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2012-05-19

映画『テルマエ・ロマエ』

連休前に、自宅の浴室をリフォームした。
あわせて給湯器の交換、洗面所の壁紙張替えも。
3月に急に決めた工事だったので諸事バタバタしたが(←いつもながらの無計画さ)、無事工事完了。
4月末から新しいお風呂で、爽やかにリラックスタイムを過ごしている。
集合住宅なので、いわゆるユニットバスなのだが、壁や床、浴槽からドアノブやタオルハンガーなど細部まで、材質・デザインを選べたので、施行店との相談も楽しかった。
まあ、一軒家に比べれば自由度が低いが、工法の進化により若干広くなったし、床材や浴槽も性能が向上したしで、いいこと尽くめだ。
しかし、以前と浴室の基本色を変えたので、浴室に置く小物まで、ついつい色やデザインを合わせて買い換えてしまい、どんどん財布が軽くなっていく今日この頃。(泣)
狭い我が家のお風呂だって、新しくなればテンションup、幸福度が増すというものだ。
やっぱり、日本のお風呂っていいですわね♪
だから、この映画spaを観たというわけでもないのだが。


テルマエ・ロマエ
 公式サイト


主演の阿部寛さんの怒涛の宣伝活動の甲斐があったのか、興行成績もよろしいようで何より。
私は、公開初日の4月28日に出かけて、しっかりと入場者プレゼントの小冊子もゲットした。
感想メモはすぐに書いたのだが、なんとなく下書きのまま仕上げずに放置しっぱなしになっていた。
すっかり遅くなってしまったが、いちおうアップしておく。
なお、ネタバレは微量だと思うが念のため折りたたんでおく。

私は昨年、この映画の製作ニュースを知ってから原作を読んだ。
原作がある映画の場合、原作未読ならばそのまま鑑賞することが多いのだが、『テルマエ・ロマエ』は以前から友人や同僚たちからハゲしくすすめられていたので、珍しく原作に手を出した。(笑)
一読して、すぐに原作のファンになったのだが、そうなると、原作の良さがちゃんと活かされるのか、かなり不安になった。
そもそも、映画化するには早すぎないか。
単行本最新刊の展開を思うと、「うーーん、せっかくだから、もう少し話が進むのを待っても良かったかも…。」と思わんでもなく…。
ということで、期待半分不安半分で劇場に入ったわけだが…。


うん、阿部寛を存分に愛でられる作品heart01でした。
いや、それだけでなく、面白かったですよ。
特に、前半は。
原作の面白い部分をしっかり活かしつつ、テンポも良くて、文句なく楽しかった。
ルシウスが現代日本の風呂に出現するシーンの数々では、原作既読者としては、「おっ、来るぞ来るぞ!」と分かっていつつも、大爆笑。
やっぱり、阿部寛以外のルシウスは考えられない。
というか、阿部ちゃんがいたから、テルマエの実写化が実現したんじゃなかろうか。
阿部寛は日本映画界の宝です!(断言)

そう、なんといっても、この作品の面白さのほとんどは阿部寛を起用したことにあると思う。
ルシウス阿部のハマリっぷりは出色だ。
真面目で純粋で堅物のルシウスに阿部ちゃんの持ち味がピッタリだし、モノローグも絶妙。
平たい顔族への敗北感にさいなまれたり、仕事について真面目に悩み葛藤するルシウスを熱演すればするほど、クスクス笑ってしまう。
もとろん、見た目も、古代ローマ人を演じて違和感ゼロ。
チネチッタの壮大な古代ローマのオープンセットの中で大勢のイタリア人エキストラに完全に溶け込んでいた。
逆に、現代日本では相当に浮いていて、これまた笑えた。(まあ、裸だし…笑)
それに、阿部さんの見事な肉体美も素晴らしかった。
私は筋肉スキーではないが、惜しげも無く…というか止む無く(笑)、脱いで脱いで脱ぎまくる(違)阿部さんの攻め続ける役者魂に感嘆しっぱなにしであった。
他の濃い顔の古代ローマ人役の皆さんも、大真面目に大熱演。
特に、皇帝ハドリアヌス役の市村さんのベテラン舞台俳優ならではの迫力と説得力ある威厳は流石。
お風呂でのワニとのツーショットも、妙に愛らしく馴染んでいて、笑いつつも感服。
観る前は、「いくら濃い顔の役者を揃えたっていったって、日本人が古代ローマ人って無理があるんじゃないの。」と思っていたのだが、この離れ業がかえって良かったのかも。
チネチッタのオープンセットでの古代ローマのスケール感ある場面と、チープに仕上げたタイムスリップの場面の対比も、この離れ業に通じる意図を感じた。
この開き直りというか潔さが、大真面目ゆえに笑える原作の味を損なわない空気を作っていたように思えた。
奇想天外である作品ほど、吹っ切れるって大切よね。


さらに特筆すべきは、ルシウスが現代日本で出会う平たい顔族の名も無いお爺さんたち。
ナイスすぎる。
原作から脱け出して来たような顔と存在感のお爺さんたちと超濃厚なルシウス阿部との奇跡の遭遇。
天晴れ! 実にすばらしい。


ただ…。
原作のファンとしては、後半のストーリーは、やや「うーーん」と思うようなところもあったかな。
ペースダウンした感じだったし、前半のトンデモな爽快感が後半には薄まってしまったのが残念。
上戸彩さん演じるオリジナルキャラクターは、可愛くて清潔感あるセクシーさもあり魅力的だったと思う。
「お姫様だっこ」のシーンでは、思わず、「きゃっっっheart04」と叫んでしまったし。(←バカ)
観客と古代ローマをつなぐ役割の中心的な登場人物が映画化にあたっては必要だろうという点は納得できるのだけれど…。
強引にラブコメや感動路線に持って行ったところが、私の好みじゃなかったんだなあ。


全体的には、分かりやすく、嫌みなく面白い娯楽映画で、難しいことを考えずに楽しめる作品だと思う。
古代ローマ史を忘れていても、大丈夫。
阿部寛のファンでなくても、楽しめます。
原作未読の方も楽しめる。
ちょっとだけお色気シーンもあるので(大したことないけど)、小さいお友達には向かない場面もあるけど、おおむね老若男女だれでも楽しめると思う。
原作と同じく、日本のお風呂って、本当に多彩で洗練されている高度な文化なんだと改めて実感できたのも嬉しかった。
で、帰宅途中で寄ったコンビニで思わずフルーツ牛乳を買っちゃった。(笑)



あ、映画鑑賞後に劇場ロビーに『テルマエ・ロマエ』原作フィギュア付ストラップのガチャガチャが置いてあったので、夫が買ってくれた。
ありがと、ダーリン♪
この2種類が出ました~~

Tr

原作ファンなら、にやりとするはず。

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コメント

美冬さん、こんばんは。

ふふふ、わたしも「テルマエ」特別版小冊子を入手致しました。
わたし的には、「SPEC」は大すべりだったので、この「テルマエ・ロマエ」にかけていたのですが、うーん………
美冬さんと同じ感想です。

前半はすごーく良かったですよね。
テンポはいいし、阿部ちゃんのルシウスは、ハマリ過ぎと言ってもいいくらいだし、平たい顔族の爺様達もみなラブリーだし。
「いいじゃん、いいじゃん♪」と、すごくわくわくしながら見ていたんですが、がですよ!

後半の強引な感動路線で全て台無しとは言わないまでも、かなりがっかりさせられました。
前半の、原作に忠実な(良く聞く陳腐な言い回しだけど)ネタで後半も突っ張るというのは、フジテレビが絡むと無理な注文なのでしょうか(泣)

せっかく阿部ちゃんルシウスが、劇場を笑いの渦に巻き込んでいるのに(温泉卵を食べて「うまっ!!」と言うシーンでは、観客が皆爆笑していました)、後半ではその空気も冷め、わたしなどはうつらうつらしてしまう始末。

特に最後のシーンで、ルシウスがまた現代日本にワープしてくるシーンでは、「風呂じゃねーのかよっ!」とやさぐれてしまいました。

無理なことは分かっているけど、出来ればテレビドラマで毎回原作のネタでやってくれたら幸せなのになぁと思った次第です。

美冬さん的には、阿部ちゃんはルシウスで大はまりだし、堺雅人は「リーガル・ハイ」が好評だし、ウハウハですね(笑)

しかし、このガチャ、いいですね。
こちらの映画館にもあったのかなぁ?
全く気が付きませんでした。

ちなみにわたしは、牛乳瓶と風呂桶のステッカーを買ってしまいました(笑)

suikaさん

いらっしゃいませ♪
コメントありがとうござします。


>>ふふふ、わたしも「テルマエ」特別版小冊子を入手致しました。
>>わたし的には、「SPEC」は大すべりだったので


おっと、「テルマエ・ロマエ 特別編」ゲットされましたか。
阿部ちゃんとルシウス夢の共演、嬉しいですよね~。
ステッカーもお買い上げですか。
私たち、結局、フジの思うツボ?
ちなみに、『SPEC 天』は、私も残念な感じでした。
色々とやり過ぎちゃってたしね…。
続きがありそうな空気満々でしたが、どうなるんでしょうか。


>>無理なことは分かっているけど、出来ればテレビドラマで毎回原作のネタでやってくれたら幸せなのになぁと思った次第です。


あなたは私なんだ!
ルシウス阿部の原作エピをもっともっと観たいですね。
映画の続編が企画されそうな勢いですが、この後半の続きなら微妙だなー。

>>美冬さん的には、阿部ちゃんはルシウスで大はまりだし、堺雅人は「リーガル・ハイ」が好評だし、ウハウハですね(笑)


ほっほっほっ……
そうなんですの。
こんなに幸せでいいのかしら。(バカ)
『リーガル・ハイ』は久々にストレス無しで観られるドラマだと感じています。
サカイも攻めて攻めて攻めまくっていて、最高ざます。
脚本の古沢さんは『外事警察』も書いていらっしゃるので、こちらも楽しみ。
そして、6月末には我らが『サラリーマンNEO』のスペシャルもありますので、こちらも期待しとります。

って、何について書いているかわからなくなってきましたので、このへんでbleah


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