グルメ・クッキング

2012-07-23

銀座野菜蔵 JIMI

ちょっとお疲れちゃんな日々が続く中、平日に休んで充電した日のランチ。
しっかりと、飲んでbeer食べて、エネルギーチャージできた。



銀座野菜蔵 JIMI
 
  中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス9F
  http://www.ginza-jimi.jp/index.html

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落ち着いた内装で、好印象。

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暑い日に外を歩いた後だったので、まずはビール。
2杯めからは赤ワイン。(えへへ)
平日休みのランチでは、ついつい飲んじゃうのだ。

お腹が空いていたので、野菜プレートにパスタとメインがつくランチコースB(3800円)を選択。


野菜入りのホイップバター(これが美味しい。この日はドライトマト、安納芋の2種)と暖かいパンでビールやワインを楽しんでいると、一皿目の野菜のせいろ蒸しが登場。
なにもつけなくても美味しいし、塩や梅ソースでいただいても美味。
パンは無くなると、おかわりを薦めてくださる。

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左下はピーマンではなく、ジャンボししとう。
初めていただいたけど、大味でなくて、しっかりとししとう。


そして、こちらの名物の野菜プレート。
少しずつ、美味しい野菜料理が楽しめる。

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内容は以下の通り。

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素材の旨みがしっかりと味わえたポタージュとズッキーニのガレットが特に美味しかった。


パスタにも野菜たっぷり。
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メインは肉と魚から選べるので、連れは魚、私は肉を選んでシェア。
こちらは、私が選んだ豚肉のチーズグリル。
香ばしくてふっくらジューシー。
しかし、予想以上に大きくて、いただくのに時間がかかった。
添えてある野菜は種類豊富で楽しく、どれも美味しかった。
水茄子やゴーヤー、焼きトウモロコシなど、夏野菜たっぷり。

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お腹がいっぱいだけど、食後のデザート盛り合わせもしっかりと完食。
お茶もついています。

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ルバーブのチーズケーキ、柚子ソルベ、フルーツ盛り合わせ。

今回のBコースは量が多かったので、次回はAコースにしようっと。

お店の雰囲気も接客も落ち着いていて、ゆっくりおしゃべりと食事を堪能できた。
サービスは、テキパキ元気に、というよりも、少し離れて静かに見渡して、そっと声をかけてくれるという印象。
大人の少人数女子会やランチデートにもよさそうね。
ただ、全体的に時間がかかるようなので、余裕があるときにオススメ。

2012-05-16

アフタヌーンティー@オリエンタル・ラウンジ

お久しぶりです。
一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
久々なのに、内容は古い…。


連休中のある日、母に「たまには遊んでよー。」とせがまれて、お茶してきた。
長居できる(笑)ホテルのラウンジでのアフタヌーンティーがいい!という母の希望があり、場所は私に一任された。
ほほほ……、となれば、あのホテルざましょ。


オリエンタル・ラウンジ
  マンダリンオリエンタル東京 38階
  

日本橋の三井タワーにあるマンダリンオリエンタル東京は、映画『ハゲタカ』に縁のある場所なので、『ハゲタカ』にとりつかれている私にとっては思い入れの深いホテルである。
飲食や待ち合わせのために幾度か訪問したことがあるのだが、ここ一年余りは縁が無かった。
一方、母は観劇や買い物の帰りに友人とのランチやらお茶(おちゃけ?)やら、よく利用するそうで、確実に私よりもマンダリン東京の37~38階に足を踏み入れた回数が多い。
だが、ラウンジは、いつも満席で利用したことがないという。
本当は『ハゲタカ』ファンにとっては本丸(笑)の『シグネチャー』でランチといきたいところだったが、母を接待する場なので、今回は母の希望どおりに、ラウンジの『レジェンダリー・アフタヌーンティー』を予約。
こちらのアフタヌーンティーは正午からサービス開始なので、軽いランチ代わりにしたい向きには助かる。

この日の午前中は曇りだったのだが、地下鉄の三越前駅から地上に上がった時には雨が降っていた。
あー、これじゃお茶の後に、『ハゲタカ』を知らない老母を騙して案内して、周辺の『ハゲタカ』スポットを回るのは無理だろうなぁ…。
と、どんよりしている私を尻目に、スイスイとホテルのエレベーターホールに向かう母。
慌てて追いかける娘。
なんかもう、私ってば完全にオノボリサンな感じ。とほほ…。
38階でエレベーターを降りて、自然と例の階段に向う私を、母が「御化粧室はこっちよ~」と呼び止め、冷や汗をかいた。

母に連れられて(笑)、御化粧室で冷や汗を拭き、お化粧直しを済ませ、気を取り直してラウンジへ。
12時台の予約だったので、まだ空いているかと思いきや、あらまあ、ラウンジは女子でほぼ埋まっていた。
相変わらず、人気が高い。


窓際の席に案内されたが、雨天のため、景色は白っぽくて残念。
ううむ、親孝行のふりをして『ハケダカ』聖地訪問をしたいという下心が天にバレたのか?

まず最初に、ウェルカムドリンク。

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正確に覚えていないけど、2種類のフルーツのジュースとセブンアップを混ぜた爽やかなドリンク。
外は蒸し暑かったので、ちょっと喉が渇いていて、かなり美味しく感じた。

ウェルカムドリンクをいただきながら、飲み物のメニューを検討。
飲み物は、お茶やコーヒー、冷たいドリンクなど全25種類の中から好きなものを好きなだけ注文できる。
カップでのサービスなので、色々と楽しめるのが良い。
まず最初は、「今週のセレクションティー」になっていたアプリコットティーを。


最初のお皿はサンドウイッチ。
いずれも一口から二口サイズ。


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スコーン。
プレーン、チョコチップ、クランベリー。こちらも、かなり小ぶり。
熱くて美味しい。
クロテッドクリームの他に、マンゴージャム、クランベリージャムが添えられていて、これらも美味。

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次いで、口直し。
ピンクグレープフルーツ入り山葵ゼリー。
ほのかに山葵の風味。
爽やかで初夏らしく、口中がさっぱりする。
面白い一品。

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さあ、主役のプティフール。
夏仕様のガラスの飾棚で登場♪
やっぱり、これはテンションあがる!
でも、今回、おしゃべりとアフタヌーンティーを楽しむのに夢中で、写真をほとんど撮らなかったため、全体の図のみ。
バラエティに富んでいて、見た目かわいく、味も勿論文句なし。
飾りの造花がやや寂しい感じだが、ま、いいか。

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母娘ふたりのお茶会、たっふり3時間も話して、お茶も一人5杯ずつ。
おしゃべりすると、喉が渇くのよね。
ちなみに、私が頂戴したお茶は

今週のラウンジ・セレクション・ティー(アプリコット)
ロイヤル・ミルクティー
アイス・マスカットティー
オランジュ・ショコラ
マンダリンオリエンタル・オリジナル・ティー

最後のマンダリンのオリジナルブレンドはスッキリしていてシメにピッタリだ。
でも、お茶でお腹が膨れる~~。
もちろん、いずれも美味しゅうございました。

サービスは、スタッフ数が少なめなわりには、カップが空になると早めに気付いてドリンクメニューをそっと手渡してくださったり、途中、母が席を立った時も、さりげなくエスコートしてくださったり、ホテルの格に見合ったレベルに届いていたと思う。(えらそう)
ただし、人が少なすぎて、フロアスタッフに用がある時に呼べない時間帯があり、そこだけ残念だったかな。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

さて、ここからは余談。
映画『ハゲタカ』をご存じない方には無意味です。

三時間も楽しくお茶できたし、日ごろの放置をごまかすために(笑)マンダリンのバスアメニティーに採用されている「アロマセラピーアソシエイツ」のミニサイズのボディローションをプレゼントしたので、母も満足した様子。
良かった良かった。
後は、母をロビーのソファにでも座らせておいて、こっそり37階に降りる例の階段を…と目論んでいたのだが、化粧室を出た途端、母が「ラウンジに忘れ物をした!」と言いだしたので、慌ててラウンジに戻ったりしているうちに、すっかり37階を覗くということを忘れてしまった。
母に「ボケたんじゃないの」と突っ込みながら、エレベーターに乗り込んだ後、「しまった!」と気づいたが、後のまつり。
今更、戻るとは言えないし。
せめて帰る前に、常磐橋公園の周辺たけでも…と一瞬おもったのだが…。
天候不順だったし、連日遊びまわっているという母は、さすがに疲れたらしく、「早く帰りたい。」と言うので、周辺の『ハゲタカ』スポット見学はあきらめた。
うーー、せっかく久しぶりのマンダリンだったのにぃー…。
やはり、親孝行と下心は両立しないのね。
そもそも、自分よりも母の方が詳しい場所で、母を騙して(違)こっそり自分の萌え欲を満たそうとするのが間違ってた。(汗)

よし、次回こそ……と、懲りずに野望を燃やす駄目な娘なのであった。

2012-04-01

田丸弥の「白川路」と「花供曽」

京都のおみやげに、美味しいお菓子を頂戴した。


京のおせん処 田丸弥(たまるや)のお菓子をニ種類。



白川路

Shira

関東人の私にとって、「おせんべい」といえば、醤油がしみこんだ固焼きで厚手の煎餅なのだが、こちらは繊細で上品な京せんべいだ。
京都のおせんべいで、観光客にも買い求めやすく、有名なものといえば、亀屋良永の御池煎餅が思い浮かぶ。
私は、御池煎餅以外の京せんべいをいただいたことが無かったのだが、先日、京都に行く機会が多い知人から田丸弥さんのおせんべいを頂戴して、すっかり気に入ってしまった。


京都市内を流れる白川をイメージしたおせんべいなのだとか。
表面の唐草文様は川面の波紋を表し、川底の小石に見立てて胡麻が混ぜ込んである。
胡麻が主役ではなく生地の良き脇役といった具合のバランスで、程よい香ばしさ。
薄くて軽くて、ほんのり甘い生地は、サクサクしていて、口どけ良く、後を引く。
とにかく、軽やかで上品、でも、止められない止まらない。(笑)
罪な京せんべいの逸品だ。
パッケージも、センスが感じられる。



そして、もう一種類。

Hana

こちらは花供曽というお菓子。
ちなみに、器は我が家のものです。
写真にあるとおり、「はなくそ」と読む。
インパクトが大きすぎる名前だが、決して出オチ一発!的なネーミングではなく、氏素性のしっかりしている(?)お菓子なのである。
花供曽は正式には花供僧と書く。
お釈迦様入滅の日の法要、三月十五日の涅槃会のお供え菓子。
お正月のお供え餅で作ったアラレや炒り豆に砂糖蜜を絡めたもので、京都では各家庭でも作られるそうだ。

気にならずにいられない名前の意味だが…。
「はなくそ」は、そのまんま、お釈迦様の鼻くそ、のことだそうで。
お釈迦様の功徳にあやかってということだけれど、「爪の垢」はよく聞くが、鼻くそは、その上をいく表現なのかしら…。

真如堂の涅槃会で参詣者に授与される花供曽は、田丸弥で調製されるということで、お店で販売されている花供曽には、真如堂貫長さまの有難いお言葉を記したリーフレットが同封されている。

さて、ありがたく味わってみましょう。
田丸弥の花供曽は、とても軽いアラレに黒砂糖蜜をまぶしてある。
噛むとサクッシャリッと砕けて、黒砂糖の素朴な甘さとともにすっと溶けていく。
素朴な美味しさで、これまた止められない止まらない。
どんどん手が伸びてしまった。


白川路も花供曽も、家族そろって、すっかり気に入ったので、お取り寄せしてみようかと思っている。

2012-03-26

『ペローラ・アトランチカ』でランチ

3月なかばの平日、青山でランチをいただくことになった。
雰囲気もお値段も気軽で、美味しいところはないかいな…と探してみたところ、たどり着いたのが、こちら。

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ペローラ・アトランチカ
 渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4F



大西洋の真珠、という意味の店名。
ポルトガルのマディラ島のことだそう。
ということで、ポルトガル、とくにマディラ島料理のお店。
たぶん、ポルトガル料理は初めて…かな?

入口には、メニューや写真がぎっしりと並んで、いかにも気軽な雰囲気。
うん、美味しそうな空気ですよ。(根拠レス)

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表参道ヒルズの目の前、1階にシャネルとブルガリが入っているGYREの4階。
シャネルにもブルガリにも縁が薄い私。
エントランスで試食を勧められたブルガリの高級チョコレートをぱくっといただいただけで(美味しゅうございましたわ。)、1階はスルー。
お気に入りの3階のMOMAデザインストアで食器や面白い文具をひととおり見た後、13時頃に入店。
こちらはテラス席が魅力的なようだが、残念ながら、この日は冷たい風が吹いていて、テラスはクローズとのことだった。
13時過ぎでも、8割くらいのテーブルが埋まっていたと思う。
女子率高し。
男性は女性と一緒の方ばかり。
サービスの方は、たまたまだったかもしれないが、男性ばかりだった。
メニューの説明や料理やお水等のサーブは、テキパキ。
明るく気さくだが、雑ではなく余裕があって、好印象。


ランチのセットから『エスペターダ・ランチ」を。
マディラ島名物の串焼き料理の「エスペターダ」がメインで、牛肉とカジキマグロを選べる。
二人だったので、牛肉とカジキマグロを一人分ずつお願いした。
平日オフの日だったので、もちろん、軽くワインも。

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紙製のランチョンマットに、ポルトガルについての基礎知識あれこれが印刷されていて、待ち時間を楽しく過ごせた。
これが、なかなか面白く、連れとクイズごっこしたりして、楽しかった。
私はポルトガルというと、鉄砲伝来とカステラくらいしか思い浮かばないな…というレベルなので、かなりためになった。
これは楽しいアイディア。

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本日のスープは、にんじん。
ポタージュ風でとろみがある。
薄味で自然な甘さがあって、飲みやすい。

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前菜3種盛り合わせ。
イベリコ豚のサラミ、海老のマリネ、蛸マリネ。
ワインが進む美味しさ♪
アラカルトにして昼から飲むのも宜しいかと。


メインのエスペターダが登場する前に、お伴のサラダやベイクドポテトやパンが盛りつけられたお皿がやってきた。
次いで、テーブル中心の穴に、大きな金具が差し込まれたので、思わず、「おお~~っ」と反応。(笑)
我らのどよめき(?)に、我が意を得たりと言う感じで、店員さんが、これが「エスペターダ」の金串を吊るす(!)ものだという説明をしてくださる。
じっくり炭火焼しているという説明に、わくわくしながら待つことしばし。
剣のような串1本に、牛肉とカジキマグロが3切れずつ刺さっていた。
なかなかインパクトがある。
周囲の方々に注視されてしまい、こちらを向いたお顔がたくさんになってしまったので、残念ながら吊るした串焼きの写真に掲載できものがないので、皿に取り分けた後の写真のみ。
このパフォーマンス感は、テラスでのほうが盛り上がるかも。
串に刺さった肉や魚の切り身を、トングを使って引き抜くのだと教えていただき、自分たちで慎重に取り分けた。
(もちろん、難しければ店員さんがしてくださる。)
これも楽しい。
金具と串を下げに来た店員さんに、「上手に取れましたね!」と褒められ(?)、ちょっびり鼻高々。(単純)

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牛肉もカジキマグロは、いずれも香ばしく、ふっくらジューシーで美味しかった。


デザートは、ポルトガル風プリン、エッグタルト、本日のケーキ(この日はバナナケーキ)から選択。
食後の飲み物はコーヒー、紅茶、他にソフトドリンクもあったかな。

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私はエッグタルトを。
小ぶりなものを半分にカットしてあるが、濃厚なので、これで十分♪
熱々で卵の風味が濃くて、大満足。
うん、いいじゃないか。(by  井之頭五郎)

Green

お食事とともにいただいたのは、マディラ島の名産、ヴィーニョ・ベルデ(緑のワイン)。
葡萄が青いうちに作るワイン。
微発泡で爽やかで軽くて、どんどんイケる。
ちなみに、写真上部の穴がエスペターダの串を下げる金具を差す穴ね。

美味しくて、楽しくて、大満足のランチでした。
もっと暖かくなったら、今度はテラス席で楽しみたい。
女子会にも良さそう。

2012-03-18

万惣フルーツパーラーについての個人的な長い話

「万惣」といえば、東京・神田の高級フルーツ専門店。
弘化3年(1846)創業というから、幕末から160年余の歴史があるということだ。
神田本店ビルにあるフルーツパーラーも有名だ。

私は、神田や秋葉原界隈に出かける機会が少なくて、ローティーンの頃に初訪問して以来、かなり間隔が空いて数回しか訪問したことがない。
いつでもあの場所にあって、いつでも同じ味と雰囲気を味わえるという安心感があり、「また、そのうちに…」と思って、なかなか機会がなくて、もう何年も行っていなかった。
しかし、そんなノンキな私が、愕然とするニュースが先日、飛び込んできたのである。


万惣本店ビルが、東日本大震災後の昨秋に定められた東京都の耐震基準を満たしていないという診断が下り、早晩、ビルを取り壊すしかないということになってしまったというのである。
しかし、万惣には、短期間でビルを建て替える余裕は無いため、止むを得ず全店舗の営業を休止することになったとのこと。
銀座松坂屋店は3月4日に既に閉店していて、新丸ビル店も4月15日に閉店するそうだ。

私は、愛読ブログで、3月8日にこのニュースを知った。
このブロガーさんは、すぐに万惣本店に駆けつけたが、行列ができていたそうで、ジャム等も売り切れていたそうだ。
「なんですと!」と、慌てて万惣のHPを見に行っても、3月8日時点では休業・閉店については何も記されておらず、のんきに「神田本店の冬のメニュ ー」なんてお知らせが更新履歴に挙げられていた。
(3月12日に、全店舗休業のお知らせが掲載された。⇒万惣HP
「秋葉原ニュースnet」にHP以上に詳しい事情が掲載されていて、追記もあるので、詳細はそちらをご参照いただきたい。


以前、弊ブログで『作家のおやつ』という本を紹介した記事でも触れたように、私にとって万惣フルーツパーラーといえば、池波正太郎とホットケーキだ。
池波正太郎ファンとして、ホットケーキを愛する者として、閉店はただただ、残念というしかない。
できれば、もう一度、あの甘くてカリッとした濃いキツネ色の生地と黒蜜が入っているという濃いシロップが独特な美味しさを生むホットケーキを味わいたい。
今ではパンケーキ専門の個性的なお店がいくつもあり、それぞれが人気を博しているし、ふわふわ、もっちり、という感じが主流のようでもある。
私はホットケーキ好きと自称しているわりには、あちこち食べ歩いているわけではないのだが、それでも、今となっては万惣のホットケーキよりも好みの味や食感のホットケーキ/パンケーキのお店が幾つもある。
でも、若いころにいただいた万惣のホットケーキへの思い入れは格別なのだ。
だから、最後になってしまうかもしれないから、もう一度だけでも食べたい。
でも…。
混雑しているせいで、万が一、思い出の輝きを損なうようなことがあったら、それは嫌だし…。
雑な私としては、珍しく無用な心配したりして。

混雑具合などを知ろうとして、検索で早々に神田本店に駆けつけた方々のブログを探して読んでみると、中2階(デザートのみ)も2階(軽食もあり)も、かなりの行列になっていて、20時のオーダーストップ前に売り切れになってしまう日もあることもわかった。
早い日は18時に終了していたらしい。

その後も、毎日、動向ウオッチ(おおげさ)をしていると、平日の昼間でも90分以上、夕方16時以降は3時間待ちで、ディズニーリゾートのアトラクション並みだ…などという記載が見受けられた。
さらに先週末は相当なことになっていたらしく、雨の中にビルの前まで長い列が出来ていたという。
今週に入ってからは、11時開店の前、9時ごろか並び始めている人々がいらっしゃるとのことで、どうにもこうにも、90分~2時間待ち以上が常態ではないかと思われた。
恐らく、毎日、行列は伸びるだろう。

ううむ、年度末でバタバタしている中、急な早退や休みなど、私には無理。゛
うちの部署は、実質、上司と私の二人で運営しているので、計画的な休暇が鉄則なのである。
これは、諦めるしかなかろう。
記憶の中の、あのレトロなお店の雰囲気と、こんがりと焼けたホットケーキの甘い香り、生地とバターとシロップが織りなす口福。
忘れずにいたい。
そのように思ったが…まだ未練はある。(笑)


そんなこんな日々を過ごしていると、先日の午後、仕事で大手町に出かける用ができた。
訪問先での用事は、予定より早く終わった。
上司に連絡すると、中途半端な時間だから直帰していいですよ、とのこと。
ここで、はたと万惣のことが思い出された。
大手町から丸の内線で淡路町に出て、戦線参加(?)するか?
しかし、時計を見ると16時をとっくに回っている。
3時間並んで売り切れという可能性も高い。
ううむ、これは新丸ビルのお店に行くのが良いだろう。
ホットケーキは本店のみだが、新丸ビルのお店でも、パフェやフルーツポンチをいただけるし、お土産用のゼリー等も置いている。
善は急げとばかりに、私は大手町から新丸ビルへ急いだ。
普段なら歩くが、新丸ビルのお店の小ささを知っているので、万が一の売り切れを恐れ、一刻も早く行かねば、と思って丸の内線で一駅、東京駅に移動し、新丸ビルへの連絡口へ。
地下1階には飲食店やケーキ店が並び、賑わっている。
急ぎ足で万惣にたどり着くと、ラッキー!
ちょうど1卓だけあいていて、すぐに通していただけた。
新丸ビルのお店は、うなぎの寝床のような小さなお店で、2人×6卓しかなく、イートインという感じだ。
左右をちらちらと観察すると、ほとんどおひとり様。
ひとりで2品以上は召し上がっている様子。
若い男性のおひとり様も、目を閉じて、ゆっくりとフルーツサンドを召しあがっている。
行列はできていなかったが、一人が席を立つ頃に一人お客さんが来店する…という感じで回っていた。

私は、まだ空腹ではなかったので、イチゴパフェと迷った挙句、万惣フルーツパフェ(¥1260)を注文し、こちらも思い出の一品で、大好きなフルーツサンドを持ちかえり用に一つお願いした。
店員さんが厨房にフルーツサンドの注文を通している声を聞き、「ああ、お腹が空いていたら出来たてをお店でいただきたかった…」と思った。
ネット上では情報が錯綜していて、一時は新丸ビルも3月24日に閉店という説も流れていたので、店員さんに新丸ビル店はいつてまで開けているかを確認したところ、確かに4月15日までは営業するとのことだった。
他のお客さんは、本店の閉店後に出せなくなるメニューがあるか訊ねていたが、本店から供給される各種ムースは無くなる模様。
(ちゃんと聞いていたわけではないので、正確な情報が必要な方は、お店でご確認ください。)
小さなお店なので、店頭での会話も途切れ途切れではあるが、聞こえてくる。
ホットケーキを求めてこられた方もいらして、店頭でホットケーキは本店だけと告げられて、ガッカリして帰っていった。

ちょっと野暮だが(笑)、持っていたた仕事の資料を斜め読みして待っていると、待望のパフェ登場。
ちょっと恥ずかしいので、さっと写真を撮影。
慌てていたので、パフェ上部しか写っていない。sweat01

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万惣に初めて行ったのは、確か中学生の頃。
秋葉原近くの病院に入院した親戚を母と一緒に見舞い、その帰りに母に連れて行ってもらったと記憶している。
その際は、1階の果物店の甘い香りに酔いしれ、階上のフルーツパーラーでは、近くのテーブルの方が召し上がっていた彩り美しいフルーツパフェに魅せられて、自分もフルーツパフェをいただいた。
たくさんの種類の甘くてかぐわしいフレッシュフルーツは、アイスクリームやフルーツソース、ホイップクリームに負けない美味しさで、食べ終わるのが惜しいと思えて、後半は少しずつ少しずつ、スプーンを入れたっけ。
その時は、ホットケーキが名物だとは知らなかった。

その後、高校生のころから池波正太郎の小説とエッセイの愛読者となり、池波さんが万惣のホットケーキの思い出をつづったエッセイで、その美味しさを語られているのを読み、幼少のころからの筋金入りの食いしん坊の池波さんが絶賛するホットケーキならば、是非ともいただかなくてはと思っていたが、なかなか行く機会がなかった。
結局、大学一年生の夏休みに、アルバイト先の丸の内の某会社社員のお兄さん(精神年齢が低い私には、そういう存在だった)Sさんが同じく池波ファンということがわかり、就業後に一緒に行きましょうと誘ってくれた。

その時は、それぞれホットケーキをいただき、お兄さんのお勧めのフルーツサンド一人前を半分ずついただいた。
念願のホットケーキは、小さい頃に母がおやつに焼いてくれたものとも、中学生ぐらいから自分で作るようになって色々と試行錯誤していたものとも、他のお店でいただいたことのある(ホットケーキでなく)パンケーキとも、違う感触や味で、とても印象的だった。
確かに、思い出に残る味だと思った。
フルーツサンドイッチも、とても美味しくて、嬉しくて仕方なかった。
よほど良い食べっぷりだったらしく、Sさんには、「君の食べ方は豪快だねえ。」と感心されてしまった。
どう考えても、女子としては褒め言葉ではないが、その時は、「えー、照れますよ~。」なんて言っていたのだった。
なんと色気のない十八歳だろうか。
Sさんは、スーツ姿が素敵なメガネ男子で(←この頃から既にスーツ+メガネに興味があったらしい)、本当に紳士的で良い方だったし、池波作品や美味しいもののお話でも盛り上がれて楽しかった。
その後、週末にもお誘いいただくようになったが、それからのことは忘れました。(笑)
色気より食い気の私は、優しくて聡明なお兄さんだったSさんのことも、今となっては顔もおぼろげにしか覚えていない。
でも、万惣のホットケーキもフルーツサンドも、パフェも、その姿も味も覚えているのだ。
いや、たぶん、記憶の中で美化しているのだろうとは思うが。


話が逸れてしまった。
柄にもなく青春時代を思い出し、Sさんはまだ、この丸の内で働いているのかな?本店にホットケーキを食べに行ったかな?なんて思いつつ、フルーツパフェを、ゆっくりといただいた。
いちご、オレンジ、グレープフルーツ、マンゴー、バナナ…。
どれもみずみずしく、甘酸っぱいフルーツが中心なので、爽やかだ。
バニラアイスクリームも生クリームも、なめらかでこっくりしているけれど、後口は、さらり。
オレンジシャーベットとクランベリーソースの酸味が良いアクセントで、たっぷりの量を飽きずに、最後の一口まで楽しんだ。

会計をする時に、お土産用にムースを購入。
そして、ずっしり重いフルーツサンドを受け取った。


帰宅して、まずはフルーツサンドを開けた。
パンにたっぷりとホイップクリームとフルーツがぎっしりと挟まって、はみでんばかり。
お店では、三角にカットして綺麗にもりつけてあるが、テイクアウト用はケースに入れるために長方形。

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ふわふわのパンに、たっぷりのホイップクリームと、キウイ、イチゴ、パパイヤ、パイナップル、バナナが隙間なくぎっしり。
確かに、これを一人でいただくとお腹いっぱいになる。
これで夕食にしようとも思ったが、半分は夫に残しておいてあげた。(恩着せがましい)


商品名は忘れたが(「これください」と指差して買い求めたので…笑)、フルーツゼリーとムースを重ねてある、見目麗しいお姿。

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甘さ控えめで上品なお味。
量もたっぷり~。
これは、夕食後のデザートに。
この夜の私は、随分と血糖値が上がってしまっただろう…shock

まあ、仕方ないでしょう。


万惣からのお知らせには「休業」とある。
いつか、営業再開してくれることを祈っている。
今の非常事態下の本店ではなく、あのまったりと落ち着いた雰囲気込みでの、私にとっての思い出のお店だと思うので、いつかどこかで、心静かに、店も客も互いに良い状態で、という時が来ることを願ってやまない。
まずは、160年余の長い間、お疲れ様でした。
美味しい思い出をありがとうございました。

2012-03-10

筑紫樓(丸ビル店)でランチ

もう3月ですが……2月下旬のランチの記事をsweat02
お店やお料理の感想よりも、ランチ場所を決めるまでの心の声に重点を置いて書いてしまった。
もしかして、少々『孤独のグルメ』に影響されたのかも。(汗)
場所は、丸の内。
なお、ランチ後の『孤独のグルメ』ならぬ、孤独の『ハゲタカ』ファン的行動は前記事に。


連日のようにドリンク剤を午後のおやつがわりに、クイッと「1本いっとく~?(←古い)」と一気飲みして、疲れたオヤジ度MAXだった週のある日。
その日は、平日に丸の内で済ませたい私用があり、午後半休をとった。
昼食は後にして用事を片付け、時計を見れば、14時ちょい過ぎ。
とたんに、猛烈な空腹を自覚した。
用が済むと空腹になるなんて、『孤独のグルメ』の井之頭五郎みたい。(笑)
(孤独のグルメIについては、近日中に簡単な記事を書こうと思う。)
空腹に気づき、「よーし、お昼ごはんだ!」と思った途端、ヤケクソ気味に、疲れを取るために、たまには贅沢ランチしてやろう…という気分が満ちてきた。
贅沢といっても、気軽に入れるお店で、普段のランチより贅沢したい、という程度のことなのだが。
でも、いったいどこで何を食べようか。
東京駅周辺に普段の立ち回り先ではないので、週末に行ったことがあって良い感じだったお店が数軒だけ、脳内データベースに残してある。
しかし、この日は平日。
週末は通し営業しているお店も、平日は14時から15時でランチ終了のところが多いだろう。
せっかくの午後休なのに、ぎりぎりで駆け込んで慌しく食事を掻き込むなんてせわしない食事はイヤだ。
もちろん、料理の内容や、お店の雰囲気でガッカリするのなんて論外。
できれば、窓がないお店でなく、外が見える窓があるお店だと良いな…。
通し営業をしているとなると、カフェ、くらい、か…?
んーー、でも、今日は、こじゃれたワンブレートランチとかじゃなくて、しっかりとボリュームがあるものと白いご飯をいただきたい気分だな。
北風が吹いて寒い日だから、あまり歩かないで済ませたい。
元気が出るものがいいけれど、パンチが効いてる体育会系じゃなくて、やさしく包み込んでくれる上品なマダムみたいなランチが良い。(意味不明)
オヤジ度MAXになっている心身を、少しでもマダムに戻さねば……って、元々マダムじゃなくてオバチャンだから、戻すってのは違うか。

食べたいものが明確にならないまま、なんとなく、ボリュームがあり、しつこくなくて、ご褒美感があるもの……という条件が浮かび上がってきた。
それらの条件を満たすものって何?と考えながら歩くうちに、目の前に丸ビルが。
そうだ、丸ビル内の『KUA `AINA』なら休憩時間がないはずだ。
久しぶりにアボカドハーガーでもいいんだけど。
でも、しっかり食べたいけど、アグレッシブな肉食気分じゃないんだよなー。
まだ迷いつつ、5階へ。

5階は人影まばら。
もう、殆どのお店が休憩時間に入ってしまったらしい。


レストラン一覧のパネルを眺めてみた。
すると、私の目を一瞬で引寄せたお店が!


筑紫樓 丸ビル店
   丸ビル 5階

S1

これだ!!
上掲の写真は店頭の看板。
そう、看板にあるとおり、こちらは、フカヒレ料理専門店。

私の体と心は、フカヒレを欲していたのよ!
疲れたお肌にコラーゲン注入ねっ!

これは失礼しました。つい熱くなってしまって。  by  鷲津政彦
(ここで使うなというお叱りが殺到しそう゛た。)


こちらの銀座店を利用したことがあり、好印象だった。
夜は高価格のコースが中心だが、昼は高CPのセットやビジネスランチもある。
フカヒレ料理以外も、どれもハズれなし。
お店の雰囲気も接客も、落ち着いていて良かった。
通し営業をしているといいけど…。

さっそく、お店の前に行き、休憩無しで営業していることを確認し、店頭に掲示してあるメニューを検分。
平日ランチ限定 1500円の「ふかひれ煮込みセット」が素敵だが、疲れが肌に出てきている自覚があったので、ここはひとつ、16時30分まで提供されている「ふかひれ姿煮込みセット」を奮発だ!
どんと来い、コラーゲン! 

と、妙にテンション高く、決定。
良かった、決まって。


一歩中に入ると、すぐにホールスタッフが気づき、喫煙・禁煙の希望ほ尋ねて窓際のテーブルに案内してくれた。
入口に、巨大なフカヒレやサメの模型やらが飾られていて、インパクト十分。

S2

S03_2

視覚からも、フカヒレ気分上々。(笑)
しかし、中華っぽい(?)派手な演出はこれだけで、中は品よく清潔感ある内装だ。
エントランスから凄いことになっているゴージャスな銀座店と比べると、すっきりモダンな感じで、気軽に利用できそう。
テーブル前の窓からは、ビルと空の断片しか見えないが、外が見えるだけでも、ほっとする。
パリッと真っ白なテーブルクロス。
リネンの管理が行き届いているお店は、信頼できると勝手に思っている私は、ここでも高評価。

サービス担当のスタッフは落ち着いた口調と物腰で、品が良いけれど堅苦しくなくて、ゆっくりと食事に集中できる空気を醸し出している。
お隣のテーブルの方々が注文を迷っていらっしゃると、丁寧にお料理の説明をして、組み合わせのサジェストもして…という対応もきちんとしていた。
決してお安くない価格帯のお店なら当たり前のことかもしれない。
しかし、実際は、こういう大型商業施設に入っている飲食店で価格帯高めのお店には、サービス面が価格に全く見合わず、落胆させられることが少なくないのだ。
ちゃんとオーダーの相談ができるホールスタッフがいるだけで、安心感がある。

私は一切の迷い無く、予定どおり、「ふかひれ姿煮込みセット」3300円をお願いした。

内容は以下のとおり。

ふかひれの姿醤油煮込み
大正海老のマヨネーズソース
季節野菜の蟹肉あんかけ
香港飲茶
スープ
ご飯
漬物
杏仁豆腐

むふっ、ちょっと贅沢だけど、たまには、いいよね、2月は誕生月だし。
と、自分に言い聞かせる小心者の私。

14時過ぎでも、店内にはチラホラとお客さんがお食事中。
若い女性のおひとり様や家族連れから接待風まで幅広い。
私が着席した後からも、何組か入店していた
他のお店が休憩時間に入っていることもあるだろうけど、やっぱり高CPのランチが人気らしい。


まずはジャスミン茶がポットでサーブされ、しばしの後、スープと、おひつに入ったご飯、ザーサイが運ばれてきた。

S4

このザーサイが、コリコリ、ピリリ、で美味しい。
ビールのお供に(ほほほ)、ご飯のお伴に、と大活躍。


コースではなく、ランチのセットなので、出来たものからどんどんお皿が運ばれてくる。
副菜はいずれも量は少なめだが、単品でもっといただきたいと思わせる実力派揃いだ。
どれも出来立て、どれも美味。
良い材料を使って、ちゃん丁寧に作られている。

お皿の縁にフカヒレの絵が入っているのが可愛い。

S5

大正海老のマヨネーズソースあえ。
量は少ないが、海老はプリプリだし、レタスはしゃっきりしているし、マヨソースはまろやかだし、満足満足。
もうちょっといただきたい…と思わせるところがニクイ。(笑)

S6_2

野菜の蟹肉あんかけ。
野菜の火の通し加減がそれぞれちょうど良く、歯ざわりも風味も申し分なし。
美味しい中華料理店でいつも感心するのだが、違う種類の野菜を全部でベスト状態で仕上げる技って、凄いよなあ。
蟹あんのとろみと優しい味付けもナイス。

S9

香港飲茶とメニューにあるのは、点心のことらしい。
セイロに入ったシュウマイが二個。
とても大きくて、あつあつspa
フーフーして一口齧ると、まあ、たいへん!
肉汁があふれますぅ~。
おいひい~~。


前述のように、コースではないので、副菜は少しずつタイミングをずらして、出来次第に運ばれてくる。
しかし、ふかひれ姿煮込みは、ほぼ副菜を食べ終わりそうな頃合で登場。
ちゃんと主役のふかひれ様を盛りたてるように、ホール担当が進み具合をチェックしているのかも。


いよいよ、大きめの深皿に、輝くスープに浸った大きいふかひれ様が~!

S8_2

きゃーーん、煮込みスープたっぷり!
給仕してくださっさたスタッフさんが、「このスープをご飯を一緒に召し上がるととても美味しいので、ぜひお試しください。」との一言。
もちろんですとも!
いただきましょう!

副菜をしっかりといただいて空腹は満たされているので、慌てることなく、じっくりとフカヒレを攻略できる。
いざ!
おおお、ぷるんぷるん~
質が悪かったり戻し方や調理が良くないフカヒレだと生臭いことが多々あるのだが、もちろん、そのようなことはない。
たっぷりのフカヒレを独り占め~。
醤油ベースの煮込みスープが、これまた極上の旨さだ。
うまみが深い。
副菜は優しくあっさりめのお味だったが、フカヒレの煮込みスープは鼈甲色の色といい、とろみ加減といい、味付といい、まさに濃厚。
ご飯に絡めると、ちょうどいい。
ふふふ……と怪しい笑いを漏らしながら、スープをご飯に絡めていただく。
なんですか、この贅沢なスープかけご飯は。
ああ、いつまでも食べられそう…。
おひつのご飯を全部いただいてしまった。(お茶碗2膳分くらい)

しっかり堪能して、食器が下げられると、ジャスミンテイのポットと茶碗が交換されて、お茶が注がれる。
よは、まんぷくぢゃ。


さいごに、デザートの杏仁豆腐。

S10

これも、中華料理のセットにありがちな、がっかりする杏仁豆腐モドキの謎の牛乳寒天と缶詰のフルーツにベタ甘いシロップ、みたいのではない。
量はたっぷり、お味も舌触りも濃密でまろやかな上等のものだ。
んん~、しあわせ~


この場所で、この内容で、接客もちゃんとしていて、それで、この価格。
実に良心的なランチ。
週末も同じ価格で提供されているので、お休みの日、丸の内ショッピングのあとのランチを、ちょっと贅沢に、ゆっくりと…なんて場合にもオススメ。
土日祝日限定の、ふかひれつゆそばと北京ダックのお得なランチセットもある模様。
なにをいただいても、間違いないと思う。


いやー、阿蔭さまで、エネルギーとコラーゲンをたっぷり補給できた。
お肌ツルピカ~…ということにしておきましょう。
いや、本当にフカヒレランチの後の数日はツヤが良かったです。
テカリではなくて、ツヤよ。(笑)

ごちそうさまでした。
肌が疲れたら、また行こうっと。

2012-03-04

ゴードン・ラムゼイ at コンラッド東京

あらら……もう3月になっちゃった…。
今週は、なかなか自宅PCの前に座る時間がとれなくて、2月中に書いておきたかったネタが3月に繰越。
だいぶ時間が経過してしまったが、2月中旬のディナーの記録を。
文章はすぐに書いてあったのだか、なにしろ写真の整理が遅くて…とほほ。


書くのも恥ずかしいお祝いごとにかこつけて、こちらでディナーをいただいた。

ゴードン・ラムゼイ at コンラッド東京
  


書くのも恥ずかしいといいつつ書いてしまうが(爆)、今年も無理やりに、鷲津政彦と自分の誕生祝いを一緒にしているつもりで、ちょっとお出かけして夜は美味しいものをいただきましょ、という一日を過ごした。
だが、目の前にいるのは、年季の入ったわが執事(夫)なので、トキメキはゼロ。
まあ、経年劣化はお互い様だし、仕方ないか。(泣笑)


こちらのお店に決めたのは、この日は、汐留を拠点にしていたからというのが第一の理由。 
『ハゲタカ』とは縁の薄い土地なのだが、なにせ夫が幹事なので仕方ない。
汐留の他のホテルにあるレストランには興味あるお店もあったのだか、予約が取れなかった。
しかし、他の汐留の商業施設内の飲食店には、あまり興味を持てるお店が見当たらない。
かといって、銀座や有楽町まで移動するのも面倒。(ものぐさすぎ。)
それで、コンラッドの中にある「ゴードン・ラムゼイ」に決定。
身も蓋も無い言い方をすると、消去法での決定だったのだが、ゴードン・ラムゼイ内のブラッセリー「セリーズ」でのランチは1年ほど前にいただいたことがあり、お料理も接客も好感触だったので、メインダイニングでのディナーも試してみようということになったのだ。
夜にしっかりフレンチ、久しぶりだ。


以下、いただいたものを、簡単に。
こういったお店、それもディナータイムの写真撮影は、個室以外では控えるようにしているのだけれど、この日は空いていて他のお客さんとかなり離れていたので、サービス係の方に、フラッシュを使用せずにテーブルの上だけを撮影するのは差し支えないだろうかと伺ってみた。
サービスの方は、にっこりして「ぜひ綺麗に撮ってくださいね♪」と、嬉しい対応をしてくださった。
残念ながら、いまひとつ綺麗には撮れなかったが、日々減退する記憶力を補うための写真なので、カンベンしていただきたい。(泣)

01

お店はコンラッド東京の28階。
「セリーズ」と「ゴードン・ラムゼイ」は同じスペース内にある。
ゴードン・ラムゼイはディナータイムのみの営業。
朝食とランチは店内全てをセリーズとして使用しているが、ディナータイムは入口付近がセリーズの陣地(?)。
時間帯によって棲み分けているということね。


活気あるオープンキッチンの前を通ると、期待が高まる。
高い天井、開放感ある店内。
案内された奥の窓際は、前回、ランチで訪問した際と偶然に同じ席!
無意味に嬉しくなっちゃった。(笑)
ちなみに、夫が予約を入れた際には場所指定しなかったとのことなので(気が効かないやつ…)、指定がない席は予約順に配置が決まるのかもしれない。
近隣の高層ビルの灯りを眺めつつ、落ち着いてお食事をいただけた。


この日はバレンタインプロモーションのための特別営業だったため、アラカルトはなくコースのみ。
なお、我々はプロモーションプランのメニューではなく、レギュラーメニューのコース。
前菜2皿+魚料理または肉料理+デセールの「テイスティンク・コース」をオーダーした。
メニューを見た時点ではかなり濃厚で重めの内容の気がしたが、メインの鹿肉料理に惹かれたので。


メニューには載っていない、アミューズが2皿。
まずは、カナッペ5種からスタート。
つまんで一口でいただける、軽くて繊細な生春巻き、タルト、シュー、ブルスケッタ。
それぞれ、小エビやカニ、ブルーチーズ、牛肉などがソースと合わせて載せてあり、薦めていただいたスパークリングワインと良く合う♪
シャンパンのフリーフローがついているブランチなんかに出て来ると嬉しいカナッペだなあ。
と、飲みエンジンがかかりそうな私であった。

03

アミューズ2皿目は、スープ仕立て。
栗のニョッキと、うずらのポーチドエッグがボウルに盛られていた。
そして、テーブルで根セロリのスープを上から注ぐ。
根セロリのスープはまろやかで優しくて香り良く、とても美味しかった。これ、好き。

04

写真が無いが、パンはバラエティ豊かに5種類くらいのものを丁寧に説明され、「お好きなものをお好きなだけ…」と薦められた。
サイマイモを練り込んだもの、オリーブを練りこんだもの、など。
中でも、ほんのり甘くてモチモチしたサツマイモのパンが一番気にいっておかわりしてしまった。
ここのサービスの方は目配りが行き届いているうえに、薦め上手なので、その後も、パンがなくなると、すかさず薦めに来てくださる。
すると、つい手が伸びる……。
ワインも進む……。
あな怖ろしや。


冷たい前菜。
林檎のシリンダ仕立て ロブスターを詰め込んで
生姜とレモングラスのグラニテ ピスタチオヨーグルト

しっかし、昨今の料理名は長いね。
材料と調理法や盛り付けを全部説明してくれているからね。
さて、こちらは冷たい前菜らしく、爽やかな一皿。
ゴードン・ラムゼイは、円くするのが好きらしい。(雑な表現)
この後の皿も、円だらけなの。
夫とふたり、お料理が出てくるたびに「また、まるいね! ゴードン、どんたげ円が好きなんだろ~」とキャッキャしていた。
シリンダ仕立てというのは、要するに円柱形に二重構造に作ってあるというこなのね。
ロブスターを、薄くスライスしたリンゴで巻いてある。
歯ざわりも良く、サラブ感覚でいただけた。
横のグラニテの生姜がピリッとしていい仕事してる。(笑)
でも、生姜が強くて、ロブスターが消えちゃったかな?

05

温かい前菜。
フォアグラのソテー  ウズラの二重奏
エスプレッソとアーモンドのフォームで

若いころは、フォアグラのソテー、好きだったのだが、今は滅多にいただかないので、久々。
カリッとしたソテーの具合は好み。
前菜なので量も控えめだが、甘めのアーモンドソースとの相性も良く、満足感は充分。
ウズラは、柔らかいけれど弾力もあり、肉の風味もしっかりあって、こちらも小さくても存在感あり。
ちょっと……もうだいぶとお腹が膨れてきた気がする。
って、パンを食べすぎ…。

06

私は、メインを肉料理にした。

夷鹿ロースのロースト 黒胡椒と杜松の実の香り
 ガルニチュール森の中仕立て スパイス香る赤キャベツのブレゼ カカオソース

長い…。
これをいただいてみたいと思い、こちらのコースにしたのだ。
鹿は臭みもなく、ロースを使用しているので柔らかく、程よく脂が入っていて舌触りも良く、とても美味しかった。
カカオソースとの相性もばっちり。
付け合わせは、鹿がいる森をイメージした野菜たっぷり。
バレンタインのシーズンにはぴったりのひと皿でした。

07

夫のメインは魚料理。
アンコウのソテー ワインと五香粉のソース
一口もらったが、火の通り方がベストで、ぷりぷり。
アンコウを和食以外でいただいたのは初めて。
中華材料の五香粉を使用しているので、個性的な風味で面白い。

08


アバンデセール。
ライムとパイナップルのムース。
酸っぱくて、ふわっととけて、ライムの香りが鼻腔に抜け、メインの重さがリセットされて、ちょうど良い。
もう、これで十分なくらい……と言い合っていたのに、この後でデセールその2が登場。(笑)

09

グランデセールは、ガトーオペラ。
このコースの最後には、これは重かった。
しっとり濃厚で、とても美味しかったけど、少食の方には厳しいかも。
(少食の方は、このコースを召しあがらないだろうが。)
添えてある白い2品はバランスを考慮して、甘さも食感も、ごく軽いもの。
3品を少しずついただくと、飽きずに楽しめるようになっていた。
球形のものは、栗のアイスで、下部は柑橘系のゼリーだったような…。
後方の円柱は、カルーアのフォームで、甘さは殆ど無い。
いうなれば、チョコレートの香りがする白い泡。
ゴードン・ラムゼイは円と泡が好きらしい。(笑)

10

宜しければ食後の飲みものを…とメニューが届けられた。
そうなの、カフェは別料金。
場所を変えてラウンジでコーヒーか紅茶を頂いても良かったが、まだ動かずに、温かい飲み物とともに余韻を味わいたかったので、カプチーノをオーダー。

11

3時間近くかけて、ゆっくりいただいたので、心地よい充足感。

しかし、カプチーノを飲み始めたところに、プティフールを持った外国人のサービススタッフさんが。
この方、巧みに日本語を操るのだが、夫に話しかける時には、「ムシュウ」と仰り、なぜかそれが夫のハートをワシヅかんだらしい。
「じゃあ…」って、彼は3つもとったのよー。
こうなったら、別腹番長(なんだそれ)の私は黙っていられない。
サービスの彼に、「それだけでいいですか?もっとどうぞー」とそそのかされ(人のせい)、負けじと4種類。
ひとついただいた後に写真を撮ったので、6種類だけ写ってます。
パッションフルーツのゼリーやショコラ、焼き菓子など、どれもこれも、美味しかった。
お土産にしたかったな。

12

モダンフレンチと銘打っているだけあり、伝統的なフレンチとはちょっと違った面白い皿があり、いずれも美味しく、楽しめた。
感動というレベルまでは行かなかったし、少しクセもあるので、再訪するなら、少し時間を置いて、かな。
やや甘いソースが多かったのは否めなず、そのせいもあって、わりと早く満腹感が来たのが難点かも。
再訪するなら、品数の少ないコースか、アラカルトにしようかな。


お店のモダンな雰囲気も良かったし、窓からの都会的な眺望も悪くない。
メートルドテルやソムリエは、当方のレベル(フレンチやワインには詳しくないが、好きだし食欲十分)を察知しれくれて、そつなく押し引きを心得てサジェストしてくださったので、美味しく気分良く食事をいただけた。
ホール担当の方々も、目配りが行き届いていて、居心地がよろしかった。

家族の会食やデートにも接待にも、使い勝手がよろしいのでは。

02

ごちそうさまでした。

2012-02-26

たこつぼ

記事タイトルの意味は、最後に。
また、私のオヤジ゙脳の産物のタイトルですので、意味はナッシング。
どんどんオヤジ脳が進展しているな。
ハゲタカ脳とオヤジ脳が合体すると、どうなるのだろうか。
……なんだかヤなsad感じだが、考えても仕方ないので、本題に行こう。


今回は、映画やドラマを使っての商品宣伝の効果についてのお話。
ただし、私はその方面には無関係のシロウトで、自分の体験を軽く書いただけの、かなりアホな内容なので、お含みおきくだされ。


今月半ばから今週にかけて、映画を2本と、あるドラマの再放送録画を観た。
この順番がポイントなのだ。
その結果、金曜日の晩に、私は自分の単純さを再認識することとなったのである。


さて、順に書くと。

少し前の休日、『麒麟の翼』を鑑賞。
劇中に、『築地銀だこ ハイボール酒場』で、加賀(阿部寛)と松宮(溝端淳平)がたこ焼きを食べるシーンあり。
二人の息のあったバディっぷりがナイス。

その数日後、『三丁目の夕日’64』を鑑賞。
珍しく、早退して自宅沿線、少し下り方面にある駅のシネコンで。
半端な時間だったが上映終了が8時半くらいなので、上映前に軽食をいただこうと思った。
しかし、この施設のレストラン街には入りたいと思えるところがなく、かといって別の場所に行く時間もなく…。
映画館の売店でホットドックやポップコーンを買うこともできるが、ロビーにはイートインスペースがない。
要するに、劇場内で食べてね、ということだろう。
ぼんやり者の私は、飲食しながら映画を観ると集中できないので、これは×だ。
どうしようか。
「焦るんじゃない。俺は何かひとくち食べたいだけなんだ。」と、『孤独のグルメ』風に心の中で呟きつつ、1階に下りてフードコートを検分。
ラーメン、ハンバーガー、クレープ等のお店が並んでいるが、どうも食指が動かない。
すると、『築地 銀だこ』発見。
「……いいじゃないか。」
またもや『孤独のグルメ』の井之頭五郎よろしく呟き、スタンダードなタコ焼きとウーロン茶のセットをオーダー。
私にとっては嬉しいことに、作り置きのストックが切れたタイミングだったので、お兄さんが手早く焼いてくれるのを見学しつつ待った。
焼き立て熱々~。
普段は都心近くのオフィスにいる時間帯。
こういう場所で飲食することも滅多にない。
いろんなことが珍しく、たこ焼きを頬張りながら周囲を見回した。
平日の夕方遅く、片田舎のショッピングセンターのフードコートで思い思いに軽食やホットドリンクを口にしつつ、壁のプロジェクターに映される映画の予告編を眺めたり、本を読んだり、ぼーっとしている人々が結構いる。
貴重な一人の時間を過ごす主婦風の方、宿題を一緒にやっている高校生二人、塾前の腹ごしらえ中らしい小学生数人、買い物疲れをいやしている老夫婦、そして不審な老女(私)。

「銀だこ」は、私が住む町にもあるが、帰宅時にはたいてい行列ができているので、誘惑されても寄ることはない。
たまーに、夫が買って帰ってきたり、休日の買い出し帰りに買い求めたりする程度。
久しぶりに、いただいた。
やっぱり、たこ焼きは出来たてが一番美味しいなあ…。
外カリカリ中トロトロ、プリッとした大きいタコさんが入ったたこ焼きを、はふはふ。lovely
満足して、美味しくいただいたのだが、最後の一つをつまんだ時に、「そういえば『麒麟の翼』で阿部ちゃんが銀だこでたこ焼きを上手に食べてたわね。」と思いだしたのである。
無意識のうちに、銀だこに誘導ざれていたのか。
恐ろしや。(違)

そして、今週木曜日の夜。
帰宅して、何日も放置気味だったBraviaさんを起こして、何か「おまかせ録画」をしてくれていたか確認した。
すると、『SPEC』の第1回・第2回が録画されているではないか。
4月に劇場版が公開されるので、その宣伝用に深夜枠で再放送が開始されたようだ。(⇒番組HPをご照覧ください。)

レギュラー放送時に番組名で毎回録画モードで予約していたのが反応したようだ。
通常は、番組表に<終>が入ったら自動的に毎回録画モードから落ちるはずだが、なぜか予約が生きていたらしい。
ううむ、堤監督もSPECホルダーリストに載っていたので、監督が「再放送録予約を活かすSPEC」を使ったに違いない。
リストには確か、「出血する能力」とか書かれていた記憶があるが、それとは別の能力もあるのだろう。(爆)

そんなわけで、私は堤幸彦監督に操られて(違)、「最初だけみちゃおう~っと。」と、夕食の準備も後回しにて、どっかりとソファに沈み込んで録画されていた第1回を再生した。
いやー、やっぱり面白い。
堤さんは職人肌なので、企画が持ち込まれて依頼された場合はオーソドックスに感動できるものを手堅くクオリティ高く作るが、ご本人の企画の場合は相当にアクが強くて隅々まで情報量が多いもののため、見る人によって好き嫌いが激しく分かれる作品ばかりだ。
「SPEC」もそういう作品じゃないかな。
エンタテインメント性が高く、表層はふざけているようではあるが、同時に深淵を見せている作品だと思う。
で、再生しはじめて、瀬文の軍人的身体表現と坊主頭がいいなー。
と喜んでいたら、出ました、あの台詞が!!


志村 「銀だこの『さっぱりおろし天つゆねぎだこ』が喰いたいっス!」


はい。
そして。
翌金曜日の夜、私は気づいたら地元の「築地銀だこ」でこれを買っていた。
……やられた…。

Tako

       築地銀だこ  さっぱりおろし天つゆ ねぎだこ 


なんと単純な。
むーー、映画『ハゲタカ』の、これでもかというプロダクトプレイスメントには、反応しなかったのに。
(舞台になった場所には、ハゲタカ世界の空気を感じるために少々行ってみたが。)
これは、やはり。


銀だこの思う壺?
……略して、たこつぼ。


お後がよろしいようで。

よろしくない?

2012-02-15

忘れかけたバレンタインデー

本当は昨日のうちに書いておくつもりだったのだが、睡魔に負けてしまい、一日ずれてしまった…。
来年の自分のためのメモも兼ねているので、まっいいかな…。(汗)


今年のバレンタインデーのために用意したチョコレートは

ラ・メゾン・デュ・ショコラルセット・ダムール

Dsc01884

一見すると、手帳か本のような箱。

Dsc01885

中身は4種類のフレーバーのボンボン・ショコラ。

ボーテ⇒ プレーンなダークガナッシュ
エキゾティズム⇒ ブラックペッパー×パッションフルーツ×ダークガナッシュ
エレガンス⇒ バニラビーンズ×ダークガナッシュ
フォリ⇒ ヘーゼルナッツ×ミルクプラリネ


夕べはチョコレートを夫に渡すのが遅くなってしまい、私は味見を遠慮しておいた。
で、今朝、「エキズティズム」をひとつ味見しただけだか、ブラックペッパーはあまり感じられず。
食べた後から同封の解説リーフレットを読んだら(雑ぎる…)、ブラックペッバーは「ほんのり」程度だそうなので、納得。
パッションフルーツのコンフィチュールの甘酸っぱさも程良くて、バランスよく上品にまとまっている印象。


ブログを再開してから3回目のバレンタインデーだが、3年連続でお店に買いに行く時間がとれず、早々にオンラインブティックにてポチッと。
バレンタイン商戦時期のチョコレート店やデパート等の特設会場の怖ろしい混雑には耐え切れないし、そもそも行って選んでいる時間的余裕が足りない。
然りながら、そんなモノグサな私でも、それなりに「あなたのために選んだのよ。」感を出しておきたい、というワガママもかなえたい。
そんな私にとって、自宅にいながらにして何人ものショコラティエのブティックから好みのチョコレートを選べるというのも、嬉しい限り。
だって、自分も半分いただくということを前提にして選んでいるんだしね。(笑)
まったく便利な世の中になったものだ。bleah

ところが、一週間前くらいに用意しておいて、すっかり安心して、その後すっかり忘れてしまい、なんと昨日はバレンタインデーだということ自体すら忘れかけていた。
なんせ、私の勤務先では、大昔に当時の大奥総取締役クラスの大上臈たちが申し合わせて、職場での義理チョコ配付は無し、という決まりにしてくれたので、勤務先の行事としてのバレンタインには無縁の社会人人生を送ってきたのである。
そして、現在も若者が少なくて、華やぎが足りない組織であるため、昼休みなどの女性同士の会話にも殆どバレンタインの話が出ないので、関心が年々薄くなっていっているのだ。

夕べは、夫のほうが先に帰宅していたので、慌てて夕食のしたくをして、食事をして、洗濯をして…と、バタバタしていたら零時近くになってしまった。
夫に早く入浴するように言うと、なんだかモジモジしている。
具合でも悪いのかと尋ねると、恐る恐る、「今年はチョコレート無し?」と、聞かれてしまった。
あちゃーー!
すっかり忘れてましたよ!
あわてて贈呈式(笑)を行い、いったん渡したのをひったくって(←ひどい)ブログ用に写真を撮った。
ロマンティックもラヴもない、サバザハどころか、ダメダメなバレンタインデーの我が家であった。

2012-02-05

『けやき坂』でランチ

知らない間に(笑)2月になっていた。
さて、先月下旬のちょっと贅沢したランチ記録。

夫に少し嬉しいことがあったので、ついうっかり「なにか美味しいものおごるわ。」と言ってしまった。
それを聞き逃すような人ではない。
早速、「鉄板焼きがいい!上等のお肉がいい!」というリクエストが。
彼は名実ともに(笑)草食系男子、しかも年寄りになってきたので、ますます肉は少しで良い人になってきている。
しかし、年に2回くらいは、「肉!」と体が求めるそうだ。
でも、やっぱり年なので、質の良いお肉を少し、美味しくいただきたいのだ!そういうお店がいいのだ!というリクエストである。
六本木に出かける用があったので、こちらを選んだ。


けやき坂
 東京都港区六本木6-10-3 六本木ヒルズ
 グランドハイアット東京 4F



入口の前は、あえてひっそりとした感じになっている。

01

重厚な木の扉を押しあけて入店すると、いつのまにか(笑)コートを預かっていただき、流れるような連携プレーで鉄板カウンターへ案内された。
カウンターの中には、野菜が市場風にディスプレイしてあって楽しい。

02

カウンターは立派な一枚板。いわゆる銘木なのだろう。

ゆっくり食事したいと思い、ランチタイムのピークを過ぎた時間を予約しておいた。
平日だったので、宿泊客らしい方々や女子会風マダムたちの他に、周囲の外資系企業のガイジンさんや、ヒルズ内にお勤めらしい肉食系OLさん(意味が違うか?)が、カウンターに着いていらした。
そして、ランチタイムのラストオーダー近くになって、常連さんらしきダンディなオジサマがふらーっといらして高級魚介をお任せで焼いてもらってたりして、さすがラグジュアリーホテル。(笑)


さて、我々がいただいたものは。
主賓たる夫がメニューを検討して、国産牛のテンダーロイン 120gがメインのコースに。
平日オフの日のランチには、やっぱり飲まないと!
ということで、彼はビール、私は赤ワインをいただいた。

まずは、シャラン産鴨の洋風ちゃんこ鍋。
鴨肉のつくねを鉄板で焼き、同時に可愛い銅鍋の中の野菜とスープを温める。
つくねがちょうど良く火が通った頃合いで、鍋に。
という工程が目の前で行われるのを見ているのも楽しい。
好みで薬味(赤いゆずこしょう、アサツキ、レモン)を添えていただく。

03



魚介の焼き物は、甘鯛にかぶら蒸しを載せもの。
ソースはズワイ蟹入りサフランソース。
甘鯛に載っているかぶら蒸しにはメレンゲが混ぜてあるそうで、なるほど、フワフワ~。
甘鯛の焼き加減が絶妙。
外はパリッと香ばしく、中はしっとりふんわり。
材料や調理法について、シェフに詳しくお伺いしながら、出来あがりまでを見られるのも、鉄板焼きの醍醐味。

04


メインの国産牛テンダーロイン。
どこの牛か忘れてしまった。
二人とも、肉への興味が少々薄いらしい。
私はミディアムレアで焼いていただいた。
瀬戸内海産の塩とゴマソース、チリトマトソース。
最初の一切れは何もつけずにいただいてみた。
筋も無く、ほどよく脂が入っているが、舌に脂が残るイヤな感覚は皆無。
良いお肉は、胃もたれとは無縁なのだ。
もちろん、焼き加減も宜しく、しっかりと肉の旨みを味わえた。
シェフが塩をイチオシしていらしたが、確かに塩を少しだけ、というのが一番私好みだった。
自家製のフレッシュなソース2種も、とても美味しかった。

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06

そうそう、付け合わせの安納芋が、絶品だった!
ねっとりして甘くて、最高。
イモスキーには天国の味だった。


〆はガーリックライス。大好物♪
ここで焼き物は終了。
シェフが鉄板を丁寧に掃除なさるのを見学(?)しながら、美味しくガーリックライスをいただいた。
これに、味噌汁または本日のスープと香の物がつく。
私は、スープを選んだ。
ジャガイモのクリームスープだったかしら?
印象に残らなかったので、美味しいけれど、まあ普通、というところだったかも。

07_2



お食事が済んで、温かいほうじ茶を飲みつつ、美味しい食事の余韻にひたって、ぼうっとしていると、頃合いを見計らって背後から静かに、「エプロンをお外しいたしましょうか。」と声がかけられた。
その後、隣のラウンジへ案内されて、ここで食後のデザートとお茶をいただく。
温かい季節には、回りの扉を開けてテラス席となるようだ。

08

我々は、ソファ席に。
こちらのテーブルも立派。

09

デザートは自家製アイスクリーム。
この日はチョコレートアイスにアメリカンチェリー。
濃厚ながらも後口が良くて、お肉の後でも重くない。

10

飲み物はカフェラテをお願いした。
大きなカップにたっぷり。

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せかされることもなく、ゆっくりと、美味しい食後のお茶とアイスクリームをいただき、おしゃべりもできて、いい時間を過ごせた。

テーブルで会計を済ませて立ち上がると、声をかける前にラウンジまでコートが届けられた。


お食事と飲み物も、シェフの手さばきと焼き加減も、サービスも、さすがに質が高く、店内にいる間は全くストレス無し。
ぜひ再訪したい。
夫も大変に喜んでくれて、3月の誕生日にもごちそうして欲しいなあ、などと言っている。
いや、次は自分の分は払ってください……。


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