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2012年2月

2012-02-26

たこつぼ

記事タイトルの意味は、最後に。
また、私のオヤジ゙脳の産物のタイトルですので、意味はナッシング。
どんどんオヤジ脳が進展しているな。
ハゲタカ脳とオヤジ脳が合体すると、どうなるのだろうか。
……なんだかヤなsad感じだが、考えても仕方ないので、本題に行こう。


今回は、映画やドラマを使っての商品宣伝の効果についてのお話。
ただし、私はその方面には無関係のシロウトで、自分の体験を軽く書いただけの、かなりアホな内容なので、お含みおきくだされ。


今月半ばから今週にかけて、映画を2本と、あるドラマの再放送録画を観た。
この順番がポイントなのだ。
その結果、金曜日の晩に、私は自分の単純さを再認識することとなったのである。


さて、順に書くと。

少し前の休日、『麒麟の翼』を鑑賞。
劇中に、『築地銀だこ ハイボール酒場』で、加賀(阿部寛)と松宮(溝端淳平)がたこ焼きを食べるシーンあり。
二人の息のあったバディっぷりがナイス。

その数日後、『三丁目の夕日’64』を鑑賞。
珍しく、早退して自宅沿線、少し下り方面にある駅のシネコンで。
半端な時間だったが上映終了が8時半くらいなので、上映前に軽食をいただこうと思った。
しかし、この施設のレストラン街には入りたいと思えるところがなく、かといって別の場所に行く時間もなく…。
映画館の売店でホットドックやポップコーンを買うこともできるが、ロビーにはイートインスペースがない。
要するに、劇場内で食べてね、ということだろう。
ぼんやり者の私は、飲食しながら映画を観ると集中できないので、これは×だ。
どうしようか。
「焦るんじゃない。俺は何かひとくち食べたいだけなんだ。」と、『孤独のグルメ』風に心の中で呟きつつ、1階に下りてフードコートを検分。
ラーメン、ハンバーガー、クレープ等のお店が並んでいるが、どうも食指が動かない。
すると、『築地 銀だこ』発見。
「……いいじゃないか。」
またもや『孤独のグルメ』の井之頭五郎よろしく呟き、スタンダードなタコ焼きとウーロン茶のセットをオーダー。
私にとっては嬉しいことに、作り置きのストックが切れたタイミングだったので、お兄さんが手早く焼いてくれるのを見学しつつ待った。
焼き立て熱々~。
普段は都心近くのオフィスにいる時間帯。
こういう場所で飲食することも滅多にない。
いろんなことが珍しく、たこ焼きを頬張りながら周囲を見回した。
平日の夕方遅く、片田舎のショッピングセンターのフードコートで思い思いに軽食やホットドリンクを口にしつつ、壁のプロジェクターに映される映画の予告編を眺めたり、本を読んだり、ぼーっとしている人々が結構いる。
貴重な一人の時間を過ごす主婦風の方、宿題を一緒にやっている高校生二人、塾前の腹ごしらえ中らしい小学生数人、買い物疲れをいやしている老夫婦、そして不審な老女(私)。

「銀だこ」は、私が住む町にもあるが、帰宅時にはたいてい行列ができているので、誘惑されても寄ることはない。
たまーに、夫が買って帰ってきたり、休日の買い出し帰りに買い求めたりする程度。
久しぶりに、いただいた。
やっぱり、たこ焼きは出来たてが一番美味しいなあ…。
外カリカリ中トロトロ、プリッとした大きいタコさんが入ったたこ焼きを、はふはふ。lovely
満足して、美味しくいただいたのだが、最後の一つをつまんだ時に、「そういえば『麒麟の翼』で阿部ちゃんが銀だこでたこ焼きを上手に食べてたわね。」と思いだしたのである。
無意識のうちに、銀だこに誘導ざれていたのか。
恐ろしや。(違)

そして、今週木曜日の夜。
帰宅して、何日も放置気味だったBraviaさんを起こして、何か「おまかせ録画」をしてくれていたか確認した。
すると、『SPEC』の第1回・第2回が録画されているではないか。
4月に劇場版が公開されるので、その宣伝用に深夜枠で再放送が開始されたようだ。(⇒番組HPをご照覧ください。)

レギュラー放送時に番組名で毎回録画モードで予約していたのが反応したようだ。
通常は、番組表に<終>が入ったら自動的に毎回録画モードから落ちるはずだが、なぜか予約が生きていたらしい。
ううむ、堤監督もSPECホルダーリストに載っていたので、監督が「再放送録予約を活かすSPEC」を使ったに違いない。
リストには確か、「出血する能力」とか書かれていた記憶があるが、それとは別の能力もあるのだろう。(爆)

そんなわけで、私は堤幸彦監督に操られて(違)、「最初だけみちゃおう~っと。」と、夕食の準備も後回しにて、どっかりとソファに沈み込んで録画されていた第1回を再生した。
いやー、やっぱり面白い。
堤さんは職人肌なので、企画が持ち込まれて依頼された場合はオーソドックスに感動できるものを手堅くクオリティ高く作るが、ご本人の企画の場合は相当にアクが強くて隅々まで情報量が多いもののため、見る人によって好き嫌いが激しく分かれる作品ばかりだ。
「SPEC」もそういう作品じゃないかな。
エンタテインメント性が高く、表層はふざけているようではあるが、同時に深淵を見せている作品だと思う。
で、再生しはじめて、瀬文の軍人的身体表現と坊主頭がいいなー。
と喜んでいたら、出ました、あの台詞が!!


志村 「銀だこの『さっぱりおろし天つゆねぎだこ』が喰いたいっス!」


はい。
そして。
翌金曜日の夜、私は気づいたら地元の「築地銀だこ」でこれを買っていた。
……やられた…。

Tako

       築地銀だこ  さっぱりおろし天つゆ ねぎだこ 


なんと単純な。
むーー、映画『ハゲタカ』の、これでもかというプロダクトプレイスメントには、反応しなかったのに。
(舞台になった場所には、ハゲタカ世界の空気を感じるために少々行ってみたが。)
これは、やはり。


銀だこの思う壺?
……略して、たこつぼ。


お後がよろしいようで。

よろしくない?

2012-02-22

そらめめ?

記事タイトルは、「そらまめ」 や 「そらみみ」 の間違いではない。

前の記事のオマケ的な内容なのだが、artカテゴリの記事には入れにくいので、独立した記事にした。

馬鹿馬鹿しいネタなので、かるーく読み流してやってつかあさい。
普通の(?)真面目な美術ファンの方は、広い心をもってお読みいただくか、この先はスルーしてくださいませ。



原美術館で『マイウェイ』展を鑑賞した後、退出する際にエントランスホールに置いてあった次回企画展のチラシを頂戴した。
ちょうど、ベビーカーを押して来場された方が複数いらして、ホールが混みあっていたため、チラシを手にとってすぐにバッグに入れて外に出てしまい、その場ではチラシの上のほうを一瞥しただけだった。

白黒写真の下に、「杉本博司」という文字だけは辛うじて目が捉えたので、杉本博司さんの個展だということは分った。

写真にも疎い私でも、世界的な写真家である杉本さんのお名前は存じ上げているし、その作品も僅かではあるが観たことがある。
モノクロームで、余計な要素をギリギリまでそぎ落としたシャープな作風だったと記憶している。
海や有名な建築物のモノクロ写真を観たような…。
ほんと、うっすらとしか覚えてないや。恥ずかしい。

数年前に、友人の家に遊びにいった際、杉本博司さんの写真集とポストカードをみせてもらったことがあり、その時のぼんやりとした記憶た。
たぶん、森美術館で杉本さんの個展があった直後くらいだろう。(調べてみたら2005年に個展が開催されていた。数年前どころじゃないじゃん…。)
美大出身で、ハイセンスな友人が「いいでしょ。」と見せてくれたので、「カッチョエエなあ」と思ったのかも。(やれやれ…)
たぶん、杉本さんの作品をまとめて拝見したのは、その時以来、ないかもしれない。
なんてことを思い出し、そうか、原美術館で個展があるなら、行きたいなあ、と思い、帰りの電車の中でバッグからチラシを取り出し開いてみた。



杉本博司 ハダカから被服へ
(英題 Hiroshi Sugimoto: From naked to clothed)
会期:2012年3月31日(土) ~7月1日(日)
会場:原美術館  (webサイト)



目に飛び込んできた文字に、私はハゲしく反応した。
瞬間的にアタマが沸騰して、
「ふんがーdash」などという鼻息を漏らしてしまい、恥ずかしい思いをしてしまったのである。


ハ ゲ タ カ ?


いや、ハ ゲshine ダカラ…?


あ、ハ ダ カ ……なのね…

………sweat02
………sweat02sweat02

ぶわっかもおぉぉぉーーんっannoy>俺の脳!
 


でもね、こういう間違いってよくあるでしょ?
「ひつまぶし」が「ひまつぶし」に見えたり
「おこと教室」が「おとこ教室」に見えたり…。
と、私は単なる目の錯覚、そして軽度の老化現象だと思い込もうとした。


でも、文字の順番が入れ替わるならわかるが、無い文字を、勝手に補完したり、濁点を付け替えたりって、これはかなりヤバくね?
単に老化現象とか、見間違いっていうんじゃないのでは?
明らかに、ハゲタカ脳病が目を冒している、と認めざるを得ない。


世のハゲタカ・ファンの方々は、もっと高尚な事柄から『ハゲタカ』を連想していらっしゃるというのに、私は幼児レベルの目の錯覚。
見るダジャレ(?)だ。
あまりにも程度が低くて、「おまえなんかハゲタカのことを語るな。」と叱られそうだ。


「だから、ダメなんだ。」 by  飯島亮介


ううむ、やはり、私、まだまだ幼稚なハゲタカ道初心者だ。crying
精進が足りないないぞ、と山手線の中で猛省したのであった。
(なんか間違っている気もする。)

2012-02-19

ジャン=ミシェル・オトニエル:マイウェイ@原美術館

※画像を多く掲載している記事です。


フランスの現代美術作家、ジャン=ミシェル・オトニエルの日本初個展を原美術館で観てきた。

Myway2

邸宅美術館の空間とオトニエルの作品が作り出す世界を存分に楽しんできた。


昨年、パリのポンピドゥーセンターで開催され、3ヶ月で20万人が訪れたという展覧会の世界巡回展。
今回は、原美術館の規模と空間にあわせて再構成したという。
なるほど、実に贅沢に立体的に、美術館の空間と作品が生かされていた。

なお、この企画展では、会場で渡される作品リストに記されている注意点を守れば、写真撮影OKという太っ腹。
(常設展示など撮影禁止もあるので、要注意。)
あの原美術館の素敵な空間ときらめくガラスアートの共演をカメラで切り取って持ち帰れるなんて、夢のようじゃありませんか。
ということで、カメラやスマホ等で作品を撮影しておられる方が多数だった。
なお、この記事に掲載している展示作品の写真は、連れが撮影したもの。
私のなんちゃってコンデジは、こういうのは無理なので…。

Myway

エントランスの展覧会タイトルも作品となっている。
ここからが、夢想想的でカラフルなオトニエルの世界だ。

初期作品から最近の作品まで網羅されているので、オトニエルが表現するために使ってきた素材と表現方法の変遷を見られる。

オトニエルは1964年フランス生まれで、現在はパリを拠点に活動している。
1980年代から、硫黄、鉛、蜜蝋といった素材を用いた作品を制作していたが、1993年よりガラスを用い始めた。
現在は、ヴェネツィアのムラーノ島で制作するガラス玉を用いた作品が主となっているようだ。


そういえば、昨年、資生堂ギャラリーでムラーノ島で活動されている三嶋りつ惠さんの個展を見たが、三嶋さんの作品は、全て透明のガラスで、古代の祭祀器のようで、神秘的で静謐だった。
(関連記事は こちら)
その後、サントリー美術館のヴェネツィアングラスの展覧会でも三嶋さんの作品を見たし(記事は書いてなかった…)、昨年から今年にかけて、現代作家のヴェネツィアングラスづいているな…。

ガラスを用いる現代美術作家の多くがそうであるように、オトニエルもガラス工房の職人たちとチームを組んで作品を創り上げるスタイルをとっているそうだ。

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チーム制作ということもあってなのか、ガラスの儚ない美しさと、繋がりのある形状から立ち上る力強さが、不思議と同居しているように感じられたのだ。
この展覧会が今の日本で開かれることによって、その意味が増しているのかもしれない。
深読み?


美術館2階の階段を利用した展示。

Kuro

黒が響き合う。


愛らしくロマンティックな作品も。
「私のベッド」という作品。(2002年)

Bed1

Bed2

こんなベッドに横たわってみる夢はどんな夢だろうか。
2階に上がると、上からも鑑賞できる。

Bed4

Bed9

うっとりする…。

大型の立体作品が中心なので、近寄って細部を見たり、引いて全体や展示空間との調和を感じたり…いろいろな角度から楽しめる。

昼間は自然光が窓から入り、作品に表情を与えていた。

Bed6_2

Bed8

Ha

裏庭にも作品が。

Niwa1

Niwa2

水曜は20時まで開館しているので、照明による輝きも楽しめそう。


食虫植物か未知の海洋生物のような印象を受けた作品。
天井から吊り下げられていたので、尚更に不思議な生き物のように見えた。

Mudai1

Mudat2

ムラーノガラス特有のしっとりと官能的な輝きと色彩、そしてオトニエルによる有機的な造形のせいか、ガラスの硬質感は感じられず、ぬらりとして柔らかそうで、つい手を伸ばしそうになってしまうので、その衝動を抑えるのに、苦労した。(笑)
もちろん、作品に触れてはいけません。

初期作品は、ちょっとグロテスクな印象のものも…。

Me

初期のものは、苦悩や葛藤をはっきりと表出しているものが多いように思えたが、現在のものは詩的で抽象的で洗練されている印象を受けた。
いや、ものすごく的はすれなことを書いているのかも…。(汗)


「涙」というタイトルがついていた作品群。

Namida1

ひとつずつ観ていくと、血のような赤が使われていたり、何か生物のようなカタチのものがあったり、鋭い針のような形があったりして、綺麗な色や輝きながらも痛々しさが感じられる。
でも、温かいし懐かしいような感覚も。
ガラスという素材だからだろうか。


薄口美術ファンの私は、現代アートで、こんなに感応することは珍しく、会場を2周して、うっとり&じっくりと鑑賞した。
ガラスのアート作品に興味がある方や現代美術がお好きな方はもちろん、私のように現代美術を観る機会が少ない方も、気軽に素直に楽しめると思うので、オススメですよ。


たっぶりと鑑賞した後は、館内の「カフェ・ダール」へ。

Cafe1

原美術館に行くと、必ず寄るお気に入りの場所だ。

Cafe2

さすがに寒いので、テーブルは全て室内に入れてあった。
お昼前には満席。
週末限定のワインのフルボトル付のバスケットも、あっという間に完売御礼していた。
私たちは、あまり時間がなかったので本日のパスタと、カヴァをグラスで一杯。

Cafe3

Cafe4

展覧会の余韻にひたって、外を眺めつつ、ランチをいただいた。食事を終えてカフェを出ると、順番待ちの方々がずらーり。
いやー、本当に人気なのね。


楽しく刺激的な時間を過ごせて、大満足。
オトナ同士のおデートにも、オススメ。

ジャン=ミシェル オトニエル: マイウエィ
会場: 原美術館 (webサイト) 
会期: 2012年1月7日(土)~3月11日(日)
※詳細は美術館webサイトを御照覧下さい。

2月19日生まれの男の子

映像版の鷲津政彦を愛する皆さま。
今年も私たちの政彦ちゃん(爆)が、大人の階段を一段、登りました。


では、御唱和くださいませ♪


鷲津政彦さん、お誕生日おめでとうございます!


えー、今年も恥ずかしげもなく、自分の誕生日と合同で鷲津の誕生会を開催いたしました。
2月19日にはどうしても都合がつかず、前倒しで誕生会をやってしまったので、過去形なんでございます。

02

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誕生日会のお食事等は、いずれまた記事にあげるとして……。


うちの誰かさんが、テディベアのストラップを2つ、プレゼントしてくれました。

Bear

「365テディベア」というシリーズのストラップ

くま君の足裏には、お誕生日がプリントしてあります。
向かって左側のくま君の足裏には……ふふふ。
Feb. 19 って、読めますか?
で、隣のくまちゃんの足裏には、私の誕生日が。
仲良く並んでお話している2匹です。
えへへっ、女子中学生みたいなことをしてしまいましたheart02


昨年の12月に、伊豆のテディベアミュージアムで見つけて、彼が「君のお誕生日のクマを買ってあげるよ。」と言ってくれたので、調子に乗って、「鷲津さんの誕生日のクマも、お願いwink」とおねだりしてしまいましたの♪
月ごとにデザインが違うのですが、鷲津と私は2月生まれなので、同じデザイン…。
これじゃ、双子ですな……。crying

相変わらず、一人寂しく、鷲津への愛を温めるている私でございます。
あー、イタイ。

2012-02-15

忘れかけたバレンタインデー

本当は昨日のうちに書いておくつもりだったのだが、睡魔に負けてしまい、一日ずれてしまった…。
来年の自分のためのメモも兼ねているので、まっいいかな…。(汗)


今年のバレンタインデーのために用意したチョコレートは

ラ・メゾン・デュ・ショコラルセット・ダムール

Dsc01884

一見すると、手帳か本のような箱。

Dsc01885

中身は4種類のフレーバーのボンボン・ショコラ。

ボーテ⇒ プレーンなダークガナッシュ
エキゾティズム⇒ ブラックペッパー×パッションフルーツ×ダークガナッシュ
エレガンス⇒ バニラビーンズ×ダークガナッシュ
フォリ⇒ ヘーゼルナッツ×ミルクプラリネ


夕べはチョコレートを夫に渡すのが遅くなってしまい、私は味見を遠慮しておいた。
で、今朝、「エキズティズム」をひとつ味見しただけだか、ブラックペッパーはあまり感じられず。
食べた後から同封の解説リーフレットを読んだら(雑ぎる…)、ブラックペッバーは「ほんのり」程度だそうなので、納得。
パッションフルーツのコンフィチュールの甘酸っぱさも程良くて、バランスよく上品にまとまっている印象。


ブログを再開してから3回目のバレンタインデーだが、3年連続でお店に買いに行く時間がとれず、早々にオンラインブティックにてポチッと。
バレンタイン商戦時期のチョコレート店やデパート等の特設会場の怖ろしい混雑には耐え切れないし、そもそも行って選んでいる時間的余裕が足りない。
然りながら、そんなモノグサな私でも、それなりに「あなたのために選んだのよ。」感を出しておきたい、というワガママもかなえたい。
そんな私にとって、自宅にいながらにして何人ものショコラティエのブティックから好みのチョコレートを選べるというのも、嬉しい限り。
だって、自分も半分いただくということを前提にして選んでいるんだしね。(笑)
まったく便利な世の中になったものだ。bleah

ところが、一週間前くらいに用意しておいて、すっかり安心して、その後すっかり忘れてしまい、なんと昨日はバレンタインデーだということ自体すら忘れかけていた。
なんせ、私の勤務先では、大昔に当時の大奥総取締役クラスの大上臈たちが申し合わせて、職場での義理チョコ配付は無し、という決まりにしてくれたので、勤務先の行事としてのバレンタインには無縁の社会人人生を送ってきたのである。
そして、現在も若者が少なくて、華やぎが足りない組織であるため、昼休みなどの女性同士の会話にも殆どバレンタインの話が出ないので、関心が年々薄くなっていっているのだ。

夕べは、夫のほうが先に帰宅していたので、慌てて夕食のしたくをして、食事をして、洗濯をして…と、バタバタしていたら零時近くになってしまった。
夫に早く入浴するように言うと、なんだかモジモジしている。
具合でも悪いのかと尋ねると、恐る恐る、「今年はチョコレート無し?」と、聞かれてしまった。
あちゃーー!
すっかり忘れてましたよ!
あわてて贈呈式(笑)を行い、いったん渡したのをひったくって(←ひどい)ブログ用に写真を撮った。
ロマンティックもラヴもない、サバザハどころか、ダメダメなバレンタインデーの我が家であった。

2012-02-06

没後150年 歌川国芳展@森アーツセンターギャラリー

行こう行こうと思っているうちに前期に行きそびれてしまった歌川国芳展の後期展示に1月末に行って来た。


Kuni00

没後150年 歌川国芳展
  会場: 森アーツセンターギャラリー
   会期:  2011年12月17日~2012年2月12日
  公式サイト


大人気の国芳をたっぷり観られる機会だけあり、さすがに大盛況という噂は聞いていた。
1月28日(土)に、入場者10万人を突破したとのこと。

私が行った日も、外は寒風が吹いていたが、会場内は老若男女が詰めかけて熱気にあふれていた。
導入部は混雑で行列が出来て停滞していたが、途中から少しずつ列が解けて作品前が無人になっているところも増え、お目当ての作品をしっかり鑑賞できて、満足。

国芳は、本当にサービス精神旺盛で、ぶっ飛んでいて、豪快で、緻密で、洒脱で、優しくて、格好良い。
斬新で思い切ったアイディアが炸裂する作品には、現代アート作品といわれても違和感がないものも多数ある。

展示作品の前で、ニヤニヤしたり、くすくす笑ったり、「へえー」とか「かっけー」と呟いたり。
私を含め、そんな鑑賞者が多かったようだ。
そう、これが国芳。
観る者を喜ばせたい、驚かせたいという彼の心意気、存分に伝わった。
無理をしてでも前期も観ておくべきだったと、ハゲしく後悔。

みどころ満載の国芳作品なので、どれもじっくりガン見したいところだったが、なにしろ、点数が多くて混雑もしていたので、事前に観たいと決めていたコーナーや作品に力を入れて、あとは軽めに。
それでも、観終わった頃には充実しつつも疲労困憊。

よく知られ作品についは書くまでも無いので置いといて(笑)、今回、私が初めて観たテーマや作品のうち、特に印象深かったものについて簡単にメモ。
あくまでも自分用のメモなので、他の方のご参考にはならないと思う。
悪しからず。

今回、私が楽しみにしていたのが美人画。
勇壮な武者絵や伝説の英雄・豪傑のダイナミックな絵、ユーモアとウイットにとんだ戯画、反骨精神を笑いでくるんだ風刺画で人気だが、国芳は美人画も得意。
国芳の美人画を、一度にこれだけの点数を見るのは初めて。
特に、状態の良い団扇絵の美人画を何枚も観られて、眼福。
改めて、国芳美人の魅力を発見できた。
国芳の美人たちは、日々の生活の中での自然な姿が中心で、はつらつとして健康的な色気があり、衣装の色柄がとってもオシャレだ。
子供や小道具との組み合わせやポーズも秀逸。
国芳は、こういう江戸娘らしい、さっぱりした気質で元気の良い女性が好みだったんだろうなあ。
特に、国芳が愛してやまなかった猫と美人との組み合わせが目にとまった。

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    山海愛度図会 ヲゝいたい 越中滑川大蛸(1852年)


美人と猫、両方の表情やポーズのなんとも自然で愛らしいこと。
美人が愛猫にじゃれつかれて爪を立てられ、「もぉー、痛いわよ、しょうがない子ねえ~」なんて言ってそうだ。
絵のためにポーズをとっているのではなく、本当に仲の良い一人と一匹、というのがかわる絵なのだ。
猫好き国芳ならではの美人画、本当にカワイイ。
日本が世界に誇る精神文化のひとつ(なのか?)である「カワイイ」を、よーくわかっていた国芳である。

粋な江戸っ子絵師・国芳の作品に登場する人物のファッションセンスは、相当にイカしている。
国芳は日本橋の京紺屋の息子なので、幼いころから色彩や衣装のコーディネイトへの感度が高かったのではないかしら。
色彩感覚が卓抜していて、色のあわせ方が、時に鮮烈、時に繊細。
前述したとおり、女性たちの着物の色や柄の合わせ方も、愛らしくも颯爽として、あか抜けている。
衣装のみならず、豪傑たちの彫り物も、あでやかで細密で、じっくり見だしたらきりが無い。
そりゃあ、国芳の浮世絵が江戸に一大タトゥー・ブームを巻き起こしたというのも、わかる気がする。
こういう画を描く国芳は、流行に敏感で、頭脳明晰で、粋で、洒脱で……きっと自分が描いたような美人たちにモテモテだったんだろうけど、実はシャイだから、軽口で返すだけで、さらっと受け流してるだけだったり…なんて妄想しちゃう。(笑)

美女の次は美男…というこどて、今に通じるような画だなと思ったカッコイイ一枚が、こちら。
これは有名どころだけど、お気に入りなので、ピックアップ。

Kuni01

   国芳もやう正札附現金男 野晒悟助(1854年頃)


キリリとした美男が、ドクロ尽くしの衣装を着てポーズと目線をばっちり決めていて、すごくカッコイイ。
写真集とか雑誌の表紙みたいなキメの一枚って感じだ。
古今東西、ドクロはロックな男のマスト・アイテムなのだ。
ドクロだらけなのだが、何故かうっとうしくなく、粋に感じる。
これも粋な絵師・国芳マジック?
良く見れば、衣装の白いドクロは猫でできていて、カワイイ。
格好良さと可愛いさの二重構造。
うーむ、女子のツボを突いてくる。
さすがだ。やっぱり、国芳はモテたはずだ。(断言)

そして、流行に敏い江戸っ子の国芳は、新しい物好き。
こんな作品も展示されていた。

Kuni03

      忠臣蔵十一段目 夜討之図 (1831-32年頃)


忠臣蔵、討ち入り直前のシーンだが、随分と陰影をつけて西洋画風の異色な作品…。
それにしても、吉良邸の屋敷も塀も、高すぎじゃね?
と思って、隣に展示してあった説明用の写真とキャプションを読んで納得。
オランダの『東西海陸紀行』なる書籍の銅版画挿絵を参考にしていたことが近年わかったとのこと。
写真をみると、ネタ元の挿絵では南国の昼の風景で、家屋の後ろには松でなくてヤシの木が生えていたりする。
これを、師走の雪景色の月夜、冷気漂う中の緊迫した赤穂浪士の討ち入り図に、よくぞ展開したと、彼のイマジネーションの深さに感心しきり。
国芳というと、デザイン性や奇抜なアイディアが目立つが、写実性も見事だ。
写実性を深める上で、西洋画の理論を重視し、随分と西洋画の研究をしていたとのこと。
研究熱心で真面目な人だ。

最後に、私のイチオシの一枚。

Kuni04

          きん魚づくし ぼんぼん (1842年頃)


「きん魚づくし」シリーズは、これまで8図が確認されていたが、9図めがイタリアで発見され、このたび初公開となった。
貴重な作品をじっくりと観られて感激。
これは、もう文句なしに超ラブリー!
盆の時期に、江戸で幼い女の子たちかが手をつないで唄って練り歩く「ぼんぼん」という遊びを金魚を擬人化して描いたもの。
そういえば、縁日で小さい子が色とりどりの浴衣を着て、ぞろぞろ歩いていると、なんだか金魚みたいだものね。

この立ち姿といい、表情と言い…たまらなく愛らしい。
魚が立っている姿、しかも正面から……だなんて、ちょっとキモチ悪くなりそうだが、国芳にかかれば、こんなにカワイイ。
よちよち歩き(?)のちび金魚ちゃんやおたまじゃくしちゃん?(足が生えているから、たぶんそうだろう…)がお姉さん金魚に手を引かれているのが、微笑ましく、見ているとほのぼのしてくる。
みんなで口を大きく開けて、歌っているらしい。
柳に見立てた藻草が風流を添えている。
国芳の優しさや愛情深さが感じられる一枚。

というこどて、なんだか「カッコイイ」と「カワイイ」でまとめた感想になってしまった。
ボキャブラリーの貧しさがバレバレ。(汗)
国芳の状態の良い作品、初めて公開される作品を、これだけの規模で観られるまたとない機会で、本当に充実した内容だった。
国芳の天才ぶり、オールラウンダーのスーパー絵師ぶりに、改めて驚嘆し、楽しめて、テンションが上がりっぱなしだった。
同時に、粋で、ロックで、情に篤い親分肌の江戸っ子、国芳の人間としての魅力にも触れられた思い。

国芳ブームと言われるほどの昨今の人気。
国芳から、その系脈に連なる画系の画家たちの展覧会も、11月から予定されているそうだ。
(横浜美術館 2012年11月3日~2013年1月14日)
こちらも楽しみだ。


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以下は、脱線気味になっております。
歌川国芳展のみご興味がおありの方は、ここまでが感想となっておりますので、先はスルーしていただくことをお勧めいたします。


 ☆ オマケ ☆

グッズ売り場も大盛況だった。
オシャレな若者にも大人気の国芳らしく、作品の図柄を大胆にあしらったiPhoneケースなんてのもあり、展覧会オリジナルグッズにも実用性も格好よさも兼ね備えているものが出てきている。

そして、なんと、俳優のARATA改め(←オヤジギャグではない。)井浦新さんがデザインを担当されたグッズも販売されていた。
国芳作品から楽しいモチーフを選んでフィーチュアしたTシャツやバッジなど。
井浦さんが美術、とりわけ江戸時代の日本美術に造詣が深いということは、『美の巨人たち』や『男前列伝』に出演されたときに知ったのだが、デザイナーとしてこういう活動もされているということは、今回はじめて知った。
才能豊かな方なのね。
天は、ニ物も三物も、与える人には与えちゃうんだなぁ~。

…あ、そういえば、2010年春に放送された『男前列伝』のパイロット版は「歌川国芳×大森南朋」だった。
猫好きつながりで、国芳の愛猫に導かれ、南朋さんが国芳ワールドに足を踏み入れる…みたいな不思議な感じの番組になっていた。
『ハゲタカ』ファン以外には意味不明だろうが、大森南朋さんが日本橋にいるだけで、妙に盛り上がってしまったという記憶がある。(笑)
おっと、脱線してしまった…。



井浦さんは、崇徳院の怨霊を描いた国芳の浮世絵に魅せられ、崇徳院を好きになったそうで、携帯電話の待ち受け画面もその絵にしていたほどだとか。
怨霊の浮世絵を待ち受けに…。
怖いんですけど…sweat02
だから、大河ドラマ『平清盛』での崇徳上皇役のオファーが来た時には驚き、かつ嬉しかったそうだ。
このエピソード、本記事を書くにあたって偶然に見つけたNHK高松放送局の『平清盛』サイト内のインタビューで読んで知った。
(⇒ こちら)
面倒くさがりなので、テレビドラマのHPとか積極的に見ないのだが、今回は読んで良かった。
うーーむ、こういうことってあるのねえ。
もしかして、面倒見の良い国芳の粋な計らいだったのかもね。bleah
井浦新さんの美しくて怖ろしくて哀しい崇徳院、楽しみ♪


…と、なぜか強引に『ハゲタカ』を経由して、大河ドラマ方面に転がって行ってしまった歌川国芳展の感想である。

2012-02-05

『けやき坂』でランチ

知らない間に(笑)2月になっていた。
さて、先月下旬のちょっと贅沢したランチ記録。

夫に少し嬉しいことがあったので、ついうっかり「なにか美味しいものおごるわ。」と言ってしまった。
それを聞き逃すような人ではない。
早速、「鉄板焼きがいい!上等のお肉がいい!」というリクエストが。
彼は名実ともに(笑)草食系男子、しかも年寄りになってきたので、ますます肉は少しで良い人になってきている。
しかし、年に2回くらいは、「肉!」と体が求めるそうだ。
でも、やっぱり年なので、質の良いお肉を少し、美味しくいただきたいのだ!そういうお店がいいのだ!というリクエストである。
六本木に出かける用があったので、こちらを選んだ。


けやき坂
 東京都港区六本木6-10-3 六本木ヒルズ
 グランドハイアット東京 4F



入口の前は、あえてひっそりとした感じになっている。

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重厚な木の扉を押しあけて入店すると、いつのまにか(笑)コートを預かっていただき、流れるような連携プレーで鉄板カウンターへ案内された。
カウンターの中には、野菜が市場風にディスプレイしてあって楽しい。

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カウンターは立派な一枚板。いわゆる銘木なのだろう。

ゆっくり食事したいと思い、ランチタイムのピークを過ぎた時間を予約しておいた。
平日だったので、宿泊客らしい方々や女子会風マダムたちの他に、周囲の外資系企業のガイジンさんや、ヒルズ内にお勤めらしい肉食系OLさん(意味が違うか?)が、カウンターに着いていらした。
そして、ランチタイムのラストオーダー近くになって、常連さんらしきダンディなオジサマがふらーっといらして高級魚介をお任せで焼いてもらってたりして、さすがラグジュアリーホテル。(笑)


さて、我々がいただいたものは。
主賓たる夫がメニューを検討して、国産牛のテンダーロイン 120gがメインのコースに。
平日オフの日のランチには、やっぱり飲まないと!
ということで、彼はビール、私は赤ワインをいただいた。

まずは、シャラン産鴨の洋風ちゃんこ鍋。
鴨肉のつくねを鉄板で焼き、同時に可愛い銅鍋の中の野菜とスープを温める。
つくねがちょうど良く火が通った頃合いで、鍋に。
という工程が目の前で行われるのを見ているのも楽しい。
好みで薬味(赤いゆずこしょう、アサツキ、レモン)を添えていただく。

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魚介の焼き物は、甘鯛にかぶら蒸しを載せもの。
ソースはズワイ蟹入りサフランソース。
甘鯛に載っているかぶら蒸しにはメレンゲが混ぜてあるそうで、なるほど、フワフワ~。
甘鯛の焼き加減が絶妙。
外はパリッと香ばしく、中はしっとりふんわり。
材料や調理法について、シェフに詳しくお伺いしながら、出来あがりまでを見られるのも、鉄板焼きの醍醐味。

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メインの国産牛テンダーロイン。
どこの牛か忘れてしまった。
二人とも、肉への興味が少々薄いらしい。
私はミディアムレアで焼いていただいた。
瀬戸内海産の塩とゴマソース、チリトマトソース。
最初の一切れは何もつけずにいただいてみた。
筋も無く、ほどよく脂が入っているが、舌に脂が残るイヤな感覚は皆無。
良いお肉は、胃もたれとは無縁なのだ。
もちろん、焼き加減も宜しく、しっかりと肉の旨みを味わえた。
シェフが塩をイチオシしていらしたが、確かに塩を少しだけ、というのが一番私好みだった。
自家製のフレッシュなソース2種も、とても美味しかった。

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そうそう、付け合わせの安納芋が、絶品だった!
ねっとりして甘くて、最高。
イモスキーには天国の味だった。


〆はガーリックライス。大好物♪
ここで焼き物は終了。
シェフが鉄板を丁寧に掃除なさるのを見学(?)しながら、美味しくガーリックライスをいただいた。
これに、味噌汁または本日のスープと香の物がつく。
私は、スープを選んだ。
ジャガイモのクリームスープだったかしら?
印象に残らなかったので、美味しいけれど、まあ普通、というところだったかも。

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お食事が済んで、温かいほうじ茶を飲みつつ、美味しい食事の余韻にひたって、ぼうっとしていると、頃合いを見計らって背後から静かに、「エプロンをお外しいたしましょうか。」と声がかけられた。
その後、隣のラウンジへ案内されて、ここで食後のデザートとお茶をいただく。
温かい季節には、回りの扉を開けてテラス席となるようだ。

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我々は、ソファ席に。
こちらのテーブルも立派。

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デザートは自家製アイスクリーム。
この日はチョコレートアイスにアメリカンチェリー。
濃厚ながらも後口が良くて、お肉の後でも重くない。

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飲み物はカフェラテをお願いした。
大きなカップにたっぷり。

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せかされることもなく、ゆっくりと、美味しい食後のお茶とアイスクリームをいただき、おしゃべりもできて、いい時間を過ごせた。

テーブルで会計を済ませて立ち上がると、声をかける前にラウンジまでコートが届けられた。


お食事と飲み物も、シェフの手さばきと焼き加減も、サービスも、さすがに質が高く、店内にいる間は全くストレス無し。
ぜひ再訪したい。
夫も大変に喜んでくれて、3月の誕生日にもごちそうして欲しいなあ、などと言っている。
いや、次は自分の分は払ってください……。


2012-02-01

『大奥』と『その夜の侍』

寒い。
寒いというより、痛い。
朝の通勤時に、顔と耳が痛い。
覆面レスラーみたいなマスクをかぶりたいくらいだ。

寒すぎて冬眠モードに入っているのと、映画『麒麟の翼』キャンペーンで阿部寛さんの大盤振る舞い(笑)に耳目と心を奪われていたのとで、1月後半は、いつにも増して私のアンテナが低くなりっぱなしであった。(でも、『麒麟の翼』はまだ観られていないの…すまん、阿部ちゃん。)

なので、かなり遅れている内容だが、いつもどおりに開き直って書いておく。


もう一週間以上も前に流れた映画制作のニュース2本…。


★その1

女将軍の「大奥」ドラマと映画で続編…主演は堺雅人
  (スポーツ報知 2012.01.17)


ちょっと驚いた。
意外なキャスティングという気がして。
ううむ。大丈夫か? 
絶世の美男の役ってのも含め、色々な意味で……(汗)
いや、堺さんは和服姿が端正で気品があって素敵だけど、やっぱ…地味…だし…。ごにょごにょ。
若くてピカピカshineで華やかなイケメンのほうが、世間的には受けるんではないのか。
堺さんは、こういう作品では、脇をしっかりと固める側の役の方が私は好きなんだけどな。

などと、余計な御世話なことをぐるぐる考えてしまう。
テレビ局が鼻息荒く、ドラマと映画の両方でガッポリ儲けましょう!な気合い十分の作品の両方に主演だなんて、凄いわぁ~。
と、素直に喜べない私って、何?(泣笑)
老婆の老婆心だ。
いや、もちろん嬉しいけど…うーん。

というモヤモヤした思いとともに、ランチ仲間で堺さん応援仲間のM嬢に、先日の昼休み、この話題を振ってみた。
私は、原作コミックを未読だが、M嬢は原作の愛読者。
以前から、「貸すから、ぜひ読んで!あなたなら絶対に気にいるわ!」とハゲしく勧めてくれていたのだが私は何年間も漫画から離れ気味で、長編シリアス漫画を読むだけの気力がないので遠慮していた。

M嬢は現在、超多忙のため、堺さんが『大奥』に主演されるという話はキャッチしてしなかったとのこと。
しかし、私から話を聞いた途端、渋面になった。
私が「この役には合わない感じなの?」と尋ねてみると、M嬢は遠くを見つめて「うううーん、もちろん、出来る人だから全く問題ないと思う。右衛門左は合うと思う。でも、有効は……。」と呟いた。
それにしても、我々のこの上から目線、いや、タニマチ感覚は何だ。(笑)

期待と不安が入り混じってしまって、ごちゃごちゃ書いたけど、嬉しいですよ。
堺さんは、プレッシャーと同時に大いに楽しんで準備されるだろう。
将軍経験(?)も活かせるだろうし。
その成果を拝見する楽しみもある。(またタニマチ目線)
でも、やっぱり…ちょっこし不安もあり。(汗)
…ま、贅沢な悩みってことよね。



★その2

堺雅人が復讐の鬼に!山田孝之は極悪ひき逃げ犯人でガチンコ初共演!
(シネマトゥディ 2012.01.24)


実は、こちらのほうが楽しみ度が高い。
闇を抱え狂気を秘めたような役を見たいと思っていたので、これは楽しみ。
激しい役のようで、堺さんの映像でのお仕事としては珍しいかもしれない。

映画「壁男」での、徐徐に狂気に侵されて変化していく目にはゾッとした。
あの独特に静かな怖さのある作品での堺さんを観て、「この人すごいわ。」と驚き、自分の中の堺さん支持率(笑)が更に上昇した。
「その夜の侍」でも、ああいう鳥肌もののお芝居を期待できそうだ。

リンク先の写真にあるとおり、イケてないヴィジュアルが、そそるわ~。(笑)
あまりな(?)お姿に、ずいぶんな事を書いているサイトもあるようだけど(RSSリーダーが拾ってきてしまったので、つい読んじゃった…)、つまり、それくらい役作りしているってことでしょうな。
キレイな堺さんじゃなきゃイヤ!とショックを受けるお嬢さん方もいらっしゃるかもしれない。
でも、伝説の天声●●での、myジャージにメガネでくしゃくしゃヘアというダサい姿、真面目だけど天然で運動神経ゼロなところ丸出しの堺さんに萌え萌えだった私は、こういうヴィジュアルも全然平気っす。

初共演の山田孝之さんは、最近は幅広く…というか広すぎていいのか?なお仕事ぶり。
どんどん枠を取り払って進んでいらっしゃる姿勢が清々しいし、格好いいと思う。
二人の対決が静かに狂気こを秘めたものになるか、激しいものになるのか、とても楽しみだ。


今年も期待できそう♪

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