« 謹賀新年 | トップページ | 幸せの?黄色い新幹線 »

2013-01-19

湿布貼りつつ『八重の桜』超ざっくり感想

いくら厚顔極まりない私でも、年が明けて半月以上経つというのに、「謹賀新年」というタイトルの記事がトップというのは体裁が悪い(←今更…)と気になっていたのである。
が、「やむにやまれぬ」事情が発生して、本日まで記事を書けなかったのだ。

正月三日までは元気いっぱいだった。
しかし、4日、買い物帰りに乗っていたバスが急停車し、左手に重い荷物を下げて右手で吊革につかまっていた私は、思いきり荷物に振り回されて、右肩からねじり上げられる感じにになってしまった。
翌日、首の右側から手首にかけて、動かすと激痛が走って、些細な動作も辛くなってしまった。
当日でなく翌日に痛みが出るというのが、年齢を感じさせる。(泣)
メールチェックや調べもののために自分のPCに向かっても、モニタを見たり、キーボードやマウスの操作をしたりすると、右側の首から手首にかけてビリッズキッと痛む。
映画やドラマや観劇の感想でも書こうかとブログの作成画面を開いてみたが、3行書いて痛みに負けて、中断。
で、どれも絶賛放置中……というわけ。

暢気者なので、「すぐに治るさ。」と気楽にしていたが、年末年始休暇最終日の6日になっても痛みがひかない。
それどころか、腕の上げ下げをすると肩に強い違和感をおぼえるようになってしまった。
「肩の違和感」などというものは、プロ野球のピッチャーが言うことだと思っていたが、運動不足のメタボおばさんな私も感じる症状だったらしい。
「うーむ、これはマズイのかも。」と焦ってバン●リンを塗ったりして、7日の仕事始めには出勤したものの、長時間のデスクワークは無理そうなので、早退させてもらい、地元の整形外科で診てもらうつもりだった。
なのに、なんと上司が松葉杖をついて登場……。
休暇中に自宅で転倒し、足指を骨折してしまったそうな。
そりゃあ、骨折している人を差し置いて早退できないに決まってる。sweat02
というわけで、なかなかキビしい仕事始めの日であった。
その後、整形外科で診察を受けたところ、重症の捻挫のような状態だということで、湿布を大量に渡され、「できるだけ安静にしていてください。」と言われたのだが…。
首と肩を動かさずにいるのは、ほぼ不可能。
荷物を持つときに右手を使わないようにするくらいしか、かばいようがない。
「時間がかかるかもしれませんが、少しずつ治りますから。」という医師の言葉を信じて、湿布臭を撒き散らして日々を過ごしていた。
だいぶ症状が軽快してきたので、そろそろリハビリ(?)を兼ねて、書きかけの記事の続きをざっくり書いてアップしていこうかと思う。
まずは、大河ドラマ「八重の桜」の2回目までの感想。
超簡単に、です。(前段が長すぎだ。)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


今年の大河ドラマは、女性を主人公とした作品。
私は大河ドラマについては、女性主人公に愛情が無く、せいぜい『篤姫』を「桜田門外の変」の回あたりまで観ていたくらい。
ええもう、家定公が崩御された後は興味激減で。
そして、一昨年のアレは、論外。
というか、GOの破壊力にやられてしまい、ヒロイン大河は観る気がしない傾向が強まってしまった。
それもあってか、福島の復興を願って、山本八重で大河を!」という主旨の発表を読んだときには、「それって違う気がするけどなあ。」とか、ちょっと不満だったのだ。
なので、「今年はみなくてもいいかなぁ。「平清盛」からもフェードアウトしちゃったしさ…。」と考えていた。
でも、気になる役者さんが多数出演するし、うーーーん、どうしようかな、と。
そんなふうに迷っていた年初、なんと赤坂方面から渋谷の大河に援軍が!
一挙再放送された『仁-JIN-』ですよ。
これで3周目の視聴だったというのに、また心を揺さぶられちゃった。
『仁』で綾瀬はるかさん演じる咲さんの魅力に改めてやられてしまい、「これは、もしかして『八重の桜』の宣伝じゃないか?」と勘違いしたほどですよ。
(もちろん、『とんび』の宣伝のためなんだけど。)

そんなこんなで、なぜか赤坂からの援軍に推されて(?)会津の八重ちゃんの初回と第2回を観ました。

感想を一言でいうと、

「いいじゃないか。 ( by 井之頭五郎)」 です。
あー、そういえば、『孤独のグルメ season 2』に続いて、五郎さんと鈴木先生が共演だ!(笑)

『平清盛』のように飛ばし過ぎてないし(私は好きだったけど)、過去何作かのお姫様大河のようにペラペラでもない。
しっかり作り込んであるけど、「ついてこれる奴だけついてこい」的なとんがったところは表面に出さず、掴みはOK。
コーンスターチ大量消費等の方向に行かずとも、書き割みたいな平面的な絵作りに陥らず、綺麗でありつつ映画的な深みのある絵は作れるってことなんでしょうかね。
きちんと整っていて、先の展開やふくらみへの興味をそそられて好印象でした。
初回は総花的になるものなので、感情移入…というところまではいかなかったけど、2回目ではぐっときましたよん。

ではでは、どのへんが印象に残ったか、さらっと並べていきます。

【第1回】

●壮大なアバンタイトル
 開始から一瞬おくれてテレビをつけたら、「あれ?『坂の上の雲』の再放送かい?」と錯覚してしまった。
お金と人手をかけた意味がある、奥行きと迫力のある映像。
そして、ボストンを歩く齋藤一…じゃなかった、新島ジョー。かっちょええ。

●美しく力強いオープニング
GOの謎のダンスと「女の子はピンクでしょ。」という古臭いセンスのアレの残像を吹き飛ばしてくれた。
まず、字が良い。
そして、モノトーンの世界の鮮烈な八重にドキドキした後、桜色の傘がずらりと並んで花のように開く。希望を感じさせる明るく澄んだ美しさ。

●ちび八重ちゃん
大河ドラマの子役の選び方の巧さは、今までの実績を列挙するまでもない。今回のちび八重ちゃんも本当に素晴らしい。
お転婆で頑固で頑張り屋さんな八重ちゃんの表情が実に自然で愛らしく、ひきつけられる。彼女は大人に媚びたり上手さを見せつけていないところがいいね。

●松平容保
『新選組!』にはまっていた者としては、筒井道隆さんの守ってあげたくなるナイスな殿っぷりが忘れがたいが、綾野剛さんの清新で美々しい殿もかなりイイ。
そりゃーねえ、こんな若殿さまなら会津の老若男女がみんな愛しちゃって「殿についていきまする!」と思っちゃうわ。
ネットでも話題になったようだけど、実際の容保公の写真とよく似てる。
それと、江戸城でみせた若き能吏の面は、新鮮。
ところで、幕閣会議の場面で、伊吹吾郎さんが立ち上がったときには「一同、頭が高い!」と印籠を出すのかと一瞬おもってしまった私って…。

●象山と海舟
覚馬が飛び込んだ象山塾で、幕末スターがこれでもかと山盛り。
お腹いっぱいになりつつも、キャスィングの妙もあって、各人のキャラがわかりやすく披露されていた感じ。
特に、佐久間象山(奥田瑛二)と勝海舟(生瀬勝久)は抜群。
居並ぶイケメン幕末スターを吹き飛ばす強さ。
奥田さんの熱い曲者・象山、いいじゃないか。
そして、勝は、軽妙洒脱で、ちょっと調子が良いキャラでなくちゃいやだというのが私の希望なのだが、生瀬勝は、まさにさんな感じ。
これまたいいじゃないか。(なので、『龍馬伝』の勝テツヤは却下でした。)
私の好みでは、ヴィジュアルの面からも、『新選組!』の野田さんや『仁』の小日向さんのほうがイメージに合うけど、キレが良くて軽さがある人物像は、さすが生瀬さん。これからが楽しみ。

●おまけ
ちょっと目を離していたときに聞こえた声に、「あれ、梅若さんも出てる?」とテレビを観たら、容保が養父・容敬の話を聞いているところ。
そう、父上の中村梅之助さんでした。いやー、声も容姿もどんどんそっくりになってますよ。やっぱり父子。


【第2話】
いよいよ腕が不調気味になってきたので、さらにざっくりと。

●せつねえ父
隠れて鉄砲の勉強をしていた八重の気持ちが痛いほどわかっていて、黙って見守っていた父。
鳥撃ちに八重を同行させて、鉄砲は武器であり、命を奪うものであることを諭す。
ここで、父や兄が鉄砲を撃つ姿の格好よさ憧れていた八重の鉄砲への思いは更に収斂していったのではないか。
どうして鉄砲をやりたいのか、自問自答を繰り返して、繰り返して。
それを知る父は、八重の独学の跡の紙を捨てられなくて。
おなごが鉄砲を極めても、いずれ切ない思いをするだけだと語る父。
父も同じく切ない。
覚馬に気持ちを吐露したシーンでは、目頭が熱くなった。

●西郷どん
これはビックリ。
いや、単に事前情報をチェックしてなかっただけなんだが、吉川さんが西郷どんとは知らなかったので、登場した時には思わず「モニカ西郷!?」と叫んでしまった。(古い)
だが、意外と(失礼)、大物感が漂って、愛嬌と抜け目なさとが同居する西郷さんらしさがあり、モニカ西郷、いけてます。
新しい西郷隆盛像が観られる予感。

●象山塾ケンミンショー
黒船に衝撃を受け、寝ても覚めても黒船で、ついに「脱藩!」を考える覚馬。
一字違いの『龍馬伝』の龍馬の思考過程と似ているようだが、きちんと段取りを考え、正しく手続きをしようとしていくところは、慎重で律儀で気配りを忘れない会津人らしい。
そして、即、黒船にGO!しちゃった吉田寅次郎の猪突猛進ぶり、これが長州人気質なのかしら。(桂さんは違う感じだが…)

●綾瀬八重ちゃん登場
ちび八重ちゃんの出番が終了してしまって残念。
綾瀬さんも溌剌としていて可愛いけど…11歳ってのはどうだろう。
まー、大河では演者と役の年齢は離れてるのが当たり前だし、可愛いから許す。(何さま?)

●おまけ
象山塾に新島七五三太(しめた)が登場。
後の新島襄ですね。
ということで、川崎尚之助と新島襄、八重ちゃんの夫ふたりが同じフレーム内に。でも、修羅場にはならず。(当たり前)
しっかし、西郷さんたら、黒豚を見て「うまそう」ですって。
ほほほ、角煮にでもします?


てな感じで、超久々にドラマの感想っぽいものを書こうとしたら、まあ、まとまらないこと。
なんだかわからなくなってしまったけど、リハビリだから。(苦笑)

『八重の桜』の毎回の感想は書けないと思うけど、引き続き観たいと思う。

« 謹賀新年 | トップページ | 幸せの?黄色い新幹線 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

美冬さん

災難でしたね。
お加減いかがですか。
あまりご無理なさいませんように。

「八重の桜」、面白いですよね。
わたしも去年の段階では「こりゃ多分見ないな」と思っていたのですが、菊田、じゃなくて西島秀俊に魅かれたのと、やはり大河は第一回だけは見ておくか(「江」ですら見ましたからね)という思いで見てみたら、あら面白い。

これまでに三回放送があったけど、どの回も放送時間が短く感じられました。こういう大河は久しぶりです。
「平清盛」もわたしは好きだったけど、見ていて辛い部分もあったのに比べ、「八重の桜」は全くそういうストレス無しで見られます。

役者さんも豪華で、大河ドラマの特典を活かしきっている感じ。
生瀬、いいですよね。
「龍馬伝」では、吉田松陰を演ずるもすぐに死んじゃったけど、今回の勝海舟はわくわくしながら見ています。
松重さんもいいですねぇ。厳しくて優しい父に好感度100%(笑)

玉鉄はヅラをかぶってもいい男だけど、やっぱり萌えない………

ということで、覚馬さんを贔屓しつつ、今年一年楽しく鑑賞出来そうです。

美冬さんもお体の調子が良くなられたら、感想をまた載せて下さいね。
楽しみにしています。

suikaさん


こんにちは♪
お気遣いありがとうございますhappy01
いやー、お恥ずかしい。
右腕の状態はかなり良くなりましたが、運動不足と加齢のせいなのか、
いつまでも肩が痛くて困ります。
……はっっっ、もしや、このまま●十肩に??sweat01


『八重の桜』、おっしゃる通り、ストレス無く観られていいですね。
平明でありつつ視聴者に考える余地も与えてくれる端的な台詞が多くて、今のところ好印象。
映像も美しく、役者さんもバランス良いしで、楽しく観られます。

>>西島秀俊に魅かれたのと

ほほほ、奥様、第3回の覚馬兄つぁまのムキムキボディ、凄かったですわね!
筋肉にあまり興味がない私も「きゃっっlovelyとなりました。
あ、ちなみに私は、ちょっと大人な尚一郎さん派です。てへっbleah


>>玉鉄はヅラをかぶってもいい男だけど、やっぱり萌えない……… 


玉鉄は、『ハゲタカ』で劇場の大スクリーンに下から顔面ドアップが映った時に鼻の穴まる見えの角度でも美貌が全く損なわれず、観るたびに毎回、感嘆しておりましたが、時代劇の扮装もバッチリですわね。
と言いつつ、私も全く萌えませんが……。
でも、八重ちゃんと尚一郎が一緒にいるのをみて密かにアワアワしながらも、無言で傘を置いて行ってあけたところは可愛いかったっす。(←婆目線)

このまま毎週たのしく観られるといいなー、と期待しとります。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/114892/56493747

この記事へのトラックバック一覧です: 湿布貼りつつ『八重の桜』超ざっくり感想:

« 謹賀新年 | トップページ | 幸せの?黄色い新幹線 »

フォト

超お手軽ゲーム

最近のトラックバック

無料ブログはココログ