところも増え、お目当ての作品をしっかり鑑賞できて、満足。

国芳は、本当にサービス精神旺盛で、ぶっ飛んでいて、豪快で、緻密で、洒脱で、優しくて、格好良い。
斬新で思い切ったアイディアが炸裂する作品には、現代アート作品といわれても違和感がないものも多数ある。

展示作品の前で、ニヤニヤしたり、くすくす笑ったり、「へえー」とか「かっけー」と呟いたり。
私を含め、そんな鑑賞者が多かったようだ。
そう、これが国芳。
観る者を喜ばせたい、驚かせたいという彼の心意気、存分に伝わった。
無理をしてでも前期も観ておくべきだったと、ハゲしく後悔。

みどころ満載の国芳作品なので、どれもじっくりガン見したいところだったが、なにしろ、点数が多くて混雑もしていたので、事前に観たいと決めていたコーナーや作品に力を入れて、あとは軽めに。
それでも、観終わった頃には充実しつつも疲労困憊。

よく知られ作品についは書くまでも無いので置いといて(笑)、今回、私が初めて観たテーマや作品のうち、特に印象深かったものについて簡単にメモ。
あくまでも自分用のメモなので、他の方のご参考にはならないと思う。
悪しからず。

今回、私が楽しみにしていたのが美人画。
勇壮な武者絵や伝説の英雄・豪傑のダイナミックな絵、ユーモアとウイットにとんだ戯画、反骨精神を笑いでくるんだ風刺画で人気だが、国芳は美人画も得意。
国芳の美人画を、一度にこれだけの点数を見るのは初めて。
特に、状態の良い団扇絵の美人画を何枚も観られて、眼福。
改めて、国芳美人の魅力を発見できた。
国芳の美人たちは、日々の生活の中での自然な姿が中心で、はつらつとして健康的な色気があり、衣装の色柄がとってもオシャレだ。
子供や小道具との組み合わせやポーズも秀逸。
国芳は、こういう江戸娘らしい、さっぱりした気質で元気の良い女性が好みだったんだろうなあ。
特に、国芳が愛してやまなかった猫と美人との組み合わせが目にとまった。

Kuni05

    山海愛度図会 ヲゝいたい 越中滑川大蛸(1852年)


美人と猫、両方の表情やポーズのなんとも自然で愛らしいこと。
美人が愛猫にじゃれつかれて爪を立てられ、「もぉー、痛いわよ、しょうがない子ねえ~」なんて言ってそうだ。
絵のためにポーズをとっているのではなく、本当に仲の良い一人と一匹、というのがかわる絵なのだ。
猫好き国芳ならではの美人画、本当にカワイイ。
日本が世界に誇る精神文化のひとつ(なのか?)である「カワイイ」を、よーくわかっていた国芳である。

粋な江戸っ子絵師・国芳の作品に登場する人物のファッションセンスは、相当にイカしている。
国芳は日本橋の京紺屋の息子なので、幼いころから色彩や衣装のコーディネイトへの感度が高かったのではないかしら。
色彩感覚が卓抜していて、色のあわせ方が、時に鮮烈、時に繊細。
前述したとおり、女性たちの着物の色や柄の合わせ方も、愛らしくも颯爽として、あか抜けている。
衣装のみならず、豪傑たちの彫り物も、あでやかで細密で、じっくり見だしたらきりが無い。
そりゃあ、国芳の浮世絵が江戸に一大タトゥー・ブームを巻き起こしたというのも、わかる気がする。
こういう画を描く国芳は、流行に敏感で、頭脳明晰で、粋で、洒脱で……きっと自分が描いたような美人たちにモテモテだったんだろうけど、実はシャイだから、軽口で返すだけで、さらっと受け流してるだけだったり…なんて妄想しちゃう。(笑)

美女の次は美男…というこどて、今に通じるような画だなと思ったカッコイイ一枚が、こちら。
これは有名どころだけど、お気に入りなので、ピックアップ。

Kuni01

   国芳もやう正札附現金男 野晒悟助(1854年頃)


キリリとした美男が、ドクロ尽くしの衣装を着てポーズと目線をばっちり決めていて、すごくカッコイイ。
写真集とか雑誌の表紙みたいなキメの一枚って感じだ。
古今東西、ドクロはロックな男のマスト・アイテムなのだ。
ドクロだらけなのだが、何故かうっとうしくなく、粋に感じる。
これも粋な絵師・国芳マジック?
良く見れば、衣装の白いドクロは猫でできていて、カワイイ。
格好良さと可愛いさの二重構造。
うーむ、女子のツボを突いてくる。
さすがだ。やっぱり、国芳はモテたはずだ。(断言)

そして、流行に敏い江戸っ子の国芳は、新しい物好き。
こんな作品も展示されていた。

Kuni03

      忠臣蔵十一段目 夜討之図 (1831-32年頃)


忠臣蔵、討ち入り直前のシーンだが、随分と陰影をつけて西洋画風の異色な作品…。
それにしても、吉良邸の屋敷も塀も、高すぎじゃね?
と思って、隣に展示してあった説明用の写真とキャプションを読んで納得。
オランダの『東西海陸紀行』なる書籍の銅版画挿絵を参考にしていたことが近年わかったとのこと。
写真をみると、ネタ元の挿絵では南国の昼の風景で、家屋の後ろには松でなくてヤシの木が生えていたりする。
これを、師走の雪景色の月夜、冷気漂う中の緊迫した赤穂浪士の討ち入り図に、よくぞ展開したと、彼のイマジネーションの深さに感心しきり。
国芳というと、デザイン性や奇抜なアイディアが目立つが、写実性も見事だ。
写実性を深める上で、西洋画の理論を重視し、随分と西洋画の研究をしていたとのこと。
研究熱心で真面目な人だ。

最後に、私のイチオシの一枚。

Kuni04

          きん魚づくし ぼんぼん (1842年頃)


「きん魚づくし」シリーズは、これまで8図が確認されていたが、9図めがイタリアで発見され、このたび初公開となった。
貴重な作品をじっくりと観られて感激。
これは、もう文句なしに超ラブリー!
盆の時期に、江戸で幼い女の子たちかが手をつないで唄って練り歩く「ぼんぼん」という遊びを金魚を擬人化して描いたもの。
そういえば、縁日で小さい子が色とりどりの浴衣を着て、ぞろぞろ歩いていると、なんだか金魚みたいだものね。

この立ち姿といい、表情と言い…たまらなく愛らしい。
魚が立っている姿、しかも正面から……だなんて、ちょっとキモチ悪くなりそうだが、国芳にかかれば、こんなにカワイイ。
よちよち歩き(?)のちび金魚ちゃんやおたまじゃくしちゃん?(足が生えているから、たぶんそうだろう…)がお姉さん金魚に手を引かれているのが、微笑ましく、見ているとほのぼのしてくる。
みんなで口を大きく開けて、歌っているらしい。
柳に見立てた藻草が風流を添えている。
国芳の優しさや愛情深さが感じられる一枚。

というこどて、なんだか「カッコイイ」と「カワイイ」でまとめた感想になってしまった。
ボキャブラリーの貧しさがバレバレ。(汗)
国芳の状態の良い作品、初めて公開される作品を、これだけの規模で観られるまたとない機会で、本当に充実した内容だった。
国芳の天才ぶり、オールラウンダーのスーパー絵師ぶりに、改めて驚嘆し、楽しめて、テンションが上がりっぱなしだった。
同時に、粋で、ロックで、情に篤い親分肌の江戸っ子、国芳の人間としての魅力にも触れられた思い。

国芳ブームと言われるほどの昨今の人気。
国芳から、その系脈に連なる画系の画家たちの展覧会も、11月から予定されているそうだ。
(横浜美術館 2012年11月3日~2013年1月14日)
こちらも楽しみだ。


♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

以下は、脱線気味になっております。
歌川国芳展のみご興味がおありの方は、ここまでが感想となっておりますので、先はスルーしていただくことをお勧めいたします。


 ☆ オマケ ☆

グッズ売り場も大盛況だった。
オシャレな若者にも大人気の国芳らしく、作品の図柄を大胆にあしらったiPhoneケースなんてのもあり、展覧会オリジナルグッズにも実用性も格好よさも兼ね備えているものが出てきている。

そして、なんと、俳優のARATA改め(←オヤジギャグではない。)井浦新さんがデザインを担当されたグッズも販売されていた。
国芳作品から楽しいモチーフを選んでフィーチュアしたTシャツやバッジなど。
井浦さんが美術、とりわけ江戸時代の日本美術に造詣が深いということは、『美の巨人たち』や『男前列伝』に出演されたときに知ったのだが、デザイナーとしてこういう活動もされているということは、今回はじめて知った。
才能豊かな方なのね。
天は、ニ物も三物も、与える人には与えちゃうんだなぁ~。

…あ、そういえば、2010年春に放送された『男前列伝』のパイロット版は「歌川国芳×大森南朋」だった。
猫好きつながりで、国芳の愛猫に導かれ、南朋さんが国芳ワールドに足を踏み入れる…みたいな不思議な感じの番組になっていた。
『ハゲタカ』ファン以外には意味不明だろうが、大森南朋さんが日本橋にいるだけで、妙に盛り上がってしまったという記憶がある。(笑)
おっと、脱線してしまった…。



井浦さんは、崇徳院の怨霊を描いた国芳の浮世絵に魅せられ、崇徳院を好きになったそうで、携帯電話の待ち受け画面もその絵にしていたほどだとか。
怨霊の浮世絵を待ち受けに…。
怖いんですけど…sweat02
だから、大河ドラマ『平清盛』での崇徳上皇役のオファーが来た時には驚き、かつ嬉しかったそうだ。
このエピソード、本記事を書くにあたって偶然に見つけたNHK高松放送局の『平清盛』サイト内のインタビューで読んで知った。
(⇒ こちら)
面倒くさがりなので、テレビドラマのHPとか積極的に見ないのだが、今回は読んで良かった。
うーーむ、こういうことってあるのねえ。
もしかして、面倒見の良い国芳の粋な計らいだったのかもね。bleah
井浦新さんの美しくて怖ろしくて哀しい崇徳院、楽しみ♪


…と、なぜか強引に『ハゲタカ』を経由して、大河ドラマ方面に転がって行ってしまった歌川国芳展の感想である。

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コメント

美冬さん、こんばんは。

わたしも以前ポスターの歌川国芳の絵を、美術館で見ました。
顔を構成している一人一人の人間を見たくて近くでじーっと見て、そうすると今度は全体が見たくて一歩下がってと、結構時間をかけて見た覚えがあります。
地元の田舎の美術館で、平日の昼間だったのでゆっくり見ることが出来ました。(とはいえ、やはりそれなりに人はいましたが)

わたしはつい数年前まで浮世絵は全く興味が無く、あれはお年寄りとマニアの好きなジャンルと決め付けていたのですが(ひどい)、ある時友人に誘われて名古屋のボストン美術館で初めて浮世絵を見た時、本当にびっくりしました。(その時は美人画展でした)
色彩の豊かさ、線の繊細さ、印刷技術のレベルの高さ。

幕末から明治にかけて日本を訪れた外国人が、買い漁っていったのがやっと理解できました(笑)

とはいえわたしは美冬さんとちょっと違って、美人画よりは風景画や物語を描いた物が好きです。
大きな骸骨がでてくる絵もゆっくり楽しみました。
だから美冬さんのイチオシの一枚、わたしも大好きです。
今までこの絵のことは知らなかったけど、ほんとうに美冬さんが言われるようにラブリーheart02
動物が人間のように描かれている絵が好きみたいです。(鳥獣戯画も大好き)

井浦新の崇徳上皇、楽しみですね。
大河ドラマを見ることが出来る(正確には見る気になれる)ということが、こんなに楽しいことだったとわ(笑)
今の所は、「龍馬伝」のように脚本にいらつくこともないし。
まあ、簡単に法皇に会えたり、高貴な女性が御簾も隔てず顔をさらすという、ちょっとどうなのという場面もいくつかありますが、そんなことは小さいこと。
とにかく来週も見たいと思わせてくれるのが素晴らしいですよね。
また「平清盛」の記事もお待ちしております。

suikaさん
いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。
お返事遅くなって申し訳ございません。


国芳は、遊び心があって楽しいですよね。


>>わたしはつい数年前まで浮世絵は全く興味が無く、あれはお年寄りとマニアの好きなジャンルと決め付けていたのですが


ほほほ、お約束の
「あなたは、私なんだ!」 by 鷲津政彦
でございます。
私も浮世絵は、さほど積極的には観ないほうで、実は、今もわりと食指が動かない分野です。昨年の写楽展に行ったのと、幾つかの日本画の企画展の展示に含まれていたのを見たくらいで…。
でも、おっしゃる通り、質が良く芸術性が高い浮世絵を見ると、絵師と彫師と刷師の全てのセンスと技術の高さに驚かされ、そりゃあ海外の芸術家やコレクターもビックリするわさ、と誇らしくなりもします。
ただ、浮世絵は緻密だし、作品保護のために展示会場が暗いので、近くも遠くも見えずらいド近眼でひどい乱視で、しかも老眼の私には、なかなか鑑賞が辛いのでございます。

国由の風景画は、独特の視点のものが多くて、川に浮いているゴミも描いちゃったりしてます。大都会・江戸の真実の姿ってことなんでしょうかねえ。


>>ラブリー
動物が人間のように描かれている絵が好きみたいです。(鳥獣戯画も大好き)


ねっ、ラブリーですよね~
ちゃんと小さい女の子に見えるところが、さすがです。
私も鳥獣戯画は大好きで、あのウサギとカエルの絵を使ったポストイットなんてのも職場で使っております。
かつてサントリー美術館で展覧会があった時には、蟻の這い出る隙間もないくらいびっちりと鑑賞者が並んでじわじわと進みながら観るという感じでしたが、面白くて苦痛には感じませんでした。


>>大河ドラマを見ることが出来る(正確には見る気になれる)ということが、こんなに楽しいことだったとわ(笑)


色々と突っ込みどころは有りますし、主人公の中ニっぷりには苦笑することもありますが、それらも含めて楽しめる勢いがありますよね。
まずは、掴みはOK、という感じなので、今後にも期待いたしましょう。
『カーネーション』終了後には(←あまり考えたくないですが…)、大河ドラマで心の隙間を埋められるくらいの存在になってくれていると嬉しいですが……あまりハードルを上げないほうがいいかしら。

こんばんは 美冬さん

今日(あ、日付が変わったのでもう昨日ですね)
この展覧会が先日まで行われていた
六本木ヒルズへ行ってきました。

「麒麟の翼~劇場版 新参者」大ヒット御礼舞台挨拶を観に。

いやーんすみません美冬さんを差し置いて
またまたまた生阿部ちゃんに会ってきてしまいました。
(あ、これで生阿部ちゃんをお見かけするのは4回目ですね)

映画を観るのは3回目でして今日は大丈夫だろうと
思っていましたがやっぱりボロボロに泣かされてしまいました。

もう加賀恭一郎の推理と関係者への諭しはもはや
神か水戸黄門か鬼平かというレベルかと。

はやく美冬さんの感想が読みたいですわ(←おねだり)
そして色々と語り合いたいです。

もうネットなどでご存知かもしれませんが
なんとその舞台挨拶に向井くんがサプライズ登壇したんですよ!!!

全く知りませんでしたので司会の方の
「今日は一日早いバレンタインのプレゼントとして
向井理さんがいらして下さいました」
と言った途端、場内騒然!阿鼻叫喚!焼肉定食(あ、違う)
はっきり言って阿部ちゃん達が登場した時よりも
大きな歓声と拍手とマスコミの方々のフラッシュが
すごかったです。

火曜日のワイドショー特にMMのアレや
めざましでその様子が流れるかもしれません。

美冬さんのお宅の利口なブラビアさんでしたら
きっと捕獲して下さるに違いありません。

もっと色々と書きたいのですが
思いの外疲れでそろそろ限界です。

むぎこがしさん


いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。


>>「麒麟の翼~劇場版 新参者」大ヒット御礼舞台挨拶を観に。


おお、むぎこがしさんの向井理さん愛、頭が下がります。
向井氏が登場された件は、RSSリーダーが多数拾ってくれたので、幾つかのサイトで読みました。
阿部ちゃんと向井氏がちゃんとした大河ドラマで共演する日が来るといいですなあ。

私はナマ阿部ちゃんを見たことがないですが、いつかその機会が来れば嬉しい…とは思っています。
でも、あまり積極的に動いてはいないという自覚があります。
愛はあれども、熱がないのかも。
うーーん、いつか阿部ちゃんの舞台での雄姿は観たいと思いますけど。

『麒麟の翼』は、やっと先日観てまいりました。
いやー、中井貴一に泣かされそうになりっはなしでした。
今年は大河ドラマに続き、映画でも貴一にやられるとは。(違)


>>もう加賀恭一郎の推理と関係者への諭しはもはや
>>神か水戸黄門か鬼平かというレベルかと。


ふふふ、今回は加賀っちの人間味も表出されていた気がして、更に素敵でしたわ。
感想、書けるまで、しばしお待ちくださいませ。
その前に、もう1回は観たいんですけど…。


こんばんは 美冬さん

「麒麟の翼」の大ヒット御礼舞台挨拶は
twitterで偶然知りまして抽選だったので当たったら
行こうかなという軽いノリでポチっとしたら
当選してしまったという軽い動機で行けたのでした。
(向井くんのサプライズ登壇は全く知りませんでした)

まあ東京国際映画祭と試写会とで2度観ていたので
パンフレットを買いがてらもう一度観ようかなと
思っていたのもありますが行けて良かったです。

生・阿部ちゃんはダークスーツがお似合いで
動かれると垣間見えるベルトのバックルが
ライトにあたってキラキラして光輝き
それにも負けないような素晴らしい笑顔でした。

向井くんの登場も自分も映画版の出演者なので
何かさせて欲しいと向井くんからの申し出で
実現したそうです。

美冬さんはお気付きになられたかと思いますが
新婚の黒木メイサさんのいるCafeで
壁に張ってあったあのポスター!!

ワイドショー等で一部流れましたが
あのポスターを撮るにあたって当初はいわゆる
「アイコラ」で合成しようかという案も
あったようですがそこは「ハナミズキ」でも
向井くんとの交流があった土井監督が頑張って
向井くんこと弘毅が所属している劇団がどんな
劇団でどういった作品を上演しているかなど
あのポスターの作品のあらすじまで考えて
事前にそれを向井くんに渡して「こういう作品だから」
と理解してもらい衣装合わせもきちんとして
あの「流線型の月」のポスターは15分で撮影が終わったとか。

しかも阿部ちゃんったら
「僕その時のセリフ覚えてますよ
『今度は主役か。良かったな』でしたよね」
って言って下さったので向井くんも恐縮したり嬉しそうで
それを見ている私も感激しました。

そしてちゃんと向井くんの出演作品を
見ていて下さっているようで
「お正月に柳葉さんとやったのや
(『花嫁の父』というTBS系列のドラマ)
今は『ハングリー!』で頑張ってますよね」
とのお言葉!いやーん阿部ちゃんホントに
好い人でホレてしまうわと。

そして私が一番気になったのはご本人が
「目付きが悪いなー犯罪者みたいな顔だ」
といたくお気に召したご様子だった
「加賀恭一郎チョコ(ケーキ)」の行方です。

翌日のバレンタインデーの予定を聞かれ
「明日は何もないので仕事場でもらえる予定も
ないですし、家で『奥さん』から貰えるかな?
ソレ(加賀チョコ)貰ってかえりたいです。
あっち(皆さんに不評だった麒麟像チョコ)
は溝端くんに持って帰って貰うって事で」
すると溝端くんたら本気でイヤそうに
「重たいですからイイです」と力一杯否定してました。

でも密かに阿部ちゃんがアレを持って帰るというのは
ガチで有りそうだなと思いました。
(本当にどうなったかしらね)

なかなか充実した舞台挨拶で大満足な一夜でございました。

もし時間があれば阿部ちゃんも
「来週の休みにお客さんに紛れて劇場で観てみたい」
と言ってましたし「見かけたら無視して、いや、声をかけて下さい」
と言い直してらっしゃいましたから
「阿部ちゃんを探せ!」とばかりに劇場に足を
運んでしまうかも知れません。
どんなに変装してもあの身長ではごまかしようも
ありませんよね。普通の劇場で観られますかね?


むぎこがしさん

いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます。
御返事が遅くなってしまって申し訳ございません。


向井くんの登場は、ファンの皆さまにもサプライズだったんですね。
むぎこがしさんには、とても嬉しいプレゼントだったことと思います。
日本橋の麒麟からのプレゼントかな?
阿部ちゃんは、尊敬す児玉清さんや原田芳雄さんが、共演後も自分の仕事を気にかけてくださっていたことを本当に励みにしているので、自分も共演した若い人たちのことを出来る限り見守っていこうとおもっているようです。
向井くんのお仕事も、忙しい中、チェック(?)しているんですねえ。
ほんと、素晴らしいlovely


>>「加賀恭一郎チョコ(ケーキ)」の行方です。


持って帰って、奥様と仲良く召し上がったかしら?
いいなあ。(笑)


>>「来週の休みにお客さんに紛れて劇場で観てみたい」


本当に普通の劇場に行ったら、すぐにバレバレですね。
以前、お芝居を観に行った友人が、阿部ちゃんと誰か他の役者さんが客席に来ていたのを見かけたそうですが、とにかくデカイので一発でわかってしまったと言っていました。
そりゃそうだ。(笑)
まあ、すっかり渋くなった今の阿部ちゃんは、女性ファンよりも男性ファンのほうが多くてキャーキャー言われるようなこともないので(ヒドイ)、もし映画館にいても、騒ぎにはならんと思いますが…。

そうしえば、『麒麟の翼』で久しぶりに阿部ちゃんと共演したガッキーは、4月からのフジのドラマで堺さんと共演だとか…。
脚本は『外事警察』や『鈴木先生』を担当された方だそうで、生瀬さんや、なんと里見浩太郎さんとも共演とのことで、異色作となるかも。
4月には、『SPEC』と『テルマエロマエ』も公開されるし、春が待ち遠しいです。(気が早い)

こんばんは 美冬さん

連投すみません。

昨夜は我らが副長こと山本耕史さんがナビゲーターの
国芳の描いたスカイツリーの番組を見て
今晩はブリューゲルのバベルの搭の番組を見ました。

国芳はなかなか面白い人だったようですね。
私は作品は見たことがある程度でしたが山本耕史さんの
子供のような好奇心丸出しの様子が微笑ましくてつい興味が
わいてしまいました。たぶん昨夜の番組は再放送だったのか
美冬さんが行かれたこの展覧会での様子も紹介されていました。
うーん行けずに残念です。

今晩のブリューゲルの番組はジオラマでバベルの搭を
立体的に再現してしまおうという試みで様々な角度から
とてつもなく精密に描かれたブリューゲルの絵を
検証していて興味深かったです。

そういえば別記事でお書きになっていた
「ブリューゲルの動く絵」を最終日にユーロスペースで
観ました。冒頭から30分以上もセリフが無くて
淡々と描かれるエピソードが終末に向かって収束していく
感じがとても興味深い映画でした。

これは全く関係ありませんが「宇宙人ポール」も観ましたよ。
ぷぷぷと笑いっぱなしのおバカ映画で面白うございました。

それが色々な名作を上映する事で知る人ぞ知る名画座の
早稲田松竹でゴールデンウィークにですね
SF映画の金字塔ともいうべき「未知との遭遇」が
「宇宙人ポール」と2本立てで上映されるのですよ。
いやーなんてセンスのある映画館だと嬉しくなっちゃいました。

むぎこがしさん

コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。


>>我らが副長こと山本耕史さんがナビゲーターの
>>国芳の描いたスカイツリーの番組を見て


お正月に放送された番組の再放送があったんですよね。
私は初回放送を見逃していたのに、2月の再放送も録画し忘れておりました。
いかん、いかん、いかん、いかーーん!
鬼の副長、そしては内大臣で炸裂中のヤマコーさん、歌川国芳展では音声ガイドにご出演されていました。
私は利用しませんでしたが、ファンと思しき若いお嬢さん方が何人も音声ガイドのカウンターに並んでおられましたよ~~

『極上 美の饗宴』の「バベルの塔」の回は、録画だけして未見なんです…早くみなくちゃ。

『ブリューゲルの動く絵』もご覧になられたとの由。
異色のアート映画で、観終わったあとも不思議な気持ちでした。
人の生と死について静かに考えさせられる芸術性の高い作品でしたが、私は『聖☆おにいさん』も思い出してしまい、「ああ、この方は将来、立川のアパートに…」などと思ってしまったのは秘密です。(笑)

そして、『宇宙人ポール』が『未知との遭遇』との併映ですか!
早稲田松竹、憎いことするなあ~。
最高のカップリングです。
ゴールデンウィークの予定に入れたい…。

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